JP3124290U - 負荷用治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】負荷面を正確に形成保持できる負荷用治具を提供する。
【解決手段】材料試験機に固定する連結部材4に上ピン5を介して上負荷部材6を横方向に回転可能に連結し、前記上負荷部材6に下ピン7を介して下負荷部材8を前後方向に回転可能に連結し、前記上ピン5と上負荷部材6、下ピン7と下負荷部材8を螺合により一体化する。この上ピン5の回転を抑制する上トルク管理ネジ10を上負荷部材6に、下ピン5の回転を抑制する下トルク管理ネジ11を下負荷部材8に設ける。予め試料無しで荷重を負荷して圧縮操作を行い、負荷用治具1を上昇させることにより負荷面28aを保持し、実圧縮試験を行う。
【選択図】 図1

Description

本考案は、圧縮試験や曲げ試験時の試料の平面部に正確な負荷面が形成できる負荷用治具に関する。
従来、材料試験機において試料の平面部を負荷面として試験力を負荷し、その試料の圧縮強度や曲げ強度を試験する場合、一般に図4に示すような球座機構を利用した圧縮負荷治具が用いられている。この治具は材料試験機と連結するためのネジ穴101を設けた上負荷部材102と下負荷部材104で鋼球103を挟み、スプリング105で保持して下負荷部材104の下面が試料の平面部と並行に当るようにしている。また、前記鋼球103と下負荷部材104を一体化したものもあり(例えば特許文献1参照)、前記下負荷部材104をピン形にすれば曲げ治具としても使用できる。
特開平9−145575号公報
従来試料の平面部の圧縮強度や曲げ強度を試験する場合、上記のように球座機構やピン形式による圧縮負荷治具や曲げ治具が用いられているが、シリコンチップ、研磨布、フィルム、金属面や半導体に形成された薄膜などの試料に対しては、正確な負荷面が形成されず曲げ強度、圧縮ひずみ測定に誤差を生じるという問題がある。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであって、試料の負荷面に正確な圧縮または曲げ負荷を加えることができる負荷用治具を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するため、本考案の負荷用治具は荷重が負荷される試験片の負荷面の傾斜に、荷重伝達面の傾斜を揺動自在に追従させ、試験片の曲げや圧縮の試験を行う負荷用治具において、上下2個の部材をX軸を介して互いに揺動自在に連設させるとともに、上方の部材は試験の負荷機構に取り付けられる部材と前記X軸と直交するY軸を介して揺動自在に連設され、下方の部材には試験片を負荷する負荷片が取り付けられ、前記上下の各部にはX軸やY軸に対する部材の揺動性を調節する調節手段を設けたものである。
さらに本考案の負荷用治具は調節手段が部材にねじ込まれX軸またはY軸に当接できるねじ込み可能な調節ねじを用いるものである。
本考案の負荷用治具は、上記のように構成されており、従来負荷面を出すのが困難であった厚みの薄い試料に対して正確な負荷面を出すことができる。
本考案の負荷用治具を材料試験機に用いることにより、試料の平面部と負荷用治具の負荷面とのギャップが均一に接近して荷重が負荷されるので、シリコンチップの3点曲げ強度試験やフィルム、薄膜などの歪み測定を正確に行うことができる。また、負荷面保持力が向上するので圧縮試験に使用した場合、横向きの不要な力が試料に作用するのを防ぐことができる。
本考案の負荷用治具の実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本考案の負荷用治具の構成を示す正面図(A)と側面図(B)、図2は本考案の負荷用治具を使用して試料の圧縮試験を行う材料試験機の概略構成図である。本考案の負荷用治具1は、材料試験機に固定される連結部材4と、Y軸方向に配設される上ピン5を中心に回転可能に前記連結部材4に連結される上負荷部材6と、前記上ピン5と直交するX軸方向に配設される下ピン7を中心に回転可能に前記上負荷部材6に連結されている下負荷部材8から構成されている。
前記連結部材4は直方形ブロックの上部に後述する材料試験機本体2と連結するための連結ボルト27を螺合するネジ穴41と、下部に突起部42を形成し、この突起部42に前記上ピン5を通すピン孔43と、このピン孔43に直交して上ピン固定ネジ9を螺合するネジ孔44が設けられ、上ピン5と連結部材4は上ピン固定ネジ9により一体的に結合される。また、前記上負荷部材6は直方形ブロックの上部に割溝61、下部にこの割溝61と直角方向の割溝62を形成し、この割溝61を介して上ピン5を通すピン孔63とその上ピン5の側面から一定のトルクでねじ込む上トルク管理ネジ10を螺合するネジ孔64と、割溝62を介して下ピン7を通すピン孔65とその下ピン7を側面から一定のトルクでねじ込む下トルク管理ネジ11を螺合するネジ孔66を設けている。また、前記下負荷部材8は直方形ブロックの下部に圧縮試験に必要な負荷片を固定するためのネジ穴81、上部に突起部82を形成し、この突起部82に前記下ピン7を通すピン孔83と、これに直交して下ピン7を一体的に取り付けるための下ピン固定ネジ12を螺合するネジ孔84が設けられている。
前記負荷用治具1を用いて試料Sの圧縮試験を行う材料試験機の構成を図2に示す。この材料試験機は荷重値を検出するロードセル21を中心部に固設して荷重を負荷するクロスヘッド22と、クロスヘッド22に螺合して昇降させるためのねじ杆23、24と、ねじ杆23、24を駆動するためのギヤー群25a、モータ25b、プーリ25c及びベルト25dからなるクロスヘッド駆動機構部25と、これらを内設する筐体26からなる材料試験機本体2と、A/D変換器及びマイクロコンピュータを主体とし、前記クロスヘッド22を降下して荷重を試料Sに負荷する制御信号をクロスヘッド駆動機構部25に送信するとともに、ロードセル21からの荷重検出信号を受信して試験力に変換する演算処理を行う制御演算部3から構成されている。
前記負荷用治具1とロードセル21は連結ボルト27により連結される。圧縮試験を行う場合、下負荷部材8には負荷片28、筐体26の下部には負荷片29が固定される。この状態で、負荷用治具1の上負荷部材6の上トルク管理ネジ10及び下トルク管理ネジ11はそれぞれトルクレンチを用いて一定のトルク値でねじ止めされる。このねじ止めにより上ピン5及び下ピン7はそれぞれピン孔63、65の内壁側に押し付けられて負荷面の傾きを保持する保持力が発生する。
上記材料試験機を用いて、厚さが薄い試料Sを圧縮する場合、先ず試料Sがない状態で制御演算部3を操作してクロスヘッド22を降下させ、負荷片28と負荷片29を接触して荷重を負荷し、負荷片28側に負荷面28aを形成する。この状態からクロスヘッド22を上昇させ、荷重を除去する。これにより、負荷片28側の負荷面28aは負荷片29の平面部と平行状態を保持する。そして、試料Sを負荷片29上に設置して圧縮試験を実行する。この場合、負荷片28の負荷面28aと負荷片29の上面は平行となり、均一なギャップで接近するので、試料Sに均一な荷重が負荷される。
図3は負荷用治具1の変形実施例である負荷用治具1Aの構成を示す斜視図である。この負荷用治具1Aは3ピン曲げ試験を行う場合に使用するもので前記下負荷部材8の代わりに先端をピン形にした下負荷部材8Aを使用している。図3に示すようにピン106、107上に試料Sを配置し、先端がピン形である負荷用治具1Aを前記材料試験機本体2に連結し、降下させ試料Sに荷重を負荷して曲げ試験を行う。
本考案の負荷用治具は、圧縮試験や曲げ試験を行う材料試験機において、特に試料に対して正確に平行な負荷面の形成と保持が必要な場合に用いられる。
本考案の実施例による負荷用治具の構成を示す正面図(A)と側面図(B)である。 本考案の実施例による負荷用治具を使用した材料試験機の構成図である。 変形実施例による負荷用治具の構成を示す斜視図である。 球座機構を利用した圧縮負荷治具の構成図である。
符号の説明
1、1A 負荷用治具
2 材料試験機本体
21 ロードセル
22 クロスヘッド
23、24 ねじ杆
25 クロスヘッド駆動機構部
25a ギヤー群
25b モータ
25c プーリ
25d ベルト
26 筐体
27 連結ボルト
28、29 負荷片
28a 負荷面
3 制御演算部
4 連結部材
41、81、101 ネジ穴
42、82 突起部
43、63、65、83 ピン孔
44、64、66、84 ネジ孔
5 上ピン
6、102 上負荷部材
61、62 割溝
7 下ピン
8、8A、104 下負荷部材
103 鋼球
105 スプリング
106、107 ピン
S 試料

Claims (2)

  1. 荷重が負荷される試験片の負荷面の傾斜に、荷重伝達面の傾斜を揺動自在に追従させ、試験片の曲げや圧縮の試験を行う負荷用治具において、上下2個の部材をX軸を介して互いに揺動自在に連設させるとともに、上方の部材は試験の負荷機構に取り付けられる部材と前記X軸に直交するY軸を介して揺動自在に連設され、下方の部材には試験片を負荷する負荷片が取り付けられ、前記上下の各部にはX軸やY軸に対する部材の揺動性を調節する調節手段を設けたことを特徴とする試験のための負荷用治具。
  2. 前記調節手段が部材にねじ込まれX軸またはY軸に当接できるねじ込み可能な調節ねじであることを特徴とする請求項1記載の負荷用治具。
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CN113640098A (zh) * 2021-08-02 2021-11-12 中国电力工程顾问集团西南电力设计院有限公司 一种可调节刚度的半刚性节点试验装置

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