JP3123074U - 円筒形の布帛を平面的に直線を用いて畳めるプリーツ加工品 - Google Patents

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Abstract

【課題】円筒形の布帛を平面的に折り畳み、プリーツ加工を施す事により、いかなるサイズの布帛も任意のサイズに平面的かつコンパクトに容易に折り畳むことが可能となり、布帛の趣向性の向上と同時に持ち運ぶ時の利便性の向上を課題とする。
【解決手段】円筒形の布帛に複数の縦方向の山折り線と谷折り線からなるプリーツを施し、山折り線の総数と谷折り線の総数は等しく、山折り線と谷折り線は等間隔に交互に位置し、谷折り線は向かい合う山折り線を対辺とする平行四辺形の鋭角を結んだ対角線からなり、山折り線は全て平行であり、谷折り線も全て平行であり、折り畳むと山折り線あるいは谷折り線の総数と同値の角を有する正多角形の形状に平面に折り畳む。
【選択図】図10

Description

本考案はプリーツ加工品の形態に関する。
従来のプリーツ加工品とは、パターン化されたプリーツ加工を布帛に1方方向、ないし2、3方向から施した後、製品化するもの、既存の製品にプリーツ加工を施すもの、製品完成時のパターンを想定した上で型紙を用いてプリーツ加工を施し、最後に製品化するもの、と様々だが、あくまで布帛の表情やボリューム、動き等の趣向性を高めることを加工理由の主としている。
これに対し本考案は円筒形の布帛にプリーツ加工を施す事により、いかなるサイズの布帛も任意のサイズに平面的かつコンパクトに容易に折り畳み、布帛の趣向性の向上と同時に持ち運ぶ時の利便性を向上することを課題とする。
上記課題を達成するための本考案によるプリーツ加工品に使用する円筒形の布帛の高さをx、円周をyとする。円筒の底辺に垂直に、等間隔に平行に山折りし、その総数をZ、山折り線の線分をb、線分bで区切られた円筒上の一辺を線分aとする。またこの時、高さxと線分bは等しい。線分b、線分aからなる長方形の左右いずれか一方の対角線を総数Zで平行に谷折りし、その谷折り線の線分をcとする。
(図1)
yの数値、総数Zと間隔aをかけた数値、線分cに円周率をかけた数値とが等しくなった時、円筒形の布帛は正Z角形に平面に折り畳む事が可能になる。またこの時、線分bと線分cからなる山折り、谷折りによってプリーツが形成される。式に表したものが[数1]となる。
(図2)(図3)
Figure 0003123074
線分a、総数Zの値を操作する事により、折り畳んだ状態での正Z角形の表情(プリーツの細かさなど)に変化を富ませるとともに、開いた状態でのプリーツの幅の変化は勿論、動き等の趣向性を向上させる事が可能であり、円周yの値を操作することにより、折り畳んだ状態での正Z角形の外周や、広げた状態での円周のサイズ展開を図ることが可能である。
上記した円筒形の布帛をその軸方向に、高さxの値を変えずに任意の回数繰り返し連続させ、この時に生まれる縦方向に並んだ2つの線分b、b’の接点と、傾斜方向を左右反転して縦方向に並んだ2つの線分c、c’の接点とを水平線でつなぎ、これを全ての線分b、b’、b”・・・の接点、線分c、c’、c”・・・の接点間に行い、1本の円周線y’、y”、y’’’・・・とし、山折りする事で、布帛の山折り線b、b’、b”・・・と谷折り線c、c’、c”・・・が縦に連続され、連続された回数分、および円周線y’、y”、y’’’・・・の総数分正Z角形が折り畳んだ時に連続して重なるように形作られるようになり、全体の高さのサイズを自由に変える事が可能である。
(図4)(図5)
布帛の底辺に垂直であった線分bを円周yに対し左右いずれか一方方向に任意の角度に傾け、同様に平行に間隔a、総数Zで山折りし、対辺bと対辺aで形作られる平行四角形の鋭角である対角を結んだ対角線を線分cとし、同様に平行に間隔a、総数Zで谷折りする事によって、
(図6)
折り畳んだ際に形成される正Z角形の中央に任意の大きさの正多角形の空洞を作る事が可能であり、折り畳んだ状態での見た目の趣向性を向上させるとともにいくつもの正Z角形が重なりあった時に最もプリーツが重なり合い厚みが生じる中央部分に任意の大きさの空洞を作る事によってプリーツの重なりを分散させ、より折り畳んだ際の厚みを少なくし、平面的にする事を可能とする。
(図7)
式に表したものが[数2]であり、[数2]を求める際に必要な角度をθ、折り畳んだ際に形成される正Z角形の中央の空洞である正多角形の全ての角をつないで形成される正円の直径を線分dとし、図を(図8)とする。
Figure 0003123074
円筒形の布帛における円周線y’、y”、y’’’・・・上にある線分b、b’の交点と、線分c、c’の交点が線分aの間隔をあけて交わる時、折り畳んだ状態での正Z角形の直径は円周y’、y”、y’’’・・・の直径となり、円周線y’、y”、y’’’・・・上にある線分b、b’の交点と、線分c、c’の交点が交わらない時、新たに円周線y’、y”、y’’’・・・上の線分aは2分割され、線分e、線分fが生じ、線分eの値よりも線分fの値は少ないとし、線分eは山折り、線分rは谷折りとし、線分aにプリーツの総数Zをかけた値、つまり円周y、から間隔fにプリーツの総数Zをかけた値の倍の値を引いた値、もしくは間隔eから間隔fを引いた値にプリーツの総数Zをかけた値が、折り畳んだ状態での正Z角形の円周と等しくなり、折り畳んだ状態での正Z角形の円周ならびに直径の大きさをもともとの円筒形の布帛の円周yより小さい値内で自由に操作することが可能になり、これにより折り畳んだ状態で多様な大きさの正Z角形が重なりあい、広げた状態でのプリーツの動きもさらに変化に富み、趣向性を向上させるとともに折り畳んだ状態であらゆるサイズの布帛も任意の大きさの正Z角形として折り畳むことが可能になり、いくつもの正Z角形が重なりあった時に中央部分の次にプリーツが重なり厚みが生じる円周の部分のプリーツの重なりを分散させ、より折り畳んだ際の厚みを少なくし、平面的にする事を可能とする。(図9)(図10)(図11)
式に表したものが[数3]である。
Figure 0003123074
本考案は円筒形の布帛を平面的に折り畳めるようにプリーツ加工を施すものであり、そのプリーツの長さや角度、総数や間隔等を操作することによりあらゆるサイズの布帛を、コンパクトに、正多角形状に平面的に折り畳むことが可能であり、元来表情豊かなプリーツ加工品に本考案による流れるようなプリーツの表情に加え、折り畳んだ状態における収納時の利便性を加え、同時にプリーツを広げずに収納できることから、プリーツの堅牢度を増す効果がある。
本考案は布帛を平面的に畳むことを主としているため、布帛はできる限り薄いものが最良とされ、プリーツ加工を施す布帛としてポリエステルが多量に含まれた布帛が最良である。
本考案の円筒形の布帛を任意の人体の着用可能なサイズにすることでワンピースやシャツ、ストール等衣服として使用できる。またランプシェード等照明機器としても使用できる。
円筒形の布帛からなることから生産過程で余布がほとんど生まれず経済的に生産できる。
本考案のもっとも基本的なプリーツ加工のガイドラインの一例を円筒形の布帛に記したものの鳥瞰図。 本考案のもっとも基本的なプリーツ加工を施した布帛の一例を平面的に折り畳んだ時の平面図。 本考案のもっとも基本的なプリーツ加工を施した布帛の一例を平面的に折り畳む途中の鳥瞰図。 本考案の長さを変化させたプリーツ加工のガイドラインの一例を円筒形の布帛に記したものの鳥瞰図。 本考案の長さを変化させたプリーツ加工を施した布帛の一例を平面的に折り畳む途中の鳥瞰図。 本考案の平面に折り畳んだ時に中央に正多角形の空洞を作る時のプリーツ加工のガイドラインの一例を円筒形の布帛に記したものの鳥瞰図。 本考案の平面に折り畳んだ時に中央に正多角形の空洞を作る時のプリーツ加工を施した布帛の一例を平面的に折り畳んだ時の鳥瞰図。 文中の計算式を求める際の図。 本考案の平面に折り畳んだ時の正多角形の大きさを操作する時のプリーツ加工のガイドラインの一例を円筒形の布帛に記したものの鳥瞰図。 本考案の平面に折り畳んだ時の正多角形の大きさを操作する時のプリーツ加工を施した布帛の一例を平面的に折り畳む途中の鳥瞰図。 本考案の平面に折り畳んだ時の正多角形の大きさを操作する時のプリーツ加工を施した布帛の一例を平面的に折り畳んだ時の平面図。

Claims (1)

  1. 円筒形の布帛にプリーツ加工を施した加工品であり、この布帛は複数の縦方向の山折り線と谷折り線からなるプリーツを有し、山折り線の総数と谷折り線の総数は等しく、山折り線と谷折り線は等間隔に交互に位置し、谷折り線は向かい合う山折り線を対辺とする平行四辺形の鋭角を結んだ対角線からなり、折り畳むと山折り線あるいは谷折り線の総数と同値の角を有する正多角形の形状に平面に畳める事を特徴とするプリーツ加工品。
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