JP3122536U - 六角穴付きボルト用緩み防止具 - Google Patents

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Abstract

【課題】六角穴付きボルトが緩み方向に回転するのを阻止する緩み防止部材を掛止することが可能な緩み防止具を提供する。
【解決手段】六角穴付きボルト用緩み防止具10は、上下に貫通し先側に縮径し、少なくとも基側は雌ねじ14となった雌ねじ孔15及び先側に開放する割り溝16が形成されて、ボルト頭部11の六角穴12に先側から差し込まれる六角柱部17と、六角柱部17の上部に設けられたフランジ部18と、雌ねじ14の基側から螺合する外径を有し、雌ねじ14にねじ込まれて六角柱部17の先側を拡径させて六角柱部17を六角穴12内に固定する固定用ねじ19と、固定用ねじ19に装着される座金20とを有し、フランジ部18には緩み防止部材24を掛ける掛止部23が設けられ、掛止部23に掛けられた緩み防止部材24を座金20及び固定用ねじ19によってフランジ部18に締付け固定する。
【選択図】図3

Description

本考案は、六角穴付きボルトの緩みを防止する六角穴付きボルト用緩み防止具に関する。
従来、ナットを締め込んで固定したボルトが緩むのを防止するため、ボルトのねじ部の先側の周囲に割り溝を形成し、先側の中央部にピン挿入穴を設けて、ナットをねじ部に螺合した後、ピン挿入穴にピンを押込んでねじ部を拡径させ、ナットの緩み防止を図る緩み防止ボルトが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、特許文献1に記載された緩み防止ボルトは、ナットと併用することを前提としたもので、雌ねじ部が設けられている部材に直接ボルトを締め込む場合には適用できない。このため、複数のボルトが隣り合って締め付けられている場合では、隣り合うボルトのボルト頭部の周囲に、例えば針金を巻き付けて隣り合うボルト頭部同士を連結し、ボルトが緩み方向に回転するのを相互に拘束しあうことで、ボルトの緩みを防止している。
特開2001−65533号公報
ここで、ボルト頭部の周囲に針金を巻き付ける場合、ボルト頭部に貫通する孔を複数予め形成しておく必要があるが、一般に六角穴付きボルトは硬質材で形成されているため、ボルト頭部への孔加工は一般に困難で、六角穴付きボルトのサイズが小さくなると、孔加工は更に困難になる。また、ボルト頭部に針金を巻き付ける際に、作業用のスペースが十分確保されるとは限らないので、ボルト頭部への針金の巻き付け及び取付け作業は容易ではなく、ボルトの拘束力を増すためボルト頭部に巻き付ける針金を太くしようとすると、針金の巻き付け及び取付け作業は更に困難になる。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、六角穴付きボルトに取付けて、六角穴付きボルトが緩み方向に回転するのを阻止する緩み防止部材を掛止することが可能な六角穴付きボルト用緩み防止具を提供することを目的とする。
前記目的に沿う第1の考案に係る六角穴付きボルト用緩み防止具は、ボルト頭部の中央に六角穴を有する六角穴付きボルトの緩みを防止する六角穴付きボルト用緩み防止具であって、
上下に貫通し先側に縮径し、少なくとも基側は雌ねじとなった雌ねじ孔が中央に形成されていると共に、先側に開放する複数の割り溝が形成されて、前記六角穴に先側から差し込まれる六角柱部と、
前記六角柱部の上部に設けられたフランジ部と、
前記雌ねじの基側から螺合する外径を有し、該雌ねじにねじ込まれて前記六角柱部の先側を拡径させて該六角柱部を前記六角穴内に固定する固定用ねじとを有し、
前記フランジ部には、前記六角穴付きボルトが緩み方向に回転するのを阻止する緩み防止部材を掛ける掛止部が設けられている。
前記目的に沿う第2の考案に係る六角穴付きボルト用緩み防止具は、ボルト頭部の中央に六角穴を有する六角穴付きボルトの緩みを防止する六角穴付きボルト用緩み防止具であって、
上下に貫通し先側に縮径し、少なくとも基側は雌ねじとなった雌ねじ孔が中央に形成されていると共に、先側に開放する複数の割り溝が形成されて、前記六角穴に先側から差し込まれる六角柱部と、
前記六角柱部の上部に設けられたフランジ部と、
前記雌ねじの基側から螺合する外径を有し、該雌ねじにねじ込まれて前記六角柱部の先側を拡径させて前記六角柱部を前記六角穴内に固定する固定用ねじと、
前記固定用ねじに装着される座金とを有し、
前記フランジ部には、前記六角穴付きボルトが緩み方向に回転するのを阻止する緩み防止部材を掛ける掛止部が設けられ、かつ該掛止部に掛けられた前記緩み防止部材を前記座金及び前記固定用ねじによって前記フランジ部に締付け固定する。
第1、第2の考案に係る六角穴付きボルト用緩み防止具において、前記フランジ部と前記六角柱部とは一体構造又は分離構造となって、分離構造の場合は前記フランジ部に形成されたフランジ六角穴に前記六角柱部の基側が嵌入することが好ましい。
また、第1、第2の考案に係る六角穴付きボルト用緩み防止具において、前記掛止部は、前記フランジ部の周囲に立設されている掛止突起からなることが好ましい。
更に、第1、第2の考案に係る六角穴付きボルト用緩み防止具において、前記雌ねじ孔には上下に渡って前記雌ねじを形成することができる。
請求項1〜13記載の六角穴付きボルト用緩み防止具においては、六角穴付きボルト用緩み防止具はボルト頭部の六角穴内に取付けて使用するので、市販の六角穴付きボルト及び使用中の六角穴付きボルトに対して容易に適用することが可能になる。その結果、取付けた六角穴付きボルトの回転を防止して、安定した締め付け力を保証することができる。
特に、請求項3、4記載の六角穴付きボルト用緩み防止具においては、フランジ部と六角柱部とは一体構造となっているので、部品点数が少なくなって取り扱いが容易になる。
請求項5、6記載の六角穴付きボルト用緩み防止具においては、フランジ部と六角柱部とは分離構造となっているので、フランジ部と六角柱部をそれぞれ容易に製造することができ、六角穴付きボルト用緩み防止具を安価に提供することが可能になる。そして、六角柱部の基側がフランジ部に形成されたフランジ六角穴に嵌入するので、フランジ部と六角柱部が分離構造となっていても、フランジ部と六角柱部とを組み合わせた際にフランジ部が六角柱部の上部で回転するのが防止できる。
請求項7〜12記載の六角穴付きボルト用緩み防止具においては、フランジ部の周囲に掛止突起を立設するので、緩み防止部材として線状材(例えば、針金)を使用することができ、緩み防止部材を容易に掛止部に掛けることができ、六角穴付きボルト用緩み防止具を用いて、六角穴付きボルトの緩み防止作業を容易に行なうことができる。
請求項13記載の六角穴付きボルト用緩み防止具においては、雌ねじ孔全体に雌ねじが形成されているので、固定用ねじのねじ込みを調整することで六角柱部の拡径量を調整でき、六角柱部を六角穴内に確実に固定することが可能になる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施の形態につき説明し、本考案の理解に供する。
ここで、図1(A)は本考案の一実施の形態に係る六角穴付きボルト用緩み防止具の固定用ねじの断面図、(B)及び(C)はそれぞれ同六角穴付きボルト用緩み防止具の座金の断面図、平面図、(D)及び(E)はそれぞれ同六角穴付きボルト用緩み防止具の六角柱部の断面図、平面図、(F)は同六角穴付きボルト用緩み防止具の六角柱部を固定する六角穴付きボルトの断面図、図2(A)及び(B)はそれぞれ同六角穴付きボルト用緩み防止具の掛止部に線状材を掛けた状態を示す平面図、断面図、図3は同六角穴付きボルト用緩み防止具の使用状態を示す断面図、図4は同六角穴付きボルト用緩み防止具の掛止部に線状材を別の方法で掛けた際の平面図である。
図1(A)〜(F)、図2(A)、(B)、図3に示すように、本考案の一実施の形態に係る六角穴付きボルト用緩み防止具10は、ボルト頭部11の中央に六角穴12を有する六角穴付きボルト13の緩みを防止するもので、上下に貫通し先側に縮径し、上下に渡って雌ねじ14が形成された雌ねじ孔15が中央に形成されていると共に、先側に開放する複数(本実施の形態では2個)の割り溝16が形成されて、六角穴12に先側から差し込まれる六角柱部17と、六角柱部17の上部に設けられたフランジ部18と、雌ねじ14の基側から螺合する外径を有し、雌ねじ14にねじ込まれて六角柱部17の先側を拡径させて六角柱部17を六角穴12内に固定する固定用ねじ19と、固定用ねじ19に装着される座金20とを有している。
また、フランジ部18は六角柱部17の上部と一体に設けられ、フランジ部18には、フランジ部18の上面周囲に立設されている複数(例えば、2〜12)の掛止突起22からなる掛止部23が設けられている。これにより、六角穴12内に六角柱部17を固定することで、同時にフランジ部18をボルト頭部11に固定することができ、緩み防止部材の一例である線状材(例えば、針金)24(図2参照)を、フランジ部18に容易に掛止することができる。
座金20の外径は、複数の掛止突起22の内側に形成される空間内に嵌入可能な寸法となって、中央部には、固定用ねじ19が挿通可能な貫通孔25が形成されている。ここで、座金20を使用することで、固定用ねじ19のねじ込みにより六角柱部17の先側を拡径させて六角穴12内に六角柱部17を固定すると共に、フランジ部18に掛止した線状材24を座金20を介して強固にフランジ部18に押圧して固定することができる。
続いて、本考案の一実施の形態に係る六角穴付きボルト用緩み防止具10の使用方法について説明する。
図2(B)に示すように、座金26及びばね座金27を介して被締結部材28に締め込まれた隣り合う六角穴付きボルト13、13a(六角穴付きボルト13aは、六角穴付きボルト13と実質的に同一形状の六角穴付きボルト)のボルト頭部11の中央に設けられた各六角穴12に上部にフランジ部18が一体に形成されている六角柱部17を先側から差し込む。次いで、座金20の貫通孔25を挿通し座金20を装着した状態の固定用ねじ19を、六角柱部17の基側中央部に開口している雌ねじ孔15の雌ねじ14に螺合させて締め込み、割り溝16を少し開かせることで六角柱部17の先側を少し拡径させて六角穴12内に六角柱部17を仮止めする。次いで、図2(A)に示すように、フランジ部18に掛け渡された線状材24がボルト頭部11間で交叉するように、フランジ部18の周囲に立設されている掛止突起22の隙間に線状材24を通過させ、線状材24の両端側を撚り合わせて、フランジ部18に仮止めする。
フランジ部18への線状材24の仮止めが終了すると、固定用ねじ19を雌ねじ孔15内に締め込んで六角柱部17の先側を更に拡径させて六角穴12内での六角柱部17の仮止め力を高めてから、フランジ部18に仮止めされた線状材24の両端側を更に撚り合わせて、ボルト頭部11間の線状材24を緊張状態にする。これにより、六角穴付きボルト13、13aの各ボルト頭部11への線状材24の取付けが完了する。続いて、固定用ねじ19を更に雌ねじ孔15内に締め込んで、六角柱部17の先側を更に拡径し、図3に示すように、六角柱部17の先側を六角穴12の内面に密着させる。これにより、六角穴付きボルト13、13aの各ボルト頭部11への六角柱部17の固定が完了する。このとき、固定用ねじ19に押されて座金20の下面は線状材24に密着するようになるので、フランジ部18に対する線状材24の掛止力は更に大きくなる。
六角穴付きボルト13、13aの各ボルト頭部11間に線状材24が緊張状態で掛け渡されていることにより、締め込まれている一方の六角穴付きボルト13が緩み方向に回転しようとすると、フランジ部18に取付けられた線状材24も一方の六角穴付きボルト13の緩み方向に移動させる必要が生じる。しかし、線状材24を一方の六角穴付きボルト13の緩み方向に移動させるには、締め込まれている他方の六角穴付きボルト13aが締まり方向に更に回転せねばならないが、このような線状材24の移動は生じえない。従って、一方の六角穴付きボルト13の緩み方向に線状材24が移動するのが阻止される結果、一方の六角穴付きボルト13が緩み方向に回転するのが防止され、一方の六角穴付きボルト13が緩むのが防止できる。なお、六角穴付きボルト13、13aのボルト頭部11間に線状材24を交叉させて掛けた場合は、六角穴付きボルト13、13aが互いに締まる方向に回転するのも防止できる。
また、線状材24をボルト頭部11間で交叉するようにフランジ部18に掛け渡したが、ボルト頭部11への線状材24の取付け方法はこの方法に限定されず、例えば、図4に示すように、隣り合う六角穴付きボルト13、13aが緩み方向に回転するのを相互に拘束するようにボルト頭部11間に線状材24をS字状に掛け渡すようにしてもよい。
以上、本考案の実施の形態を説明したが、本考案は、この実施の形態に限定されるものではなく、考案の要旨を変更しない範囲での変更は可能であり、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組み合わせて本考案の六角穴付きボルト用緩み防止具を構成する場合も本考案の権利範囲に含まれる。
例えば、実施の形態では、フランジ部18を六角柱部17の上部に一体に設けたが、フランジ部と六角柱部とは分離構造とすることができる。この場合、フランジ部に六角柱部の基側が嵌入可能なフランジ六角穴を形成すると共に、六角柱部の長さをボルト頭部の六角穴の直胴部の長さより大きくして、六角穴内に六角柱部を差し込んだ際に六角穴から突出する六角柱部の基側をフランジ六角穴内に嵌入させる。これにより、フランジ部と六角柱部とを組み合わせた際に、フランジ部が六角柱部の上部で回転するのが防止でき、線状材をフランジ部に掛止する作業が容易になる。
座金を装着しない固定用ねじ19を、六角柱部17の雌ねじ孔15に締め込んで、六角柱部をボルト頭部の六角穴内に固定することもできる。この場合、フランジ部の外寸法をボルト頭部の外径より小さくすると共にフランジ部の側面に突起を設けるようにするのがよい。これによって、フランジ部とボルト頭部との境界に形成された段差に線状材(例えば、針金)を載せて隣り合う六角穴付きボルトのボルト頭部間に線状材を交叉させて掛け渡すことができ、掛け渡された線状材がフランジ部の側面に沿って移動するのが突起により阻止されるため、六角穴付きボルトが緩むのを防止できる。
雌ねじ孔の基側に雌ねじを形成し、固定用ねじの基側には雌ねじの基側に螺合する外径の雄ねじを、先側には固定用ねじの基側より縮径して雌ねじ孔の先側内面に当接し雌ねじ孔の先側を拡径する押圧部材を設けるようにしてもよい。
また、例えば、掛止部として、フランジ部の上部に平面視して非円形の突起を設け、緩み防止部材に突起が嵌入する孔を形成するようにしてもよい。これによって、フランジ部に緩み防止部材を回転しない状態で掛止することができ、隣り合うボルト頭部間にこの緩み防止部材を掛け渡すことで、緩み防止部材を介して隣り合う六角穴付きボルトが緩み方向に回転するのを拘束し合って、六角穴付きボルトが緩むのが防止できる。
更に、フランジ部の上面側に多数の凹凸からなる掛止部を設けることもできる。これによって、小径の六角穴付きボルトの場合でも、緩み防止部材を座金及び固定用ねじによってフランジ部に容易に締付け固定することができる。
そして、フランジ部に掛ける線状材としては、複数の線状材を撚り合わせて一体とした状態のものを使用することができる。また、並んだ六角穴付きボルトのボルト頭部間に線状材を交叉させて掛け渡す代りに、2本の線状材を固定用ねじを間にして平行にフランジ部間に掛け渡すようにしてもよい。この場合も、並んだ六角穴付きボルトが互いに緩む方向にも締まる方向にも回転するのを防止することができる。
(A)は本考案の一実施の形態に係る六角穴付きボルト用緩み防止具の固定用ねじの断面図、(B)及び(C)はそれぞれ同六角穴付きボルト用緩み防止具の座金の断面図、平面図、(D)及び(E)はそれぞれ同六角穴付きボルト用緩み防止具の六角柱部の断面図、平面図、(F)は同六角穴付きボルト用緩み防止具の六角柱部を固定する六角穴付きボルトの断面図である。 (A)及び(B)はそれぞれ同六角穴付きボルト用緩み防止具の掛止部に線状材を掛けた状態を示す平面図、断面図である。 同六角穴付きボルト用緩み防止具の使用状態を示す断面図である。 同六角穴付きボルト用緩み防止具の掛止部に線状材を別の方法で掛けた際の平面図である。
符号の説明
10:六角穴付きボルト用緩み防止具、11:ボルト頭部、12:六角穴、13、13a:六角穴付きボルト、14:雌ねじ、15:雌ねじ孔、16:割り溝、17:六角柱部、18:フランジ部、19:固定用ねじ、20:座金、22:掛止突起、23:掛止部、24:線状材、25:貫通孔、26:座金、27:ばね座金、28:被締結部材

Claims (13)

  1. ボルト頭部の中央に六角穴を有する六角穴付きボルトの緩みを防止する六角穴付きボルト用緩み防止具であって、
    上下に貫通し先側に縮径し、少なくとも基側は雌ねじとなった雌ねじ孔が中央に形成されていると共に、先側に開放する複数の割り溝が形成されて、前記六角穴に先側から差し込まれる六角柱部と、
    前記六角柱部の上部に設けられたフランジ部と、
    前記雌ねじの基側から螺合する外径を有し、該雌ねじにねじ込まれて前記六角柱部の先側を拡径させて該六角柱部を前記六角穴内に固定する固定用ねじとを有し、
    前記フランジ部には、前記六角穴付きボルトが緩み方向に回転するのを阻止する緩み防止部材を掛ける掛止部が設けられていることを特徴とする六角穴付きボルト用緩み防止具。
  2. ボルト頭部の中央に六角穴を有する六角穴付きボルトの緩みを防止する六角穴付きボルト用緩み防止具であって、
    上下に貫通し先側に縮径し、少なくとも基側は雌ねじとなった雌ねじ孔が中央に形成されていると共に、先側に開放する複数の割り溝が形成されて、前記六角穴に先側から差し込まれる六角柱部と、
    前記六角柱部の上部に設けられたフランジ部と、
    前記雌ねじの基側から螺合する外径を有し、該雌ねじにねじ込まれて前記六角柱部の先側を拡径させて前記六角柱部を前記六角穴内に固定する固定用ねじと、
    前記固定用ねじに装着される座金とを有し、
    前記フランジ部には、前記六角穴付きボルトが緩み方向に回転するのを阻止する緩み防止部材を掛ける掛止部が設けられ、かつ該掛止部に掛けられた前記緩み防止部材を前記座金及び前記固定用ねじによって前記フランジ部に締付け固定することを特徴とする六角穴付きボルト用緩み防止具。
  3. 請求項1項に記載の六角穴付きボルト用緩み防止具において、前記フランジ部と前記六角柱部とは一体構造となっていることを特徴とする六角穴付きボルト用緩み防止具。
  4. 請求項2項に記載の六角穴付きボルト用緩み防止具において、前記フランジ部と前記六角柱部とは一体構造となっていることを特徴とする六角穴付きボルト用緩み防止具。
  5. 請求項1項に記載の六角穴付きボルト用緩み防止具において、前記フランジ部と前記六角柱部とは分離構造となって、前記フランジ部に形成されたフランジ六角穴に前記六角柱部の基側が嵌入することを特徴とする六角穴付きボルト用緩み防止具。
  6. 請求項2項に記載の六角穴付きボルト用緩み防止具において、前記フランジ部と前記六角柱部とは分離構造となって、前記フランジ部に形成されたフランジ六角穴に前記六角柱部の基側が嵌入することを特徴とする六角穴付きボルト用緩み防止具。
  7. 請求項1記載の六角穴付きボルト用緩み防止具において、前記掛止部は、前記フランジ部の周囲に立設されている掛止突起からなることを特徴とする六角穴付きボルト用緩み防止具。
  8. 請求項2記載の六角穴付きボルト用緩み防止具において、前記掛止部は、前記フランジ部の周囲に立設されている掛止突起からなることを特徴とする六角穴付きボルト用緩み防止具。
  9. 請求項3記載の六角穴付きボルト用緩み防止具において、前記掛止部は、前記フランジ部の周囲に立設されている掛止突起からなることを特徴とする六角穴付きボルト用緩み防止具。
  10. 請求項4記載の六角穴付きボルト用緩み防止具において、前記掛止部は、前記フランジ部の周囲に立設されている掛止突起からなることを特徴とする六角穴付きボルト用緩み防止具。
  11. 請求項5記載の六角穴付きボルト用緩み防止具において、前記掛止部は、前記フランジ部の周囲に立設されている掛止突起からなることを特徴とする六角穴付きボルト用緩み防止具。
  12. 請求項6記載の六角穴付きボルト用緩み防止具において、前記掛止部は、前記フランジ部の周囲に立設されている掛止突起からなることを特徴とする六角穴付きボルト用緩み防止具。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の六角穴付きボルト用緩み防止具において、前記雌ねじ孔には上下に渡って前記雌ねじが形成されていることを特徴とする六角穴付きボルト用緩み防止具。
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