JP3123844U - 自動二輪車用後方確認システム - Google Patents

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Abstract

【課題】自動二輪車の任意の後方を、運転者の安全性を確保したまま確認できるシステムを提供する。
【解決手段】ヘルメットの後方部分に取り付けられた撮像手段、自動二輪車のハンドル部中央付近に取り付けられた表示手段と、該撮像手段からの信号を該表示手段へ送信する接続手段からなる自動二輪車用後方確認システム。
【選択図】図1

Description

本考案は、自動二輪車用後方確認システムに関し、特に競技用自動二輪車に特に適した後方確認システムに関する。
自動二輪車において、運転者による後方確認は、ハンドルに取り付けられたサイドミラーによっているが、その構造上どうしても視界が限られ死角が多いという問題があった。特に、ルームミラーが設けられない自動二輪車にあっては、後方の視界は確保されていないのが実情であり、後方を確認するためには運転者自ら振り返るしかなかった。
しかしながら、高速運転中でこのような後方確認は前方確認が中断する時間が多くなり、危険であった。特に、多数の車両が接近して高速走行するオートレース競技では、接触、転倒事故の原因となり易かった。
このような問題を解決するため、自動二輪車の後部に後方撮像手段を取り付け、後方の撮像画面をヘルメット内に設けた表示手段により、運転者が後方の視界を振り返らずに確認できるようなシステムが提案されている(特許文献1)。
しかしながら、このシステムでは撮像手段が、車両に固定されているため、斜め後方に死角はどうしても残ってしまい、また運転者が望む方向の確認をすることはできなかった。
また、このシステムでは、ヘルメット内に表示装置を組み込むためのスペースが必要であり、表示装置も前方の視野を損なわないような特殊な機器を使用する必要があった。
この文献には、CCDカメラに代えてイメージファイバを使用する場合にはヘルメットの後頭部に設けることも言及されているが、表示装置がヘルメット内に設けられていることから、視界を確保するため、運転手が頭を回転した場合に表示を停止したり縮小表示する必要があり、また製造コストも高くなってしまう。
一方、ヘルメットは、転倒時における運転手の安全確保の観点から、自動二輪車では運転手に装着が義務付けられているものである。このヘルメットに種々の機能性を持たせるための提案は従来よりなされており、例えば、スピーカとマイクロホンを設け、ヘルメットの装着時の外部音を聞き易くしたり、送受信装置によりツーリング時に他の運転者との会話を可能したりするもの(特許文献2)、ヘルメットに制動灯や方向指示灯を付設し、送受信機により車体に取り付けされた制動灯や方向指示灯と同期させてヘルメットに付設した制動灯や方向指示灯を点灯表示させるようにしたもの(特許文献3)、ナビゲーションシステムを組み込んだもの(特許文献4)などが挙げられ、上記特許文献1に記載されるものも表示手段をヘルメット内に装着している。
しかしながら、ヘルメットの第1の目的は運転者の安全確保であり、ヘルメット内部に突起物となるような部品を装着することはそのためヘルメットの安全性が損なわれるという問題があった。
特開2000−284214号公報 実開昭58−34923号公報 実開平2−78525号公報 特開2000−221050号公報
本考案は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであり、簡単な装置で、自動二輪車の運転者の安全を確保したままで後方の任意の方向を確認することができるシステムを提供することである。
本考案のシステムは、ヘルメットの後方部分に取り付けられた撮像手段、自動二輪車のハンドル部中央付近に取り付けられた表示手段と、該撮像手段からの信号を該表示手段へ送信する接続手段からなる。
本考案では、後方確認のための撮像手段をヘルメットの後方部分に取り付けたので、運転者は頭だけを少し回転させることにより、後方の任意の方向を撮像して表示手段に表示でき、運転時の安全性を確保したまま、後方を死角のない映像で確認することができ、レンズに異物が付着しても、除去が容易である。
また、本考案で使用する撮像手段と表示手段は、何れも特別な構造を必要とせず、市販品がそのまま使用できる。
撮像手段と表示手段との接続は、ジャックなどで取り外し可能としたコードで接続することも可能であるが、小型の送受信器を利用すればコードレスとすることもでき、より取り扱いが容易となる。ただ、コードレスでは別途電源が必要となるので、競技など長時間使用する場合にはコード接続が有利である。
撮像手段のヘルメットへの取り付け方法は任意であり、運転者の安全面からはヘルメットの外部に取り付けることが望ましいが、超小型のCCD撮像手段を使用すれば、ヘルメット内のパッドの一部を欠き取り、そこに収容して、ヘルメット本体に設けたピンホールを通して外部を撮像させる構成とすることもできる。
表示手段としては、これも市販のモニターが利用でき、本体前方の各種計器類の付近に取り付ければよい。取り付け方法は任意であるが、液晶の薄型モニターを使用し、折りたたみ可能、あるいは収納可能に取り付ければ、不必要な場合、折りたたんだり車両本体に収納する構成とすることもでき、いたずらや盗難から守ることができる。
本考案のシステムは、特別な部品を使用しないで済むのでコストがかからず、製造が容易である。
また、ヘルメットの後方に撮像手段を取り付けたので、運転者が少し頭を回転させるだけで任意の方向を死角なく確認することができ、一般の高速運転はもとより、多数の自動二輪車が高速で併走するオートレースにおける選手の後方確認手段として特に有用である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明するが、本考案の技術的範囲はこれに限定されるものではない。
図1は、ヘルメット1の後方にFRP製の防水フード6を設けその内部にCCD撮像手段5を収納した例を示す。図2は、その拡大図である。
ここで使用した撮像手段は、図3に示すように、ピンホールレンズ7、ピント調整手段8、アンテナ線3、電源接続用リード線2を有する。駆動電源はDC12Vであり、市販の電池4を運転や安全に支障の少ないヘルメットの下端部に取り付ける。なお、撮像手段を車体側の表示手段と有線で接続する場合には、リード線により車体バッテリーと接続しても良い。
映像受信機は、図4に示されるように、外部アンテナ10、調整ダイヤル11、電源接続リード線12、映像出力リード線13を有する。取り付け場所は、車体の何れでも良いが、運転の支障とならず、発信源のヘルメットとも近く、スペースも取り易いシート下部に取り付けるのが好ましい。
表示手段は、3.5インチ液晶モニター15であり、車体のメーターパネル付近に取り付けることができ、図5に示されるようにメーターパネル天井14に埋め込んだり(図5(a):上下の2例を示す)、パネルの上面あるいは下面に折りたたみ式に取り付け(図5(b):上下の2例を示す)、メーターパネル天井本体に収容可能とすることが好ましい。
本考案のシステムは、簡単な装置で構成されるので、既存の車体やヘルメットへの適用が容易であり、運転者が特別な操作をすることなく任意の後方向を確認することができ、自動二輪車の運転者の安全性が向上する。
撮像手段のヘルメットへの取り付け例を示す図 撮像手段の取り付け部分の拡大図 撮像手段の構成を示す図 受信機の構成を示す図 表示手段をメーターパネル天井部に取り付けた例で、(a)は天井に埋め込んだ例(上下の2例を示す)(b)はパネル外部に折りたたみ式に取り付けた例(上下の2例を示す) [図番の説明]
1:ヘルメット
2:電源用リード線
3:送信用アンテナ
4:バッテリー
5:撮像手段
6:防水フード
7:レンズ
8:ピント調整手段
9:受信機本体
10:受信用アンテナ
11:調整ダイヤル
12:電源用リード線
13:映像出力リード線
14:メーターパネル天井
15:液晶モニター

Claims (3)

  1. ヘルメットの後方部分に取り付けられた撮像手段、自動二輪車のハンドル部中央付近に取り付けられた表示手段と、該撮像手段からの信号を該表示手段へ送信する接続手段からなる自動二輪車用後方確認システム。
  2. 接続手段が、無線の送受信器である請求項1記載の自動二輪車用後方確認システム。
  3. 自動二輪車が競技用自動二輪車である請求項1又は2記載の自動二輪車用後方確認システム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020126629A (ja) * 2019-01-31 2020-08-20 株式会社ストラドビジョンStradvision,Inc. バイクライダー用スマートヘルメットを利用してバイクのブラインドスポットをモニタリングする方法及びこれを利用したブラインドスポットモニタリング装置

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