JP3125607U - デッドボルトを用いたロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】デッドボルトの破壊による施錠無効化を防止しうるロック装置を提供すること。
【解決手段】デッドボルト14を用いたロック装置において、前記デッドボルトの挿抜面における前記デッドボルトの近傍に、前記挿抜面に連なった傾斜面を持つ突起30が設けられたことを特徴とするデッドボルトを用いたロック装置。
【選択図】図1

Description

本考案は、住宅用の扉、書庫、収納庫に適用されるロック装置に係わり、とくにデッドボルトの破壊による施錠無効化を防止するための構造に関する。
住宅、オフィスの出入り口、書庫、収納庫には、施錠により保安を図るためにデッドボルトを用いたロック装置が装備されていることが多い。例えば住宅のドアの場合、ドアに設けられたロック装置からデッドボルトを突出させて壁面の受け座に嵌入させることにより施錠状態としている。
この施錠方式であると、デッドボルトを破壊すると、開扉することができる。そこで、デッドボルトの位置が認識できず、かつ工具を差し込み難くするためのカバーを設けることが行われることもある。
また、デッドボルトを用いたロック装置ではないが、錠前における破壊防止策を講じたものとして特許文献1に示される保護カバーで覆い隠すものがある(特許文献1参照)。
特開2002-097830号公報
しかしながら、カバーにせよ、保護カバーにせよ、それ自体を除去することがさほど困難ではなく、除去してしまうとデッドボルトを破壊することは短時間内に行える。
本考案は上述の点を考慮してなされたもので、デッドボルトの破壊による施錠無効化を防止しうるロック装置を提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本願考案では、
デッドボルトを用いたロック装置において、
前記デッドボルトの挿抜面における前記デッドボルトの近傍に、前記挿抜面に連なった傾斜面を持つ突起が設けられた
ことを特徴とするデッドボルトを用いたロック装置、
を提供するものである。
本考案は上述のように、錠のデッドボルトを挿抜する面に突起を設けたため、工具を用いてデッドボルトを破壊しようとしても工具は突起の傾斜面に当って作用力の向きが変わり、デッドボルトに直接強い破壊力が作用することを防止できる。したがって、デッドボルトを破壊して施錠を無効化することを阻止できる。
以下、添付図面を参照して本考案の実施形態を説明する。
実施形態1
図1(a),(b)は、本考案の実施形態1におけるロック装置である錠10およびその受け具20を示す斜視図である。この錠10は、いわゆるシリンダー錠と呼ばれるもので、図示しないドアの開放側端面に取り付けられ、ドアの周囲壁面(図示せず)に取り付けられた受け具20と係合してドアの施錠状態を形成する。
錠10は、錠ケース11にシリンダー12が取り付けられており、図示しない鍵をシリンダー12に差し込んで回動させることにより、ドアの端面に取り付けられたフロント13の穴からデッドボルト14を直線的に挿抜させる。
また、錠ケース11には、ハンドル15が取り付けられており、ドアの開閉の際の、ハンドル15の回動操作によりフロント13のもう一つの穴からラッチボルト16の挿抜を行う。
この錠10が取り付けられるドアの端面に対向するドア周囲の壁端面には、フロント13と対応する位置に、ストライクとも呼ばれる受け座20が設けられており、この受け座20には、デッドボルト14およびラッチボルト16が挿抜される2つの穴が設けられている。
このような構成を有するシリンダー錠におけるフロント13のデッドボルト14の周囲に突起30aが、また受け座20の2つの穴の周囲に突起30bが分散配置されている。これらの突起30a,30bは、その表面形状がフロント13の面に対する傾斜面を持った円錐、角錐等の錐状またはそれに類する形状であることが望ましい。
突起30a,30bの表面形状をこのように形成するのは、錠を破壊する工具の作用力を弱めるためである。この工具としては、概ね厚みが薄く、金属を断ち切ることができる強度を持ったもの、例えば肉厚の薄い鏨とハンマーとの組み合わせが想定される。
そして、このような工具は、互いに対向配置されたフロント13と受け座20との間に形成される細い隙間に沿って差し込まれ、デッドボルト14を断ち切るため、デッドボルト14の図示上面または図示側面、ときには図示下面に対して直角になるように、隙間に沿って突き込まれる。
この作用力がそのままデッドボルト14に与えられる前に、突起30a,30bの表面に接触すると、工具の厚みによっては、デッドボルト14の位置まで到達しない。また、到達するにしても、突起30a,30bに衝突した際に作用力の方向が変えられ、デッドボルト14に向かう力が殺がれるからデッドボルト14を破壊する力はかなり弱められたものとなる。
この結果、工具を一度突っ込んだだけでは、デッドボルト14を断ち切ることができず、数度の操作をすることになる。そうであっても、デッドボルト14を断ち切れるとは限らず、破壊作業にかなりの時間を要することになる。破壊作業の時間を長引かせる意味で、突起30a,30bの数および配置位置も重要である。
破壊を試みる者が作業を始めてから諦めるまでの時間は数分間と言われており、数分間を掛けて錠の破壊を試みても破壊できなければ、その錠が破壊されることを防止できる可能性が高い。そのような策の施された錠は、保安効果の高い錠ということができる。
突起30a,30bは、フロント13および受け座20の板材を厚み方向にプレス加工して突出させてもよいし、別個に形成した突起部材を溶着させてもよい。
実施形態2
図2(a),(b)は、本考案の実施形態2における錠10およびその受け具20を示す斜視図である。この錠10は、引き戸の端面に取り付けられるもので、引き戸の周囲壁面に取り付けられる受け具20と係合して引き戸の施錠状態を形成するため、デッドボルト14Aは側面形状が略L字状をなし、このL字状のデッドボルト14Aの先端を受け座20の穴に差し込んで係合させることにより施錠状態とする。このために、デッドボルト14Aは、側面から見ると回動動作を行って受け座20の穴に挿抜される。
この錠を破壊する場合も、実施形態1に示した錠と同様に、図示上方から、または図示手前から工具による作用力を与えてデッドボルト14Aを断ち切ろうとする。そこで、デッドボルト14Aの周囲に突起30aを、また受け座20の2つの穴の周囲に突起30bを分散配置する。
そして、工具が突起30a,30bに接触してデッドボルト14Aを破壊するための作用力を緩和させることにより、デッドボルト14Aが破壊に至るのを遅らせる。
この実施形態2では、本考案を引き戸に適用した例を示しているが、引き違い戸にも同様に適用することができる。
他の実施形態
本考案は、上述したドア、引き戸以外にも適用することができ、書庫、収納庫の錠についても適用可能である。これらの錠は、デッドボルトが直線的に挿抜するもの、回動運動として挿抜するもの、があり、ドア、引き戸の場合と同様である。
また、突起の形状は、上述した錐状としてもその外表面がなす縦断面形状が3角形の2辺を形成するもの、その2辺が上反りしたもの、下反りしたものとか、縦断面形状が台形のもの、段付き台形のもの等、種々の形状が考えられる。
さらに、突起の形成方法としては、上述したプレスの外に、ねじ、リベット等の別部材を付加する構造であってもよい。
図1(a),(b)は、本考案の一実施形態における錠および受け座の構成を示す説明図。 図2(a),(b)は、本考案の他の実施形態における錠および受け座の構成を示す説明図。
符号の説明
10 錠、11 錠ケース、12 シリンダー、13 フロント、14 デッドボルト、
15 ハンドル、16 ラッチボルト、20 受け座、 30 突起。

Claims (5)

  1. デッドボルトを用いたロック装置において、
    前記デッドボルトの挿抜面における前記デッドボルトの近傍に、前記挿抜面に連なった傾斜面を持つ突起が設けられた
    ことを特徴とするデッドボルトを用いたロック装置。
  2. 請求項1記載のデッドボルトを用いたロック装置において、
    前記突起は、断面錐状であるデッドボルトを用いたロック装置。
  3. 前記突起は、前記挿抜面に普遍的に配されたことを特徴とするデッドボルトを用いたロック装置。
  4. 請求項1記載のデッドボルトを用いたロック装置において、
    前記デッドボルトは、前記挿抜面に対して直線的に挿抜する構造のものであるデッドボルトを用いたロック装置。
  5. 請求項1記載のデッドボルトを用いたロック装置において、
    前記デッドボルトは、回動動作により前記挿抜面から出入する構造であるデッドボルトを用いたロック装置。
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