JP3122231U - 食器定位機能を具有するトレーの構造 - Google Patents

Abstract

【課題】トレーとトレーに載せる食器を効果的に定位するべ、食器定位機能を具有するトレーの構造を提供する。
【解決手段】トレー１の表面１０に一つ以上の半円形の突起１１を設け、食器２の底部には該突起に対応した窪み２０を設け、該突起１１と該窪み２０を相互に嵌合することで、該トレー上１にて該食器２を定位する。
【選択図】図１

Description

本考案は食器定位機能を具有するトレーの構造に係り、特にトレー表面に半円形突起を設け、これに対応する食器の底部には半円形の窪みを設けることにより、食器をトレー上に定位する機能を具有するトレーの構造に関わる。

一般のトレーとは表面が平たく、その平たい表面に茶碗や皿等の食器を置いて運ぶのに使用する。

しかし上述のような公知におけるトレーを使用する際、トレーを持ち上げる等の動作によりトレー上の食器が固定されていないことから、食器内の食品が溢れたりこぼれたりし易い。ひどければ食器がトレーから落ちてしまい、食器も食品も地面にばら撒いてしまうといったこともしばしば見受けられる。
そこで上述の欠点に鑑み、トレーとトレーに載せる食器を効果的に定位するべく本考案の食器定位機能を具有するトレーの構造を提供する。

トレーと食器を定位すべく、該トレー表面には一つ以上の半円形突起を設け、食器の底部には該突起に対応する半円形の窪みを設け、これらを相互に嵌合することで、複数の大小の異なる食器を一つのトレー上に定位する構造とする。

本考案によると、簡単な構造によりトレー上の食器が容易に定位されることで、使用時に食器が滑ったり落ちたりするのが効果的に防止され、使用上の実用性が高められた。

図１，２に示すように、本考案には平たいトレー１を具有し、該トレー１の表面１０には一つ以上の半円形の突起１１、並びに茶碗や皿等の食器２を設け、該トレー１の半円形突起１１上に該食器２を置いて使用するが、該食器２の底面には半円形の窪み２０が設けられ、該窪み０では該トレー１の半円形突起１１が嵌合する個所を提供しており、これにより該食器２が該トレー１に定位される構造を具有する。

該半円形の突起１１とこれに対応する窪み２０の構造を具有する本考案のトレー１及び食器２を使用するには、先ず該食器２を該トレー１に置き、次に該食器２底部の窪み２０と該トレー１の半円形突起１１とを相互に嵌合することにより、該食器２が該トレー１上でしっかりと固定され、該食器２が滑って移動したり倒れたりすることにより、食器に盛られた食品がこぼれたり漏れたりしないようにする。

また本考案は該トレー１上に一つ以上の突起１１を設けることで、該トレー１上に同時に大小の異なる複数の食器２を載せることができる構造を呈し、こうすることで例えば定食やセットメニューを提供する際、異なる大小の食器を一つのトレー１上にて定位するのを便利にする。

本考案の立体構造図である。 本考案組み立て後の断面図である。

符号の説明

１ トレー
１０ トレー表面
１１ 半円形突起
２ 食器
２０ 半円形の窪み

Claims (1)

1. トレーと食器とより構成される食器定位機能を具有するトレーの構造において、
   表面に一つ以上の半円形突起を具有する該トレーと、
   底部に半円形の窪みを具有し、該半円形の突起上に設置される該食器と、
   を具有し、該食器底部の窪みと該トレー表面の突起を相互に嵌合し、該トレー上にて該食器が定位され、食器がトレー上で滑って移動したり倒れて食品がこぼれたり溢れるのを防止することを特徴とする食器定位機能を具有するトレーの構造。
   

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