JP3124767U - 水切り食器収納器具 - Google Patents

Abstract

【課題】水切り食器入れの収納の不便さと食器類の乾きが悪いという不都合の解消。
【解決手段】仕切り板３と箸等収納部５を備えた食器収納容器１と、排水口と排水パイプ８と脚９と滑り止め１０を備えた食器収納容器受け７。
【選択図】図２

Description

本考案は、台所等で洗った食器類を収納する器具に関する。

従来、洗った食器は水切り容器に入れていた。洗った食器が多い時は山盛りとなっていた。また、容器の底に排水がない為、底に水が溜まってしまっていた。

考案が解決しようとしている課題

しかし、これでは、容器の底に溜まった水の湿気と、重なり合った容器が容器に付いた水分の水はけ、乾きを阻害して、乾くのに時間がかかってしまう。
また、容器の乾きが遅いために、食器を容器の中に置いておく時間が長くなり、必要な食器をその容器から直接取り出す事が多くなるが、山盛りに積まれていると、必要な食器を取り出す事が困難になり、食器の山崩れ等で食器を破損させる恐れがある。
また、食器類を容器の中に置いておく時間が長くなると、次の食事の準備で料理が始まり、その料理中の油汚れや洗い物の洗剤が食器に付いたり、ゴキブリの侵入の機会も増え、衛生的に悪くなる。
また、容器は台所で必要なものだが、スペースを使い、台所が手狭になる。

課題を解決するための手段

そこで、洗った食器を入れる容器の底に排水用の穴を開け、容器内の収納をし易くする為の仕切り板を設け、台所の収納スペースを多くする為に容器に底に足の付いた食器収納器具を考案した（図１、図２、図３）。

考案の効果

よって、本考案の食器収納器具により、水が容器に溜まらない為、洗った食器の乾きが早くなり、容器をふきんで拭いて別の食器棚にしまう手間が無くなり、仕切りにより山積みになりづらい為、容器にある食器類の取り出しが容易となる。
また、容器が高い位置にある為、洗剤や料理の汚れが入りづらくなって汚れにくくなり、ゴキブリの侵入を防止でき、衛生的になる。
そして、この容器収納器具の下側にスペースが増え、台所が手広くなる。

考案を実施する最良の形態

本考案に係わる水切り食器収納器具２０は、図１の平面図に示すように仕切り板３、箸等収納部５、排水口２を備えた食器収納容器１と、図２、図３の断面図に示すように食器収納容器受け７、排水パイプ８、脚９、滑り止め１０を備えている。
仕切り板３は皿や茶碗等の食器を立てた状態で入れられるぐらいの間隔を持っており、食器収納容器１には仕切り板３を固定する溝があり、その溝に沿って仕切り板３を出し入れできるようになっている。そして、この食器収納容器底部４は水切りの為に網状になっている。
また、食器収納容器１には箸等の細長いものが収納しやすいように細かく隔てられた仕切りを持った箸等収納部５があり、この箸等収納部底部６は箸やスプーンが底に落ち込まない程度の細かい網状になっている。
食器収納容器受け７は食器収納容器１の縁を受けられる大きなであり、底には１箇所だけ排水口２が有り、その排水口２に向かって下りの傾斜が付いている。そして、その排水口２に柔軟性のある排水パイプ８がつながっており、その排水パイプ８は近くの流し台に届く程度の長さを持っている。これにより、食器収納容器１の網状の底から落ちてきた水分を食器収納容器受け７で受け、排水口２を通って水分を排水パイプ８で流し台等に排水する。
食器収納容器受け７には４本の脚９が付いており、その底には滑り止め１０が付いている。この脚の長さは食器収納容器受け７の底側に有る程度の収納スペースを作るものであるが、食器収納容器１に入れた食器類が容易に出し入れ出来る高さにする。
また、図３に示すように、食器収納器具２０の食器等収納部は手前側が低く、奥側が高い形状をしており、手前側に箸や短いスプーンや小さい食器などの食器を置き、奥側には、長箸やオタマや大きい食器を置き、手前側から食器類を出し入れしやすく、食器が落ちにくい高さにする。

本考案に係わる水切り食器収納器具の平面図である。 本考案に係わる水切り食器収納器具の図１を下側から見た断面図である。 本考案に係わる水切り食器収納器具の図１を右側から見た断面図である。

１ 食器収納容器
２ 排水口
３ 仕切り板
４ 食器収納容器底部
５ 箸等収納部
６ 箸等収納部底部
７ 食器収納容器受け
８ 排水パイプ
９ 脚
１０ 滑り止め
２０ 水切り食器収納器具

Claims (1)

1. 容器の底に排水用の穴を開け、容器内の収納をし易くする為の仕切り板を設け、台所の収納スペースを多くする為に、容器の底に足の付いた食器収納器具。