JP3122738U - 紙片挟み具 - Google Patents
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Abstract
【課題】例えば遊技機器の近傍に紙幣等の紙片を確実に保持でき、また携帯容易で遊技機器に対する場所替え等によっても別の遊技機器に簡単に取り付けできるようにする。
【解決手段】収納部2を有し、器壁が柔軟性ある伸張自在な素材によっていわば壷状を呈する携帯ケース体1を形成する。この携帯ケース体1には挟着支持体10を収納保持可能にする。挟着支持体10自体は、縮小傾向に弾発付勢されたコイルスプリング製の挟持体13を伸張自在にして前後の連結キャップ11,12相互間に連繋固定し、後連結キャップ12背面に粘着材15を配して、収納部2内に強制的に収納する。挟持体13は、前後の連結キャップ11,12内に固定した円枠状の固定部14外周側面にネジ止めしてある。また、携帯ケース体1には、ストラップ5を連結する。
【選択図】図1
【解決手段】収納部2を有し、器壁が柔軟性ある伸張自在な素材によっていわば壷状を呈する携帯ケース体1を形成する。この携帯ケース体1には挟着支持体10を収納保持可能にする。挟着支持体10自体は、縮小傾向に弾発付勢されたコイルスプリング製の挟持体13を伸張自在にして前後の連結キャップ11,12相互間に連繋固定し、後連結キャップ12背面に粘着材15を配して、収納部2内に強制的に収納する。挟持体13は、前後の連結キャップ11,12内に固定した円枠状の固定部14外周側面にネジ止めしてある。また、携帯ケース体1には、ストラップ5を連結する。
【選択図】図1
Description
この考案は例えばパチスロ機、パチンコ機等の遊技機器が設置されている遊技場等でゲーム者が紙幣等の現金を投入使用してゲームする場合、その紙幣等を遊技機器における例えば正面周囲枠の適位置に仮止め状に保持できるようにし、また紙幣に限らず各種の紙片等の一時的な保持固定を図れるようにした携帯式の紙片挟み具に関する。
従来から遊技機器が設置されている遊技場においては、ゲーム者が紙幣等の現金の投入によって遊戯用のメダル・遊技球等を購入してゲームを進行させている。特にゲーム者はゲーム進行に伴い紙幣等の投入による購入が頻繁となることがあるから、紙幣等を例えば手指の間に挟み込んで保持しておき、そこから抜き取るようにして投入使用している。
特になし
ところがこのように手指の間に挟み込んでおくと、遊技機器の操作は常時片手だけのものとなる。そのため例えば操作のために利き手を一時的に交換したり、例えば喫煙のために空いている手でタバコに着火したりする場合等に、紙幣等を保持している手を交換し、持ち替える必要がある。そうすると、ゲーム進行がゲーム者にとって好調であるとき等では、その験(ゲン)を担ぐために躊躇することもあり、面倒である。
また、手指の間に紙幣等を挟み込んでいるため、ゲーム進行に夢中になると思わず落としてしまったり、紛失してしまったりすることがあり、その管理はゲーム者にとって重要なことでもある。
そこでこの考案は叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、その目的は、ゲーム者の手指を使用することなく、ゲーム進行に使用する現金となる紙幣等を身近に保管保持できるようにすることにある。しかも、遊技機器の操作に両手を使用でき、ゲーム進行の障害となる状況・事態等を予め取り除き、スムーズにゲームを進行できるようにすることにある。また、携帯容易にして移動後の別の遊技機器にも簡単に取り付け使用でき、更には一般的な紙片等も保持できる紙片挟み具を提供することにある。
上述した課題を解決するため、この考案にあっては、収納部2を有し、器壁が柔軟性ある伸張自在な素材によって形成された携帯ケース体1と、縮小傾向に弾発付勢されたコイルスプリング製の挟持体13を伸張自在にして前後の連結キャップ11,12相互間に連繋固定し、後連結キャップ12背面に粘着材15を配して、収納部2内に強制的に収納される挟着支持体10とから成る。
携帯ケース体1には、ストラップ5を連結してある。
挟持体13は、前後の連結キャップ11,12内に設けた円枠状の固定部14外周側面にネジ止めしてある。
携帯ケース体1には、ストラップ5を連結してある。
挟持体13は、前後の連結キャップ11,12内に設けた円枠状の固定部14外周側面にネジ止めしてある。
以上のように構成されたこの考案に係る紙片挟み具にあって、携帯ケース体1の収納部2内に収納した挟着支持体10を取り出し、後連結キャップ12背面の粘着材15にて適当箇所に貼着し、コイルスプリング製の挟持体13における捻回部分の空間にて紙片Pを挟み込ませる。
このときの挟持体13は縮小傾向に弾発付勢されていることで、挟み込ませた紙片Pを複数葉でも確実に支持し、また紙片Pの必要時では強制的にでも抜き取らせる。
挟持体13の後連結キャップ12背面の粘着材15は、適当箇所例えば遊技機器の枠部分等に挟持体13自体を簡単に着脱させ、携帯ケース体1内に収納して携帯可能であることと相俟ち、各所において利用可能にさせる。
挟着支持体10を収納する携帯ケース体1は、器壁の柔軟性と相俟ち、収納部2内に強制的にでも収納された挟着支持体10をこれの周囲をしっくりと囲繞して保持し、また粘着材15を隠蔽保護した状態で携帯させる。
このときの挟持体13は縮小傾向に弾発付勢されていることで、挟み込ませた紙片Pを複数葉でも確実に支持し、また紙片Pの必要時では強制的にでも抜き取らせる。
挟持体13の後連結キャップ12背面の粘着材15は、適当箇所例えば遊技機器の枠部分等に挟持体13自体を簡単に着脱させ、携帯ケース体1内に収納して携帯可能であることと相俟ち、各所において利用可能にさせる。
挟着支持体10を収納する携帯ケース体1は、器壁の柔軟性と相俟ち、収納部2内に強制的にでも収納された挟着支持体10をこれの周囲をしっくりと囲繞して保持し、また粘着材15を隠蔽保護した状態で携帯させる。
この考案は以上説明したように構成されているため、遊技場における例えばパチスロ機、パチンコ機等で紙幣の投入等によってゲームを進行させるとき、その紙幣等を遊技機器の近傍で身近に保管保持できる。しかも、遊技機器の操作に両手を使用でき、ゲーム進行の障害となる状況・事態等を予め取り除き、スムーズにゲームを進行できる。また、携帯容易にして移動後の別の遊技機器にも簡単に取り付け使用でき、更には一般的な紙片等も簡単に保持できる。
すなわち、これはこの考案において、柔軟性ある伸張自在な携帯ケース体1と、縮小傾向にあるコイルスプリング製の挟持体13を備え、背面に粘着材15を配した挟着支持体10とから成るからであり、これによって、所定箇所への着脱自在な取り付け、紙片Pの確実な保持、粘着材15を保護しての収納携帯等の取り扱い性に優れたものとできる。
また携帯ケース体1は、収納部2を有し、器壁が柔軟性ある伸張自在な素材によって形成されているから、携帯ケース体1自体を伸張させながらも収納部2内に挟着支持体10を挿入することで収納保管できる。収納後では、器壁が挟着支持体10の周囲にしっくりと囲繞したものとなり、挟着支持体10の粘着材15を外部に晒すことなく保管でき、また携帯も容易にしている。
挟着支持体10は、縮小傾向に弾発付勢されたコイルスプリング製の挟持体13を伸張自在にして前後の連結キャップ11,12相互間に連繋固定し、後連結キャップ12背面に粘着材15を配して形成してある。そのため、挟持体13を伸張させて得た捻回部分の空間内に紙片Pを位置させ、その伸張力を解除することで紙片Pを確実に挟着支持でき、紙幣等であっても紛失させずに保持保管できる。また粘着材15の粘着作用で所定箇所に貼付でき、逆に貼付箇所面から強制的に剥離し、必要箇所に再度貼付することで貼着支持箇所を簡単に変更もできる。
携帯ケース体1に連結したストラップ5は、例えば携帯電話機等にこの考案挟み具を簡単に連繋させ、通常では常時携行する携帯電話機Tから挟着支持体10を取り外すことで簡単に使用できる。
挟着支持体10における挟持体13は、前後の連結キャップ11,12内に設けた円枠状の固定部14外周側面にネジ止めしてあるから、簡単に連結固定でき、繰り返される挟持体13の伸張、縮小で分離・分解され、外れることもない。
尚、上記の課題を解決するための手段、考案の効果の項夫々においての符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付記した。図面中の符号によって示された構造・形状にこの考案が限定されるものではない。
以下図面を参照してこの考案を実施するための最良の一形態を説明すると、図において示される符号1はいわば壷状を呈する携帯ケース体であり、紙幣等の紙片Pを挟着する後述する挟着支持体10を強制的にでも一時的に収納して携帯させる。
携帯ケース体1は、挟着支持体10を挿入させる着脱開口3によって開放されている収納部2を備えた器状に形成されている。器壁自体は伸張可能な柔軟性を有する素材によって形成されており、着脱開口3から挟着支持体10が挿入されるとき、携帯ケース体1が伸張することで収納部2内にきっちりと挟着支持体10を収納支持する。尚、収納部2の奥底側面は後述する挟着支持体10における粘着材15が貼着されても、この粘着材15が残置されることなく容易に剥離される易剥離面に形成されている。
伸張時の収納部2は後述するように縮小時の挟着支持体10を収納するに足りる容積を有し、挟着支持体10が収納されていない非伸張時すなわち不使用時は挟着支持体10の外形に比しやや小さくされている。
着脱開口3は携帯ケース体1の側部に開口されていて、挟着支持体10の外形に対応した形状例えば図示のように円形状を呈する。挟着支持体10を収納部2内に収納支持したとき、挟着支持体10の前面すなわち後述の前連結キャップ11が着脱開口3を閉塞し、携帯ケース体1と一体的な外観を呈するように工夫してある。
また携帯ケース体1には、携帯ケース体1自体を吊り下げ使用できるように、例えば携帯電話機Tにおけるストラップ孔に挿入係止できるストラップ5を連結してある。
一方、挟着支持体10は、前後に配したカップ状の連結キャップ11,12相互間に縮小傾向に弾発付勢させてあるコイルスプリング状の挟持体13を連結して成る。前部に位置する前連結キャップ11、後部に位置する後連結キャップ12夫々には、相互間に連結した挟持体13が縮小されたときそれらの開口面相互が当接し、内部に挟持体13がすっぽりと収納隠蔽されるようにした凹部状の収納空洞部が形成されている。この連結キャップ11,12自体は正面からみて基本的には円形状を呈するも、場合によっては三角形、矩形等の多角形に形成されることもある。もとより、多角形に形成された場合にはこれに対応して携帯ケース体1の着脱開口3も多角形のものとして形成される(図示せず)。
前後の連結キャップ11,12は、収納空洞部の奥底側部面に挟持体13を固定する突部状の固定部14を有する。この固定部14は、例えば不連続な円枠状にして収納空洞部の奥底側部面に突設形成されており、これの例えば外周側面に挟持体13の端部をネジ込み状に嵌め合わせる螺旋状の溝条を形成してある。そしてコイルスプリング状の挟持体13の端部が位置合わせされて所定回転数でネジ込まれることで、連結キャップ11,12相互間に挟持体13が連結配置される。
挟持体13は、所定径のスプリング鋼線材を所定回数で捻回させて成り、伸張されたときの拡張される捻回部分に紙片Pが挿入され、縮小したときに挟み込まれ支持されるものとしてある。
また前連結キャップ11前面には、必要があれば化粧模様が付されており、場合によっては外側方に突出される所定の外形状とされることもある。後連結キャップ12の背面には、被貼着面に対して剥離自在にしてある粘着材15が例えば薄膜状にして積層形成されている。この粘着材15は被貼着面に対する繰り返しの貼着、剥離を可能にする粘着性と剥離性とを有する。
次にこれの使用の一例を説明する。挟持体13を縮小して前後の連結キャップ11,12相互間に収納した状態にした挟着支持体10を携帯ケース体1の収納部2内に、器壁を伸張しながらも強制的に挿入し、収納しておく。そしてストラップ5にて例えば携帯電話機Tに連繋しておく(図3参照)。例えば遊技場等の遊技機器S面で紙幣等の紙片Pを保持するには、携帯ケース体1から挟着支持体10を取り出し、後連結キャップ12の後面に設けてある粘着材15にて例えば遊技機器Sの正面周囲枠の適位置に貼着する(図2参照)。次いで前連結キャップ11を摘んで引っぱり、伸張した挟持体13における挟持空間内に紙片Pを挿入し、前連結キャップ11を元の位置に戻す。すると挟持体13が縮小して紙片Pをしっかりと挟持する。ゲーム進行上、紙幣を必要とするときは、必要とする紙片Pを強制的にでも挟持体13から抜き取り、使用すればよい。このとき紙片Pは、挟持体13における捻回されている1ピッチが形成する個々の挟持空間内に1枚ずつで挟持するも、複数枚で挟持するも任意に選択できる。
その後、ゲームが終了等したり、遊技機器Sを変更すべく場所換えをしたりするときには挟着支持体10自体を遊技機器Sから強制的に引き剥がし、挟着支持体10を携帯ケース体1内に収納する。収納に際し、縮小状態とした挟着支持体10を携帯ケース体1の器壁を強制的にでも伸張し、収納部2内に挿入すれば良い。
P…紙幣 S…遊技機器
T…携帯電話機
1…携帯ケース体 2…収納部
3…着脱開口 5…ストラップ
10…挟着支持体 11…前連結キャップ
12…後連結キャップ 13…挟持体
14…固定部 15…粘着材
T…携帯電話機
1…携帯ケース体 2…収納部
3…着脱開口 5…ストラップ
10…挟着支持体 11…前連結キャップ
12…後連結キャップ 13…挟持体
14…固定部 15…粘着材
Claims (3)
- 収納部を有し、器壁が柔軟性ある伸張自在な素材によって形成された携帯ケース体と、縮小傾向に弾発付勢されたコイルスプリング製の挟持体を伸張自在にして前後の連結キャップ相互間に連繋固定し、後連結キャップ背面に粘着材を配して、収納部内に強制的に収納される挟着支持体とから成ることを特徴とする紙片挟み具。
- 携帯ケース体には、ストラップを連結してある請求項1に記載の紙片挟み具。
- 挟持体は、前後の連結キャップ内に設けた円枠状の固定部外周側面にネジ止めしてある請求項1または2に記載の紙片挟み具。
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JP2006002758U JP3122738U (ja) | 2006-04-13 | 2006-04-13 | 紙片挟み具 |
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CN112167194A (zh) * | 2019-07-05 | 2021-01-05 | 邱文彬 | 一种路亚竿引线器 |
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2006
- 2006-04-13 JP JP2006002758U patent/JP3122738U/ja not_active Expired - Fee Related
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