JP3124349U - マウスパッド

Info

【課題】本体素材、形状を問わず、加工が容易で、操作性に優れたマウスパッドを提供すること。
【解決手段】マウスパッド裏面の、２箇所以上に吸着素材を配置することにより、本体形状にとらわれず、加工が容易で、操作性に優れ、また移動しやすいといった利点を得る
【選択図】図１

本考案はコンピュータ用マウスの下敷きとして使用するマウスパッドに関する。

コンピュータの入力装置として、マウスが知られている。マウスパッドは、これらのマウスを使用する際の下敷きとなる。マウス走行時において、マウスパッドが動いてしまっては操作が困難になるため、裏面にはすべり防止を形成する必要がある。

ところで、近年では、一般にはマウスパッド下部にはすべり防止のためにウレタン等の高摩擦な素材が使われているが、この種のマウスパッドは本体素材に限定があるため意匠加工が限定される。また、裏面全体に吸着素材がなされたようなものは、一度固定してしまうと移動が容易ではないといった問題がある。

本考案は上記に鑑みて成されたものであり、本体素材、形状を問わず、加工が容易で、操作性に優れたマウスパッドを提供することを目的とする。

上記課題を解決する本考案のマウスパッドは、板状をなす本体裏面の一部に吸着素材を持つことを特徴とする。

本考案のマウスパッドは、下記の構成を備えるのが好ましい。
本体の裏面２箇所以上に吸着素材が固着してある。

本考案のマウスパッドは、本体部分の素材を問わないため、さまざまな意匠を使用することができる

本考案のマウスパッドは、本体部分の形状を問わないため、さまざまな意匠を使用することができる。

本考案のマウスパッドは、吸着素材を裏面の２箇所以上に配置することにより、操作性に優れ、また移動しやすい。

本考案のマウスパッドは、板状をなす本体部分に直接吸着素材を固着するので、加工が容易である。

本考案のマウスパッドは、本体裏面の一部に吸着素材を固着することで、吸着素材に要するコストを低減できる。

本考案のマウスパッドは、本体裏面に２箇所以上の吸着素材を固着し、設置面と吸着する。吸着素材は２箇所以上なら設置場所、形にこだわらない。

本考案のマウスパッドにおいて、本体部を構成する材料は限定されない。例えば、樹脂、ゴム、エストラマー、布帛、木材、金属、ガラス、皮、紙などの材料で形成できる。

本考案のマウスパッドにおいて、本体部の形状は限定されない。例えば、丸であっても良いし四角であっても良い。また、肉厚も特に限定されず、厚肉であっても良いし、薄肉であっても良い。

本考案のマウスパッドは、吸着素材が本体部に固着されている。この固着する方法は既知の種々の方法を選択できる。例えば溶着等の方法で直接固定してもよいし、接着等の方法で他部材（接着剤）を介して固着してもよい。

以下、本考案のマウスパッドを、図面を基に説明する。
（実施例１）
実施例１のマウスパッドは、上記構成を備える。実施例１のマウスパッドを模式的に表す裏面の平面図を図１に示す。

実施例１のマウスパッドは、本体裏面の４箇所に吸着素材が接着されている。そのため本体部分と吸着素材の接着面積が小さく、容易かつ安価に形成できる。

また、吸着素材の面積を小さく抑えることにより、マウスパッド移動も容易にできる利点がある。

さらに、実施例１のマウスパッドは本体部分の素材形状を問わないため、優れた意匠性を付与できる。

（実施例２）
実施例２のマウスパッドは、上記構成を備える。実施例２のマウスパッドを模式的に表す裏面平面図を図２に示す。

実施例２のマウスパッドは、本体裏面の上下に吸着材が直線状に接着されている

実施例１のマウスパッドの裏面を模式的に表す平面図である。実施例２のマウスパッドの裏面を模式的に表す平面図である。

符号の説明

１：吸着剤、２：本体