JP3122038U - 水槽用ブロック - Google Patents
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Abstract
【課題】浴槽等の水槽内に注入する水あるいは湯の量を削減し、また水槽内において各種の用途に利用可能であって、しかも水槽内の菌の繁殖を抑えるようにした水槽用ブロックを提供する。
【解決手段】ほぼ直方体状をなし、外表面に形成された係合孔12と係合される連結ピン11によって複数個を連結することができ、しかも外表面に形成された抗菌コート層18の抗菌作用によって、浴槽内の菌の発生を抑制する。
【選択図】図1
【解決手段】ほぼ直方体状をなし、外表面に形成された係合孔12と係合される連結ピン11によって複数個を連結することができ、しかも外表面に形成された抗菌コート層18の抗菌作用によって、浴槽内の菌の発生を抑制する。
【選択図】図1
Description
本考案は水槽用ブロックに係り、とくに水槽内に配置して各種の用途に用いられる水槽用ブロックに関する。
一般に浴槽は、その内部に直方体状の空間が形成され、所定の容量の湯を注入して入浴に供するようになっている。そしてこの種の浴槽は、その底面がほぼ水平な状態になっている。従って入浴する際には、浴槽内に入って底板上に坐ることになる。
このように通常の浴槽は、一定の深さであってしかも底面が水平な底板から構成されている。従って子供等の場合には、底部に坐ることができず、腰かけるための適当な高さの座を設けることが好ましい。またとくに高齢者等の場合には、体の一部、例えば肘を載せる台等が水槽内に設置されることが好ましい。また内部空間が必要以上に大きな容量を有すると、その総ての容積内に湯を注入して入浴しなければならず、必要以上の湯を入れなければならないために、これによって水道代や光熱費がかさむ欠点がある。
本願考案の課題は、水槽内において、各種の目的に用いることができるブロックを提供することである。
本願考案の別の課題は、水槽内に入れる水あるいは湯の量を節約し、これによって水道代あるいは光熱費を節約するようにした水槽用ブロックを提供することである。
本願考案のさらに別の課題は、水槽の内部に配置して菌の繁殖を抑えるようにした水槽用ブロックを提供することである。
本願考案のさらに別の課題は、使用目的に応じて任意に連結したり分離したりすることができる水槽用ブロックを提供することである。
本願考案の上記の課題および別の課題は、以下に述べる本願考案の技術的思想、およびその実施の形態によって明らかににされよう。
本願考案は、所定の体積を有し、少なくとも外表面が抗菌性であって、水槽内に置かれる水槽用ブロックに関するものである。
ここで、抗菌性材料によって成形されたものであってよい。また抗菌剤を含む抗菌層が外表面に形成されていてよい。また連結手段を有し、互いに連結して用いることが可能であることが好ましい。また前記連結手段が連結ピンと、該連結ピンの端部を受入れる係合孔とから構成されてよい。また上面に取手を備えてよい。
本願の主要な考案は、所定の体積を有し、少なくとも外表面が抗菌性であって、水槽内に置かれる水槽用ブロックに関するものである。
従ってこのような水槽用ブロックを水槽内に配置すると、各種の目的にこの水槽用ブロックを利用することができる。またこの水槽用ブロックによって排除される水の容積に相当する分の水あるいは湯の使用量を削減することが可能になる。また外表面が抗菌性を有するために、水槽内における菌の繁殖が抑えられることになる。
以下本願考案を図示の実施の形態によって説明する。図1〜図3は、本実施の形態に係る浴槽用ブロックを示すものであって、この浴槽用ブロックは、直方体状のブロックである。すなわち一辺が約30cmの直方体状の形状をなし、しかもコーナの部分が曲面から構成されている。そしてこのようなブロック10は、連結ピン11によって互いに連結されるようになっている。すなわちブロック10の外表面上には、その各面の4つのコーナの近傍にそれぞれ係合孔12が形成され、この係合孔12に連結ピン11の端部を挿入して連結するようになっている。またブロック10の上面には取手13が形成され、この取手13の両側が凹部になっている(図2B参照)。
このようなブロック10は、例えば合成樹脂によって成形されてよく、この場合にその比重が1よりも小さいと、水中で浮くために、所定の大きさの鉄片等から成るおもり17を埋設して成形するようにしている(図3参照)。ここでおもり17の位置を調整することによって、ブロック10の重心の位置を底部側に配することが可能になる。またこのようなブロック10の外表面上には抗菌コート層18が形成され、この抗菌コート層18によってこのブロック10の外表面に抗菌性を持たせるようにしている。
なお抗菌剤としては、塩化ベンザルコニウム、ヘキサメチレンビグアミド塩酸塩、ポリヘキサメチレンビグアミド塩酸塩、有機シリコン系第四級アンモニウム塩、金属化合物等が用いられる。このような抗菌剤は、ブロックを構成する樹脂の表面の官能基に反応させて固定してもよいが、抗菌剤を反応性樹脂と混合し、上記ブロック10の表面に塗布して加熱硬化させることにより抗菌コート層18を形成するのが好適である。
このようなブロック10は、例えば図4に示すように、浴槽20内に配されるようになっている。この場合に、ブロック10によって、その体積に相当する部分の容量の水が排除されるために、浴槽20内に入れる水あるいは湯の量を節約することが可能になり、水道代および光熱費の節減になる。また浴槽20内に配置されたブロック10は、浴槽20内において椅子として、あるいはまた肘掛けとして使用することができる。すなわちこのブロック10の大きさや、組合わされるブロック10の数等によって、各種の用途に広く利用可能である。またこのようなブロック10は、その外表面の抗菌コート層18によって、浴槽内における菌の繁殖が抑えられるようになる。そしてブロック10が合成樹脂によって成形されているために、人体に触れても冷たい感じがしない。
またこのようなブロック10は、上述の如く係合孔12に係合される連結ピン11によって、横方向にも、高さ方向にも任意に連結することができるために、各種の目的に応じて連結することが可能になる。またこのブロック10の底面に、滑止めの機能のついた専用のシートを連結してよい。この場合にも、上記連結ピン11を受入れる係合孔12を利用して上記のシートをブロック10の底面に取付けるようにしてもよい。これによって浴槽内での安定感が向上し、事故の危険が少なくなる。
次に別の実施の形態を図5および図6によって説明する。この実施の形態は、図5に示すようにほぼ直方体状の外観を有するとともに、図6に示すように内部が空洞になっている。なおこのような中空ブロック30は、上記第1の実施の形態の抗菌コート層18に錬込まれる抗菌剤と同様の抗菌剤を錬込んだ樹脂によって成形されるために、中空ブロック30それ自体が抗菌性を有している。そして中空ブロック30はその総ての面にそれぞれ4つの係合孔31を備えるとともに、上面に取手32が形成されている。取手32の両側には凹部33が形成される。
またこの中空ブロック30は、側面の所定の位置に注入口35が形成され、この注入口35の部分をキャップ36で塞ぐようにしている。すなわち不使用時においては、中空ブロック30内は空になっており、使用時にキャップ36を取外して注入口35から内部の空間に水を注入するようにしている。そして水を注入した後に再びキャップ36を閉じるようにしている。このような構成によると、使うときだけ中に水を入れるために、使用しないときは軽量であってその取扱いが容易になる利点がある。なおこのような中空ブロック30についても、その底面に滑止め機能のついたシートを取付けるようにしてよい。
以上本願考案を図示の実施の形態によって説明したが、本願考案は上記実施の形態によって限定されることなく、本願考案の技術的思想の範囲内において各種の変更が可能である。すなわちこのようなブロック10あるいは中空ブロック30は、一般家庭用の浴槽、高齢者の介護施設の浴槽、入浴娯楽施設の浴槽、あるいはプール等において用いることができる。またブロック10、30の大きさについても、任意に変更可能であって、各種の大きさのブロックを用いるようにしてよい。
本願考案は、浴槽用ブロックとして利用することができる。
10 ブロック
11 連結ピン
12 係合孔
13 取手
14 凹部
17 おもり
18 抗菌コート層
20 浴槽
30 中空ブロック
31 係合孔
32 取手
33 凹部
35 注入口
36 キャップ
11 連結ピン
12 係合孔
13 取手
14 凹部
17 おもり
18 抗菌コート層
20 浴槽
30 中空ブロック
31 係合孔
32 取手
33 凹部
35 注入口
36 キャップ
Claims (6)
- 所定の体積を有し、少なくとも外表面が抗菌性であって、水槽内に置かれる水槽用ブロック。
- 抗菌性材料によって成形されたものであることを特徴とする請求項1に記載の水槽用ブロック。
- 抗菌剤を含む抗菌層が外表面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の水槽用ブロック。
- 連結手段を有し、互いに連結して用いることが可能であることを特徴とする請求項1に記載の水槽用ブロック。
- 前記連結手段が連結ピンと、該連結ピンの端部を受入れる係合孔とから構成されることを特徴とする請求項4に記載の水槽用ブロック。
- 上面に取手を備えることを特徴とする請求項1に記載の水槽用ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006001895U JP3122038U (ja) | 2006-03-16 | 2006-03-16 | 水槽用ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006001895U JP3122038U (ja) | 2006-03-16 | 2006-03-16 | 水槽用ブロック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3122038U true JP3122038U (ja) | 2006-06-01 |
Family
ID=43472117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006001895U Expired - Fee Related JP3122038U (ja) | 2006-03-16 | 2006-03-16 | 水槽用ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3122038U (ja) |
-
2006
- 2006-03-16 JP JP2006001895U patent/JP3122038U/ja not_active Expired - Fee Related
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