JP3124221U - 車両の塗装時に使用するカバーシート - Google Patents

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Abstract

【課題】非塗装部を覆う紙製シート(例えば、古新聞紙)のカバー範囲を補填する合成樹脂のカバーシートの端部をより分かりやすくして、しかも、カバーシートを所定位置に取付ける作業を容易化した車両の塗装時に使用するカバーシートを提供する。
【解決手段】車両15の塗装時に使用し、塗料が車両の非塗装部17に付着するのを防止するカバーシート10であって、0.005〜0.5mm厚みの透明合成樹脂シート材11の幅方向両側端部には幅が2〜10mmの着色部12、13が設けられている。また、この透明合成樹脂シート材11は中央で2つ折りしてロール状に巻いてもよいし、両側の着色部12、13の色彩を変えてもよい。
【選択図】図1

Description

本考案は、例えば自動車等の塗装を行うに際して非塗装部に塗料が付着しないようにする車両の塗装時に使用するカバーシートに関する。
自動車等のボディを再塗装する場合、塗料が付着してはいけない部分(例えば、窓ガラス、ミラー、ヘッドライト等)にはカバーが行われている。また、例えば、自動車の部分塗装を行う場合に、非塗装部にはカバー部材を貼り付けることが行われている。この場合のカバー部材は、塗装部に隣接する非塗装部に古新聞紙を粘着テープで貼り付け、古新聞紙だけでは保護する幅が狭いので、更に貼り付けた古新聞紙にビニールシート等の透明合成樹脂シートを、別の粘着テープで貼り付けていた。
また、特許文献1には合成樹脂シートの下端縁部に彩色の標識を付けた標識付き養生マスカーが提案されている。
実願昭62−12407号(実開昭63−122667号)のマイクロフィルム
しかしながら、従来方法の場合、古新聞紙に貼り付けるシートが厚みが約0.02mm程度の透明合成樹脂シート(フィルム)であるので、古新聞紙の上に載せた場合、この透明合成樹脂シートの端部が目視では分かりにくく、作業性が悪いという問題があった。
一方、特許文献1記載の標識付き養生マスカーは建築物の養生に使用するもので、塗装時のマスクとして使用することの言及はないが、仮に標識付き養生マスカーを塗装時のマスクカバーとして使用した場合、合成樹脂シートの片側にしか彩色の標識(着色部)が設けられていないので、方向を間違ってマスクカバーを広げた場合、一旦裏返して着色部を所定の方向に向ける作業を要する。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、非塗装部を覆う紙製シート(例えば、古新聞紙)のカバー範囲を補填する合成樹脂のカバーシートの端部をより分かりやすくして、しかも、カバーシートを所定位置に取付ける作業を容易化した車両の塗装時に使用するカバーシートを提供することを目的とする。
前記目的に沿う本考案に係る車両の塗装時に使用するカバーシートは、車両の塗装時に使用し、塗料が前記車両の非塗装部に付着するのを防止するカバーシートであって、
0.005〜0.5mm(より好ましくは、0.05〜0.4mm)厚みの透明合成樹脂シート材の幅方向両側端部には着色部が設けられている。透明合成樹脂シート材の厚みが0.005mmより薄いと破れ易くて取り扱いが手間であり、0.5mmを超えるとコスト高になる。
ここで、本考案の車両の塗装時に使用するカバーシートにおいて、前記透明合成樹脂シート材は中央で2つ折りされた状態でロール状に巻かれているのが好ましい。これによって幅広のカバーシートを小型に収納することができる。
また、前記透明合成樹脂シート材の両側に設けられた前記着色部の色彩は異なるのが好ましい。ここで、異なる色彩には有彩色(例えば、赤、緑、青)の他、無彩色(白、黒、灰)を含む。
そして、本考案の車両の塗装時に使用するカバーシートにおいて、前記透明合成樹脂シート材の両側に設けられているそれぞれの前記着色部の幅は、2〜10mmの範囲にあるのがよい。
請求項1〜4記載の車両の塗装時に使用するカバーシートにおいては、0.005〜0.5mm厚みの透明合成樹脂シート材の幅方向両側端部には着色部が設けられているので、幅方向両側のいずれの端部も容易に視認でき、これによって、カバーシートで車両の非塗装部を覆うという作業がより容易となる。
そして、幅方向両側端部に着色部が設けられているので、作業にあってカバーシートの裏表を気にすることがない。
また、カバーシートを貼着する側のみでなく、カバーシートの貼着されていない側の端部を着色部によって容易に視認でき、その後の作業性が向上する。
特に、請求項2記載の車両の塗装時に使用するカバーシートにおいては、透明合成樹脂シート材は中央で2つ折りされた状態でロール状に巻かれているのでコンパクトに収納できる。
請求項3記載の車両の塗装時に使用するカバーシートにおいては、透明合成樹脂シート材の両側に設けられた着色部の色彩は異なるので、このカバーシートの幅方向の端部を区別して非塗装部分に貼り付けることができる。
また、通常の車両は一色で塗装されているので、カバーシートの幅方向の一端部は必ず車両の色彩と異なることになり、車両の非塗装部に直接このカバーシートを貼着する場合、カバーシートの端部を選択することによって、カバーシートの端部を容易に視認でき、貼着作業が容易となる。
そして、請求項4記載の車両の塗装時に使用するカバーシートにおいては、透明合成樹脂シート材の両側に設けられているそれぞれの着色部の幅は、2〜10mmの範囲にあるので、よりカバーシートの端部を容易に見つけることができる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施の形態につき説明し、本考案の理解に供する。
ここで、図1(A)は本考案の一実施の形態に係る車両の塗装時に使用するカバーシートの斜視図、(B)は同一部詳細を示す斜視図、図2(A)は同車両の塗装時に使用するカバーシートの使用方法の説明図、(B)はP−P矢視の部分断面図、図3は同車両の塗装時に使用するカバーシートの使用方法の他の例を示す断面図である。
図1(A)、(B)に示すように、本考案の一実施の形態に係る車両の塗装時に使用するカバーシート10は、幅が1.7〜1.9mで厚みが0.005〜0.5mmの透明合成樹脂シート材11の幅方向両側端部に着色部12、13が設けられている。この着色部12、13の幅は、2〜10mm(より好ましくは、3〜5mm)の範囲にある。この実施の形態では、着色部12、13は同一色(例えば、黒、赤、灰、緑、橙、青、白等の一色)に着色けされている。着色の方法は、例えば、これらの色彩のインキを塗布するのが最も簡単で安価であるが、例えば薄い着色テープを貼着する場合であっても本考案は適用される。なお、カバーシートの幅は例えば1.9mを超え3.7m以下であってもよい。
透明合成樹脂シート材の材質は、例えば、ポリプロピレンフィルム、ポリ塩化ビニールフィルム、又はナイロンフィルムからなっているが、透明又は半透明であること、屈曲性がよいこと、使用する塗料に対して強いことを備えていれば、他の合成樹脂フィルムであっても適用可能である。
なお、この実施の形態では着色部12、13の色彩は同一であるが、異なる色彩に着色することもできる。この場合、カバーシート10の幅方向一方の端部と他方の端部を区別して使用できる。また、通常は車両の色彩は一色であるので、カバーシート10の一端部は必ず、車両の色と異なる色彩ということになり、例えば、車両に重ねた場合であっても、その端部を識別でき、カバーシート10の端部の貼着作業性が増す上、カバーシート10を直接車体に貼り付けた場合でも、その端部を容易に視認できる。
このカバーシート10は、図1(A)に示すように、製品14の状態では、透明合成樹脂シート材11が中央で2つ折りされてロール状に巻かれている。これによって、ロール状に巻かれた製品14の長さを半分にすることができ、よりコンパクトになる。従って、カバーシート10の幅が1.8mの場合は90cmになる。
次に、この車両の塗装時に使用するカバーシート10の使用方法について説明する。
まず、図2(A)、(B)を参照して、車両(塗装対象物)の一例である乗用車15の後部側壁から屋根部分(以下、この部分を塗装部16、その他の部分を非塗装部17という)を塗装する作業に適用した場合について説明する。
紙製シートの一例である古新聞紙(又は古紙)18を用意し、その端部を塗装部16と非塗装部17との境界線19に合わせて切断し、粘着テープ20を用いて車体に貼り付ける。この場合、粘着テープ20が直接車体に貼着している部分が塗装の境界線19ということになる。
粘着テープ20の幅は例えば12mm程度であり、半分の幅が古新聞紙18及び車体に貼着することになる。この実施の形態では粘着テープ20の端部で境界線19を形成したが、塗料に流動性がなく滲まない場合には、古新聞紙18の端部の一部、カバーシート10の端部を直接貼り付けて境界線を形成してもよい。
次に、この古新聞紙18上にカバーシート10の片側端部を粘着テープ21にて貼着する。この作業においては、ロール状の製品14からカバーシート10を適当長さ解いて切断し、2つ折り状態を解いて一枚のカバーシート10とするが、カバーシート10の幅方向の両側に着色部12、13が設けられているので、カバーシート10の裏表を気にすることなく使用できる。
これによって、下部に敷かれている古新聞紙18上に一端側に着色部12が形成されたカバーシート10が載ることになり、この着色部12によってカバーシート10の片側端部の位置を容易に視認でき、簡単に粘着テープ21を付ける場所を確認でき、作業性が向上する。このカバーシート10は通常、幅が1.8m程度あるので、その片側端部を古新聞紙18上に貼り付けると、非塗装部17の殆どを覆うことになり、これによって、吹き付け塗装時の塗料が飛散しても非塗装部17に付着しないということになる。
この場合、カバーシート10の他の側に設けられた着色部13も視認できるので、どの部分まで車体が覆われているか一目で確認できる。更に、着色部13の色彩が着色部12の色彩と異なると、カバーシート10の自由端も視認できる。
塗装が完了した後は、カバーシート10を(場合によっては古新聞紙18と共に)引っ張ることによって非塗装部17から古新聞紙18及びカバーシート10が除去される。
なお、ここで、図3に示すように、塗装部16に隣接する非塗装部17に粘着テープ22を貼着し、粘着テープ22の上に古新聞紙18の端部が粘着テープ23によって貼着されて、更に、この古新聞紙18の上に粘着テープ24によってカバーシート10を貼着してもよい。この場合、粘着テープ22の端部が塗装部16と非塗装部17との境界線26となる。
(A)は本考案の一実施の形態に係る車両の塗装時に使用するカバーシートの斜視図、(B)は同一部詳細を示す斜視図である。 (A)は同車両の塗装時に使用するカバーシートの使用方法の説明図、(B)はP−P矢視の部分断面図である。 同車両の塗装時に使用するカバーシートの使用方法の他の例を示す断面図である。
符号の説明
10:車両の塗装時に使用するカバーシート、11:透明合成樹脂シート材、12、13:着色部、14:製品、15:乗用車、16:塗装部、17:非塗装部、18:古新聞紙、19:境界線、20〜24:粘着テープ、26:境界線

Claims (4)

  1. 車両の塗装時に使用し、塗料が前記車両の非塗装部に付着するのを防止するカバーシートであって、
    0.005〜0.5mm厚みの透明合成樹脂シート材の幅方向両側端部には着色部が設けられていることを特徴とする車両の塗装時に使用するカバーシート。
  2. 請求項1記載のカバーシートにおいて、前記透明合成樹脂シート材は中央で2つ折りされた状態でロール状に巻かれていることを特徴とする車両の塗装時に使用するカバーシート。
  3. 請求項2記載のカバーシートにおいて、前記透明合成樹脂シート材の両側に設けられた前記着色部の色彩は異なることを特徴とする車両の塗装時に使用するカバーシート。
  4. 請求項1又は2記載のカバーシートにおいて、前記透明合成樹脂シート材の両側に設けられているそれぞれの前記着色部の幅は、2〜10mmの範囲にあることを特徴とする車両の塗装時に使用するカバーシート。
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