JP3125674B2 - 光コネクタ解離治具 - Google Patents

光コネクタ解離治具

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JP3125674B2 JP08073113A JP7311396A JP3125674B2 JP 3125674 B2 JP3125674 B2 JP 3125674B2 JP 08073113 A JP08073113 A JP 08073113A JP 7311396 A JP7311396 A JP 7311396A JP 3125674 B2 JP3125674 B2 JP 3125674B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信分野におけ
る伝送装置内の配線基板上に配置されたプッシュプル着
脱機構を持つ光コネクタ用の解離治具に関する。
【0002】
【従来の技術】電気信号と光信号を変換する光伝送装置
内では、配線基板上に電子回路と光配線が混在して配置
される。光配線は外部の光ケーブルと光コネクタで接続
されるが、この場合、操作性に優れたプッシュプル着脱
機構を持つ光コネクタを用い、基板端部に配置されたア
ダプタを介して接続する構成を採ることが多い。
【0003】図6は従来のプッシュプル型光コネクタの
外観図である。図6に示されるように、イジェクタ部3
を後方に引くことにより、アダプタ2との嵌合が外れ
る。イジェクタ部3は直接手でつまむか、或いは治具を
用いてつまんで引き抜く。
【0004】図7は配線基板上で(4連アダプタを用い
た場合の)プッシュプル型光コネクタの実装例を示す外
観図である。図7に示されるように、配線基板3上に設
けられたアダプタ2にプッシュプル型光コネクタ1を結
合する直後位置まで電子部品が実装される場合が多い。
プッシュプル着脱機構を持つ光コネクタでは、解離時に
或る引抜力(通常1〜2kgf程度)を加えたときに結
合が外れる構造になっているため、結合が解除された後
も勢いによって軸方向に更に数cm程度移動しやすい欠
点を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
プッシュプル型光コネクタでは、結合解除時に光コネク
タの移動が大きいと、配線基板上に配置されている電子
部品等を薙ぎ倒し破壊する恐れがあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題に
ついて種々検討した結果、特定の構造の光コネクタ解離
治具を提供することにより、光コネクタの移動時にイジ
ェクタ部3のズレを解消できることを見出し、本発明を
完成するに至った。即ち、本発明は: アダプタを介しプッシュプル着脱機構を持つ光コネ
クタ用の解離治具であって、光コネクタを側方より把持
する第1の機構と、アダプタを越えて前記第1の機構の
反対側へ一定量延びた鈎状部からなる第2の機構を持つ
光コネクタ解離治具を提供する。また、
【0007】 アダプタを介しプッシュプル着脱機構
を持つ光コネクタ用の解離治具であって、光コネクタを
側方より把持する第1の機構と、アダプタを把持し、且
つ前記第1の機構との間隔がある一定範囲内で伸縮可能
な第2の機構を持つ光コネクタ解離治具を提供する。ま
た、 アダプタを介しプッシュプル着脱機構を持つ光コネ
クタ用の解離治具であって、光コネクタを側方より把持
する第1の機構と、アダプタを把持し、且つ前記第1の
機構の反対側へ一定量延びた先端に引掛部分を備えたオ
ス具と該オス具引掛部分を収容し係止可能なメス具とか
らなる第2の機構を持つ光コネクタ解離治具を提供す
る。また、 第1の機構は光コネクタ側面の凹凸との嵌め合わせ
による点にも特徴を有する。また、 複数の光コネクタを同時に解離するようにした点に
も特徴を有する。
【0008】以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明
する。図1〜3は本発明の第1の実施例を示す模式図で
ある。図1は本発明の光コネクタ解離治具の分解図であ
り、図1−(イ)は光コネクタの側面図であり、図1−
(ロ)は解離治具の下面図であり、図1− (ハ)はその斜視
図である。図1において、3はイジェクタ部、4は光フ
ァイバテープ、5は凹凸部、Bはコネクタプラグ、6は
鉤状部、7は延長部、8は嵌合部、9は逆凹凸部、10
は本体部、Aは解離治具、Dはコネクタ把持部である。
【0009】プッシュプル型光コネクタでは通常、つま
み易くするために把持部、即ち、イジェクタ部3には横
方向の凹凸部8が設けられている。図2は解離治具の作
用を示す側面図である。図2−(イ)は解離治具の非嵌
合状態を示し、図2− (ロ)は解離治具の嵌合状態状態を
示し、図2− (ハ)は解離治具を引き抜く時に鉤状部6が
係止状態を示すものである。
【0010】本発明の解離治具において、図2に示され
るように、コネクタフェルールB内のイジェクタ部3を
把持するコネクタ把持部Dはイジェクタ部3に設けられ
た凹凸部5と噛み合わせ関係にある逆凹凸部9を備えた
コネクタ把持部Dからなり(クレーム3)、アダプタ2
を越えてコネクタ把持部Dに連続してイジェクタ部3の
反対側へ一定量延びた延長部7の先端に鉤状部6が設け
られた構造を有し(図2−(イ)参照)、コネクタフェ
ルールBの側方からはめあわせにて把持する(図2−
(ロ)参照)。これにより非常にシンプルで安価な構造
とすることができる。
【0011】本発明の解離治具はこのような構造を有す
るので、光コネクタ引き抜き時に鈎状部6がアダプタ2
に引掛かり(図2−(ハ)参照)、必要以上に光コネク
タが後方へ移動することを防ぐ作用を持つ(クレーム
1)。図3は、2つ以上の多数の光コネクタを同時に引
き抜く場合の本発明の解離治具の作用を説明する模式図
であり(クレーム4)、図3−(イ)は解離治具が非嵌
合状態を示し、図3−(ロ)は解離治具が光コネクタと
嵌合状態を示し、図3−(ハ)は解離治具を光コネクタ
から引き抜く時に鉤状部により係止状態となる状態を示
す。
【0012】図3によると、本発明の解離治具は光コネ
クタ数が多いときに有効である。図4は本発明の別の実
施例を示す模式図である。図4−(イ)は別の解離治具
の非嵌合状態を示し、図4−(ロ)はその嵌合状態を示
し、図4−(ハ)はその引き抜く時の1つの状態(a) を
示す。
【0013】図4において、コネクタ把持部Dの構造は
図1〜3に示された前述の実施例と同様である。アダプ
タ2を把持し、且つ前記コネクタ把持部Dに連続して伸
縮部11を備え、該伸縮部11にコネクタ把持部Dとの
間隔がある一定範囲内で伸縮可能な機構を持たせること
により、同様の作用を持たせることができる。この場合
に、伸縮部11は例えば、引き込み伸縮自在な車のアン
テナ線のような機構を備えている。
【0014】図5は本発明の他の実施例を示す模式図で
ある。図5−(イ)はその嵌合状態を示し、図5−
(ロ)はその非嵌合状態を示す。図5において、コネク
タ把持部Dに連続して一定量延びた延長部7の先端に引
掛部分14を備えたオス具12と該オス具引掛部分14
を、挿入口15を備えたメス具13に収容し係止可能と
する機構を示している。図4及び図5に示した方式はア
ダプタの反対側に前述の実施例で示した鈎状部を逃がす
空間が制限されるときに有効である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の解離治具
は、複雑な機構を用いることなく、配線基板上に配置さ
れたプッシュプル機構を持つ光コネクタをアダプタから
解離するときに、光コネクタの動きを制限し、他の電子
部品を守る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示し、光コネクタ解離
治具の分解図である。図1−(イ)は光コネクタの側面
図であり、図1−(ロ)は解離治具の下面図であり、図
1−(ハ)はその斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示し、解離治具の作用
を示す側面図である。図2−(イ)は解離治具の非嵌合
状態を示し、図2−(ロ)は解離治具の結合状態を示
し、図2−(ハ)は解離治具を引き抜く時に鉤状部6が
係止状態を示すものである。
【図3】本発明の第1の実施例を示す模式図であり、2
つ以上の多数の光コネクタを同時に引き抜く場合の本発
明の解離治具の作用を説明する模式図である。図3−
(イ)は解離治具が非嵌合状態を示し、図3−(ロ)は
解離治具が光コネクタと結合状態を示し、図3−(ハ)
は解離治具を光コネクタから引き抜く時に鉤状部により
係止状態となる状態を示す。
【図4】本発明の別の実施例を示す模式図である。図4
−(イ)は別の解離治具の非嵌合状態を示し、図4−
(ロ)はその結合状態を示し、図4−(ハ)はその引き
抜く時の1つの状態(a) を示す。
【図5】本発明の他の実施例を示す模式図である。図5
−(イ)はその嵌合状態を示し、図5−(ロ)はその非
嵌合状態を示す。
【図6】従来のプッシュプル型光コネクタの外観図であ
る。
【図7】配線基板上で(4連アダプタを用いた場合の)
プッシュプル型光コネクタの従来の実装例を示す外観図
である。
【符号の説明】
3 イジェクタ部 4 光ファイバテープ 5 凹凸部 6 鉤状部 7 延長部 8 嵌合部 9 逆凹凸部 10 本体部 11 伸縮部 12 オス具 13 メス具 14 引掛部分 15 挿入口 A 解離治具 B コネクタプラグ C 配線基板 D コネクタ把持部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アダプタを介しプッシュプル着脱機構を
    持つ光コネクタ用の解離治具であって、光コネクタを側
    方より把持する第1の機構と、アダプタを越えて前記第
    1の機構の反対側へ一定量延びた鈎状部からなる第2の
    機構を持つことを特徴とする光コネクタ解離治具。
  2. 【請求項2】 アダプタを介しプッシュプル着脱機構を
    持つ光コネクタ用の解離治具であって、光コネクタを側
    方より把持する第1の機構と、アダプタを把持し、且つ
    前記第1の機構との間隔がある一定範囲内で伸縮可能な
    第2の機構を持つことを特徴とする光コネクタ解離治
    具。
  3. 【請求項3】 アダプタを介しプッシュプル着脱機構を
    持つ光コネクタ用の解離治具であって、光コネクタを側
    方より把持する第1の機構と、アダプタを把持し、且つ
    前記第1の機構の反対側へ一定量延びた先端に引掛部分
    を備えたオス具と該オス具引掛部分を収容し係止可能な
    メス具とからなる第2の機構を持つことを特徴とする。
  4. 【請求項4】 前記第1の機構は、光コネクタ側面の凹
    凸との嵌め合わせによることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載の光コネクタ解離治具。
  5. 【請求項5】 複数の光コネクタを同時に解離するよう
    にしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    の光コネクタ解離治具。
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