JP3125084U - 挟持部を有する折収可能なフック構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】挟持部を有する折収可能なフック構造の提供。
【解決手段】本構造は、互いに蓋結する底座と蓋体が、内部で凹設された両段挟槽により、掛棒一端を挟合枢結してなり、蓋体は、両掛棒が下端角度を次第に縮小してゆく挟持導槽を有し、更に、挟槽横向段に枢結された支承素子を有する。底座と蓋体は挟合して、掛棒は両導槽の引導枢転で下向きになり、導槽底部に抵接し、両掛棒は強固な挟持効果を形成して、物品を吊るすとき安定した挟持効果を提供する。また、物品を挟持しない時、掛棒を上向けに折収でき、空間を占有しない。
【選択図】 図2

Description

本考案は 展収操作が円滑で、折収可能なフック構造に関する。
図1は公知の折収可能なフックの立体図であり、フック10は底座11から彎曲挟持段121を有する交差状の挟棒12が延伸し、また、両挟棒12の交差位置は束合素子13が結合され、両挟棒12は枢転して折収ができる。更に、下向けに展開する時、束合素子13の固定により、両挟棒12外端の両彎曲挟持段121は相対して圧縮し、図中で示されるような金槌60に提供される。
上述のフック10は、束合素子13の両挟棒12に対する制限で形成された挟持作用により、展収操作中、束合素子13と両挟棒12の干渉が生じやすく、操作が円滑に行われないことが欠点である。
更に、束合素子13の内部と両挟棒12間に多くの遊び空間を有し、両挟棒の挟持作用が不確実で、容易に緩脱することが二つ目の欠点である。
よって、公知の固定構造恩フックが円滑に操作できず、強固に挟固できない欠点に対し改善を加えることが必要である。
本考案は、展収操作が円滑で、折収可能なフック構造を提供し、挟持する両掛棒は導槽の引導下で、展収操作が円滑に行われるようにすることを主な目的とする。
本考案は、展収操作が円滑で、折収可能なフック構造を提供し、その両掛棒は導槽を挟持することにより下端角度を次第に縮小し、両掛棒を引導して、展開時、更に緊密に固定する効果を形成することをもう一つの目的とする。
本考案の展収操作が円滑で、折収可能なフック構造は、底座、蓋体、支承素子、両掛棒、からなる。
本考案のフック構造により、物品の挟持が安定し、不使用時には折収でき、空間を占有しない。
図2は本考案の立体分解図であり、底座20、蓋体30、支承素子40、両掛棒50、からなる。
底座20は、表面の凸階21上に両L字の挟槽22を設置する。挟槽22の横向段は互いに連通する。両挟槽22の縦向段の間に縦向けの扁槽23を有し、横向段を貫穿する。凸階21上に両定位凸柱24を凸設し、凸階21両側と下側は、三個のねじ柱25を設ける。
蓋体30は、周縁側壁36と底座20が相対形状の蓋体構造で、その内側に表面に両L字状の挟槽32を有する凸階31を凸設する。挟槽32の縦向段に挟持導槽37を有し、両挟持導槽37の間に縦向けの扁槽33を有し、両挟槽32が連通する横向段を貫穿する。凸階31上に両定位凸柱24と相対する定位挿孔34を凹設し、凸階31周辺は三個のねじ柱35を設ける。
支承素子40は、T字型の片体構造で、縦向片41で末端両側に凸体42を枢結し、横向片両端に両開口が外向きの槽43を有する。
両掛棒50は、一端が彎折した枢結段51の棒体で、もう一端はゲル被覆されて、彎曲する挟持段52を彎折し、外端は外折段53を有する。
上述のような素子により、両掛棒50は、枢結段51を底座20と蓋体30の挟槽22、32の横向段に置き、支承素子40は、縦向片41を縦向け扁槽23、33に置き、両側の凸体42により両挟槽中間から横向段を貫通して、両掛棒の間に枢結され、両掛棒50外段は支承素子40の横向片の両槽43に係入され、更に、蓋体30と座体20を結合して、ねじ柱25、35がねじAとナットBにより鎖結され、図3で示されるような本考案の構造が完成する。
図3中、底座20上下側辺を壁に嵌合して、挟槽80で滑組され、両掛棒50外段は導槽37下端で固定される。縦向扁槽23,33下端はT字型の支承素子40の横向片の両端槽43により支承を補助し、外端は挟持段52により、金槌60や刷毛70を挟掛することができる。
図4〜図6は、本考案の構造の操作を示す図である。底座20上下側辺が挟槽80に滑組される時、図4、図5で示されるように、両掛棒50から下向けで、挟持導槽37の展開状態で物品の挟持を提供する時、両挟持導槽37は下端角度を次第に縮小した構造をなし、図5の矢印で示されるように、両掛棒50を引導して展開時に互いに寄りかかり、図6で示されるように、物品60などを挟掛し、強固に固定される。
図5、図6中、両掛棒50外段は、枢結された支承素子40により槽43を結合し、両掛棒50に対し支承補助をなして、物品に対する負荷を増加する。両掛棒50は支承素子40の槽43の長さ内で引導され、両挟持導槽37は相対して滑移する。異なる大きさの物品に対し、図6で示されるような挟固作用を生成する。掛棒50は物品を掛けないとき、図4の矢印で示されるように、両掛棒50を上げて定位し、空間を占有しない。
公知のフックの立体図である。 本考案の立体分解図である。 本考案の立体組み合わせ図である。 本考案の掛棒の外展開時の側視断面図である。 本考案の掛棒の外展開時の前視断面図である。 本考案の掛棒の外展開時の異なる物品を挟持する上視図である。
符号の説明
10 フック
12 挟棒
13 束合素子
11、20 底座
21、31 凸階
22、32、80 挟槽
23、33 縦向扁槽
24 定位凸柱
25、35 ねじ柱
30 蓋体
34 定位挿孔
36 周縁側壁
37 挟持導槽
40 支承素子
41 縦向片
42 枢結凸体
43 槽
50 掛棒
51 枢結段
121、52 挟持段
53 外折段
A ねじ
B ナット
60 金槌
70 刷毛

Claims (3)

  1. 挟持部を有する折収可能なフック構造であって、
    表面の凸階に両挟槽を設置し、前記両挟槽の縦向段の間に縦向け扁槽を有する底座と、
    内壁の凸階に両挟槽を有し、前記挟槽上段に挟持導槽を形成し、前記両挟持導槽の間に縦向扁槽を有する蓋体と、
    T字型の片体構造で、横向片両端が外向け開口を有する槽を形成し、もう一端が枢結端である支承素子と、
    一端が彎折した枢結段の棒体で、もう一端は挟持段を有する両掛棒と、
    からなり、
    前記蓋体と前記底座が蓋結する時、凸階の挟槽により両掛棒の枢結段の挟持枢結を提供し、前記支承素子の枢結端は縦向扁槽に挟持され、横向片両端槽により両掛棒係組を提供し、前記底座を挟槽底部に滑組し、導槽を挟持して、両掛棒を引導して下向けに枢転して前記挟持導槽底部に固定され、物品の挟持を提供することを特徴とする挟持部を有する折収可能なフック構造。
  2. 前記底座と前記蓋体の両挟槽は、凸階表面に両L字状の槽体を有し、前記蓋体の挟持導槽は、前記底座挟槽の縦向段に対し、下端角度が次第に縮小する斜槽構造をなし、両掛棒を下に引導する時、両掛棒は、相対した挟持効果を形成することを特徴とする請求項1に記載の挟持部を有する折収可能なフック構造。
  3. 前記底座と前記蓋体の凸階が設ける縦向扁槽下端は連通する挟槽横向段を貫穿し、前記支承素子はT字状片構造で、両側各凸体を枢結し、両挟槽中間から横向段を貫通して、両掛棒の間の組み合わせ者の挟持することを特徴とする請求項2に記載の挟持部を有する折収可能なフック構造。
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