JP3122352U - 刃具を具える切削ドリル - Google Patents

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招陽 陳
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尖點科技股▲ふん▼有限公司
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Abstract

【課題】電気回路基板の上に布設された金属質の導線を精確に切断し、電気回路基板の良
質の率を伸ばし、さらにはコストを低下するために経済的に有益とし、さらに、先端切れ
刃により良い放熱の効果が具わることにより、加工作業を行う時に切削切刃が温度の上昇
により、鈍化することを防止し、ドリルの使用寿命を延ばすこと。
【解決手段】 切削部には螺旋状を呈した2列以上の相対した溝が設けられてなり、該溝
の延伸上から離れた柄部の反対側には角度が20°〜30°の間の螺旋型の排出口が設け
られてなり、且つ溝のもう一方の側面には先端切れ刃を具えてなり、該先端切れ刃の正の
切削角(切削前角)の角度は2°〜15°の間であり、正の切削角(切削前角)の後ろに
位置する負の切削角(切削後角)は5°〜15°の間である刃具を具える切削ドリル。
【選択図】 図1

Description

本考案は、相異する前角度、後角度の刃具を具える切削ドリルに関し、刃具に好適な切
削、散熱の効果を提供し、電気回路基板の上に布設された金属質の導線を精確に切断する
効果を提供する刃具を具える切削ドリルに関する。
科学技術化する時代の到来に従い、日常生活で使用される多くの器具は既に科学技術化
、電気化されている。例えば、最も使用が普及しているコンピューター、携帯電話、テレ
ビ、ステレオ、ビデオデッキ等の各種の電子、電気製品の中では、いずれもプリント配線
板(PCB Printed Circuit Board)を設置することにより電子、電気製品の運転作業がコ
ントロールされている。
一般的によく見かけるプリント配線板にはPCBボード、軟質回路基板(FPCB)、ボール
グリッドアレイ(BGA)、DDR2電気回路基板とBOA(WBGA)のパッケージ基板、公知のプリ
ント配線板などがあり、各種の電気回路基板は様々な記憶装置の設置に合わせるためには
、電気回路基板上には予め記憶装置の接続脚部に対応するプリント配線板を設けなければ
ならない。
また、各方式の記憶装置の脚スタンドの数は相異するため、記憶装置の脚スタンドの設
置のためには、電気回路基板上には必ず、記憶装置の脚スタンドに適合した数の導線をミ
リング(milling)する。しかし、記憶装置の体積が小さく、脚スタンドが多いために記
憶装置の脚スタンド間の距離も狭く、電気回路基板上の導線の間隔も狭くなってしまうた
め、ミリングする時には近隣の導線が接触しないようにする必要がある。
また、DDR2〜DDR3のパッケージ基板WBGA或いはBOC上に記憶装置の脚スタンドに対応す
る導線を設ける場合には、必ずフライスを利用して、電気回路基板上の導線を切削ドリル
で切断する。しかし、電気回路基板上の導線は平坦な金属材質であるために、金属質の導
線は極めて良好な展延性を備えてなり、よって切削ドリルがミリングする時には、金属質
の導線をミリングし、除去する為に、極めてよい切削の刃先を備えてなる必要がある。
ただし、現在使用されている切削ドリルは尖端切れ刃の角度の設計が適当ではない。そ
のため、電気回路基板2の上の金属質の導線21をミリングする時に金属質の導線21の
切断面がきれいではなく、切断が失敗したために曲折したり、変形したりする(図6、図
7を参照)。また、近隣の導線21の接触はショート(短絡)の現象を招き、それにより
電気回路基板2が使用不可となり、並びに電気回路基板2の故障率が高まり、経済効果、
利益に合致しない。
前述したように、公知の構造には以下のような欠点があった。
すなわち、切削ドリルの尖端切れ刃が切削ドリル加工作業であるドリル切断を行う過程の
中で、電気回路基板上に金属材質の延性と展性を具えた導線が配置されることによって、
切削ドリルが電気回路基板上の金属質の導線を平坦に切り揃えることが出来なくなり、そ
れにより導線に湾曲、屈折等の現象が生じ、さらには電気回路基板が利用出来なくなって
不良品となるため、製造コストが高まり、経済利益に合致しない。
さらに、切削ドリルは加工の過程において高温が生じるが、切削ドリルの尖端切れ刃は
放熱の効果が良くないために、高い温度による切削ドリルの尖端切れ刃の鈍化が発生し易
く、これにより切削ドリルの尖端切れ刃が再びドリル切断の加工を行うことが出来なくな
り、新たに尖端切れ刃を研磨しないとドリル切断作業を再び進行させることが出来なくな
り、切削ドリルの使用寿命を短くしてしまうというものである。本考案は、上記構造の問
題点を解決した刃具を備える切削ドリルを提供するものである。
上記課題を解決するために、請求項1の考案は、相異する前角度、後角度の刃具を具え
る切削ドリルに係り、
該刀具には柄部を取り付けるための取り付け具があり、並びに柄部の反対側には切削部
を設けてなり、
該切削部には螺旋状を呈した2列以上の等間隔に相対的に向き合った溝があり、
該溝の側面には負の切削角(切削後角)の尖端切れ刃よりも小さな正の切削角(切削前
角)の尖端切れ刃が具えられてなり、さらに負の切削角(切削後角)の角度は5°〜15
°の間であることを特徴とする刃具を具える切削ドリル、である。
請求項2の考案は、螺旋型の排出口の角度は20°〜30°の間であり、且つ切削部に
ある複数の溝は柄から離れる方向に向かい螺旋型の排出口を設けてなることを特徴とする
請求項1に記載の刃具を具える切削ドリル、である。
請求項3の考案は、前記切削部の正の切削角(切削前角)の角度は2°〜15°の間で
あることを特徴とする請求項1に記載の刃具を具える切削ドリル、である。
本考案は、以上の構造により、刀具の切削部には好適な切削角度が具わり、これにより
電気回路基板上に布設されてなる金属質の導線を精確に切断することを可能とする。さら
に、切削ドリルの尖端切れ刃の正の切削角(切削前角)は負の切削角(切削後角)よりも
小さく設計されているため、尖端切れ刃により良い切削と排屑の効果が具わることにより
、電気回路基板の上に布設された金属質の導線を精確に切断し、電気回路基板の良質の率
を伸ばし、さらにはコストを低下するために経済的に有益となる。
切削ドリルの尖端切れ刃の負の切削角(切削後角)は正の切削角(切削前角)よりも大
きいため、尖端切れ刃により良い放熱の効果が具わることにより、加工作業を行う時に尖
端切れ刃が温度の上昇により、鈍化することを防止し、切削ドリルの使用寿命を延ばすこ
とが出来る。
本考案によれば、切削部には相対した螺旋状を呈した多数の溝が設けられてなり、該溝
の延伸上から離れた柄の反対側には角度が20°〜30°の間の螺旋型の排出口が設けら
れてなり、且つ溝のもう一方の側面には尖端切れ刃を具えてなり、該尖端切れ刃の正の切
削角(切削前角)の角度は2°〜15°の間であり、正の切削角(切削前角)の後ろに位
置する負の切削角(切削後角)は5°〜15°の間であり、以上の構造により、刀具の切
削部には好適な切削角度が具わり、これにより電気回路基板上に布設されてなる金属質の
導線を精確に切断することを可能とする刃具を備える切削ドリルである。
本考案の好適な刃具を備える切削ドリルの構造を図面を参照して説明する。
図1、図2、図3は、それぞれ、本考案の立体外観図、側面図、図2のA部分の拡大図
であり、図からも明確に分かるように、本考案の刀具を具える切削ドリルは電気回路基板
の切削ドリルにおいて使用することが可能であり、
該切削ドリル1の片側には道具を挟んだり、把握するための柄部11を備えてなり、ま
た、柄部11から距離を置いたもう一方の片側には切削部12が設けられてなり、
該切削部12には相対した螺旋状の螺旋を呈する多数の溝121が設けられてなり、
該溝121から距離を置いた柄部11の反対側には螺旋型の排出口(螺旋排屑角)が設
けられてなり、並びに溝121の側面には尖端切れ刃13が設けられてなり
該切削ドリル刃先13は正の切削角(切削前角)131及び負の切削角(切削後角)1
32を備えてなり、且つ正の切削角(切削前角)131の角度は負の切削角(切削後角)
132の角度よりも小さいことにより、尖端切れ刃13は好適な切削の効果を有する。
前記切削部12は螺旋型の螺旋を呈した多数の溝121があり、その螺旋型の排出口(
螺旋排屑角)の角度は20°〜30°の間であり、ドリル切断作業を行う時に好ましい屑
の排出作用を具えることが可能となり、また切削ドリル刃先13の正の切削角(切削前角
)131の角度は2°〜15°の間であり、負の切削角(切削後角)132の角度は5°
〜15°の間を介してなる。
すなわち、正の切削角(切削前角)131の角度が負の切削角(切削後角)132の角
度より小さいことによって、正の切削角(切削前角)131は優れた切削の功能を備え、
更に負の切削角(切削後角)132の角度は比較的に大きな放熱する面積を有しているた
め、放熱作用を形成することが出来、且つ尖端切れ刃13によるドリル切断を行う時に高
速に放熱する効果に至り、切削ドリル1の尖端切れ刃13が鈍化するのを防止し、並びに
切削ドリル1の使用寿命を延長することが出来る。
図2、3、4、5に示すように、本考案の切削ドリル1が電気回路基板2の上でドリル
切断作業を行う時、切削ドリル1にある角度設計を具えてなる尖端切れ刃13を利用する
ことが可能であり、それにより電気回路基板2の上に布設された金属質の導線21を精確
に切断し、導線21を完璧な状態に保つ。
なお、本考案の特徴を損なうものでなければ、前述した実施例に限定されるものでない
ことは勿論である。
本考案の立体外観図である。 本考案の側面図である。 本考案の図2のA部分の拡大図である。 本考案の切削ドリルにより加工した後の電気回路基板の導線図である。 本考案の図4のB部分の拡大図である。 公知の切削ドリルにより加工した後の電気回路基板の導線図である。 図6のC部分の拡大図である。
符号の説明
1 切削ドリル
11 柄部
12 切削部
121 溝
2 電気回路基板
21 導線
13 尖端切れ刃
131 正の切削角(切削前角)
132 負の切削角(切削後角)

Claims (3)

  1. 相異する前角度、後角度の刃具を具える切削ドリルに係り、
    該刀具には柄部を取り付けるための取り付け具があり、並びに柄部の反対側には切削部
    を設けてなり、
    該切削部には螺旋状を呈した2列以上の等間隔に相対的に向き合った溝があり、
    該溝の側面には負の切削角(切削後角)の尖端切れ刃よりも小さな正の切削角(切削前
    角)の尖端切れ刃が具えられてなり、さらに負の切削角(切削後角)の角度は5°〜15
    °の間であることを特徴とする刃具を具える切削ドリル。
  2. 螺旋型の排出口の角度は20°〜30°の間であり、且つ切削部にある複数の溝は柄から
    離れる方向に向かい螺旋型の排出口を設けてなることを特徴とする請求項1に記載の刃具
    を具える切削ドリル。
  3. 前記切削部の正の切削角(切削前角)の角度は2°〜15°の間であることを特徴とする
    請求項1に記載の刃具を具える切削ドリル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008268640A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Optrex Corp 表示パネルの製造方法

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