JP3123667B2 - 通信回線試験回路 - Google Patents

通信回線試験回路

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JP3123667B2 JP03295132A JP29513291A JP3123667B2 JP 3123667 B2 JP3123667 B2 JP 3123667B2 JP 03295132 A JP03295132 A JP 03295132A JP 29513291 A JP29513291 A JP 29513291A JP 3123667 B2 JP3123667 B2 JP 3123667B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル通信交換シ
ステムにおける通信回線試験回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、ディジタル通信回路における従
来の試験方法の説明図である。
【0003】この図3においてディジタル通信回線1、
通話路2、伝送装置3a、3bで通信回線系が構成さ
れ、この通信回線系を試験する場合、試験パターン送出
回路4aから、ディジタルのビットパターンで構成され
た試験パターンを送出し、折り返し点またはにおい
て試験パターンを折り返し、この折り返された試験パタ
ーンを受信回路5が受信し、この受信された試験パター
ンと送出された試験パターンとを比較回路6で照合し、
この照合結果に応じて、その通信回線系の良否を判定す
るようにしている。この従来の試験方法において、通信
回線1上の各装置が正しく動作している場合には、伝送
装置3a、3bによって折り返してループを形成したと
きに、送信された試験パターンと受信された試験パター
ンとが完全に一致することを前提としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、折り返しル
ープに送信した試験パターンと、その折り返しループか
ら受信された試験パターンとの関係が一義的に決まらな
い非線形的処理を行う装置(たとえば、音声用高能率符
号化復号化装置)が通信回線1に挿入された場合には、
通信回線1上の各装置が正しく動作している場合でも、
送信された試験パターンと受信された試験パターンとが
一致しない。したがって、従来方法において、通信回線
1の途中に音声用高能率符号化復号化装置等が挿入され
ていると、その通信回線系の良否を判定することは不可
能であるという問題がある。
【0005】本発明は、送信された試験パターンと受信
された試験パターンとの関係が一義的に定まらない音声
用高能率符号化復号化装置等が通信回線の途中に接続さ
れていても、その通信回線を試験することができる通信
回線試験回路を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信回線に送
出された試験パターンとその通信回線から受信された試
験パターンとに基づいてS/N比を計算し、折り返し地
点の違いに応じた閾値と計算されたS/N比とを比較す
ることによって、その通信回線の良否を判定するもので
ある。
【0007】
【作用】本発明は、通信回線に送出された試験パターン
とその通信回線から受信された試験パターンとに基づい
てS/N比を計算し、折り返し地点の違いに応じた閾値
と計算されたS/N比とを比較することによって、その
通信回線の良否を判定するので、送信された試験パター
ンと受信された試験パターンとの関係が一義的に定まら
ない音声用高能率符号化復号化装置等が通信回線の途中
に接続されていても、その通信回線を試験することがで
きる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示すブロック図
である。
【0009】この実施例は、ディジタル通信回線1に高
能率CODEC装置4が接続されているディジタル移動
通信システムの例であり、通話路2、無線基地局3がデ
ィジタル通信回線1に接続され、無線基地局3と移動機
7とが交信し、通話路2の端部に試験回路8が設けられ
ている。
【0010】図2は、上記実施例における試験回路8の
具体例を示すブロック図である。この試験回路8は、試
験パターン記憶部81と送信回路82と受信回路83と
受信信号蓄積部84と制御回路85とを有する。
【0011】試験パターン記憶部81は、ディジタルの
ビットパターンで構成された所定の試験パターンを記憶
する試験パターン記憶手段の一例であり、送信回路82
は、試験パターン記憶手段に記憶された試験パターンを
ディジタル通信回線に送出する信号送出手段であり、受
信回路83は、信号送出手段からディジタル通信回線に
送出された試験パターンが所定の折り返し点で折り返さ
れた信号を受信する信号受信手段の一例であり、受信信
号蓄積部84は、信号受信手段が受信した受信信号を蓄
積する受信信号蓄積手段の一例である。制御回路85
は、信号送出手段から送信した試験パターンが表わす信
号強度と信号受信手段が受信した信号パターンが表わす
信号強度とに基づいて、S/N比を計算するS/N比計
算手段の例であり、また、S/N比計算手段が計算した
S/N比を、信号送出手段から折り返し点までの状態に
応じた閾値と比較することによって、ディジタル通信回
線の良否を判定する回線良否判定手段の例でもある。
【0012】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0013】移動通信においては、無線周波数を有効利
用するために、音声情報の狭帯域伝送が行われる。つま
り移動機7で高能率符号化された音声信号は、高能率C
ODEC装置4において通常の64kbpsμ−law
音声信号に変換された後、通話路2によって交換接続さ
れる。一方、逆方向についても、通話路2を経由した6
4kbpsμ−law音声信号は高能率CODEC装置
4によって高能率信号に変換され、無線基地局3を経
て、移動機7に送信される。
【0014】この場合、高能率CODEC装置4が正常
動作していても、高能率CODEC装置4の前後におけ
るディジタルビットパターンは一義的には対応しないの
で、送信された試験パターンと受信された試験パターン
とが試験回路8において照合できないからといって、通
信回線1が異常であると判定することはできない。上記
実施例においては、折り返し点またはにおいて信号
を折り返した後に、試験回路8において、受信したμ−
law信号のS/N比を測定する。
【0015】つまり、試験回路8において、制御回路8
5は、外部からの試験制御信号に基づいて、所定の試験
パターンを試験パターン記憶部81から取り出し、この
取り出された試験パターンを、送信回路82を介してデ
ィジタル通信回線1に送出する。そして、折り返し点
またはから折り返された試験パターンを受信回路83
が受信し、この受信された試験パターンを受信信号蓄積
部84が蓄積する。一方、制御回路85は、送信された
試験パターンと受信された試験パターンとを比較し、音
声レベルで相関する点(一致する点)を見つけ出し、こ
の一致する点におけるサンプルポイント毎に、試験パタ
ーンが表わす信号強度の差分を算出する。すなわち、送
信された試験パターンの所定サンプルポイントにおいて
表現される信号強度と、受信された試験パターンの同サ
ンプルポイントにおいて表現される信号強度との差分を
計算し、この差分をノイズの値として把握し、送信され
た試験パターンが表わす信号強度に対する上記ノイズの
値を、求めるS/N比とする。なお、上記試験パターン
を信号強度に変換する動作と、上記S/N比の演算動作
とは、実際にはコンピュータが実行するが、上記S/N
比の演算はいわゆるアナログ回路で行うこともできる。
【0016】このようにして算出したS/N比を、予め
設定された閾値と比較し、その結果を試験制御信号によ
って外部に通知する。なお、通話路2、高能率COED
C4、無線基地局3が正常であるときに、受信された試
験パターンのS/N比を予め測定し、この測定されたS
/N比に基づいて、通信回線1が異常であると判断する
に必要なS/N比を想定し、この想定されたS/N比
が、上記予め設定された閾値である。
【0017】上記実施例においては、折り返し点に応じ
て、S/N比の閾値を選択する。すなわち、一般的に、
折り返し点は、無線回線区間における折り返し点であ
るために、折り返し点における折り返しの場合より
も、信号劣化が大きい。したがって、試験回路8におい
てS/N比を判定する場合、上記予め設定されるべき閾
値は、折り返し点の違いに応じてそれぞれ異なる値に設
定する必要がある。ディジタル通信回線1の系が伝送路
のみで構成され、ディジタル処理をしない場合には、上
記予め設定されるべき閾値をたとえば20dBとし、こ
の20dBよりも大きいときに通信回線1が正常である
と判断し、高能率CODEC装置4によって符号化復号
化が行われ、無線基地局3と移動機7との間のように無
線回線が含まれ、この端部で折り返される場合には、上
記予め設定されるべき閾値をたとえば0dBとし、この
0dBよりも大きいときに通信回線1が正常であると判
断する。このように、折り返し地点に対応してS/N比
の閾値を変えられるようにしたので、無線区間を含むデ
ィジタル通信回線の試験をも同一回線で行うことができ
る。
【0018】また、上記実施例においては、折り返し点
に応じて、送信すべき試験パターンを選択する。すなわ
ち、通常の場合にはPCMコードの8ビット音声パター
ンをディジタル通信回線に送信するが、他の場合には低
ビットレート(たとえばPCMコードの2ビット音声パ
ターン)でディジタル通信回線に送信するというよう
に、ディジタル通信回線に送信する場合のビットレート
が異なるので、そのビットレート等に応じて、送信すべ
き試験パターンを選択する。なお、上記実施例において
は、試験制御信号の指示に基づいて、制御回路85が上
記閾値、上記試験パターンを予め設定する。
【0019】なお、上記実施例は、ディジタル通信回線
1の系が伝送路のみで構成され、ディジタル処理をしな
い場合にもディジタル通信回線1の試験を行うことがで
きるので、従来試験していた通信回線(音声用高能率符
号化復号化装置等の非線形的処理を行う装置が挿入され
ていない通信回線)についても、試験することができ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、ディジタル通信回線か
ら折り返されてくる信号を、原信号と比較してS/N比
を求め、このS/N比に基づいて回線の良否を判定する
ようにしたので、高能率符号化装置等が挿入されたディ
ジタル通信回線の試験が可能であるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】上記実施例における試験回路8の具体例を示す
ブロック図である。
【図3】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1…ディジタル通信回線、 2…通話路、 3…無線基地、 4…高能率CODEC装置、 7…移動機、 8…試験回路、 81…試験パターン記憶部、 82…送信回路、 83…受信回路、 84…受信信号蓄積部、 85…制御回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル通信交換システムにおける通
    信回線試験回路において、 ディジタルのビットパターンで構成された所定の試験パ
    ターンをディジタル通信回線に送出する信号送出手段
    と; この信号送出手段から上記ディジタル通信回線に送出さ
    れた上記試験パターンが所定の折り返し点で折り返され
    た信号を受信する信号受信手段と; この信号受信手段が受信した受信信号を蓄積する受信信
    号蓄積手段と;ディジタルのビットパターンで構成された所定の試験パ
    ターンを信号強度に変換し、 上記信号送出手段から送信
    した試験パターンが表わす信号強度と上記信号受信手段
    が受信した信号パターンが表わす信号強度との差分に基
    づいてノイズの値を計算し、上記信号送出手段から送信
    した試験パターンが表わす信号強度を信号の値とし、上
    記信号の値と上記ノイズの値との比であるS/N比を計
    算するS/N比計算手段と; このS/N比計算手段が計算したS/N比を、上記信号
    送出手段から上記折り返し点までの状態に応じた閾値と
    比較することによって、上記ディジタル通信回線の良否
    を判定する回線良否判定手段と; を有することを特徴とする通信回線試験回路。
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