JP3122880U

JP3122880U - アイマスク

Info

Publication number: JP3122880U
Application number: JP2006002113U
Authority: JP
Inventors: 憲一吉川
Original assignee: 株式会社トレアリー
Priority date: 2006-03-24
Filing date: 2006-03-24
Publication date: 2006-06-29
Anticipated expiration: 2016-03-24

Abstract

【課題】構成が簡単で、製造コストも安価であり、更に装着時に異物感、違和感がなく、ツボを刺激することでリラックス効果、眼精疲労、精神疲労の回復を図った新規なアイマスクを提供する。
【解決手段】目隠しカバー１の少なくとも目のツボに相当する部分に、所定の機能性粉末を含有したプリント剤をプリントして、プリント機能部３を形成した構造にしている。
【選択図】図１

Description

本考案は、アイマスクの改良に関する。

現代人が日常生活を営むにあたって様々な刺激により眼を酷使し、眼精疲労やストレスが蓄積されている。眼精疲労等が起こると血液循環が悪くなり、眼機能の低下、目のかすみ、頭痛、体調不良等、人体に様々な異常を生じさせやすい。また、神経が高ぶると寝付きにくい等の精神疲労を起こすことが多い。

従来より、休息や就寝の際に周囲の明かりを遮断し、リラックス効果、催眠効果、血液循環機能の向上効果等を付与し、体力と共に眼精疲労、精神疲労等の一層の回復を図る為アイマスクが開発され、市販されている。

例えば、下記特許文献１には、アイマスクの裏面側の経穴対応位置に刺激体（ゲルマニウム、セラミック、トルマリン、永久磁石等）を固着させてあることとし、その刺激体の先端を尖らせた錐状に形成することで、接触される経穴に刺激を与え、目の疲れを改善するものが提案されている。
登録実用新案３１０３０２１号

しかしながら、上記特許文献１のアイマスクには経穴に対応させるよう、刺激体を先端を尖らせた錐状に形成している為、これを装着した際に異物感や違和感があるという問題があった。

本考案者は、構成が簡単で、製造コストも安価であり、更に装着時に異物感、違和感がなく、ツボを刺激することでリラックス効果、眼精疲労、精神疲労の回復を図った新規なアイマスクを提供するものである。

上記目的を達成する為、
請求項１に係るアイマスクは、目隠しカバーの裏面で少なくとも目及びその周辺のツボに相当する部分に、所定の機能性粉末を含有したプリント剤をプリントして、機能性プリント部を形成したことを特徴とする。

請求項２に係るアイマスクは請求項１において、上記目隠しカバーは、耳上部分に延びる延出部を有しており、上記機能プリント部は、延出部の裏面でこめかみに対応する部分に形成されていることを特徴としている。

請求項３に係るアイマスクは請求項１において、機能性粉末は、ゲルマニウム、セラミック、トルマリン、永久磁石のうちから少なくとも一種以上を含んでいることを特徴とする。

請求項４に係るアイマスクは、請求項１〜３のいずれかにおいて、プリント剤には、所定の顔料が添加されていることを特徴とする。

請求項１〜４に係るアイマスクによれば、少なくとも目及びその周辺のツボに相当する部分に、所定の機能性粉末を含有したプリント剤をプリントしているので、構成が簡単で安価に提供できる。また、装着時にも異物感がなくツボに刺激を与えてリラックス効果、眼精疲労、精神疲労の回復が図れる。

以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。

図１は、本考案に係るアイマスクの一実施例であり、（ａ）はその正面図、（ｂ）は裏面を示した一部破断面図である。図２は使用状態を示す図である。

このアイマスクＡは遮光性が高く、通気性を有する薄くて丈夫な生地で構成された目隠しカバー１の両側面にゴム製等で、伸縮自在な素材で製された頭部バンド４を設けている。目隠しカバー１は、顔面に密接して接触させる裏面を有しており、その、裏地１０には、ゲルマニウム、セラミック、トルマリン、永久磁石等の機能性粉末（以下、「機能性粉末」と省略する。）を含有した塗料や染料が、プリント剤２として所望の色、柄にプリントされ、機能プリント部３を形成している。

ここに、機能性粉末は、特に限定されず、プリント剤２として安全に使用される大きさ素材であれば良く、プリント剤２は、目隠しカバー１の裏面１０の素材に応じた糊材、樹脂等のバインダーを含有し、スクリーン印刷、手書き等、既存の手段によって、アイマスクの裏面１０に所望の模様、文字、イラスト、これらの組み合わせて、プリント機能部３としている。

このようなプリント機能部３は、人体のツボに対応する箇所にプリントされることが望ましく、本実施例では、両目、その周囲に点模様を点在させたものを例示しているが、プリント範囲を広げることで接触面と対応する、より広範囲のツボを刺激することができ、機能性粉末の効果を一層高めることができる。また、プリント剤に所望の顔料を添加すれば、所望の色、柄、模様、イラスト、これらの組み合わせをプリントすることができ、そのデザイン性も高めることができる。

目隠しカバー１の形状を大きくとれば、人体にあるツボの中で、額部に於ける印堂、鼻部の清明、目の脇にある瞳子こう、下関、耳部の客主人等、といった多くのツボをカバーでき、例えばゲルマニウムを使用したものでは、電子的特性により細胞内の電流バランスを整えて、コリや疲労、ストレスを改善してくれる。また、トルマリンを使用したものでは、その部位に活性酸素を消去するマイナスイオン効果を伝達させることができ、これによって眼精疲労や精神疲労、白内障の予防や回復も期待することができる。

更に、保温効果や保湿効果のあるものでは、前記フェースマスクとして美容の為に用いることも可能である。

図３は、本考案の別態様のアイマスク使用例を示している。
この例では、目隠しカバー１は、その両側端に耳の上方に延びる延出部１１を形成し、その延出部１１の裏面に、こめかみ部分に接触させるプリント機能部３を設けており、このようなものでは、目だけでなく、疲労回復効果の高いこめかみにも刺激を与えることができる。
このように本考案によれば、アイマスク１の裏面１０に機能性粉末を含有したプリント剤２をプリントして、プリント機能部３を構成しているので、製造が容易であり、製造コストも安価である。また、使用者の皮膚に直接接触させて装着した場合も異物感はない。

本考案に係るアイマスクを示し、（ａ）は正面図であり、（ｂ）は一部を破断した裏面を示した図である。本考案に係るアイマスクの使用状態を示す図である。本考案の別態様に係るアイマスクの使用状態を示す図である。

符号の説明

Ａアイマスク
１目隠しカバー
１０裏面
１１延出部
２プリント剤
３プリント機能部
４頭部バンド

Claims

目隠しカバーの裏面で、少なくとも目及びその周辺のツボに相当する部分に、所定の機能性粉末を含有したプリント剤をプリントして機能性プリント部を形成したことを特徴とするアイマスク。
請求項１又は２において、
上記目隠しカバーは、耳上部分に延びる延出部を有しており、
上記機能プリント部は、延出部の裏面でこめかみに対応する部分に形成されていることを特徴とするアイマスク。
上記機能性粉末は、ゲルマニウム、セラミック、トルマリン、永久磁石のうちから少なくとも一種以上を含んでいることを特徴とするアイマスク。
請求項１〜３のいずれかにおいて、
上記プリント剤には、所定の顔料が添加されていることを特徴とするアイマスク。