JP3125394B2 - チタン−アルミニウム合金鋳造物の鋳造方法 - Google Patents

チタン−アルミニウム合金鋳造物の鋳造方法

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JP3125394B2 JP03349544A JP34954491A JP3125394B2 JP 3125394 B2 JP3125394 B2 JP 3125394B2 JP 03349544 A JP03349544 A JP 03349544A JP 34954491 A JP34954491 A JP 34954491A JP 3125394 B2 JP3125394 B2 JP 3125394B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、チタン−アルミニウ
ム合金原料を溶解し、得られた溶融チタン−アルミニウ
ム合金を鋳型内に鋳込んで、所定量のチタンおよびアル
ミニウムを含有するチタン−アルミニウム合金鋳造物を
鋳造するための、チタン−アルミニウム合金鋳造物の鋳
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金属間化合物であるチタン−アルミニウ
ム合金(チタン−アルミニウム−第3元素からなるチタ
ン−アルミニウム基合金を含む、以下、同じ)は、軽量
で且つ高強度である優れた特性を有している。従って、
チタン−アルミニウム合金を、例えば、自動車用ターボ
チャージャーのホットホイールのような高速回転用ホイ
ールなどの材料として使用するための研究開発が進めら
れている。
【0003】上記チタン−アルミニウム合金からなる材
料は、例えば、スポンジチタン、チタンスクラップ、ア
ルミニウムおよび必要に応じその他の第3元素等からな
る原料を、溶解し次いで鋳造することにより製造され
る。このようなチタン−アルミニウム合金鋳造物の鋳造
方法として、次の方法が知られている。
【0004】 消耗電極式真空アーク溶解鋳造法:上
記原料をプレスして、コンパクトと称する複数個の圧縮
体を調製し、次いで、複数個の圧縮体を相互に溶接によ
り接続して、上記原料からなる1本の消耗電極を調製す
る。このようにして調製された消耗電極を水冷銅るつぼ
内に挿入し、水冷銅るつぼ内を真空下に保ち、消耗電極
と水冷銅るつぼとの間にアークを発生させる。その結
果、アーク熱によって消耗電極の先端部は溶解し、溶融
チタン−アルミニウム合金となって水冷銅るつぼ内に溜
まる。次いで、水冷銅るつぼ内の溶融チタン−アルミニ
ウム合金を、例えばシェルモールドのような鋳型内に鋳
込んで鋳造する(以下、先行技術1という)。
【0005】 プラズマアーク溶解鋳造法:上記原料
を水冷銅るつぼ内に装入し、アルゴン等の不活性ガス雰
囲気下で、プラズマアーク加熱により溶解する。このよ
うにして溶解した水冷銅るつぼ内の溶融チタン−アルミ
ニウム合金を、例えばシェルモールドのような鋳型内に
鋳込んで鋳造する(以下、先行技術2という)。
【0006】 電子ビーム溶解鋳造法:上記原料を水
冷銅るつぼ内に装入し、10-3〜10-5torrの高真空下で、
電子ビーム加熱により溶解する。このようにして溶解し
た溶融チタン−アルミニウム合金を、例えばシエルモー
ルドのような鋳型内に鋳込んで鋳造する(以下、先行技
術3という)。
【0007】 るつぼ溶解鋳造法:上記原料をCaO 系
またはMgO系の耐火物製のるつぼ内に装入し、真空また
は不活性ガス雰囲気中で、電磁誘導加熱により溶解す
る。このようにして溶解した溶融チタン−アルミニウム
合金を、例えばシエルモールドのような鋳型内に鋳込ん
で鋳造する(以下、先行技術4という)。
【0008】 インダクションスカル溶解鋳造法:上
記原料を、複数個の分割された水冷分割銅セグメントか
らなるインダクションスカル溶解炉内に装入し、不活性
ガス雰囲気下で、高周波誘導加熱により溶解し、次い
で、溶解炉内において凝固させる。次いで、溶解炉内の
チタン−アルミニウム合金凝固物を、減圧下または真空
下で、高周波誘導加熱により再溶解し、このようにして
再溶解された溶融チタン−アルミニウム合金を、例えば
シエルモールドのような鋳型内に鋳込んで鋳造する(以
下、先行技術5という)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述した先行技術には、次のような問題がある。 先行技術1の消耗電極式真空アーク溶解鋳造法の場
合には、先ず原料をプレスして、コンパクトと称する複
数個の圧縮体を調製し、次いで、複数個の圧縮体を相互
に溶接により接続して、上記原料からなる1本の消耗電
極を調製する必要がある。従って、このような電極の調
製作業のために多くの手間を必要とし、且つ、製造コス
トが上昇する。
【0010】 先行技術2のプラズマアーク溶解鋳造
法の場合には、消耗電極式真空アーク溶解鋳造法のよう
に、消耗電極を調製する必要がなく、るつぼ内において
原料を直接溶解することができる。しかしながら、原料
の溶解および鋳造は、不活性ガス雰囲気下で行われるの
で、鋳造時に、鋳型内の溶融チタン−アルミニウム合金
中に不活性ガスが巻き込まれて鋳造物の品質が劣化し、
更に、薄肉の鋳造物を鋳造する際には、鋳型内に存在す
る不活性ガスによって、鋳型内への溶融チタン−アルミ
ニウム合金の鋳込みが困難になる問題が生ずる。
【0011】 先行技術3の電子ビーム溶解鋳造法の
場合も、るつぼ内において原料を直接溶解することがで
きる。しかしながら、原料の溶解および鋳造は、10-3
10-5torrの高真空下において行われるので、溶融チタン
−アルミニウム合金中からのアルミニウムの蒸発量が多
く、従って、鋳造物中のアルミニウム量のコントロール
が困難になる。更に、るつぼ内を高真空にする設備のた
めに、設備費が高騰する問題が生ずる。
【0012】 先行技術4のるつぼ溶解鋳造法の場合
も、るつぼ内において原料を直接溶解することができ
る。しかしながら、CaO 系またはMgO系の耐火物製のる
つぼを使用しているために、るつぼを構成する耐火物中
に含有されている酸化物と溶融チタン−アルミニウム合
金とが反応して、溶融チタン−アルミニウム合金中の酸
素量が増加する問題が生ずる。
【0013】 先行技術5のインダクションスカル溶
解鋳造法の場合も、炉内において原料を直接溶解するこ
とができる。しかしながら、インダクションスカル溶解
炉内において溶解し、次いで、凝固させたチタン−アル
ミニウム合金の凝固物を、減圧下または真空下で再溶解
し鋳造する際に、溶融チタン−アルミニウム合金中から
のアルミニウムの蒸発量が多く、従って、所定値のアル
ミニウムを含有するチタン−アルミニウム合金鋳造物を
鋳造することが困難である。更に、先行技術5によっ
て、酸素含有量が例えば350ppm以下の低酸素のチタン−
アルミニウム合金を鋳造する方法は、未だ確立されてい
ない。
【0014】チタン−アルミニウム合金鋳造物の特性
は、鋳造物中のアルミニウム含有量の僅かな差によって
大きく変化する。従って、チタン−アルミニウム合金鋳
造物中のアルミニウム含有量は、狭い範囲で適確にコン
トロールすることが必要であるが、上述した先行技術1
〜5によっては、アルミニウム含有量を適確に調整する
ことはできない。更に、チタン−アルミニウム合金鋳造
物中の酸素量は、鋳造物の硬度および強度に大きな影響
を与える。即ち、酸素量が多くなると、チタン−アルミ
ニウム合金鋳造物の硬度が高くなり、そして、その疲労
歪みが低下して、鋳造物に割れが発生する等の問題が生
ずる。従って、チタン−アルミニウム合金鋳造物中の酸
素量は、極力低く抑えることが必要であるが、上述した
先行技術1〜5によっては、チタン−アルミニウム合金
鋳造物中の酸素量を低く抑えることができない。
【0015】従って、この発明の目的は、上述した問題
を解決し、例えば、スポンジチタン、チタンスクラッ
プ、アルミニウムおよび必要に応じその他の第3元素等
からなる原料を溶解して、チタン−アルミニウム合金鋳
造物を鋳造するに当り、特に、アルミニウム含有量を適
確に調整することにより、所定量のチタンおよびアルミ
ニウムを含有する、低酸素の品質の優れたチタン−アル
ミニウム合金鋳造物を、低コストで鋳造するための方法
を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上述した
問題を解決すべく鋭意研究を重ねた。その結果、溶解鋳
造炉として、炉内の雰囲気圧を、大気圧から真空まで任
意に調整し得るインダクションスカル溶解炉を使用し、
所定圧の不活性ガス雰囲気下において、原料を溶解して
溶融チタン−アルミニウム合金を調製し、そして、この
溶融チタン−アルミニウム合金を鋳型内に鋳込んで、チ
タン−アルミニウム合金インゴットを鋳造し、次いで、
チタン−アルミニウム合金インゴットを、減圧下のイン
ダクションスカル溶解炉内において再溶解し、再溶解時
の溶融チタン−アルミニウム合金中のアルミニウム量を
目標値となるように調整し、このようにアルミニウム量
が調整された溶融チタン−アルミニウム合金を鋳型内に
鋳込めば、所定量のチタンおよびアルミニウムを含有す
る、低酸素の品質の優れたチタン−アルミニウム合金鋳
造物を、低コストで鋳造し得ることを知見した。
【0017】 この発明は、上記知見に基づいてなされ
たものであって、この発明は、原料としての、酸素含有
量が350ppm以下の低酸素スポンジチタンを、インダクシ
ョンスカル溶解炉内において、10〜760torr の圧力の不
活性ガス雰囲気下で溶解し、次いで、前記溶解炉内の溶
融チタン中に、原料としてのアルミニウムを添加して、
所定量のチタンおよびアルミニウムを含有する溶融チタ
ン−アルミニウム合金を調製し、このようにして調製さ
れた前記溶融チタン−アルミニウム合金を、前記10〜76
0torr の圧力の不活性ガス雰囲気下において、グラファ
イト製、銅製または水冷銅製の鋳型内に鋳込んで、チタ
ン−アルミニウム合金インゴットを鋳造し、次いで、前
記チタン−アルミニウム合金インゴットを、1torr以下
の減圧下で前記溶解炉内において再溶解し、このように
して再溶解された溶融チタン−アルミニウム合金中のア
ルミニウム量が目標値となるように、前記再溶解された
溶融チタン−アルミニウム合金中のアルミニウム量を調
整し、次いで、前記アルミニウム量が調整された溶融チ
タン−アルミニウム合金を、前記1torr以下の減圧下で
鋳型内に鋳込み、かくして、チタン−アルミニウム合金
鋳造物を鋳造することに特徴を有するものである。
【0018】
【作用】 この発明においては、先ず、原料としての
酸素含有量が350ppm以下の低酸素スポンジチタンを、イ
ンダクションスカル溶解炉内において、10〜760torr の
圧力の例えばアルゴンガスのような不活性ガス雰囲気下
で、高周波誘導により溶解して溶融チタンを調製する。
スポンジチタンの溶解を10torr未満の減圧下で行うと、
スポンジチタン中に含有されている塩素やマグネシウム
等の不純物が蒸発して、スピッティングが激しく発生す
る結果、鋳造歩留りが低下するが、上述したように、10
〜760torr の圧力の不活性ガス雰囲気下で溶解すること
により、上記塩素やマグネシウム等の不純物の蒸発によ
るスピッティングが発生することなく、スポンジチタン
を安定して溶解することができる。
【0019】溶解炉内の好ましいガス圧は、50〜300 to
rrである。即ち、ガス圧が50torr未満では、若干のスピ
ッティングが発生する。一方、ガス圧が 300torrを超え
てもより以上の効果はなく、コスト高となる。
【0020】 原料として、酸素含有量が350ppm以下の
低酸素スポンジチタンを使用する。酸素含有量が1,500
〜2,000 のC.P.チタン( コマーシャル ピュアーチタ
ン) では、鋳造物の酸素含有量が多くなり、低酸素にチ
タン−アルミニウム合金鋳造物を製造することができ
ず、その品質が劣化する恐れが生ずる。
【0021】次いで、インダクションスカル溶解炉内の
溶融チタン中に適量のアルミニウムを添加しそしてアル
ミニウムを十分に溶解させる。このようにして得られ
た、所定量のチタンおよびアルミニウムを含有する溶融
チタン−アルミニウム合金を、10〜760torr の圧力の不
活性ガス雰囲気下で、グラファイト製鋳型内に鋳込ん
で、チタン−アルミニウム合金インゴットを調製する。
【0022】上記溶融チタン−アルミニウム合金を鋳込
む鋳型はグラファイト製であるから、鋳型と溶融チタン
−アルミニウム合金とは反応しにくく、従って、鋳込ま
れたチタン−アルミニウム合金インゴット中への酸素量
の増加は殆どない。なお、グラファイト製鋳型として
は、再溶解のために溶解炉内に装入し得る大きさのイン
ゴットが得られるような、円筒状または角筒状の鋳型を
使用することが好ましい。なお、グラファイト製鋳型の
代わりに、銅製鋳型または水冷銅製鋳型を使用してもよ
い。
【0023】上述のようにして得られたチタン−アルミ
ニウム合金インゴットを、再びインダクションスカル溶
解炉内に装入し、1torr以下の減圧下で、高周波誘導に
よりこれを再溶解する。このような1torr以下の減圧下
で行われるチタン−アルミニウム合金インゴットの再溶
解時に、溶融チタン−アルミニウム合金中からアルミニ
ウムが蒸発するために、鋳造物中のアルミニウム量が目
標値よりも減少する問題が生ずる。そこで、この発明に
おいては、再溶解された溶融チタン−アルミニウム合金
中のアルミニウム量が目標値となるように、次のように
して、再溶解された溶融チタン−アルミニウム合金中の
アルミニウム量を調整する。
【0024】減圧下での再溶解時におけるアルミニウム
の予想蒸発量は、多くの試験結果から予め求めることが
できる。そこで、原料の配合量から計算によって求めら
れる、再溶解された溶融チタン−アルミニウム合金中の
アルミニウム量と、上記再溶解時におけるアルミニウム
の予想蒸発量とから、添加すべきアルミニウム量を求
め、このようにして求められた量のアルミニウムを、チ
タン−アルミニウム合金インゴットと共に溶解炉内に装
入し、または、再溶解された溶融チタン−アルミニウム
合金中に添加する。このようにして、再溶解された溶融
チタン−アルミニウム合金中のアルミニウム量を、目標
値に調整することができる。
【0025】上記アルミニウム量の調整は、次のように
して行うこともできる。即ち、インダクションスカル溶
解炉内において、溶融チタン−アルミニウム合金を調製
し、得られた溶融チタン−アルミニウム合金をグラファ
イト製鋳型内に鋳込んでチタン−アルミニウム合金イン
ゴットを調製するに際し、溶融チタン中へのアルミニウ
ムの添加量を所定値よりも増量して、目標値よりも多量
のアルミニウムを含有するチタン−アルミニウム合金イ
ンゴットを調製する。
【0026】そして、このチタン−アルミニウム合金イ
ンゴットを再溶解するときの溶融チタン−アルミニウム
合金の保持時間を、保持中に生ずるアルミニウムの蒸発
量に基づいて、溶融チタン−アルミニウム合金中のアル
ミニウムが所定値となるように選択する。このようにし
て、再溶解された溶融チタン−アルミニウム合金中のア
ルミニウム量を、目標値に調整することができる。
【0027】このようにして、再溶解された溶融チタン
−アルミニウム合金を、上記1torr以下の減圧下で、例
えばシェルモールドのような所定形状の鋳型内に鋳込
む。かくして、所定量のチタンおよびアルミニウムを含
有するチタン−アルミニウム合金鋳造物が鋳造される。
【0028】チタン−アルミニウム合金インゴットの再
溶解および溶融チタン−アルミニウム合金の鋳造は、1
torr以下、より好ましくは0.1torr 以下の減圧下で行う
ことが必要である。1torrを超えた圧力下で行うと、鋳
造時に鋳型内にガスの巻き込み等が生じ、従って、鋳造
物の品質劣化や、鋳造困難等が発生しやすくなる。
【0029】原料としてのスポンジチタンの溶解時に、
溶解促進材として、鋳造すべきチタン−アルミニウム合
金鋳造物と同一成分組成の棒状または塊状のチタン−ア
ルミニウム合金固形物、チタン固形物または原料として
のアルミニウムの一部を、スポンジチタンと共に装入し
てもよい。上記溶解促進材を装入しておくと、短時間で
効率よくスポンジチタンを溶解することができる。
【0030】また、チタン−アルミニウム合金インゴッ
トを、溶解炉内において再溶解する際に、溶解炉内に、
鋳造すべきチタン−アルミニウム合金鋳造物と同一成分
組成のチタン−アルミニウム合金スクラップを装入して
もよい。このようにすれば、チタン−アルミニウム合金
の溶解鋳造時に発生する多量のスクラップを再利用する
ことができ、従って、鋳造コストを低減し得る。
【0031】インダクションスカル溶解炉内において、
スポンジチタンを溶解する際に、溶解炉内に、スポンジ
チタンと共に、例えば、マンガン、クロム、シリコン、
ニオブ、バナジウム等の第3元素の1種または2種以上
を装入し、これらの第3元素をスポンジチタンと共に溶
解すれば、チタンとアルミニウムと1種または2種以上
の第3元素とからなるチタン−アルミニウム基合金鋳造
物を鋳造することができる。なお、上述した第3元素
は、スポンジチタンを溶解後、溶解炉内の溶融チタン中
に添加してもよい。
【0032】図1は、この発明の方法に使用される装置
の一例を示す概略説明図である。図1に示すように、溶
解鋳造室1内には、インダクションスカル溶解炉2と、
溶解炉2内に原料を供給するための、溶解炉2の上方に
配置された原料供給装置3と、そして、溶解炉2の下方
に配置されたグラファイト製の円筒状の鋳型4とが設け
られている。溶解鋳造室1の側壁の所定箇所には、室1
内を大気圧から真空まで任意に調整するための、図示し
ない真空排気装置に連結する排気孔5、および、室1内
にアルゴンガス等の不活性ガスを供給するための、図示
しない不活性ガス供給源に連結するガス供給孔6が設け
られている。
【0033】インダクションスカル溶解炉2は、水冷分
割銅セグメントからなるるつぼ7と、るつぼ7の外壁を
囲んで設けられた高周波誘導コイル8と、るつぼ7を冷
却する冷却水用導管9とからなっている。10は、るつぼ
7の内底面上に形成されたスカルである。
【0034】次に、この発明の方法を、図1の装置およ
び図2〜6に示した工程図に基づいて更に説明する。図
2に示すように、るつぼ7の内底面上に、鋳造すべきチ
タン−アルミニウム合金鋳造物と同一成分組成のチタン
−アルミニウム合金からなるスカル10を配置しておく。
このようなスカル10が配置されたるつぼ7内に、原料と
しての低酸素スポンジチタン11を装入する。そして、溶
解鋳造室1内を排気孔5を通して排気した後、ガス供給
孔6を通して溶解鋳造室1内にアルゴンガスを吹き込
み、溶解鋳造室1内を、10〜760torr の圧力のアルゴン
ガス雰囲気に保つ。このようにして、10〜760torr の圧
力のアルゴンガス雰囲気下に保たれたインダクションス
カル溶解炉2のるつぼ7内においてスポンジチタン11を
溶解する。
【0035】次いで、図3に示すように、溶解炉2の上
方に配置された原料供給装置3から、所定量のアルミニ
ウム12を、るつぼ7内の溶融チタン11a 中に投入する。
このとき、アルミニウム12が微粉であると、るつぼ7の
上部に発生した高周波磁界の磁力のためにアルミニウム
12が飛び散って、その全量をるつぼ7内に投入できない
場合が生ずる。従って、溶融チタン11a 中に投入するア
ルミニウム12は、粒径約30mm以上の粗粒であることが望
ましく、アルミニウム12が微粉の場合には、アルミニウ
ム箔12a によって所定量のアルミニウム粉を包み込み、
粒径約30mm以上の粗粒に形成した上、これを投入するこ
とが望ましい。
【0036】るつぼ7内において、溶融チタン11a 中に
投入されたアルミニウム12が十分に溶解し、均一な成分
の溶融チタン−アルミニウム合金となった後、図4に示
すように、るつぼ7内の溶融チタン−アルミニウム合金
13を、るつぼ7の下方に配置されたグラファイト製の円
筒状の鋳型4内に鋳込んで、チタン−アルミニウム合金
インゴットを鋳造する。
【0037】このようにして得られたチタン−アルミニ
ウム合金インゴット13a を、図5に示すように、再びる
つぼ7内に装入し、溶解鋳造室1内を排気して、1torr
以下に減圧する。そして、1torr以下の減圧下におい
て、チタン−アルミニウム合金インゴット13a を再溶解
する。再溶解時に、図5に示すように、アルミニウムの
予想蒸発量から求めた量のアルミニウム12を、チタン−
アルミニウム合金インゴット13a と共にるつぼ7内に添
加する。なお、チタン−アルミニウム合金インゴット中
のアルミニウム量が目標値より若干外れている場合で
も、上記アルミニウムの添加により、これを調整するこ
とができる。
【0038】このようにして再溶解された溶融チタン−
アルミニウム合金13を、1torr以下の減圧下において、
図6に示すように、るつぼ7の下方に配置された例えば
シェルモールド14に鋳込む。かくして、所定形状のチタ
ン−アルミニウム合金鋳造物が鋳造される。
【0039】
【実施例1】次ぎに、この発明を、実施例により説明す
る。その内底面上に、鋳造すべきチタン−アルミニウム
合金鋳造物と同一成分組成のチタン−アルミニウム合金
からなるスカル10が配置された、内容積:3000cc、出
力:300KW のインダクションスカル溶解炉2のるつぼ7
内に、下記原料としての低酸素スポンジチタン11および
溶解促進材(チタン−アルミニウム合金固形物)15を装
入した。
【0040】スポンジチタン: チタン含有量:99.9wt.% 酸素含有量 :0.03wt.% 装入量 :3.3Kg 溶解促進材(チタン−アルミニウム合金固形物): チタン含有量:66wt.% アルミニウム含有量:34wt.% 酸素含有量 :0.035 wt.% 装入量 :0.4Kg
【0041】溶解鋳造室1内を、200torr の圧力のアル
ゴンガス雰囲気に保ち、このような圧力のアルゴンガス
雰囲気下に保たれたインダクションスカル溶解炉2のる
つぼ7内においてスポンジチタン11を溶解した。次い
で、溶解炉2の上方に配置された原料供給装置3から、
約1.7Kg の量のアルミニウム12を、るつぼ7内の溶融チ
タン11a 中に投入した。そして、るつぼ7内において、
アルミニウム12が十分に溶解し、均一な成分の溶融チタ
ン−アルミニウム合金となった後、るつぼ7内の溶融チ
タン−アルミニウム合金13を、るつぼ7の下方に配置さ
れたグラファイト製の円筒状の鋳型4内に鋳込んで、5.
0Kg のチタン−アルミニウム合金インゴットを鋳造し
た。
【0042】鋳造されたインゴットの成分組成は、下記
表1の通りであった。
【0043】次いで、上記5.0 Kgのチタン−アルミニウ
ム合金インゴット13a をるつぼ7内に装入した。そし
て、溶解鋳造室1内を排気して0.1torr に減圧し、この
ような減圧下において、チタン−アルミニウム合金イン
ゴット13a を再溶解した。そして、再溶解された溶融チ
タン−アルミニウム合金13を、上記減圧下において、る
つぼ7の下方に配置されたシェルモールド14に鋳込み、
所定形状のチタン−アルミニウム合金鋳造物を鋳造し
た。
【0044】上記減圧下における、チタン−アルミニウ
ム合金インゴット13a の再溶解時(溶解時間3分)に、
溶融チタン−アルミニウム合金中から、約0.6 wt.%の量
のアルミニウムが蒸発する。その結果、チタン−アルミ
ニウム合金インゴットの成分組成を鋳造物の目標値とす
ると、溶融チタン−アルミニウム合金インゴットを3分
間保持した際の蒸発アルミニウム量は33.7wt.%になる。
そこで、上記蒸発アルミニウム量に見合う25gの量のア
ルミニウムを、チタン−アルミニウム合金インゴット13
a と共にるつぼ7内に装入した。
【0045】得られた鋳造物の成分組成は、下記表2の
通りであり、アルミニウム量を目標値の±0.25% の範囲
内に調整することができた。
【0046】
【実施例2】実施例1において、るつぼ7内の溶融チタ
ン11a 中へのアルミニウム投入量を1.76Kgとなし、かく
して、表3に示す、アルミニウム含有量が目標値よりも
約1wt.%高いチタン−アルミニウム合金インゴットを調
製した。
【0047】そして、減圧下における、チタン−アルミ
ニウム合金インゴット13a の再溶解時に、溶融チタン−
アルミニウム合金を、その蒸発アルミニウム量が0.9wt.
% となる時間即ち4.5 分間保持した後、これを、シェル
モールド14に鋳込み、所定形状のチタン−アルミニウム
合金鋳造物を鋳造した。
【0048】得られた鋳造物の成分組成は、下記表4の
通りであり、アルミニウム量を目標値の±0.25% の範囲
内に調整することができた。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の方法によ
れば、例えば、スポンジチタン、チタンスクラップ、ア
ルミニウムおよび必要に応じその他の第3元素等からな
る原料を溶解して、チタン−アルミニウム合金鋳造物を
鋳造するに当り、特に、アルミニウム含有量を適確に調
整することができ、これによって、所定量のチタンおよ
びアルミニウムを含有する、低酸素の品質の優れたチタ
ン−アルミニウム合金鋳造物を、低コストで鋳造するこ
とができる、工業上有用な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法に使用される装置の一例を示す
概略説明図である。
【図2】この発明の方法における、るつぼ内への原料の
装入状態を示す説明図である。
【図3】この発明の方法における、るつぼ内へのアルミ
ニウムの投入状態を示す説明図である。
【図4】この発明の方法における、るつぼ内の溶融チタ
ン−アルミニウム合金の鋳型内への鋳込み状態を示す説
明図である。
【図5】この発明の方法における、るつぼ内へのチタン
−アルミニウム合金インゴットの装入状態を示す説明図
である。
【図6】この発明の方法における、るつぼ内の再溶解さ
れた溶融チタン−アルミニウム合金の鋳型内への鋳込み
状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 溶解鋳造室、 2 インダクションスカル溶解炉、 3 原料供給装置、 4 鋳型、 5 排気孔、 6 ガス供給孔、 7 るつぼ、 8 高周波誘導コイル、 9 導管、 10 スカル、 11 スポンジチタン、 11a 溶融チタン、 12 アルミニウム、 12a アルミニウム箔、 13 溶融チタン−アルミニウム合金、 13a チタン−アルミニウム合金インゴット、 14 シェルモールド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−31571(JP,A) 特開 平5−200529(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 21/02 B22D 23/00 C22B 9/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料としての、酸素含有量が350ppm以下
    の低酸素スポンジチタンを、インダクションスカル溶解
    炉内において、10〜760torr の圧力の不活性ガス雰囲気
    下で溶解し、次いで、前記溶解炉内の溶融チタン中に、
    原料としてのアルミニウムを添加して、所定量のチタン
    およびアルミニウムを含有する溶融チタン−アルミニウ
    ム合金を調製し、このようにして調製された前記溶融チ
    タン−アルミニウム合金を、前記10〜760torr の圧力の
    不活性ガス雰囲気下において、グラファイト製、銅製ま
    たは水冷銅製の鋳型内に鋳込んで、チタン−アルミニウ
    ム合金インゴットを鋳造し、次いで、前記チタン−アル
    ミニウム合金インゴットを、1torr以下の減圧下で前記
    溶解炉内において再溶解し、このようにして再溶解され
    た溶融チタン−アルミニウム合金中のアルミニウム量が
    目標値となるように、前記再溶解された溶融チタン−ア
    ルミニウム合金中のアルミニウム量を調整し、前記再溶
    解された溶融チタン−アルミニウム合金中のアルミニウ
    ム量の調整は、減圧下での再溶解時におけるアルミニウ
    ムの予想蒸発量から、添加すべきアルミニウム量を求
    め、このようにして求められた量のアルミニウムを、前
    記チタン−アルミニウム合金インゴットと共に前記溶解
    炉内に装入し、または、再溶解された前記溶融チタン−
    アルミニウム合金中に添加することにより行い、次い
    で、前記アルミニウム量が調整された溶融チタン−アル
    ミニウム合金を、前記1torr以下の減圧下で鋳型内に鋳
    込み、かくして、チタン−アルミニウム合金鋳造物を鋳
    造することを特徴とする、チタン−アルミニウム合金鋳
    造物の鋳造方法。
  2. 【請求項2】 原料としての、酸素含有量が350ppm以下
    の低酸素スポンジチタンを、インダクションスカル溶解
    炉内において、10〜760torr の圧力の不活性ガス雰囲気
    下で溶解し、次いで、前記溶解炉内の溶融チタン中に、
    原料としてのアルミニウムを添加して、所定量のチタン
    およびアルミニウムを含有する溶融チタン−アルミニウ
    ム合金を調製し、このようにして調製された前記溶融チ
    タン−アルミニウム合金を、前記10〜760torr の圧力の
    不活性ガス雰囲気下において、グラファイト製、銅製ま
    たは水冷銅製の鋳型内に鋳込んで、チタン−アルミニウ
    ム合金インゴットを鋳造し、次いで、前記チタン−アル
    ミニウム合金インゴットを、1torr以下の減圧下で前記
    溶解炉内において再溶解し、このようにして再溶解され
    た溶融チタン−アルミニウム合金中のアルミニウム量が
    目標値となるように、前記再溶解された溶融チタン−ア
    ルミニウム合金中のアルミニウム量を調整し、前記再溶
    解された溶融チタン−アルミニウム合金中のアルミニウ
    ム量の調整は、目標値よりもアルミニウム量の多いチタ
    ン−アルミニウム合金インゴットを調製し、前記チタン
    −アルミニウム合金インゴットの再溶解時における溶融
    チタン−アルミニウム合金の保持時間を、所定のアルミ
    ニウム量となるように選択することにより行い、次い
    で、前記アルミニウム量が調整された溶融チタン−アル
    ミニウム合金を、前記1torr以下の減圧下で鋳型内に鋳
    込み、かくして、チタン−アルミニウム合金鋳造物を鋳
    造することを特徴とする、チタン−アルミニウム合金鋳
    造物の鋳造方法。
  3. 【請求項3】 チタン−アルミニウム基合金を形成すべ
    き原料としての第3元素を、前記スポンジチタンの溶解
    時に、前記溶解炉内に、前記スポンジチタンと共に、ま
    たは、前記溶解炉内の溶融チタン中に添加する、請求項
    または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記チタン−アルミニウム合金インゴッ
    トを、前記溶解炉内において再溶解する際に、前記溶解
    炉内に、鋳造すべきチタン−アルミニウム合金鋳造物と
    同一成分組成のチタン−アルミニウム合金スクラップを
    装入する、請求項1から3の何れか1つに記載の方法。
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