JP3122506U - 光ダクト装置の採光部 - Google Patents
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Abstract
【課題】採光部から取り入れた太陽光を建物内に導き、建物内で放光する光ダクト装置において、太陽光を効率的に取り込むことができる採光部を提供すること。
【解決手段】光ダクト1には太陽光を取り込む採光部2が設けられ、採光部2は上向きに開いた開口部21を有している。採光部2で取り込まれた太陽光は、光ダクト内を伝播し、室内などに放光される。光ダクトの採光部2の開口部21は、南側が北側よりの低くなるように形成されている。例えば、開口部11を例えば傾いた平面でカットし、傾いた開口面Aを形成する。なお、開口面Aは、平面であっても曲面であっても、また段差を有する面であってもよい。採光部2をこのように構成することにより光ダクトへの採光量を増大することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】光ダクト1には太陽光を取り込む採光部2が設けられ、採光部2は上向きに開いた開口部21を有している。採光部2で取り込まれた太陽光は、光ダクト内を伝播し、室内などに放光される。光ダクトの採光部2の開口部21は、南側が北側よりの低くなるように形成されている。例えば、開口部11を例えば傾いた平面でカットし、傾いた開口面Aを形成する。なお、開口面Aは、平面であっても曲面であっても、また段差を有する面であってもよい。採光部2をこのように構成することにより光ダクトへの採光量を増大することができる。
【選択図】 図1
Description
本考案は光ダクトを介して建築物内部に光を導き建築物内部を照明する光ダクト装置の採光部に関する。
近年、省エネルギーや二酸化炭素の排出削減による環境保護の必要性が注目されており、この要望に応えるための手段の一つとして太陽光を内面に反射率の高い部材で構成したダクトを介して室内に取り込み、照明光源として利用する光ダクト装置が提案されている(特許文献1など参照)。
この装置はエネルギーを電気等の他のエネルギーに変換せずにそのまま活用するため、エネルギー利用効率が高く、省エネルギーや二酸化炭素の排出削減に貢献することができる。
この装置はエネルギーを電気等の他のエネルギーに変換せずにそのまま活用するため、エネルギー利用効率が高く、省エネルギーや二酸化炭素の排出削減に貢献することができる。
図5は光ダクト装置の概念を示す図である。
図5において、101は太陽光(自然光)、102は上向きに開いた開口部を有する採光部、104は光ダクトである。光ダクト104は例えば同図(b)に示すように、断面が矩形状で、内面が反射面で構成され、採光部102から取り入れた自然光は、光ダクト104内を反射しながら、搬送され、光取出し口107から室内に放光される。なお、光ダクトの断面形状は矩形に限られず、その他の多角形状、円形状、半円形状、楕円形状等であってもよい。
特開2000−149628号公報
図5において、101は太陽光(自然光)、102は上向きに開いた開口部を有する採光部、104は光ダクトである。光ダクト104は例えば同図(b)に示すように、断面が矩形状で、内面が反射面で構成され、採光部102から取り入れた自然光は、光ダクト104内を反射しながら、搬送され、光取出し口107から室内に放光される。なお、光ダクトの断面形状は矩形に限られず、その他の多角形状、円形状、半円形状、楕円形状等であってもよい。
光ダクトは自然光を取り込んで利用するものであるから、採光部としては、自然光を効率的に取り込める構造とすることが望まれる。
光ダクトは、例えば図5に示したように上向きに開いた採光部102を有し、採光部102から平行光である太陽光を取り込んでいるが、このような構成では、必ずしも効率的に太陽光を取り込むことはできない。
本考案は、上記事情に鑑み考案されたものであって、太陽光を効率的に取り込むことができる採光部を提供することである。
光ダクトは、例えば図5に示したように上向きに開いた採光部102を有し、採光部102から平行光である太陽光を取り込んでいるが、このような構成では、必ずしも効率的に太陽光を取り込むことはできない。
本考案は、上記事情に鑑み考案されたものであって、太陽光を効率的に取り込むことができる採光部を提供することである。
上記課題を本考案においては、次のように解決する。
(1)上向きに開いた開口部を有する光ダクトの採光部において、該開口部の開口面(開口部の周縁を含む面)を、南側が北側より低くなるように水平面に対して傾ける。
(2)上記(1)において、開口面を平面とする。
(1)上向きに開いた開口部を有する光ダクトの採光部において、該開口部の開口面(開口部の周縁を含む面)を、南側が北側より低くなるように水平面に対して傾ける。
(2)上記(1)において、開口面を平面とする。
本考案においては、以下の効果を得ることができる。
(1)光ダクトの採光部において、開口部の開口面を、南側が北側より低くなるように水平面に対して傾けたので、効率的に太陽光を採光することができる。
(2)上記開口面を平面としたので、開口部に平面状のガラスなどの密閉部材を取りつけることができる。
(1)光ダクトの採光部において、開口部の開口面を、南側が北側より低くなるように水平面に対して傾けたので、効率的に太陽光を採光することができる。
(2)上記開口面を平面としたので、開口部に平面状のガラスなどの密閉部材を取りつけることができる。
図1は本考案の第1の実施例を示す図であり、本実施例は断面が矩形状の光ダクトに適用した場合を示している。
図1において、1は断面が矩形状の光ダクト、2は光ダクトの採光部であり、採光部2は上向きに開いた開口部21を有している。採光部2で取り込まれた太陽光は、光ダクト内を伝播し、図5に示したように室内などに放光される。
本実施例では、光ダクトの開口部11の開口面Aを同図(a)の点線で示すように南側が北側より低くなるように形成する。
すなわち、同図(a)に示す光ダクトの端部を、例えば傾いた平面でカットし、同図(b)のように開口部11を形成する。なお、ここで開口面Aとは開口部21の周縁を含む面であり、平面であっても曲面であっても、また段差を有する面であってもよい。
図1において、1は断面が矩形状の光ダクト、2は光ダクトの採光部であり、採光部2は上向きに開いた開口部21を有している。採光部2で取り込まれた太陽光は、光ダクト内を伝播し、図5に示したように室内などに放光される。
本実施例では、光ダクトの開口部11の開口面Aを同図(a)の点線で示すように南側が北側より低くなるように形成する。
すなわち、同図(a)に示す光ダクトの端部を、例えば傾いた平面でカットし、同図(b)のように開口部11を形成する。なお、ここで開口面Aとは開口部21の周縁を含む面であり、平面であっても曲面であっても、また段差を有する面であってもよい。
採光部2をこのように構成することにより、図2に示すように従来に比べ採光量を増大することができる。すなわち、上記採光部11の開口面Aを同図(a)に示すように水平にする場合に比べ、同図(b)に示すように太陽の方向(南側)に傾け、南側が低くなるようにすることにより、効率的に太陽光3を取り込むことができる。なお、開口面Aの傾きは、太陽が南中するときの高度に応じて、取り込める光の量が最も多くなるように、適宜設定すればよい。
図1では、光ダクトの開口面Aの一辺が南向きの場合を示したが、図3(a)に示すように、光ダクトの開口面Aの頂点が南向きの場合は、開口面Aを南向きの頂点が最も低くなるようにしてもよい。
また、上記開口面Aが平面でなくてもよく、例えば図3(b)に示すように階段状であったり、曲面であってもよい。
ここで、上記採光部11の開口部は、通常、雨などが吹き込まないように、ガラスなどの密閉部材を取り付けるが、開口面を平面とすれば、平面状のガラスなどで、開口部を密閉することができ、構造は簡単になる。
また、上記開口面Aが平面でなくてもよく、例えば図3(b)に示すように階段状であったり、曲面であってもよい。
ここで、上記採光部11の開口部は、通常、雨などが吹き込まないように、ガラスなどの密閉部材を取り付けるが、開口面を平面とすれば、平面状のガラスなどで、開口部を密閉することができ、構造は簡単になる。
図4は、断面が円形状の光ダクトの採光部に本考案を適用した場合を示す。
図4において、1は光ダクト、11は光ダクトの採光部を示している。本実施例では、断面が円形状の光ダクトの採光部11を同図(a)の点線で示すように南側が北側よりの低くなるように平面でカットし、同図(b)のように開口面を傾けて形成する。これにより、先の実施例と同様、太陽光を効率的に取り込むことが可能となる。
なお、この場合も開口面を平面とすれば構造は簡単になるが、図3に示すように、階段状に構成したり、曲面にしてもよい。
図4において、1は光ダクト、11は光ダクトの採光部を示している。本実施例では、断面が円形状の光ダクトの採光部11を同図(a)の点線で示すように南側が北側よりの低くなるように平面でカットし、同図(b)のように開口面を傾けて形成する。これにより、先の実施例と同様、太陽光を効率的に取り込むことが可能となる。
なお、この場合も開口面を平面とすれば構造は簡単になるが、図3に示すように、階段状に構成したり、曲面にしてもよい。
1 光ダクト
2 採光部
21 開口部
3 太陽光
2 採光部
21 開口部
3 太陽光
Claims (2)
- 太陽光を取り込む採光部を備え、該採光部から取り入れた太陽光を建物内に導き、建物内で放光する光ダクト装置の採光部であって、
上記採光部は、上向きに開いた開口部を有し、該開口部の開口面は、南側が北側より低くなるように水平面に対して傾いている
ことを特徴とする光ダクト装置の採光部。 - 上記開口部の開口面は平面であることを特徴とする請求項1に記載の光ダクト装置の採光部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006002441U JP3122506U (ja) | 2006-04-03 | 2006-04-03 | 光ダクト装置の採光部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006002441U JP3122506U (ja) | 2006-04-03 | 2006-04-03 | 光ダクト装置の採光部 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3122506U true JP3122506U (ja) | 2006-06-15 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2006002441U Expired - Fee Related JP3122506U (ja) | 2006-04-03 | 2006-04-03 | 光ダクト装置の採光部 |
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JP (1) | JP3122506U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5406823B2 (ja) * | 2008-03-05 | 2014-02-05 | 東洋鋼鈑株式会社 | 光伝送装置 |
-
2006
- 2006-04-03 JP JP2006002441U patent/JP3122506U/ja not_active Expired - Fee Related
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