JP3124277U - 打込み型アンカー - Google Patents

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田 昇 吉 成
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有限会社カネ亥松井商会
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Abstract

【課題】 砂地海底に打ち込むことで、強力な固定力を得ることができ、さらに使用後に海底面に遺物を残さないアンカー(錨)を提供することを課題とする。
【解決手段】 本考案の打込み型アンカー100は、所定の長さを有する金属性パイプからなるアンカー本体1の上端部近傍に溶接で固定された繋留用円環2を備え、本体1の下端部を中心に前後左右に拡がる2対4枚の錨翼板を備え、1対の錨翼板10a、10bは、錨翼把持プレート4a、4bに貫通する錨翼軸6a、6bにより開閉自在に支持され、もう1対の錨翼板10c、10dは、錨翼把持プレート4a、4bに直交するように設けられた錨翼把持プレート4c、4dに錨翼軸6c、6dにより開閉自在に支持され、アンカー本体1の下端部を中心に前後左右に拡がることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本考案は、養殖施設・定置網・海洋構造物などを繋留するため海底砂地に伏設する打込み型アンカーに関する。
従来、養殖施設・定置網・海洋構造物の繋留には、合成繊維製の土嚢がアンカーとして使用されてきた。しかし、定置網などを所望の固定力で係止するためには多数の土嚢袋を製作して海底に投入する必要があり、小型の砂袋に海岸の砂を採取して詰める作業とその運搬が膨大な作業量となる問題があった。
また、合成繊維性の土嚢袋が、定置網などの撤去後も海草や藻が付着しないまま腐食せずに海底に永く残るため、漁場の荒廃を招く問題があった。
これらの解決策として、特許文献1の漁業用溶融メッキ金網製土俵袋が提案されている。この発明は、全体を金網で構成した大きな方型土饅頭型の袋体に海底周辺の砂をポンプで吸い上げて袋体に充填して碇とするもので、袋体に設けられた繋留用円環および支持体に繋留索を取り付けて定置網などを繋留するものであった。
この発明によれば、金網が海草などの付着を促し、漁礁となる効果があり、錨としての用途が終了しても、砂に埋没し、長い年月では海水に溶解して自然に取り込まれる効果を呈する。しかし、所望の固定力を備えた錨とするには、金網が大型となり、また用済み後に元の砂地海底に戻すまでには長期間かかる問題があった。
また、海底に露出する従来の海底錨においては、底引き網などが掛る損壊事故が多発していた。
特開平7−246042号公報(第2、3頁、第1図)
本考案は、前述の問題に鑑みてなされたもので、砂地海底に打ち込むことで、強力な固定力を得ることができ、さらに使用後に海底面に遺物を残さないアンカー(錨)を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本考案の打込み型アンカーは、砂地海底に打ち込まれて繋留索を連結するアンカーであって、
金属パイプからなるアンカー本体と、アンカー本体の中心軸に平行に畳まれた状態で打ち込まれ海底砂地中でアンカー本体の下端部を中心に前後左右に拡がる2対4枚の錨翼板と、を備えていることを特徴とする。
また、前記アンカー本体は、上端部に繋留用円環を備え、下端部に、前記錨翼板を開閉自在に支持する錨翼把持プレートと、アンカー本体の先端方向に延出された棒爪とを備えていることを特徴とする。
前記錨翼板は、底板と、その左右に直立した側板によりU字形に形成され、該一方端の側板に穿設された軸孔に貫通された錨翼軸で開閉自在に前記錨翼把持プレートに取り付けられ、他方端の底板には翼先プレートが設けられていることを特徴とする。
本考案によれば、海底砂地中に開いた4枚の錨翼板により強力な固定力を得ることができる。また、錨翼板がアンカー本体に折りたたまれた状態で打ち込まれるため、打ち込み現場までの運搬ならびに海底打ち込みが容易である。
また、撤去時は、海底面で繋留ロープを切断すれば、砂地海底面に遺物を残すことがない。
以下、本考案の打込み型アンカーの実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は、本考案の打込み型アンカーの斜視図である。
本考案の打込み型アンカー100は、所定の長さを有する金属性パイプからなるアンカー本体1の上端部近傍に溶接で固定された繋留用円環2を備え、アンカー本体1の下端部を中心に前後左右に拡がる2対4枚の錨翼板10a、10b、10c、10dを備えている。
1対の錨翼板10a、10bは、錨翼把持プレート4a、4bに貫通する錨翼軸6a、6bにより開閉自在に支持され、もう1対の錨翼板10c、10dは、錨翼把持プレート4a、4bに直交するように設けられた錨翼把持プレート4c、4dに錨翼軸6c、6dにより開閉自在に支持され、アンカー本体1のパイプ軸に並行に折りたたみ可能に取り付けられている。
錨翼把持プレート4a、4bは、アンカー本体1の左右に突設された支持板7、7に溶接固定され、アンカー本体1を挟むように平行に設けられ、その長手方向の両端には、錨翼受板5a、5bが溶接固定されている。
錨翼把持プレート4c、4dは、錨翼把持プレート4a、4bの上部に直交するように、アンカー本体1の左右に突設された支持板7、7に溶接固定され、その長手方向の両端には、錨翼受板5c、5dを溶接して設けられる。
錨翼受板5a、5bの端部は、錨翼板10a、10bが拡いたとき、水平から略30度〜40度の角度で上向きに止まるように錨翼板10a、10bを支える。同様に、錨翼受板5c、5dの端部は、錨翼板10c、10dが拡いたとき略30度〜40度の角度で上向きに止まるように錨翼板10a、10bを支える。
また、錨翼受板5a、5bの下端は、錨翼把持プレート4a、4bの下方向のアンカー本体1に溶接されている。これら錨翼受板5a、5b、および5c、5dは、打込みアンカー100を砂地海底に打込む際に砂を掻き分ける働きをする。
錨翼把持プレート4a、4bの外側側面には、アンカー本体1の先端方向に向けてそれぞれ2本の棒爪3が溶接固定されている。棒爪3は、アンカー本体1の先端を海底砂地の低質の粘土層まで打ち込む場合、その粘土層を破壊する爪の役割をはたすものである。
錨翼板10は、底板11の左右に直立した側板12を備え、側板12に穿設された軸孔12aに貫通された錨翼軸6で開閉自在に前記錨翼把持プレート4に取り付けられ、底板11の一方端には翼先プレート13が設けられている
図2は、本考案の打込み型アンカーの正面図である。図1と同機能の部分は同じ符号を付して説明を省略する。
図2の打込み型アンカー100は、錨翼板10a、10b、10c、10dがアンカー本体1の長手方向の軸と平行に折りたたまれ海底に打込まれる状態を示す。錨翼板10a、10bについては、その錨翼板10a、10bが海底砂地中で拡げられた状態を2点鎖線で示している。
図3は、本考案の打込み型アンカーの側面図である。図3は、打込み型アンカー100が海底砂地中に伏設され錨翼板10a、10b、10c、10dが拡げられた状態を示す。
次に、本考案の打込み型アンカー100の一実施例の仕様を説明する。アンカー本体1のパイプ径50ミリ、長さ770ミリ、繋留用円環2を含めた全長950ミリとし、錨翼板10a、10b(下翼)の長さ500ミリ、幅100ミリ、錨翼板10c、10d(上翼)の長さ450ミリ、幅100ミリ、重量43kgとした場合、安全率3の固定力は13.5トン(計算値45トン)の性能を得ることができる。
本考案の打込み型アンカー100は、漁船などで設置海域に運搬し、海底砂地に、圧縮空気あるいは高圧水ポンプなど任意の用具を用いて海底砂地に穴を掘り、その中に打ち込み、繋留用円環2に繋留索を結び、錨翼板を拓いた状態で海底砂地中に伏設する。
本考案の打込み型アンカー100によれば、従来のブロックあるいは土俵、土嚢をしのぐ固定力を発揮させることができる。
本考案の打込み型アンカーの斜視図である。 本考案の打込み型アンカーの正面図である。 本考案の打込み型アンカーの側面図である。
符号の説明
1 アンカー本体
2 繋留用円環
3 棒爪
4 錨翼把持プレート
4a、4b、4c、4d 錨翼把持プレート
5 錨翼受板
5a、5b、5c、5d 錨翼受板
6 錨翼軸
6a、6b、6c、6d 錨翼軸
7 支持板
10 錨翼板
10a、10b、10c、10d 錨翼板
11 底板
12 側板
12a 軸穴
13 翼先プレート
100 打込み型アンカー

Claims (3)

  1. 砂地海底に打ち込まれて繋留索を連結するアンカーであって、
    金属パイプからなるアンカー本体と、アンカー本体の中心軸に平行に畳まれた状態で打ち込まれ海底砂地中でアンカー本体の下端部を中心に前後左右に拡がる2対4枚の錨翼板と、を備えていることを特徴とする打込み型アンカー。
  2. 前記アンカー本体は、上端部に繋留用円環を備え、下端部に、前記錨翼板を開閉自在に支持する錨翼把持プレートと、アンカー本体の先端方向に延出された棒爪とを備えていることを特徴とする請求項1記載の打込み型アンカー。
  3. 前記錨翼板は、底板と、その左右に直立した側板によりU字形に形成され、該一方端の側板に穿設された軸孔に貫通された錨翼軸で開閉自在に前記錨翼把持プレートに取り付けられ、他方端の底板には翼先プレートが設けられていることを特徴とする請求項1記載の打ち込み型アンカー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101504518B1 (ko) * 2014-04-17 2015-03-20 유한회사 백두해운 해상용 싱커

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