JP3123442U - 植木鉢の自動給水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で安価な植木鉢の自動給水装置を提供する。
【解決手段】植木鉢6の受け皿2の長手方向中心部に,水溜め3を設け,その一方の両角に,給水ボトル1を倒立するための台4を一対設け,その台4の上に給水ボトル1を倒立する。他方に植木鉢6に内蔵した水分高吸収材7の一端を底部から外出させ,水溜め3の水5に浸るように植木鉢を載置する。
【選択図】図4

Description

本考案は,植木鉢の受け皿に給水ボトルと水分高吸収材を内蔵した植木鉢を載置した植木鉢の自動給水装置に関するものである。
従来の植木鉢の自動給水装置は,受け皿に全て専用の,受け皿カバー,植木鉢,給水タンク,給水調節具が装着されているものがある。(例えば,特許文献1参照)。
また,ケーシングの中に全て専用の,受け皿,植木鉢,貯水タンク,給水制御弁が装着されているものがある。(例えば,特許文献2参照)。
以下特許文献を示す。
特開2001−78595 実開 平7−18450
自動給水装置を構成する一つ一つの部品が全て専用品であるため,形や大きさの違う部品は使用出来ないし,唯,一つの植木鉢のための装置としては構成が過多であり,案価に商品を供給することは,むずかしいと考えられる。このような欠点を解決するために考案されたものである。
考案を解決するための手段
植木鉢の受け皿の中心部に水溜めを設け,その一方の両角に給水ボトルを倒立する台とガードを設け,他方に水分高吸収材を内部から底部を外出させた植木鉢を載置する。
以上の構成よりなる植木鉢の自動給水装置。
大きめの植木鉢,一鉢用として受け皿の形を丸形に形成する。
小さめの植木鉢,複数鉢用として受け皿の形を長方形に形成する。
受け皿の一方に複数の穴を設け,逆U字形に形成した番線を差し込んだ,ガードを設ける。
考案の効果
本考案を構成する部品の給水ボトル,植木鉢は専用品ではないので,身近にある物を使用出来るし,水位調節具も使用していない等,構成を簡単にしてあるので安価に商品を供給出来る。
植物を元気に育成するためには、土が水分過多で、びしょびしょな状態を避けなければならないが植木鉢の底部を直接、水に浸していないので土がびしょびしょになることはなく、適度な湿り気を保つ。
一つの受け皿に複数の植木鉢を載置することが出来る。
受け皿の水留めは細長い溝様にして、面積を小さくしているので、水の蒸発が少ない。
以下,本考案の実施の形態について説明する。
受け皿2の長手方向中心部に,長細い溝用の水溜め3を設け,その一方の両角に給水ボトル1を倒立するための台4を,水溜め3の底部より若干,高い位置で一対設け,給水ボトル1を安定倒立するガード10を設ける。他方へ水分高吸収材7を内部から底部を外出させた植木鉢6を載置する。以上が本考案の構成である。
次に本考案の使用方法を説明する。
まず給水ボトル1に水5を満たし,水5がこぼれないように給水ボトル1の口を指先で塞いで,逆さまにして台4の上まで持って行き,指先を離して口を台4の上に倒立させ,倒れないようにガード10から輪ゴム9を回して固定する。そうすると給水ボトル1の水5が水溜め3に流出して水位が台4の高さ,すなわち給水ボトル1の口が浸るところで水5の流出は止まる。次に植木鉢6の土8の上に出ない位置あたりに,水分高吸収材7の最上部をガムテープで植木鉢6の内面に固定する。そして下の端を底部から若干,外出させておき,土8を入れて植物を植え,外出している水分高吸収材7が水溜め3の水5に浸るように受け皿2に載置する。そうすると植木鉢6の底部から外出している水分高吸収材7が水溜め3の水5を植木鉢6の内部まで吸い上げ,その水分を土8が吸収する。水溜め3の水位が下がれば給水ボトル1の口から空気が入り,水5が流出する,とゆう水5の動きの繰り返しにより水位は一定に保たれ,土8は適度な湿り気を保つ。
植物を植えてから月日が経って,根と土が一つに固まっている植木鉢を自動給水する時は植物を土ごと一旦,植木鉢から取り出して一箇所,上から下まで土を崩す。次に前記と同じように植木鉢の内面に水分高吸収材を用意して,植物の土を崩した箇所と水分高吸収材が向き合うように植物を植木鉢へ戻し,崩した箇所へ崩した土を戻す。そして水分高吸収材が水溜めの水に浸るように植木鉢を受け皿に載置すれば,新しく植物を植えた場合と同じように自動給水する。
水分高吸収材の一例として自重の6倍の水分を吸収する,PVAスポンジを使用すると効果は顕著である。
受け皿に植木鉢を多数,載置出来るように受け皿の両端に給水ボトルを倒立出来るように形成することも出来る。
大きめの植木鉢,一鉢用として受け皿の形を丸形(図1)に形成することも出来る。
受け皿の端に複数の穴を設け,逆U字形に形成した番線を差し込んだ,ガード11にすることも出来る。
受け皿の材質としては、プラスチック或るいは錆びない金属でも形成出来るし、又は味わいのある焼き物で形成することも出来る。
本考案の一鉢用受け皿の斜視図 本考案の複数鉢用受け皿の斜視図 本考案の平面図 本考案の図3のa−a断面図 本考案の図3のb−b断面図 本考案の番線を逆U字形に形成したガード
符号の説明
1 給水ボトル
2 受け皿
3 水溜め
4 台
5 水
6 植木鉢
7 水分高吸収材
8 土
9 輪ゴム
10 ガード
11 ガード

Claims (4)

  1. 植木鉢の受け皿の中心部に水溜めを設け、その受け皿の一方に給水ボトルを倒立する台と、ガードを設け、他方に水分高吸収材を内部から底部を外出させた植木鉢を載置する。以上の構成よりなる植木鉢の自動給水装置。
  2. 大きめの植木鉢、一鉢用として受け皿の形を丸形にした請求項1の植木鉢の自動給水装置。
  3. 小さめの植木鉢、複数鉢用として受け皿の形を長方形にした請求項1の植木鉢の自動給水装置。
  4. 受け皿の一方に複数の穴を設け、逆U字形に形成した番線を差し込んだ、ガードを設けた請求項1の植木鉢の自動給水装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101497279B1 (ko) * 2014-07-07 2015-02-27 현병찬 자동 급수 기능을 갖춘 화분 및 이에 사용되는 물 공급용 관수통
CN109804805A (zh) * 2018-12-13 2019-05-28 深圳市品学优技术有限公司 一种自动补水花盆和一种带水位指示的蓄水花盆

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