JP3125420B2 - オーバーロックミシンの針板 - Google Patents
オーバーロックミシンの針板Info
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- JP3125420B2 JP3125420B2 JP04071205A JP7120592A JP3125420B2 JP 3125420 B2 JP3125420 B2 JP 3125420B2 JP 04071205 A JP04071205 A JP 04071205A JP 7120592 A JP7120592 A JP 7120592A JP 3125420 B2 JP3125420 B2 JP 3125420B2
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- JP
- Japan
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- needle
- needle plate
- sewing
- sewing machine
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーバーロックミシン
の針板に関するものである。
の針板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、オーバーロックミシンの針板は、
巻縫い等の細幅のかがり幅を決めるための縫い針誘導用
爪を備えている。そして、図6に示すようにその縫い針
誘導用爪30は鉄板から成る針板本体32に設けられた
案内溝34に嵌合された後、その案内溝34を潰す事に
よって針板本体32に固定されていた。
巻縫い等の細幅のかがり幅を決めるための縫い針誘導用
爪を備えている。そして、図6に示すようにその縫い針
誘導用爪30は鉄板から成る針板本体32に設けられた
案内溝34に嵌合された後、その案内溝34を潰す事に
よって針板本体32に固定されていた。
【0003】しかしながら、案内溝34を潰す事による
固定方法では強度不足のため、針板本体32から縫い針
誘導用爪30が外れてしまうという問題点があった。
固定方法では強度不足のため、針板本体32から縫い針
誘導用爪30が外れてしまうという問題点があった。
【0004】そして、図7及び図8に示すように針板本
体40に縫い針誘導用爪42をねじ44によってねじ止
めすることによって、確実に針板本体40に縫い針誘導
用爪42を固定するようにしている。
体40に縫い針誘導用爪42をねじ44によってねじ止
めすることによって、確実に針板本体40に縫い針誘導
用爪42を固定するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、針板本
体40に縫い針誘導用爪42をねじ止めする構成は部品
点数の増加をまねき、また、その加工も複雑化するとい
う問題点があり、更に、そのねじ止め部の針板が厚くな
るという問題点がある。
体40に縫い針誘導用爪42をねじ止めする構成は部品
点数の増加をまねき、また、その加工も複雑化するとい
う問題点があり、更に、そのねじ止め部の針板が厚くな
るという問題点がある。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、その目的は、簡単な構成で、確
実に針板本体に縫い針誘導用爪を固定することのできる
オーバーロックミシンの針板を提供することにある。
になされたものであり、その目的は、簡単な構成で、確
実に針板本体に縫い針誘導用爪を固定することのできる
オーバーロックミシンの針板を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に係わるオーバーロックミシンの針
板は、加工布を載置すると共に、縫い針が落下するため
の縫い針落下部を備えると共に、針板本体の縫い針落下
部近傍に設けられ、加工布の送り方向に延びる案内溝
と、その案内溝近傍に設けられた突起部と、案内溝と嵌
合する嵌合部と、その嵌合部と一体形成され案内溝から
縫い針落下部に向かって突出する突出部とを有し突起部
を潰すことにより針板本体に固定される縫い針誘導用爪
とを備えている。
に本発明の請求項1に係わるオーバーロックミシンの針
板は、加工布を載置すると共に、縫い針が落下するため
の縫い針落下部を備えると共に、針板本体の縫い針落下
部近傍に設けられ、加工布の送り方向に延びる案内溝
と、その案内溝近傍に設けられた突起部と、案内溝と嵌
合する嵌合部と、その嵌合部と一体形成され案内溝から
縫い針落下部に向かって突出する突出部とを有し突起部
を潰すことにより針板本体に固定される縫い針誘導用爪
とを備えている。
【0008】また、請求項2に係わるオーバーロックミ
シンの針板は、針板本体の突起部の回りにはその突起部
の潰された部分を収納するための凹部が形成されてい
る。
シンの針板は、針板本体の突起部の回りにはその突起部
の潰された部分を収納するための凹部が形成されてい
る。
【0009】
【作用】上記の構成を有する本発明の請求項1に係わる
オーバーロックミシンの針板は、針板本体に設けられた
案内溝に縫い針誘導用爪の嵌合部を嵌合した後、針板本
体に設けられた突起部を潰すことにより針板本体に縫い
針誘導用爪を固定する。また、請求項2に係わるオーバ
ーロックミシンの針板は、その突起部の潰された部分が
針板本体の突起部の回りの凹部に収納される。
オーバーロックミシンの針板は、針板本体に設けられた
案内溝に縫い針誘導用爪の嵌合部を嵌合した後、針板本
体に設けられた突起部を潰すことにより針板本体に縫い
針誘導用爪を固定する。また、請求項2に係わるオーバ
ーロックミシンの針板は、その突起部の潰された部分が
針板本体の突起部の回りの凹部に収納される。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0011】図1は、オーバーロックミシンの全体を示
す斜視図であり、そのベット部10上面には加工布の送
り方向に延びる略長方形状の針板14が固定されてい
る。
す斜視図であり、そのベット部10上面には加工布の送
り方向に延びる略長方形状の針板14が固定されてい
る。
【0012】図2に示すように、針板14は、針板本体
16と縫い針誘導用爪18とから構成されている。針板
本体16には、落下する縫い針12をベット部内に進入
させるために切り込まれた縫い針落下部20が形成され
ている。そして、縫い針誘導用爪18は、その基端の嵌
合部18aが後述する案内溝22に潰された突起部24
によって固定され、その先端の突出部18bが針板本体
16から縫い針落下部20内に突出するように構成され
ている。
16と縫い針誘導用爪18とから構成されている。針板
本体16には、落下する縫い針12をベット部内に進入
させるために切り込まれた縫い針落下部20が形成され
ている。そして、縫い針誘導用爪18は、その基端の嵌
合部18aが後述する案内溝22に潰された突起部24
によって固定され、その先端の突出部18bが針板本体
16から縫い針落下部20内に突出するように構成され
ている。
【0013】次に、縫い針誘導用爪18の針板本体16
への取付方法について説明する。
への取付方法について説明する。
【0014】図4及び図5は縫い針誘導用爪18が取り
付けられる前の針板本体16を示し、縫い針落下部20
の前側から縫い針落下部20に向かって延びる案内溝2
2が形成されている。そして、案内溝22の左側2は針
板上面よりも高い突起部24が形成されている。また、
突起部24の回りには案内溝22と同じ深さの凹部26
が形成されている。そして、それら案内溝22、突起部
24、凹部26は針板本体16とZDC(ベリック)等
により一体形成されている。
付けられる前の針板本体16を示し、縫い針落下部20
の前側から縫い針落下部20に向かって延びる案内溝2
2が形成されている。そして、案内溝22の左側2は針
板上面よりも高い突起部24が形成されている。また、
突起部24の回りには案内溝22と同じ深さの凹部26
が形成されている。そして、それら案内溝22、突起部
24、凹部26は針板本体16とZDC(ベリック)等
により一体形成されている。
【0015】このように形成された針板本体16の案内
溝22に縫い針誘導用爪18の嵌合部18aを嵌合さ
せ、突起部24をプレス等で潰すことにより、その潰さ
れた突起部24の肉の一部が嵌合部18a上に覆いかぶ
さるようにして縫い針誘導用爪18を針板本体16に固
定する。そして、潰されて余分な突起部24の肉は凹部
26内に逃げることにより、図3に示すように針板上面
をフラットにする。このため、針板上面の縫い針誘導用
爪18が固定された部分が盛り上がって加工布の送りに
悪影響を与えることがない。
溝22に縫い針誘導用爪18の嵌合部18aを嵌合さ
せ、突起部24をプレス等で潰すことにより、その潰さ
れた突起部24の肉の一部が嵌合部18a上に覆いかぶ
さるようにして縫い針誘導用爪18を針板本体16に固
定する。そして、潰されて余分な突起部24の肉は凹部
26内に逃げることにより、図3に示すように針板上面
をフラットにする。このため、針板上面の縫い針誘導用
爪18が固定された部分が盛り上がって加工布の送りに
悪影響を与えることがない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のオーバーロックミシンの針板においては、簡単な
構成で安価に作成し得、また、確実に針板本体に縫い針
誘導用爪を固定することができる。
発明のオーバーロックミシンの針板においては、簡単な
構成で安価に作成し得、また、確実に針板本体に縫い針
誘導用爪を固定することができる。
【図1】図1は本発明の一実施例のオーバーロックミシ
ンの全体斜視図である。
ンの全体斜視図である。
【図2】図2は上記ミシンに取り付けられる針板の上面
図である。
図である。
【図3】図3は上記針板の側面図である。
【図4】図4は縫い針誘導用爪を取り付ける前の針板本
体の上面図である。
体の上面図である。
【図5】図5は上記針板本体の側面図である。
【図6】図6は従来の針板の上面図である。
【図7】図7は別の従来の針板の上面図である。
【図8】図8は上記針板の側面図である。
12 縫い針 14 針板 16 針板本体 18 縫い針誘導用爪 18a 嵌合部 18b 突出部 20 縫い針落下部 22 案内溝 24 突起部 26 凹部
Claims (2)
- 【請求項1】 加工布を載置すると共に、縫い針が落下
するための縫い針落下部を備えたオーバーロックミシン
の針板において、 針板本体の縫い針落下部近傍に設けられ、前記加工布の
送り方向に延びる案内溝と、 その案内溝近傍に設けられた突起部と、 前記案内溝と嵌合する嵌合部と、その嵌合部と一体形成
され案内溝から縫い針落下部に向かって突出する突出部
とを有し前記突起部を潰すことにより前記針板本体に固
定される縫い針誘導用爪とを備えたことを特徴とするオ
ーバーロックミシンの針板。 - 【請求項2】 前記針板本体の突起部の回りにはその突
起部の潰された部分を収納するための凹部が形成されて
いることを特徴とする請求項1に係わるオーバーロック
ミシンの針板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04071205A JP3125420B2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | オーバーロックミシンの針板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04071205A JP3125420B2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | オーバーロックミシンの針板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05269286A JPH05269286A (ja) | 1993-10-19 |
JP3125420B2 true JP3125420B2 (ja) | 2001-01-15 |
Family
ID=13453949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04071205A Expired - Fee Related JP3125420B2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | オーバーロックミシンの針板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3125420B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2652317B2 (ja) * | 1993-03-16 | 1997-09-10 | 株式会社西製作所 | オーバロックミシンの針板及びその製造方法 |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP04071205A patent/JP3125420B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05269286A (ja) | 1993-10-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |