JP3122157U - 材料試験機 - Google Patents

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Abstract

【課題】試験終了後、効率よく供試体を交換して再び試験を開始できる材料試験機を提供する。
【解決手段】供試体SPを設置する際、クロスヘッド15の高さ位置を上部圧盤17aが邪魔にならない位置に手動で移動する。そして、そのクロスヘッド15の位置にホームポジションセンサ111を設置する。試験終了後、高速リターンボタンを押圧するとクロスヘッド15はホームポジションセンサ111の設置された位置に移動する。そして、供試体SPを交換後、試験開始を指示すると、上部圧盤17aの下面が供試体SPの上面に接する位置までクロスヘッド15が速やかに移動し、その後、予め設定した試験速度で供試体SPに負荷が与えられる。
【選択図】図2

Description

本考案は、コンクリート、金属、プラスチック、ゴム等の各種素材で製造された種々の供試体の強度を評価する材料試験機に関する。
従来から、下圧盤上に供試体を配設し、上下の圧盤間の距離を狭めることにより供試体に圧縮負荷を与える材料試験機が知られている(たとえば、特開2003−106965号公報)。この種の材料試験機では、試験終了後にリターンスイッチを操作して上圧盤を試験開始位置まで高速に自動復帰させ、上下圧盤間に供試体をセットしている。供試体をセットした後、試験開始スイッチを操作すると、上圧盤が試験速度で下降を開始して供試体が圧縮される。
しかし、上下圧盤間の距離を大きく設定すると供試体をセットしやすくなるものの、試験開始後に供試体を負荷するまでに上圧盤が移動する距離が長くなり好ましくない。
(1)請求項1の考案は、上下治具の間で供試体を負荷する材料試験機において、試験開始指令に応じて、治具を所定の速度で駆動して供試体に負荷を与える負荷手段と、治具の移動に関する第1および第2位置を設定する位置設定手段と、治具が第1位置および第2位置に位置することをそれぞれ検出する検出手段と、治具を所定位置へ復帰させる復帰指令を出力する復帰指令出力手段と、復帰指令により、治具を第1位置または第2位置まで移動する制御手段とを備えることを特徴とする。
(2)請求項2の考案は、請求項1の材料試験機において、制御手段は、圧縮試験時、復帰指令により治具を供試体の交換位置である第1位置である供試体交換位置まで移動させ、引張試験時、復帰指令により治具を第2位置である試験開始位置まで移動させることを特徴とする。
(3)請求項3の考案は、請求項1または2の材料試験機において、制御手段は、圧縮試験時、試験開始指令により治具を第1位置から高速度で移動させ、第2位置である試験開始位置まで移動すると治具を予め定めた試験速度で移動させることを特徴とする。
(4)請求項4の考案は、上下治具の間で供試体を負荷する材料試験機において、試験開始指令を出力する開始指令手段と、試験開始指令に応じて、上下治具のいずれか一方の治具を所定の速度で駆動して供試体に負荷を与える負荷手段と、治具の移動に関する第1および第2位置を設定する位置設定手段と、治具が第1位置および第2位置に位置することをそれぞれ検出する検出手段と、治具を第1位置および第2位置のいずれか一方の位置へ復帰させる復帰指令を出力する復帰指令手段と、治具の移動を制御する制御手段とを備え、制御手段は、(1)圧縮試験においては、復帰指令の出力により移動する治具が供試体の交換位置である第1位置に到達すると治具の移動を停止し、試験開始指令が出力されると、治具を交換位置から高速で移動させ、試験開始位置である第2位置に達すると治具を予め定めた試験速度で移動させて供試体を負荷し、(2)引張試験においては、復帰指令の出力により移動する治具が試験開始位置である第2位置に位置することが検出されると治具の移動を停止し、試験開始指令が出力されると、治具を試験開始位置から予め定めた試験速度で移動させて供試体を負荷するように負荷手段を制御することを特徴とする。
本考案によれば、治具を異なる2位置にそれぞれ復帰することができるので、使い勝手の良い試験機を提供できる。とくに、請求項2から4の考案の材料試験機では、圧縮試験および引張試験に際して、それぞれの試験で供試体が取り付けやすい位置に復帰するので試験時間の長時間化を抑制できる。
図1〜図5に基づいて本考案の一実施の形態について説明する。
図1に示す材料試験機は、材料試験機本体10と、本体10を駆動制御する制御系20とで構成される。材料試験機本体10は、ベッド11と、このベッド11上に設置され、タイミングベルト13を介してねじ支柱12a,12bを回転させるモータ14と、モータ14の側方でベッド11に立設する一対のねじ支柱12a,12bと、このねじ支柱12a,12bに昇降可能に保持されるクロスヘッド15と、クロスヘッド15の中心下部に設けられたロードセル16と、ロードセル16に連結された上部圧盤17aと、テーブル18に立設する下部圧盤17bと、ねじ支柱12bの上端に設けられた回転数センサ19と、ねじ支柱12bと並列してテーブル18に立設された支柱110に設けられたホームポジションセンサ111とを備える。
ホームポジションセンサ111は、クロスヘッド15がホームポジションセンサ111の設置された位置(以下、ホームポジションと呼ぶ)に移動したことを検出する近接スイッチである。ホームポジションセンサ111は、支柱110に沿って上下可動であり、支柱110に沿って任意の位置に設置される。クロスヘッド15がホームポジションに移動すると、ホームポジションセンサ111から制御回路21へポジション信号が出力される。
供試体SPは、上部圧盤17aと下部圧盤17bとで挟まれ、供試体SPは材料試験機に固定される。供試体SPに負荷される試験力はロードセル16で検出され、クロスヘッド15の変位は、回転数センサ19で計測されるねじ支柱12bの回転数により算出される。
図1を参照すると、試験機本体10を制御する制御系20は、制御回路21、入出力装置22などを備えている。
制御回路21は、マイクロコンピュータとその周辺部品から構成される。制御回路21は、ロードセル16からの荷重信号と、回転数センサ19からの回転数信号とに基づいて、所定の試験条件で試験が行えるようにモータ14を駆動するための制御信号を生成し、モータ14へ出力する。また、上述したように、ホームポジションセンサ111からのポジション信号より、クロスヘッド15がホームポジションに移動したことを検出する。
入出力装置22は、試験条件などを入力するタッチパネル22aやスイッチ22bと、供試体SPの試験力−変位特性など試験結果を出力する表示モニタ22cとを備えている。
このような材料試験機による圧縮試験は次の手順で行われる。
まず、制御回路11に試験条件を入力し、試験条件を設定する。次に、図2に示すようにクロスヘッド15の高さ位置を、供試体SPを下部圧盤上に設置しやすい位置、つまり供試体SPを設置する際、上部圧盤17aが邪魔にならない位置に移動する。このとき、供試体SPの交換の際にすぐにクロスヘッド15をその交換位置に移動できるようにするため、ホームポジションセンサ111の位置をクロスヘッド15と同じ高さに移動し、ホームポジションを設定する。
供試体SPを下部圧盤上に設置後、図1に示すように、上部圧盤17aの下面が供試体SPの上面に接するようにクロスヘッド15の位置を調整する。調整したクロスヘッド15の位置を所定の操作でゼロ点として設定した後、試験開始指示により、モータ14を駆動してクロスヘッド15を下降させて圧縮試験を行う。なお、図3に示すように、上下の治具を引張試験用治具31a,31bに交換すれば、クロスヘッド15を上昇させて、引張試験を行うことができる。
引張試験は次の手順で行われる。まず、試験条件を設定する。クロスヘッド15の高さ位置を調整して、上部治具31aおよび下部治具31bに挟んで供試体SPの両端を把持する。調整したクロスヘッド15の位置を所定の操作でゼロ点として設定した後、試験開始指示により、モータ14を駆動してクロスヘッド15を上昇させて引張試験を行う。引張試験においては、ホームポジションセンサ111の位置は関係ない。
本考案の実施形態による材料試験機は、試験終了後の供試体SPの交換およびその後の試験開始を効率的に行うようにしたものである。試験終了後の供試体SPの交換および試験開始の操作について、図1〜4を参照して説明する。試験開始の操作は、表示モニタ22cの表示画面に設けられたタッチパネル22aを押圧操作することによって行う。ユーザは、予め試験条件を制御回路11に入力して設定しているものとする。
図4は、試験を開始するための試験開始画面40を説明するための図である。試験開始画面40には、試験力表示欄41a、変位表示欄41b、試験力ゼロボタン42a、変位ゼロボタン42b、高速リターンボタン43a、試験開始ボタン43b、試験終了ボタン43c、クロスヘッド移動ボタン44、試験ボタン45および条件ボタン46が表示される。
試験力表示欄41aは、ロードセル16が検出した試験力を表示する表示欄であり、変位表示欄41bは、回転数センサ19が検出したクロスヘッド15の移動量を表示する表示欄である。
試験力ゼロボタン42aは、試験力表示欄41aの試験力の表示をゼロにするためのボタンである。試験力ゼロボタン42aを押圧し、後述する試験開始ボタン43bを押圧すると、検出された試験力と試験力ゼロボタン42aを押圧した時に検出された試験力との差分が試験力表示欄41aに表示される。
変位ゼロボタン42bは、変位表示欄41bの変位の表示をゼロにするためのボタンである。変位ゼロボタン42bを押圧し、後述する試験開始ボタン43bを押圧すると、検出された変位との差分が変位表示欄41bに表示される。変位ゼロボタン42bを押圧すると変位表示欄41bの表示がゼロになるとともに、押圧されたときの変位がゼロ点として登録される。
高速リターンボタン43aは、クロスヘッド15の位置を所定の位置に高速に復帰させるボタンである。後述するように、復帰させる位置は、圧縮試験と引張試験とでは異なる。
圧縮試験では、高速リターンボタン43aは、クロスヘッド15の位置を上述したホームポジションに高速に復帰させるためのボタンである。高速リターンボタン43aが押圧されると、制御回路21はクロスヘッド15を高速に上昇させる。クロスヘッド15がホームポジションまで移動すると、ホームポジションセンサ111はポジション信号を出力する。制御回路21は、ホームポジションセンサ111からのポジション信号を検出すると、クロスヘッド15の上昇を停止する。このようにして、クロスヘッド15の位置はホームポジションへ高速に復帰する。この速度は予め任意に設定できる。
引張試験では、高速リターンボタン43aは、クロスヘッド15の位置を試験開始時の位置、つまり変位ゼロボタン42bを押圧したときの位置(以下、試験開始位置と呼ぶ)に高速に戻すためのボタンである。供試体SPの試験が終了後、高速リターンボタン43aを押圧すると、上下治具をそれぞれ試験開始位置へ高速で復帰する。引張試験の場合、クロスヘッド15の試験開始位置において、供試体SPをセットすることができる。したがって、速やかに供試体SPを材料試験機に装着でき、材料試験の効率が向上する。
試験開始ボタン43bは、試験を開始するためのボタンである。圧縮試験の場合は、試験開始ボタン43bを押圧すると、クロスヘッド15は、ホームポジションから変位ゼロボタン42bを押圧したときの位置、すなわち、試験開始位置まで高速に移動する。試験開始位置以降、予め設定された試験速度でクロスヘッド15は移動し、設定した試験条件にて試験が開始される。引張試験の場合は、試験開始ボタン43bを押圧すると、試験開始位置から設定した試験条件にて試験が開始される。試験終了ボタン43cは、試験を終了するためのボタンである。
クロスヘッド移動ボタン44はクロスヘッド上昇(速度大)ボタン44a、クロスヘッド上昇(速度小)ボタン44b、クロスヘッド下降(速度小)ボタン44cおよびクロスヘッド下降(速度大)ボタン44dから構成される。
クロスヘッド上昇(速度大)ボタン44aはクロスヘッド15を速い速度で上昇させるボタンであり、クロスヘッド上昇(速度小)ボタン44bは遅い速度でクロスヘッド15を上昇させるボタンである。クロスヘッド下降(速度小)ボタン44cは遅い速度でクロスヘッド15を下降させるボタンであり、クロスヘッド下降(速度大)ボタン44dは速い速度でクロスヘッド15を下降させるボタンである。
クロスヘッド上昇(速度大)ボタン44aまたはクロスヘッド下降(速度大)ボタン44dを押圧することによって、クロスヘッド15の大まかな位置調整を行い、その後、クロスヘッド上昇(速度小)ボタン44bとクロスヘッド下降(速度小)ボタン44cとを押圧することによって、クロスヘッド15の位置の微調整を行う。
試験ボタン45は、試験開始画面40を表示するためのボタンである。条件ボタン46は、試験条件を設定するための表示画面を表示するためのボタンである。試験開始画面40以外の表示画面でも試験ボタン45および条件ボタン46は表示される。
次に、本考案の実施形態におけるクロスヘッド移動処理について、図5のフローチャートを参照して説明する。図5の処理は、表示モニタ22cに表示された試験ボタン45が押圧されるとスタートするプログラムにより、制御回路21において実行される。ここで、ユーザは所定の試験条件を設定した後、手動でクロスヘッド15の位置を調整して一度試験を行ったものとする。また、供試体SPの交換位置にホームポジションを設定したものとする。
ステップS501では、設定した試験条件より実行する試験が圧縮試験であるか判定する。圧縮試験の場合はステップS501が肯定判定され、ステップS502へ進む。圧縮試験でない場合、つまり、引張試験の場合はステップS501が否定判定され、ステップS503へ進む。ステップS502では、圧縮試験を認識するためフラグMを0とする。ステップS503では、引張試験を認識するためフラグMを1とする。
ステップS504では、タッチパネル22aの押圧検出によって、高速リターンボタン43aが押圧されたか判定する。押圧された場合はステップS504が肯定判定され、ステップS505へ進む。押圧されていない場合はステップS504を繰り返す。ステップS505では、フラグMが0であるかを判定する。0の場合はステップS505が肯定判定され、ステップS506へ進む。0でない場合、つまり1の場合はステップS505が否定判定され、ステップS509へ進む。
ステップS506では、クロスヘッド15を高速に上昇する。ステップS507では、ホームポジションセンサ111から出力されるポジション信号を検出したか判定する。ポジション信号を検出した場合はステップS507が肯定判定され、ステップS508へ進む。ポジション信号を検出しない場合はステップS506へ戻る。ステップS508では、クロスヘッド15を停止する。ステップS509では、クロスヘッド15を試験開始位置に移動する。
ステップS510では、タッチパネル22aの押圧検出によって、試験開始ボタン43bが押圧されたか判定する。押圧された場合はステップS510が肯定判定され、ステップS511へ進む。押圧されていない場合はステップS510を繰り返す。ステップS511では、フラグMが0であるかを判定する。0の場合はステップS511が肯定判定され、ステップS512へ進む。0でない場合、つまり1の場合はステップS511が否定判定され、ステップS513へ進む。ステップS512では、クロスヘッド15を試験開始位置に移動する。
ステップS513では、予め設定された試験条件において予め設定された試験速度でクロスヘッド15を移動し、試験を実施する。ステップS514では、供試体SPが破壊されて検出される試験力が急に小さくなるなど、試験終了の条件が検出されたか判定する。所定の試験終了の条件が検出されるとステップS514が肯定判定され、ステップS515へ進む。試験終了の条件が検出されない場合は、ステップS513へ戻る。ステップS515では、クロスヘッド15を停止する。
以上の実施形態による試験機では次のような作用効果を奏する。
(1)クロスヘッド15の位置を、供試体SPの設置作業をしたときのホームポジションと変位ゼロボタン42bを押圧したときの位置、すなわち試験開始位置とに復帰させることによって、上部圧盤17aを異なる2位置にそれぞれ復帰することができるので、使い勝手の良い試験機を提供できる。とくに手動運転の操作をなくすことができ、操作過誤を防止できる。
(2)圧縮試験と引張試験機とでは、高速リターンボタン43aを操作したときの上部圧盤17a、上部治具31a(以下、これらを単に治具と呼ぶ)の復帰位置が異なり、それぞれ供試体SPの取り付けやすい位置に治具は復帰するので、ユーザの利便性は向上する。圧縮試験に際して、圧盤間の距離を大きく設定して供試体SPをセットし易くし、引張試験に際して、治具間を試験開始位置に設定して供試体SPをセットし易くするので、効率よく供試体SPを交換して試験を開始でき、試験の効率が上がる。
以上の実施形態の材料試験機を次のように変形することができる。
(1)高速リターンボタン43aを押圧することによって治具17a,31aが所定の位置に復帰するようにしたが、高速リターンボタン43aを押圧しなくても、試験終了後、自動的に治具17a,31aが所定の位置に復帰するようにしてもよい。ユーザは、供試体SPを設置する操作と試験開始ボタン43bを押圧する操作のみで材料試験を行うことができるので、材料試験の効率性が上がる。
(2)クロスヘッド15が所定の位置に移動したことを検出できれば、ホームポジションセンサ111は近接スイッチに限定されない。たとえば、クロスヘッド15に発光部を設け、ホームポジションセンサ111を光センサとしてもよい。この場合、ホームポジションセンサ111がクロスヘッド15の発光部からの光を検出することによって、クロスヘッド15が所定の位置に移動したことを検出する。
(3)治具の位置は異なる2位置に復帰されるが、復帰位置の数は2以上の数であれば、ユーザの利便性を向上させるために適宜選択することができる。たとえば、供試体SPを取り付ける位置と試験を開始する位置に加えて、破壊された供試体SPを除去して、掃除するときの治具の位置を復帰位置として設定してもよい。
本考案は、治具の位置を異なる2位置にそれぞれ復帰することができることに特徴があり、このような特徴を有していれば、以上説明した実施の形態になんら限定されない。たとえば、材料試験機は実施の形態のものに限定されない。
本考案の実施形態の材料試験機の構成を説明するための図である。 供試体を設置するための位置にクロスヘッドを移動したときの材料試験機を説明するための図である。 引張試験を行う場合の材料試験機の構成を説明するための図である。 試験開始画面を説明するための図である。 クロスヘッドの移動処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
15 クロスヘッド 16 ロードセル
17a 上部圧盤 17b 下部圧盤
21 制御回路 22 入出力装置
22a タッチパネル 22c 表示モニタ
31a 上部治具 31b 下部治具
111 ホームポジションセンサ SP 供試体

Claims (4)

  1. 上下治具の間で供試体を負荷する材料試験機において、
    試験開始指令に応じて、前記治具を所定の速度で駆動して供試体に負荷を与える負荷手段と、
    前記治具の移動に関する第1および第2位置を設定する位置設定手段と、
    前記治具が前記第1位置および第2位置に位置することをそれぞれ検出する検出手段と、
    前記治具を所定位置へ復帰させる復帰指令を出力する復帰指令出力手段と、
    前記復帰指令により、前記治具を前記第1位置または第2位置まで移動する制御手段とを備えることを特徴とする材料試験機。
  2. 請求項1の材料試験機において、
    前記制御手段は、圧縮試験時、前記復帰指令により前記治具を前記供試体の交換位置である第1位置である供試体交換位置まで移動させ、引張試験時、前記復帰指令により前記治具を第2位置である試験開始位置まで移動させることを特徴とする材料試験機。
  3. 請求項1または2の材料試験機において、
    前記制御手段は、圧縮試験時、前記試験開始指令により前記治具を前記第1位置から高速度で移動させ、前記第2位置である試験開始位置まで移動すると前記治具を予め定めた試験速度で移動させることを特徴とする材料試験機。
  4. 上下治具の間で供試体を負荷する材料試験機において、
    試験開始指令を出力する開始指令手段と、
    前記試験開始指令に応じて、前記上下治具のいずれか一方の治具を所定の速度で駆動して供試体に負荷を与える負荷手段と、
    前記治具の移動に関する第1および第2位置を設定する位置設定手段と、
    前記治具が前記第1位置および第2位置に位置することをそれぞれ検出する検出手段と、
    前記治具を前記第1位置および第2位置のいずれか一方の位置へ復帰させる復帰指令を出力する復帰指令手段と、
    前記治具の移動を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    (1)圧縮試験においては、前記復帰指令の出力により移動する治具が前記供試体の交換位置である前記第1位置に到達すると前記治具の移動を停止し、前記試験開始指令が出力されると、前記治具を前記交換位置から高速で移動させ、試験開始位置である前記第2位置に達すると前記治具を予め定めた試験速度で移動させて前記供試体を負荷し、
    (2)引張試験においては、前記復帰指令の出力により移動する治具が試験開始位置である前記第2位置に位置することが検出されると前記治具の移動を停止し、前記試験開始指令が出力されると、前記治具を前記試験開始位置から予め定めた試験速度で移動させて前記供試体を負荷するように前記負荷手段を制御することを特徴とする材料試験機。
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