JP3125534B2 - 露光装置及びそれを用いた半導体チップの製造方法 - Google Patents

露光装置及びそれを用いた半導体チップの製造方法

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JP3125534B2 JP05238720A JP23872093A JP3125534B2 JP 3125534 B2 JP3125534 B2 JP 3125534B2 JP 05238720 A JP05238720 A JP 05238720A JP 23872093 A JP23872093 A JP 23872093A JP 3125534 B2 JP3125534 B2 JP 3125534B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は露光装置及びそれを用い
た半導体チップの製造方法に関し、特にレチクル(マス
ク)面上に形成されているIC,LSI等の微細な電子
回路パターンを投影レンズ系(投影光学系)によりウエ
ハ面上に投影し露光すると共に、この露光の為の光とは
波長が異なる光でウエハ面上のアライメントマークの状
態をCCDカメラで観察する機能を有する露光装置及び
それを用いた半導体チップの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造用の微少投影型の露光装置で
は、第1物体としてのレチクルの回路パターンを投影レ
ンズ系により第2物体としてのウエハ上に投影し露光す
るが、この投影露光に先立って観察装置(検出手段)を
用いてウエハ面を観察することによりウエハ上のアライ
メントマーク(AAマーク)を検出し、この検出結果に
基づいてレチクルとウエハとの位置整合、所謂アライメ
ントを行っている。
【0003】このときのアライメント精度は観察装置の
光学性能に大きく依存している。この為、観察装置の性
能は露光装置において重要な要素となっている。
【0004】従来より、露光装置においてウエハ面に形
成したアライメントマーク(AAマーク)を観察顕微鏡
系によって観察し、CCDカメラの撮像手段面上に投影
された画像信号を用いてアライメントマークの位置を検
出し、ウエハの位置情報を得ることがよく行われてい
る。
【0005】特に近年、主に次の2つの理由から非露光
光で比較的波長幅の広い光が観察用照明光として用いら
れるようになってきた。
【0006】第1の理由は、ウエハ面に形成したアライ
メントマークを観察する際、多くの場合、ウエハ面上に
は電子回路パターンを転写される感光材(レジスト)が
塗布されている。レジストは通常、露光波長で吸収が多
いため、露光波長ではウエハ上のアライメントマークを
レジスト膜を通して検出することが困難になってきた
り、更に露光光でアライメントマークを観察しようとす
ると、露光光によりレジストが感光してアライメントマ
ークの検出が不安定になったり、検出できなくなったり
するという問題点があり、非露光光による検出方式が望
まれている。
【0007】第2の理由は、非露光光の観察用の照明光
として、例えばハロゲンランプによる比較的波長幅の広
い光を用いると、He−Neレーザーのような単色光源
を用いてウエハ上のAAマークを観察したときに発生し
がちなレジスト膜や半導体プロセスに用いる種々の機能
膜の膜厚ムラによる干渉縞を低減することができ、より
良好なアライメントが行えるというものである。
【0008】このような理由からアライメントマークの
観察顕微鏡系としては非露光光で比較的波長幅の広い観
察用照明光により良好なアライメントマークの検出が行
えるようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】最近の半導体製造用の
露光装置では、ウエハ面上のアライメントマークをCC
Dカメラの撮像手段面上に形成し、該撮像手段で得られ
るAAマークの位置情報を求めてウエハの位置を検出す
る方法が行われている。
【0010】ところが、このようにCCDカメラによる
検出信号を用いてアライメントマークの位置を検出する
と、CCDカメラの画素の影響により計測誤差(以下、
「計測リニアリティ誤差」という。)が発生し、アライ
メント精度を劣化させる場合がある。
【0011】次に計測リニアリティ誤差に関して説明す
る。通常、CCDカメラは図11に示すように、ある有
限の大きさの短形状の画素が、画素の大きさのピッチで
並んだ構造をしている。例えば1つの画素の大きさを1
0μm角として、10μmピッチで画素が並んでいるCC
Dを用いて、アライメント光学系により、ウエハ面上の
アライメントマークを50倍に拡大してCCDに結像さ
せて位置を検出する場合、ウエハ面上でのCCDの1画
素は、0.2μm角相当となり、0.2μmピッチで画素が並ん
でいることになる。ここで、ウエハ上でのCCDの1画
素の大きさを画素分解能と称することとする。つまり、
上記の場合では画素分解能は0.2μmということになる。
一般的に、アライメント光学系の画素分解能は、使用す
るCCDの画素の大きさ、光学系の倍率等により異なる
が、通常10nm〜1μmである。次に、アライメントマーク
は図11に示すように一般にエッジ構造を有し、このエ
ッジの位置をCCDで検出し、アライメントマークの位
置を算出している。そこで、ウエハステージを画素分解
能の大きさよりも微小量駆動し、アライメントマークの
エッジをCCDで検出し、横軸にステージ駆動量、縦軸
にエッジの検出値をプロットすると、理想的には図12
の点線に示した直線になるはずであるが、実際には図1
2の実線で示したようになる。これは、アライメントマ
ークのエッジの位置を、ある有限の大きさであるCCD
の画素(画素分解能)でサンプリングして計測するため
に起こる現象であり、図12の実線で示した計測値とス
テージ位置との差分をとったものを計測リニアリティ誤
差、あるいはリニアリティ残差、あるいはCCDの量子
化誤差などと呼ばれる。横軸にステージ移動量、縦軸に
このリニアリティ誤差をプロットすると、図2のように
正弦波状の曲線となる。この計測リニアリティ誤差の最
大値はアライメント光学系によって投影されたアライメ
ントマーク像の像質によって異なるが、CCDカメラの
画素の1/2に相当する量に及ぶことがある。先に述べ
たようにアライメント光学系では、画素分解能が10nm〜
1μmであることを鑑みると、アライメント精度としてnm
オーダーの計測制度が求められている現在、リニアリテ
ィ誤差は、計測精度を劣化させる大きな原因となる場合
がある
【0012】又、計測誤差の最大値は観察顕微鏡系によ
って投影されたアライメントマーク像の像質によって異
なるが、CCDカメラの画素の1/2に相当する量に及
ぶことがあり、計測精度を劣化させる大きな原因となる
場合があった。
【0013】本発明は露光光と波長が異なる検出光(ア
ライメント光)を用いて、ウエハ面上のアライメントマ
ーク(以下、単に「マーク」ともいう。)をCCDカメ
ラの撮像面上に形成し、該マークの検出を行う場合にマ
ーク像の位置情報を高精度に検出することが可能な、改
良されたマーク検出機能を有する露光装置及びそれを用
いた半導体チップの製造方法の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明はCCDカメラの
撮像手段(以下、単に「CCDカメラ」ともいう。)の
画素の影響により計測誤差が発生しアライメント精度を
劣化させるという課題を解決するために、ウエハ上のア
ライメントマークを観察する観察顕微鏡系によって投影
された画像をCCDカメラで撮像して光電変換し、この
検出信号を用いてアライメントマークの位置を検出する
際、CCDカメラの1画素に相当する範囲内の複数の異
なる位置で検出した複数の位置情報に基づいてアライメ
ントマークの位置を決定するようにしている。
【0015】例えば、CCDカメラの画素の略1/2相
当量異なる位置で検出した2つの位置情報に基づいてア
ライメントマークの位置を決定するようにして、これに
よりCCDカメラの画素の影響による計測誤差の影響を
軽減し、アライメント精度を向上させている。
【0016】次に、具体的に本発明の露光装置及びそれ
を用いた半導体チップの製造方法について説明する。
【0017】請求項1の発明の露光装置は、露光光で第
1物体のパターンを第2物体上に投影する投影レンズ系
と、該露光光とは波長が異なる検出光で第2物体を照明
し、該第2物体上のマークをCCDカメラの撮像手段面
上に結像させ、該撮像手段の1画素に相当する範囲内の
複数の異なる位置で該マークの位置情報を検出する検出
手段とを有し、該マークの位置情報の検出結果を演算処
理することにより該マークの位置を決定し、その決定さ
れた該マークの位置に基づいて該第1物体と第2物体と
の相対的位置合わせの誤差を求め、その求められた該相
対的位置合わせの誤差に基づいて該第1物体と第2物体
の相対的位置合わせを行なうことを特徴としている。
【0018】請求項2の発明の露光装置は、露光光で第
1物体のパターンを第2物体上に投影する投影レンズ系
と、該露光光とは波長が異なる検出光で第2物体を照明
し、該第2物体上のマークをCCDカメラの撮像手段面
上に結像させ、該撮像手段の画素の略1/2相当量の異
なる位置で該マークの位置情報を検出する検出手段とを
有し、該マークの位置情報の検出結果を演算処理するこ
とにより該マークの位置を決定し、その決定された該マ
ークの位置に基づいて該第1物体と第2物体との相対的
位置合わせの誤差を求め、その求められた該相対的位置
合わせの誤差に基づいて該第1物体と第2物体の相対的
位置合わせを行なうことを特徴としている。
【0019】請求項3の発明の半導体チップの製造方法
はウエハを感光させない検出光を用い該ウエハ上の位置
合わせ用のマークを検出手段で検出し、該検出に基づき
得られるマーク像の位置情報により該ウエハの位置合わ
せを行ない、該ウエハを感光させる露光光でマスクの回
路パターンを照明することにより投影レンズ系を介して
該回路パターンの像を該ウエハ上に投影して転写し半導
体チップを製造する際、該検出手段により該ウエハ面上
のマークをCCDカメラの撮像手段面上に結像させ、該
撮像手段の1画素に相当する範囲内の複数の異なる位置
で該マークの位置情報を検出し、該マークの位置情報の
検出結果を演算処理することにより該マークの位置を決
定し、その決定された該マークの位置に基づいて該第1
物体と第2物体との相対的位置合わせの誤差を求め、そ
の求められた該相対的位置合わせの誤差に基づいて該第
1物体と第2物体の相対的位置合わせを行なうことを特
徴としている。
【0020】請求項4の発明の半導体チップの製造方法
はウエハを感光させない検出光を用い該ウエハ上の位置
合わせ用のマークを検出手段で検出し、該検出に基づき
得られるマーク像の位置情報により該ウエハの位置合わ
せを行ない、該ウエハを感光させる露光光でマスクの回
路パターンを照明することにより投影レンズ系を介して
該回路パターンの像を該ウエハ上に投影して転写し半導
体チップを製造する際、該検出手段により該ウエハ面上
のマークをCCDカメラの撮像手段面上に結像させ、該
撮像手段の画素の略1/2相当量の異なる位置で該マー
クの位置情報を検出し、該マークの位置情報の検出結果
を演算処理することにより該マークの位置を決定し、そ
の決定された該マークの位置に基づいて該第1物体と第
2物体との相対的位置合わせの誤差を求め、その求めら
れた該相対的位置合わせの誤差に基づいて該第1物体と
第2物体の相対的位置合わせを行なうことを特徴として
いる。
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【実施例】図1は本発明を半導体素子製造用の露光装置
に適用したときの実施例1の光学系の要部概略図であ
る。
【0029】同図において8は第1物体としてのレチク
ル(マスクともいう。)でレチクルステージ10に載置
されている。3は第2物体としてのウエハであり、その
面上にはアライメント用のマーク(AAマーク又はマー
クともいう。)4が設けられている。5は投影光学系で
投影レンズ系よりなり、レチクル(マスク)8面上の回
路パターン等をウエハ3面上に投影している。投影レン
ズ系5はレチクル8側とウエハ3側で共にテレセントリ
ック系となっている。
【0030】9は照明系であり、露光光でレチクル8を
照明している。2はθ,Zステージでウエハ3を載置し
ており、ウエハ3のθ回転及びフォーカス調整、即ちZ
方向の調整を行っている。θ,Zステージ2はステップ
動作を高精度に行う為のXYステージ1上に載置されて
いる。XYステージ1にはステージ位置計測の基準とな
る光学スクウェアー(バーミラー)6が置かれており、
この光学スクウェアー6をレーザー干渉計7でモニター
している。
【0031】本実施例におけるレチクル8とウエハ3と
の位置合わせ(アライメント)は予め位置関係が求めら
れている後述する基準マーク17に対して各々位置合わ
せを行うことにより間接的に行なっている。又は実際レ
ジスト像パターン等をアライメントを行なって露光を行
ない、その誤差(オフセット)を測定し、それ以後のそ
の値を考慮してオフセット処理している。
【0032】次にウエハ3面のマーク4の位置検出を行
なう検出手段101の各要素について説明する。
【0033】11は観察顕微鏡であり、非露光光でウエ
ハ3面上のAAマーク4を観察している。本実施例で
は、投影レンズ5を介さないでアライメントを行うオフ
アクシス方式を用いている。
【0034】14はAAマーク4の検出用の光源で、露
光光の波長とは異なる波長の光束(非露光光)を発する
ハロゲンランプから成っている。15はレンズであり、
光源14からの光束(検出光)を集光して照明用のビー
ムスプリッター16に入射させている。12は対物レン
ズである。
【0035】ビームスプリッター16で反射したレンズ
15からの検出光はミラーM1 で反射させ、対物レンズ
12を介してウエハ3面上のAAマーク4に導光して照
明している。
【0036】19は基準マーク17の照明用の光源でL
ED等から成っている。18はレンズである。光源19
からの光束はレンズ18で集光し、基準マーク17に導
光し、照明している。20は基準マーク用のビームスプ
リッターであり、基準マーク17からの光束を反射させ
てミラーM2 を介してエレクターレンズ21に入射して
いる。エレクターレンズ21は基準マーク17及びウエ
ハ3面上のAAマーク4を各々CCDカメラ13の撮像
手段面(以下「CCDカメラ」ともいう。)に結像して
いる。本実施例における検出手段101は以上の各要素
を有している。
【0037】本実施例において光源14から出射した非
露光光(検出光)は順にレンズ15、ビームスプリッタ
ー16、ミラーM1 、対物レンズ12を経て、ウエハ3
上のAAマーク4を照明する。ウエハ3上のAAマーク
4の観察像情報は、順に対物レンズ12、ミラーM1
ビームスプリッター16、ビームスプリッター20、ミ
ラーM2 、エレクターレンズ21を経てCCDカメラ1
3上に結像する。
【0038】このとき本実施例においては、CCDカメ
ラ13の撮像手段の画素(以下「CCDカメラの画素」
という。)の1/2相当量のステージが異なる2つの位
置でCCDカメラ13からの検出信号に基づいた位置情
報をそれぞれ検出している。そして検出した2つのマー
クの位置情報に基づいてアライメントマーク4の位置を
決定することで、CCDカメラ13の画素の影響による
計測誤差を減少させている。
【0039】図2,図3は、この時のCCDカメラ13
の画素の影響による計測誤差を減少させることができる
ことを示す説明図である。
【0040】図2はCCDカメラ13の画素の影響で計
測リニアリティ誤差が発生している様子を示している。
図2において、横軸はステージの位置の計測値、縦軸は
計測リニアリティ誤差を示している。
【0041】CCDカメラの画素の1/2に相当するス
テージ移動量をΔSとしたとき、ステージの位置がS0
なる位置にあるときの計測リニアリティ誤差をΔC1
ステージの位置がS0 +ΔSなる位置にあるときの計測
リニアリティ誤差をΔC2 とすると、CCDカメラの画
素の1/2相当量の異なる位置の計測値が符合が異なり
絶対値が同じになっていることがわかる。
【0042】一方、ステージの位置S0 ,S0 +ΔSに
対応し、計測リニアリティ誤差を含んだCCDカメラの
検出信号に基づく計測値をC1 ,C2 とすると、 C1 =S0 +ΔC12 =S0 +ΔS+ΔC2 で表わすことができる。次に、ステージとCCDの関係
について説明する。ここでステージは、マークが形成さ
れたウエハを載置したXYステージのことであり、任意
の位置への移動が可能である。「ステージの位置がS0
なる位置にあるとき」とは、ステージがある任意の位置
S0にあるときということであり、このとき、CCDは
ウエハ上に形成されたマーク位置をステージの位置S0
にリニアリティ誤差ΔCが加えられた値C1として検
出するのである。さらに、ステージがCCDの画素の1
/2相当量ΔSだけ移動し、位置S0+ΔSにあると
き、CCDはマーク位置をステージの位置S0+ΔSに
リニアリティ誤差ΔC2が加えられた値C2として検出す
るのである。
【0043】ステージの位置がS0 にあるとき、CCD
カメラの検出信号に基づく位置情報C0 をC1 ,C2
用いて次の式 C0 =(C1 +C2 +ΔS)/2 で求めると計測リニアリティ誤差をキャンセルさせるこ
とができる。この式は前述のC1 ,C2の式をS0につい
て解き、S0をC0 に置き換えたものに相当している。
位置情報C0 は、CCDカメラの検出信号に基づく位置
情報、すなわち、計測リニアリティ誤差を含まない、正
確なマークの位置であり、ステージの位置S0に相当す
るものである。位置情報C0 は、計測リニアリティ誤差
を含んだCCDカメラの検出信号に基づく計測値C1
2の式により導かれ、このとき各々に含まれた計測リ
ニアリティ誤差ΔC,ΔC2は相殺される。
【0044】図3はCCDカメラの画素の1/2に相当
する量だけステージを移動させたときにCCDカメラ1
3上に投影されたAAマーク4の投影像がCCDカメラ
13の画素の1/2移動した様子を示したものである。
【0045】一方、基準マーク17は基準マーク照明用
のLEDより成る光源19から出射した光をレンズ18
により集光して照明され、ビームスプリッター20、ミ
ラーM2 を介しエレクターレンズ21を経てCCDカメ
ラ13上に結像する。
【0046】このCCDカメラ13上に結像したウエハ
3上のAAマーク4の観察像のCCDカメラ13上の位
置を不図示の信号処理装置で計測し、同じく信号処理装
置で計測したCCDカメラ13上に結像し、常に固定さ
れている基準マーク17の投影像の位置とを比較するこ
とによって正確なXYステージ1の位置情報を得て、こ
れにより高精度のアライメントを行っている。
【0047】図4は本発明を半導体素子製造用の露光装
置に適用したときの実施例2の光学系の要部概略図であ
る。図4において図1で示した部材と同じ部材には同一
符番を付している。
【0048】本実施例は図1の実施例1に比べて、ウエ
ハ3上のAAマーク4を投影レンズ5を介した光を用い
て観察している点が異なっており、即ちTTL方式でア
ライメントを行っている点が異なっており、その他の構
成は略同じである。
【0049】本実施例においてハロゲンランプ14から
出射した非露光光は順にレンズ15、ビームスプリッタ
16、対物レンズ12、ミラーM1 、投影レンズ系5を
経てウエハ3上のAAマーク4を照明する。
【0050】ウエハ3上のAAマーク4の観察像情報は
順に投影レンズ5、ミラーM1 、対物レンズ12、ビー
ムスプリッター16、ビームスプリッター20、エレク
ターレンズ21を経てCCDカメラ13上に結像する。
【0051】一方、基準マーク17は基準マーク照明用
のLED光源19から出射した光をレンズ18により集
光して照明され、ビームスプリッター20、対物エレク
ターレンズ21を経てCCDカメラ13上に結像する。
【0052】このCCDカメラ13上に結像したウエハ
3上のAAマーク4の観察像のCCDカメラ13上の位
置を不図示の信号処理装置で計測し、同じく信号処理装
置で計測したCCDカメラ13上に結像し、常に固定さ
れている基準マーク17の投影像の位置とを比較するこ
とによって正確なステージの位置情報を得て、これによ
り高精度のアライメントを行っている。
【0053】尚、実施例1,2において、XY2方向に
関して同時に位置合わせを適用するためには、ステージ
をXY方向に対して45°方向に駆動すれば良い。
【0054】図5は本発明を半導体素子製造用の露光装
置に適用したときの実施例3の光学系の要部概略図であ
る。
【0055】同図において8は第1物体としてのレチク
ルでレチクルステージ10に載置されている。3は第2
物体としてのウエハであり、その面上にはアライメント
用のマーク(AAマーク)4が設けられている。5は投
影光学系で投影レンズ系よりなり、レチクル(マスク)
8面上の回路パターン等をウエハ3面上に投影してい
る。投影レンズ系5はレチクル8側とウエハ3側で共に
テレセントリック系となっている。
【0056】9は照明系であり、露光光でレチクル8を
照明している。2はθ,Zステージでウエハ3を載置し
ており、ウエハ3のθ回転及びフォーカス調整、即ちZ
方向の調整を行っている。θ,Zステージ2はステップ
動作を高精度に行う為のXYステージ1上に載置されて
いる。XYステージ1にはステージ位置計測の基準とな
る光学スクウェアー(バーミラー)6が置かれており、
この光学スクウェアー6をレーザー干渉計7でモニター
している。
【0057】本実施例におけるレチクル8とウエハ3と
の位置合わせ(アライメント)は予め位置関係が求めら
れている後述する基準マーク17に対して各々位置合わ
せを行うことにより間接的に行なっている。又は実際レ
ジスト像パターン等をアライメントを行なって露光を行
ない、その誤差(オフセット)を測定し、それ以後のそ
の値を考慮してオフセット処理している。
【0058】次にウエハ3面のマーク4の位置検出を行
なう検出手段101の各要素について説明する。
【0059】11は観察顕微鏡であり、非露光光でウエ
ハ3面上のAAマーク4を観察している。本実施例で
は、投影レンズ5を介さないでアライメントを行うオフ
アクシス方式を用いている。
【0060】14はAAマーク4の検出用の光源で、露
光光の波長とは異なる波長の光束(非露光光)を発する
ハロゲンランプから成っている。15はレンズであり、
光源14からの光束(検出光)を集光して照明用のビー
ムスプリッター16に入射させている。12は対物レン
ズである。
【0061】ビームスプリッター16で反射したレンズ
15からの検出光はミラーM1 で反射させ、対物レンズ
12を介してウエハ3面上のAAマーク4に導光して照
明している。
【0062】19は基準マーク17の照明用の光源でL
ED等から成っている。18はレンズである。光源19
からの光束はレンズ18で集光し、基準マーク17に導
光し、照明している。20は基準マーク用のビームスプ
リッターであり、基準マーク17からの光束を反射させ
てミラーM2 を介してエレクターレンズ21に入射して
いる。
【0063】22aは平行平面板であり、AAマーク4
のCCDカメラ13の撮像手段面上での結像位置を微小
に変化させている。22bは圧電素子であり、平行平面
板22aの傾きを変化させている。
【0064】エレクターレンズ21は基準マーク17及
びウエハ3面上のAAマーク4を各々CCDカメラ13
の撮像手段面(以下「CCDカメラ」ともいう。)に結
像している。本実施例における検出手段101は以上の
各要素を有している。
【0065】本実施例において光源14から出射した非
露光光(検出光)は順にレンズ15、ビームスプリッタ
ー16、ミラーM1 、対物レンズ12を経て、ウエハ3
上のAAマーク4を照明する。ウエハ3上のAAマーク
4の観察像情報は、順に対物レンズ12、ミラーM1
ビームスプリッター16、ビームスプリッター20、ミ
ラーM2 、エレクターレンズ21、平行平面板22aを
経てCCDカメラ13上に結像する。
【0066】本実施例においては、AAマーク4の結像
位置を微小に変化させるための平行平面板22aを、平
行平面板22aの傾きを変化させるための圧電素子22
bを駆動させることで動作させ、CCDカメラ13の画
素の1/2相当異なる位置で検出した2つの位置情報に
基づいてアライメントマーク4の位置を決定するように
することで、CCDカメラ13の画素の影響による計測
誤差を減少させている。
【0067】次に図2,図6を用いて、この時のCCD
カメラ13の画素の影響による計測誤差を減少させるこ
とができることを説明する。
【0068】図2はCCDカメラの画素の影響で計測リ
ニアリティ誤差が発生している様子を示している。図2
において、横軸はステージの位置の計測値、縦軸は計測
リニアリティ誤差を示している。
【0069】CCDカメラの画素の1/2に相当するス
テージ移動量をΔSとしたとき、ステージの位置がS0
なる位置にあるときの計測リニアリティ誤差をΔC1
ステージの位置がS0 +ΔSなる位置にあるときの計測
リニアリティ誤差をΔC2 とすると、CCDカメラの画
素の1/2相当量の異なる位置の計測リニアリティ誤差
ΔC1 ,ΔC2 が、符合が異なり絶対値が同じになって
いることがわかる。
【0070】一方、ステージの位置S0 ,S0 +ΔSに
対応し、計測リニアリティ誤差を含んだCCDカメラの
検出信号に基づく計測値をC1 ,C2 とすると、 C1 =S0 +ΔC12 =S0 +ΔS+ΔC2 で表わすことができる。
【0071】ステージの位置をCCDカメラの画素の1
/2に相当する量移動させることとCCDカメラ上に結
像するAAマークの投影像をCCDカメラの画素の1/
2に相当する量変位させることは等価であるから、ステ
ージの位置がS0 にあるとき、CCDカメラの検出信
号に基づく位置情報C0 をC1 ,C2 を用いて次の式 C0 =(C1 +C2 +ΔS)/2 で求めると計測リニアリティ誤差をキャンセルさせるこ
とができる。この式は前述のC1 ,C2の式をS0につい
て解き、S0をC0 に置き換えたものに相当している。
位置情報C0 は、CCDカメラの検出信号に基づく位置
情報、すなわち、計測リニアリティ誤差を含まない、正
確なマークの位置であり、ステージの位置S0に相当す
るものである。位置情報C0 は、計測リニアリティ誤差
を含んだCCDカメラの検出信号に基づく計測値C1
2の式により導かれ、このとき各々に含まれた計測リ
ニアリティ誤差ΔC,ΔC2は相殺される。
【0072】図6は圧電素子22bを駆動させて平行平
面板22aの傾きを変化させたときに、CCDカメラ1
3上のAAマーク4の結像位置が変化した様子を示した
ものである。
【0073】一方、基準マーク17は基準マーク照明用
のLEDより成る光源19から出射した光をレンズ18
により集光して照明され、ビームスプリッター20、ミ
ラーM2 を介しエレクターレンズ21、平行平面板22
aを経てCCDカメラ13上に結像する。
【0074】このCCDカメラ13上に結像したウエハ
3上のAAマーク4の観察像のCCDカメラ13上の位
置を不図示の信号処理装置で計測し、同じく信号処理装
置で計測したCCDカメラ13上に結像し、常に固定さ
れている基準マーク17の投影像の位置とを比較するこ
とによって正確なXYステージ1の位置情報を得て、こ
れにより高精度のアライメントを行っている。
【0075】図7,図8は本発明の実施例4,5の一部
分の要部該略図である。
【0076】図7の実施例4は図1の実施例1に比べ
て、平行平面板22aを楔板22cに変え、平行平面板
22aの傾きを変化させるための圧電素子22bを楔板
22cを光軸を中心に回転させるためのモータ22dに
変えている。そしてモータ22dを回転させることでC
CDカメラ13上のAAマーク4の結像位置を変化させ
るようにしている点が異なり、その他は実施例1と同じ
である。
【0077】図7はモータ22dを回転させることで、
楔板22cを光軸中心に回転させたときに、CCDカメ
ラ13上のAAマーク4の結像位置が変化した様子を示
している。
【0078】図8の実施例5は図1の実施例1に比べ
て、圧電素子22eをCCDカメラ13のホルダに取付
け、CCDカメラ13自体をAAマーク4の結像面に対
して平行な方向に、即ち光軸と直交する面内で変位させ
ることでCCDカメラ13上のAAマーク4の結像位置
を相対的に変化させるようにした点が実施例1と異な
り、その他は実施例1と同じである。図8は圧電素子2
2eを駆動させることでCCDカメラ13の位置を変位
させた様子を示している。
【0079】尚、実施例3〜5において、AAマークの
結像位置を変化させるための駆動部材の動作を振動又は
回転の連続動作としても良い。このとき連続的に変化さ
せるアライメントマークの位置の変化量をCCDカメラ
の略1画素相当の連続的変化とするのが良い。即ち、1
画素に相当する範囲内の複数の異なる位置の変化量。
【0080】これは図9に斜線で示したように、リニア
リティ誤差の位相と無関係に位置情報が積分(CCD素
子に蓄積)され、計測誤差が軽減されるからである。
【0081】実施例3〜5の各駆動部材の動作を連続動
作とするのは、実施例3においては平行平面板22aを
圧電素子22bを連続的に駆動させることで振動させる
ようにし、実施例4においては楔板22cをモータ22
dを連続的に回転させることで回転させるようにし、実
施例5においては圧電素子22eを連続的に駆動させる
ことでCCDカメラ13自体を振動させるようにすれば
良い。
【0082】図10は本発明を半導体素子製造用の露光
装置に適用したときの実施例6の光学系の要部概略図で
ある。図10において図5で示した部材と同じ部材には
同一符番を付している。
【0083】本実施例は図5の実施例3に比べて、ウエ
ハ3上のAAマーク4を投影レンズ5を介した光を用い
て観察している点が異なっており、即ちTTL方式でア
ライメントを行っている点が異なっており、その他の構
成は略同じである。
【0084】本実施例においてハロゲンランプ14から
出射した非露光光は順にレンズ15、ビームスプリッタ
16、対物レンズ12、ミラーM1 、投影レンズ系5を
経てウエハ3上のAAマーク4を照明する。
【0085】ウエハ3上のAAマーク4の観察像情報は
順に投影レンズ5、ミラーM1 、対物レンズ12、ビー
ムスプリッター16、ビームスプリッター20、エレク
ターレンズ21、平行平面板22aを経てCCDカメラ
13上に結像する。
【0086】一方、基準マーク17は基準マーク照明用
のLED光源19から出射した光をレンズ18により集
光して照明され、ビームスプリッター20、対物エレク
ターレンズ21、平行平面板22aを経てCCDカメラ
13上に結像する。
【0087】このCCDカメラ13上に結像したウエハ
3上のAAマーク4の観察像のCCDカメラ13上の位
置を不図示の信号処理装置で計測し、同じく信号処理装
置で計測したCCDカメラ13上に結像し、常に固定さ
れている基準マーク17の投影像の位置とを比較するこ
とによって正確なステージの位置情報を得て、これによ
り高精度のアライメントを行っている。
【0088】又、XY2方向に関して同時に適用するた
めには、平行平面板の場合にはXY方向に対して45°
方向に傾ければ良く、楔板を回転させる場合にはXY方
向に対する動作が90°ごとに現われるのでそのまま適
用でき、CCDカメラ自体を変位させる場合にはXY方
向に対して45°方向に駆動すれば容易に実現できる。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば以上のように各要素を設
定することにより、露光光と波長が異なる検出光(アラ
イメント光)を用いてウエハ面上のアライメントマーク
をCCDカメラの撮像面上に形成し、該マークの検出を
行なう場合にマーク像の位置情報を高精度に検出するこ
とが可能な、改良されたマーク検出機能を有する露光装
置及びそれを用いた半導体チップの製造方法を達成する
ことができる。
【0090】特に本発明によれば、ウエハ上のアライメ
ントマークを観察する観察顕微鏡系によって投影された
画像をCCDカメラで撮像して光電変換し、この検出信
号を用いてアライメントマークの位置を検出するアライ
メント方法において、CCDカメラの1画素に相当する
範囲内の複数の異なる位置で検出した複数の位置情報に
基づいてアライメントマークの位置を決定するようにし
たこと、特に顕著な例としては、CCDカメラの画素の
略1/2相当異なる位置で検出した2つの位置情報に基
づいてアライメントマークの位置を決定するようにする
ことにより、CCDカメラの画素の影響による計測誤差
の影響を軽減して、アライメント精度を向上させている
ことを特長としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の要部概略図
【図2】 本発明に係る計測リニアリティ誤差の説明図
【図3】 図1の一部分の説明図
【図4】 本発明の実施例2の要部概略図
【図5】 本発明の実施例3の要部概略図
【図6】 図5の一部分の説明図
【図7】 本発明の実施例4の一部分の要部概略図
【図8】 本発明の実施例5の一部分の要部概略図
【図9】 本発明に係る計測リニアリティ誤差の説明図
【図10】 本発明の実施例6の要部概略図
【図11】 CCDの画素とアライメントマークとの位
置関係を示す説明図。
【図12】 計測リニアリティ誤差の説明図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03F 9/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光光で第1物体のパターンを第2物体
    上に投影する投影レンズ系と、該露光光とは波長が異な
    る検出光で第2物体を照明し、該第2物体上のマークを
    CCDカメラの撮像手段面上に結像させ、該撮像手段の
    1画素に相当する範囲内の複数の異なる位置で該マーク
    の位置情報を検出する検出手段とを有し、該マークの位
    置情報の検出結果を演算処理することにより該マークの
    位置を決定し、その決定された該マークの位置に基づい
    て該第1物体と第2物体との相対的位置合わせの誤差を
    求め、その求められた該相対的位置合わせの誤差に基づ
    いて該第1物体と第2物体の相対的位置合わせを行なう
    ことを特徴とする露光装置。
  2. 【請求項2】 露光光で第1物体のパターンを第2物体
    上に投影する投影レンズ系と、該露光光とは波長が異な
    る検出光で第2物体を照明し、該第2物体上のマークを
    CCDカメラの撮像手段面上に結像させ、該撮像手段の
    画素の略1/2相当量の異なる位置で該マークの位置情
    報を検出する検出手段とを有し、該マークの位置情報の
    検出結果を演算処理することにより該マークの位置を決
    定し、その決定された該マークの位置に基づいて該第1
    物体と第2物体との相対的位置合わせの誤差を求め、そ
    の求められた該相対的位置合わせの誤差に基づいて該第
    1物体と第2物体の相対的位置合わせを行なうことを特
    徴とする露光装置。
  3. 【請求項3】 ウエハを感光させない検出光を用い該ウ
    エハ上の位置合わせ用のマークを検出手段で検出し、該
    検出に基づき得られるマーク像の位置情報により該ウエ
    ハの位置合わせを行ない、該ウエハを感光させる露光光
    でマスクの回路パターンを照明することにより投影レン
    ズ系を介して該回路パターンの像を該ウエハ上に投影し
    て転写し半導体チップを製造する際、該検出手段により
    該ウエハ面上のマークをCCDカメラの撮像手段面上に
    結像させ、該撮像手段の1画素に相当する範囲内の複数
    の異なる位置で該マークの位置情報を検出し、該マーク
    の位置情報の検出結果を演算処理することにより該マー
    クの位置を決定し、その決定された該マークの位置に基
    づいて該第1物体と第2物体との相対的位置合わせの誤
    差を求め、その求められた該相対的位置合わせの誤差に
    基づいて該第1物体と第2物体の相対的位置合わせを行
    なうことを特徴とする半導体チップの製造方法。
  4. 【請求項4】 ウエハを感光させない検出光を用い該ウ
    エハ上の位置合わせ用のマークを検出手段で検出し、該
    検出に基づき得られるマーク像の位置情報により該ウエ
    ハの位置合わせを行ない、該ウエハを感光させる露光光
    でマスクの回路パターンを照明することにより投影レン
    ズ系を介して該回路パターンの像を該ウエハ上に投影し
    て転写し半導体チップを製造する際、該検出手段により
    該ウエハ面上のマークをCCDカメラの撮像手段面上に
    結像させ、該撮像手段の画素の略1/2相当量の異なる
    位置で該マークの位置情報を検出し、該マークの位置情
    報の検出結果を演算処理することにより該マークの位置
    を決定し、その決定された該マークの位置に基づいて該
    第1物体と第2物体との相対的位置合わせの誤差を求
    め、その求められた該相対的位置合わせの誤差に基づい
    て該第1物体と第2物体の相対的位置合わせを行なう
    とを特徴とする半導体チップの製造方法。
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