JP3122015U - ストック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】寸法や材質が異なる多品種の鋼材プレート用素材を仕分けして1点ずつストックすることが可能なストック棚を提供する。
【解決手段】ストック棚Sは、柱1、頭継ぎ2、土台3によりラーメン構造の外周骨組みを形成し、その内部空間に垂直材である棚受け5と水平材である心棒6とを縦横に配列して組み立てることにより、複数の棚を格子状に設けている。各棚の間口寸法はそれぞれ異なり、下方には間口の高い棚が配置され、上方ほど間口の低い棚が配置されている。また、幅の狭い棚と幅の広い棚が水平方向に順に並んで配列されている。心棒6にはベアリング位置固定用パイプ9a、9cによって位置規制されたベアリング9bが設けられており、このベアリング9bに鋼材プレート用素材Pを載せて出し入れする。また、ストック棚Sの上に別のストック棚Saを積層し、下層の頭継ぎ2に上段土台13を被せて接合する。
【選択図】図4

Description

本考案は、寸法や材質が異なる多品種の物品をストックするための多段状の棚を備えたストック装置に係り、特に、長尺物の鋼材プレート等を含む物品の在庫管理および収納・出庫作業が容易なストック装置に関する。
従来、金属製品を製造・加工するメーカーは、自ら鋼材を加工するか、二次加工メーカー等から鋼材の供給を受けている。そして、金属製品としては、多種多様な製品が存在し、これに応じて二次加工メーカー等から、寸法や材質が異なる様々な鋼材プレートの発注等を受ける供給業者が存在する。このような多品種の鋼材プレートを供給する供給業者は、顧客からの需要に迅速に対応するために、取扱品である鋼材プレート素材を適宜倉庫にストックしておき、顧客(二次加工メーカー等)からの発注に応じて、発注内容に含まれる鋼材プレートを倉庫内から必要分出庫して一次加工(プレート加工)し、配送する。このような供給作業を迅速かつ効率的に行うために、供給業者の倉庫には、多品種の鋼材プレート用の素材を品種ごとに仕分けしてストックするために、種々のストック装置が設けられている。
例えば、支柱に掛け渡された横梁の上に棚板等を設け、その棚板の上にカセットに収納された物品を格納する納庫において、棚の間口部分を構成する横梁の上にシャフトを掛け渡してこのシャフトにローラを配置することにより、カセットを出し入れし易くした格納庫が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
この格納庫では、棚の間口部分から棚内部の空間に物品(長尺物を収納したカセット)をスムーズに押し込むことができるようにするために、間口部分のシャフトに配置したローラが、カセットの幅に合わせた位置に形成された位置決め用の円錐部分を有している。
実開平6−63508号公報(第7頁、図1−2)
しかしながら、上記特許文献1の構成では、横梁の上にさらにシャフトを掛け渡しているために、間口の高さ寸法がシャフトの径寸法分だけ低くなり、棚の高さぎりぎりいっぱいの物品を収納することができず、収納空間を有効に活用できないという問題点があった。また、ローラがシャフトに対して固定されているために、決まった寸法のカセットでなければスムーズに出し入れすることができず、寸法の異なる多品種の物品の収納には対応できないという問題点があった。さらにまた、物品が横梁の上のシャフト及びローラを乗り越えて棚内の奥の空間に収納されてしまうと、出庫の際に物品を棚内で横梁から持ち上げてシャフト及びローラを再度乗り越えさせなければならず、出庫作業に労力と手間がかかるという問題点があった。
本考案の目的は、上記従来の問題点に鑑み、収納空間を有効に活用することができ、かつ、多品種の鋼材プレート用の素材等の物品の収納に対応可能で、収納及び出庫作業を省力化することができるストック装置を提供することにある。
上記課題は、請求項1のストック装置によれば、長尺物品を収納するための間口幅または間口高さが異なる複数の棚区画を有し、前記複数の棚区画に同じ間口方向から長尺物品を出し入れ可能に形成されたストック装置であって、前記複数の棚区画は、間口幅の寸法順に間口幅方向且つ間口高さの寸法順に高さ方向に並べて形成されたこと、により解決される。
このように、各棚区画は、間口幅の寸法順に間口幅方向に並べて、且つ、間口高さの寸法順に高さ方向に並べて形成されたという一定の法則に従って間口幅方向及び間口高さ方向に配列されていることにより、物品を収納・出庫すべき棚は、その寸法を考慮して探せば容易に見つけることが可能となる。特に、間口高さの大きい棚を下側、間口高さの小さい棚を上側とするように配列すれば、大きい物品すなわち重い物品を上まで持ち上げなくて済み、作業が省力化される。そして、形状等が異なる多品種の物品を、その物品の形状に合った棚区画に物品を収納することができ、スペースを有効利用することが可能となる。
また、より具体的には、前記複数の棚区画には所定の形状の鋼材プレート用の素材が略水平に収納されるように構成する。鋼材プレートは多種多様な寸法、材質で供給されることが多いため、一定の法則に従って配列して収納することができれば、出庫作業が容易となり、好適である。
さらに具体的には、前記ストック装置は、外周フレームと、棚受け部材と、複数の棒状部材と、を備え、前記外周フレームは、前記複数の棚区画を囲む外周側面上の所定位置に立設された複数の柱と、該柱の下端同士を互いに連結する土台と、前記柱の上端同士を互いに連結する頭継ぎと、前記土台と設置面との間に配設され前記土台に上端が接合された複数の支柱とを備えて形成され、前記棚受け部材は、前記外周フレームによって囲まれた空間内の所定位置に立設されることにより、間口側から奥側へ向かって複数本を一直線に配置された列が間口幅方向に複数列並んで、各々の上下端が前記外周フレームによって支持されて形成され、前記複数の棒状部材は、所定の高さ位置に略水平に横架されるものであって、間口幅方向に隣り合う一対の棚受け部材間または前記柱と前記棚受け部材との間に支持固定されるように構成すると好適である。
このような構成からなるので、水平部材である棒状部材を、物品を支持する荷受部材とすることにより、同じ間口方向から物品を出し入れ可能な複数の棚区画を形成することができる。
そして、棒状部材にはベアリング部が配設され、ベアリング部は、前記棒状部材に挿着される略円環状のベアリングと、前記棒状部材に前記ベアリングと隣接して挿着されると共に前記棒状部材上の所定位置に固定可能にしたベアリングの前記棒状部材の軸方向への移動を規制するベアリング位置規制部材が形成される構成とすると好適である。
このように摩擦が非常に小さいベアリングによって物品を支持して棚の内部で移動させることができるので、大型で重量の大きい物品であっても、収納・出庫作業を省力化することが可能となる。また、ベアリングの棒状部材の軸方向への移動を規制することができるので、ベアリングが物品を安定支持できない位置に移動してしまうのを防止することが可能となる。従って、収納・出庫作業時に確実にベアリングによって物品を支持しながら出し入れすることが可能となり、作業を省力化することが可能となる。
上記課題は、請求項5のストック装置によれば、請求項3又は4に記載のストック装置からなる下層ユニットに、請求項3又は4に記載のストック装置から前記支柱を省略して形成される上層ユニットを積層して構成されたストック装置であって、前記上層ユニットの土台は溝形鋼からなり、該溝形鋼は略コの字断面の開口側を下側に向けて配設され、前記下層ユニットの頭継ぎは前記溝形鋼と対応する位置に配設され、前記下層ユニットの頭継ぎに前記溝形鋼を被せて接合することにより、前記上層ユニットが前記下層ユニットの上に固定されたこと、により解決される。
このように、下層ユニットの頭継ぎと上層ユニットの土台を対応する位置に設け、上層ユニットの土台に溝形鋼を用いてその略コの字断面を頭継ぎに被せて接合すれば、接合部材を用いない簡易な構成で、上層を下層の上に積層固定することが可能となる。
以上のように、本考案のストック装置によれば、間口幅の寸法順に間口幅方向且つ間口高さの寸法順に高さ方向に並べて形成されたという一定の法則に従って間口幅方向及び高さ方向に配列されていることにより、物品を収納・出庫すべき棚は、その寸法を考慮して探せば容易に見つけることが可能となり、作業効率化を図ることができる。同様に、形状等が異なる多品種の物品を、その物品の形状に合った棚区画に、収納することができるので、スペースを有効利用することが可能となる。特に多種多様な寸法、形状に加工されて供給される鋼材プレート用の素材のストック装置として好適である。
また、物品を支持する棒状部材にベアリングが挿着され、その位置がベアリング位置規制部材によって規制されているので、摩擦が非常に小さいベアリングによって物品を確実に支持して棚の内部で移動させることが可能となり、物品の収納・出庫作業を省力化することが可能となる。
また、上記ストック装置を一層分のユニットとしてそれを上下に積層固定した大型のストック装置を、簡易な構成により実現することができる。
以下、本考案の一実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本考案を限定するものでなく、本考案の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
図1〜図12は本考案の一実施形態に係るものであり、図1はストック棚の正面図(間口方向から見た図)、図2はストック棚の側面図、図3はストック棚の平面断面図(図1のA−A断面図)、図4はストック棚の立面断面図(図2のB−B断面図)、図5はストック棚の立面断面図(図3のC−C断面図)、図6、図7はストック棚を間口側からみた部分拡大断面図(図4の領域E、Fの拡大図)、図8はストック棚の部分拡大図(図3の領域Dの拡大図)、図9はストック棚の部分拡大図(図5の領域Gの拡大図)、図10はストック棚の間口付近の部分拡大斜視図、図11、図12は棚内部へ鋼材プレート用の素材を収納する過程を示す説明図である。また、図13、図14は他の実施形態のストック棚を示す断面説明図および拡大断面図である。
(第1実施形態)
本考案のストック装置を、長さや断面寸法がそれぞれ異なる多品種の鋼材プレート用素材Pを材質ごとに仕分けして1点ずつストックすることが可能なストック棚Sに適用した一実施形態について説明する。このストック棚Sは、鋼材供給業者の倉庫等に設置して好適に用いることができるものである。
このストック装置に収納される鋼材プレート用素材Pは、例えば普通鋼、機械構造用鋼、特殊鋼、アルミニウム、ステンレス、その他非鉄金属等の素材を所定形状に加工したものであり、出荷時には、その表面仕上げとしてフライス加工、ロータリー研磨加工、サーフェイス研磨加工等が施される。また、必要に応じて面取り加工も施される。また、外形寸法は長さLが4000mm以内、幅Wが1000mm以内、厚みtは350mm以内程度とされている。また、この鋼材プレート用素材Pの用途としては、種々の金属加工製品、例えば金型を形成するための金属板などが想定されている。
鋼材供給業者は、このような鋼材プレート用素材Pとして、広幅で長尺の大板素材から細長いバー状の素材まで各種の形状の素材の仕入れを行う。そして、バー素材については仕入れ形状のまま、大板素材については各種幅に切断加工してから、ストック棚Sに投入して在庫品として管理する。そして、発注をうけると指定の材質の鋼材プレート用素材Pのうち適当なものをストック棚Sから引き出し、必要量切り出して上記表面仕上げなどの加工を施し、出荷する。一方、切り出し後の鋼材プレート用素材Pはストック棚Sへ戻し、再び在庫品として管理する。
まず、ストック棚Sの全体構成について説明する。
図1〜図3に示すように、このストック棚Sは、ストック棚Sの外周側面のライン上に所定間隔で立設される複数の柱1と、柱1の上端部同士を互いに連結する頭継ぎ2と、柱1の下端部同士を互いに連結する土台3と、倉庫の床面等の設置面に設置されて土台3を固定支持する複数の支柱4と、柱1に囲まれたストック棚Sの内部空間内の所定位置に立設される棚受け5と、棚受け5を貫通するように略水平に取り付けられる心棒6と、心棒6の上に略水平に掛け渡されるセンタープレート7と、棚受け5の側面に取り付けられるサイドプレート8と、ストック棚Sへの物品の出し入れをスムーズにするために各心棒6に取り付けられるベアリング部9A,9Bと、を主要構成要素とする。
ストック棚Sは、柱1の上下端を頭継ぎ2および土台3で連結することによりラーメン構造の外周骨組みを形成し、この骨組みを下方から支柱4によって固定支持するように構成されている。また、この外周骨組みの内部空間に複数の棚を格子状に設けるために、垂直材である棚受け5と、水平材である心棒6とを縦横に配列して組み立てている。これにより、奥行きの長い矩形状の棚空間が、間口方向となるストック棚Sの正面からみて上下に複数層積層され、また、左右に複数列連続して形成されている。
このストック棚Sでは、各々の棚空間が、図1〜図3に示されているとおり、間口の幅および高さに比べて奥行きが格段に長い形状とされている。これにより、長さの短い鋼材プレート用素材Pは勿論、長尺物の鋼材プレート用素材Pであっても十分収納可能となっている。また、棚の間口は全て同一方向に面して開口しており、全ての棚に同一方向から鋼材プレート用素材Pを出し入れすることができる。
また、ストック棚Sは、各棚の間口寸法がそれぞれ異なっている。すなわち、間口の高さが棚の位置によって異なっており、ストック棚Sの下方には間口の高い棚が配置され、上方ほど間口の低い棚が配置されている。また、間口の幅も同一ではなく、幅の狭い棚と幅の広い棚が水平方向に順に並んで配列されている。このように多種類の間口形状の棚を縦横に配列することにより、断面寸法の異なる多品種の鋼材プレート用素材Pを、その材質等により適切に仕分けして収納することができる。
次に、ストック棚Sの外周部分を形成する骨組み(柱1、頭継ぎ2、土台3、支柱4)の詳細について図説明する。
本実施形態の柱1、頭継ぎ2、土台3として、例えば同一断面形状(75mm×40mm、t=5mm(ウェブ部)、t=7mm(フランジ部))の溝形鋼を用いることができる。
図4、図5はストック棚の立面断面図であり、図4は間口方向からみた立面断面図(図2のB−B断面図)、図5は側面方向からみた立面断面図(図3のC−C断面図)である。これらの図に示されているとおり、本実施形態のストック棚Sの骨組みは横勝ちのラーメン構造となっており、水平材である頭継ぎ2と土台3のウェブ面が、柱1の上下端の断面にそれぞれ接合されている。これにより、頭継ぎ2はコの字型断面の開口側(フランジ部の自由端側)が上方を向き、土台3はコの字型断面の開口側が下方を向くように組み立てられる。なお、柱1と頭継ぎ2または土台3の接合方法としては、溶接のほか、ボルトやリベット等の接合部材による接合方法を用いることができる。
柱1は、図2、図3に示すようにストック棚Sの両側面ライン上にそれぞれ4本ずつ設けられており、同一側面ライン上の隣り合う柱1の間隔(隣り合う柱の中心間距離)は、間口側から奥行き方向に向かって順に300mm、800mm、1000mmとなっている。つまり、柱1の間隔は間口側ほど狭く、奥側ほど広くなっている。そして、このような配置により、ストック棚Sの外形奥行き寸法は2175mmとなっている。
なお、鋼材プレート用素材Pは、ストック棚Sから引き出されてその一部を出荷用に切り出したのち、残った素材が再度このストック棚Sに戻されて管理されるが、このような棚寸法設定により、その長さが300mm未満となるまでは管理可能となっている。
柱1、頭継ぎ2、土台3の接合部のうち、ストック棚Sの四隅に位置する接合部では、コーナープレート3aを用いて接合することにより、接合部の剛性を確保するように構成されている。コーナープレート3aは、例えば150mm×150mm、6mm厚のプレート材を用いることができる。なお、この骨組みに適宜ブレースや補強金物等を用いれば、さらに剛性を向上させることができる。
支柱4は、倉庫の床面上に載置されるベースプレート4aと、このベースプレート4a上に固設されるベース柱4bと、によって構成されている。ベースプレート4aは、例えば115mm角、6mm厚のプレート材を用いることができる。また、ベース柱4bは、例えばI型鋼を使用し、75mm×75mm、t=5mm(ウェブ部)、t=8mm(フランジ部)の断面形状を用いることができる。
ベース柱4bは下端面がベースプレート4aに溶接等により固定されており、上端部が土台3に接合されている。接合方法は、上述のように土台3のフランジ部が支柱4側を向くように構成されているので、例えばベース柱4bの上端部を絞り加工等することによりフランジ間にベース柱4bの上端部を挿入可能とし、これによりベース柱4bの先端を土台3のウェブ部に当接させて溶接固定する方法を用いることができる。また、その他公知の接合方法を種々用いることができる。
本実施形態では、この支柱4により、土台3の上面すなわち溝形鋼のウェブ面がストック棚Sの設置面である床面から152mmの高さとなっている。また、柱1の長さは837mmとなっているので、頭継ぎ2の上端すなわちフランジ部の先端が、ストック棚Sの設置面から1029mmの高さとなる。この高さがストック棚Sの外形高さ寸法である。
続いて、ストック棚Sの内部を格子状に区画して棚空間を形成している部材(棚受け5、心棒6、センタープレート7、サイドプレート8)の詳細について説明する。
図1、図3等に示すように、棚受け5は、間口側から奥側に向かって側面と平行に一直線上に配列された列が、両側面の柱1と柱1との間に7列設けられている。これにより、間口幅方向に並ぶ8つの区画が形成されている。また、図1等に示すように、心棒6は、頭継ぎ2と土台3の間に高さ方向に11段横架されている。本実施形態では、この心棒6が後述するベアリング部9A、9B等を介して鋼材プレート用素材Pを支持する荷受け部材となる。従って、棚が11段積層された構成となっている。このような構成により、8列×11段の格子状の棚空間が形成されている。上下または左右に隣り合う棚空間同士は、センタープレート7とサイドプレート8により仕切られている。
棚受け5にはフラットバー(平鋼)を用いており、その断面形状は75mm×12mmとされている。棚受け5は、ストック棚Sの内部空間を細長い収納空間に分割するために、上述した7列のライン上の所定位置に、それぞれ短辺側を間口側に向けて立設されている。そして、その上下端はストック棚Sの外周骨組みに固定支持されている。外周の骨組みは、左右側面ライン上の対向する位置に配置された柱1と、その上下端を連結する頭継ぎ2と土台3によって形成されたロの字状の垂直フレームを備えているので、この垂直フレームの上辺と下辺に上下端を接合することにより、棚受け5を立設することができる。
ここで、棚受け5の配置について説明する。本実施形態では、棚受け5の奥行き方向の配置は上述の柱1の配置と同一となっており、各列上にそれぞれ棚受け5が4本ずつ設置されている。同一列に並ぶ隣り合う柱1の間隔(隣り合う柱の中心間距離)は、間口側から奥行き方向に向かって順に300mm、800mm、1000mmとなっている。つまり、同一列上の棚受け5の間隔は、柱1と同一で間口側ほど間隔が狭く、奥側ほど間隔が広い配置となっている。
また、棚受け5の間口幅方向の配置も等間隔ではなく、隣り合う棚受け5の列と列の間隔がそれぞれ異なるように設定されている。これにより、間口の幅寸法がそれぞれ異なる棚空間が形成される。具体的には、隣り合う棚受け5の表面間の間隔すなわち間口の幅が、一方の側面側から順に、125mm、150mm、175mm、190mm、205mm、225mm、275mm、325mmとなるように構成されている。このように、間口幅の小さい棚から大きい棚へ順に8列並んだ構成となっている。そして、このような配置により、ストック棚Sの間口幅方向の外形寸法は1834mmとなっている。
続いて心棒6について説明すると、本実施形態では、所定高さに略水平に設けられた心棒6によって収納空間を高さ方向に区画すると共に、この心棒6を介して棚空間に収納される鋼材プレート用素材Pをベアリング部9A、9Bを介して支持する。心棒6として、例えば磨き丸鋼(径15mm)を用いることができる。
心棒6はストック棚Sの間口幅方向に一直線に掛け渡され、その両端は対向する2本の柱1をそれぞれ貫通するようになっており、柱1によって両端が支持されている。また、上述のように棚受け5はストック棚Sの奥行き方向に柱1と略同一間隔で設けられているので、対向する2本の柱1の間には棚受け5が棚を区画する列の数だけ一直線に並ぶように配置されている。従って、心棒6は、両端が柱1にそれぞれ支持されると共に、一直線に並んだ棚受け5を全て貫通するように構成されており、その中間部は棚受け5によって支持されている。よって、鋼材プレート用素材Pの荷重を支持することができる。
このようにすると、長尺物の心棒6を用いて、一対の柱と柱の間に並ぶ棚受け5の間に全て心棒6を掛け渡した構成とすることができる。なお、本実施形態のように心棒6が棚受け5を貫通するように構成するかわりに、棚受け5の間隔と同程度の長さの短い心棒6を多数使用し、各々の両端を隣り合う棚受け5によって支持させる構成としてもよい。
また、図1等に示すように、心棒6は、頭継ぎ2と土台3の間に高さ方向に11段横架されている。本実施形態では、この心棒6が後述するベアリング部9A、9B等を介して鋼材プレートを支持する荷受け部材となる。従って、棚が11段積層された構成となっている。このような構成により、8列×11段の格子状の棚空間が形成されている。上下または左右に隣り合う棚空間同士は、センタープレート7とサイドプレート8により仕切られている。
ここで、心棒6の高さ方向の配置および間隔について説明する。心棒6の設置高さ(丸鋼の断面中心の位置)は、具体的には、最下段が土台3の上面から22mm(床面から174mm)とされており、上下に隣り合う心棒6同士の間隔(磨き丸鋼の中心間距離)が、下から順に99mm、94mm、89mm、82mm、76mm、71mm、69mm、66mm、63mm、60mm、46mmとなり、最上段が頭継ぎ2の下面から46mmとなるように構成されている。このようにして、間口高さが下段側ほど大きく、上段側ほど小さい棚が11段形成されている。
心棒6の間隔すなわち棚の間口高さは、収納する物品に応じて適宜設定することができる。本実施形態では各棚に1点ずつ鋼材プレートを収納することを前提として各棚の間口形状を設定しているが、このように下段側の開口高さを大きくして厚く重い鋼材プレート用素材を収納できるようにし、上段側ほど低くして薄く軽い鋼材プレート用素材を収納できるようにすれば、収納・出庫作業が省力化される。
センタープレート7は、8列×11段に区画された各棚空間において心棒6の上に略水平に掛け渡されているが、図3に示すようにその設置範囲は間口側から数えて3本目の心棒6までとされ、3本目の心棒6と最奥の心棒6との間には掛け渡されていない。本実施形態では、センタープレート7としてフラットバー(平鋼)を用いているが、その断面形状は6mm×60(又は80、100)mmとされており、3種類の幅寸法のセンタープレート7を、間口幅が異なる8列の棚に適宜用いて構成されている。具体的には、間口幅が小さい側の棚から順に、60mm、80mm、80mm、100mm、100mm、80mm、80mm、80mmの幅寸法のセンタープレート7が配設されている。
サイドプレート8は、8列×11段に区画された各棚空間において、棚受け5の両側面に取り付けられることにより、各棚空間を間口幅方向に仕切るようになっている。本実施形態では、サイドプレート8としてフラットバー(平鋼)を用いているが、その断面形状は3mm×32mmまたは3mm×50mmとされており、この2種類のサイドプレート8を、間口高さが異なる11段の棚に適宜用いるように構成されている。具体的には、最下段から5段目までの棚空間には3mm×50mmが用いられ、6段目以上の棚空間には3mm×32mmが用いられている。また、サイドプレート8の奥行き方向の長さはストック棚Sの奥行き寸法と略同一となっており、各棚空間の間口から最奥部までの全領域に渡って張り渡されている。
続いて、ストック棚Sへの物品の出し入れをスムーズにするために心棒6に取り付けられた2種類のベアリング部9A、9Bの詳細について説明する。
本実施形態では、ストック棚Sの格子状に区画された各棚空間において、間口側から数えて2番目と3番目の心棒6のセンタープレート7の両側に、それぞれベアリング部9Aまたは9Bが設けられている。つまり、ストック棚Sの間口部分と最奥部分の心棒6を除く中間部分の心棒6には、全てベアリング部9Aまたは9Bが設けられている。
図6はベアリング部9Aが設けられた心棒6を間口側からみた図(図4の領域E)、図7はベアリング部9Bが設けられた心棒6を間口側からみた図(図4の領域F)である。また、図8はベアリング部9Aが設けられた間口付近の部分拡大平面図である。図6、図7において、上下に積層された棚の間口高さは上層ほど小さくなっており、また、左右に並んだ棚の間口幅もそれぞれ異なっている。異なる間口高さをそれぞれL1〜L3の記号で示し、異なる間口幅をそれぞれW1〜W3の記号で示す。なお、図6、7には、各棚空間に鋼材プレート用素材Pを収納した状態を示している。
まず、ベアリング部9Aについて説明する。ベアリング部9Aは、図6に示されるように、心棒6に挿着されたベアリング位置固定用パイプ9a及びベアリング9bを備えている。ベアリング位置固定用パイプ9aは所定長さの筒状体からなり、一方の端面がサイドプレート8の板面に当接するように取り付けられている。ベアリング9bはベアリング位置固定用パイプ9aとセンタープレート7との間に設けられ、その外周面が心棒6に対して周方向に回動自在となっており、回動する際の摩擦抵抗が非常に低くなるように構成されている。また、ベアリング9bは心棒6の長さ方向にも摺動させることができるように構成されている。
続いて、ベアリング部9Bについて説明する。ベアリング部9Bは、図7に示されるように、上記ベアリング位置固定用パイプ9a及びベアリング9bに加えて、ベアリング9bとセンタープレート7との間に設けられた2個目のベアリング位置固定用パイプ9cを備えている。
より具体的には、ベアリング位置固定用パイプ9a、9cとして、例えば外周径21.7mm、2.8mm厚のパイプ材を用いることができる。また、ベアリング9bは、例えば、筒状の外周部材の内側に沿って球体が環状に保持され、この球体が心棒6の表面に転がり接触するように構成されたものを用いることができる。
図9は間口付近における側面方向からみた部分拡大断面図であるが、本実施形態のベアリング9bは、心棒6の軸中心からベアリング9bの外周面までの距離すなわちベアリング9bの径寸法が、心棒6の軸中心からセンタープレート7の上面までの距離よりも大きい寸法となるように構成されている。従って、図9に示されるように、ベアリング9bの外周面がセンタープレート7の上面よりも上に位置している。なお、ベアリング9bとしては上記以外にも公知のベアリングを種々用いることが可能である。図10は以上のような構成による間口付近の拡大斜視図が示されている。
このように、本実施形態ではベアリング部として、ベアリング9bのセンタープレート7側にもベアリング位置固定用パイプ9cを挿着したものと挿着しないものの2種類が設けられており、各棚空間の間口寸法やセンタープレート7の幅寸法、収納すべき鋼材プレートとの関係で、適宜どちらかが使用されている。具体的には、間口幅が125mm〜205mmの棚ではベアリング部9Aが用いられ、間口幅225mm〜325mmの棚ではベアリング部9Bが用いられている。間口幅が広い棚ではセンタープレート7とサイドプレート8との間隔が大きくなっているが、ベアリング位置固定用パイプ9cを設けたことにより、ベアリング9bが棚の中央に寄りすぎてしまわないようになっている。
なお、ベアリング位置固定用パイプ9a、9cは、心棒6に完全に固定して設けるほか、心棒6に沿って移動可能とし、所望の位置に位置決めして動かないように係止する係止機構を設けるようにしてもよい。このようにすれば、ベアリング9bの可動範囲を必要に応じて調整することができる。また、ベアリング9bの数や、ベアリング位置固定用パイプ9aの数をさらに増やしてもよい。
次に、以上のような構成のストック棚Sに、鋼材プレート用素材Pを収納・出庫する際の動作について説明する。図11、図12はストック棚へ鋼材プレート用素材Pが間口側から棚空間の内部に収納される過程を示すものであり、図11は平面視、図12は断面視の説明図である。
まず、鋼材プレート用素材Pは、天井走行クレーン等の公知の運搬装置を用いて、このストック棚Sの所定の棚空間の間口付近まで持ち上げられる。また、軽量な鋼材プレート用素材であれば、作業者が間口付近まで持ち上げて収納してもよい。そして、鋼材プレートPが収納されるべき棚空間の間口寸法は、個々の鋼材プレート用素材Pの形状及び寸法によって予め定められている。つまり、ストックすべき鋼材プレート用素材Pの寸法設定に応じて、棚空間の寸法が設定されている。そして、本実施形態では棚空間が間口の高さ順に上下に配列され、また間口幅の順に左右に配列されている。従って、鋼材プレート用素材Pを収納すべき棚空間は、その寸法を考慮して見つけることができる。
続いて、図11(a)、図12(a)に示すように、鋼材プレート用素材Pの先端をセンタープレート7に載置する。そして、棚空間の奥に向かってセンタープレート7の上を摺動させて進入させる。なお、クレーン等により吊り上げてセンタープレート7の上に浮かせた状態で、鋼材プレート用素材Pの先端を棚空間内へ進入させてもよい。
そして、鋼材プレート用素材Pの先端が間口側から2番目の心棒6に到達すると、ベアリング9bの外周面に当接する。この状態でさらに鋼材プレート用素材Pが棚空間の奥に向かって押し込まれると、ベアリング9bが低摩擦であるために容易に回転して鋼材プレート用素材Pの先端が持ち上げられる。そして、ベアリング9bの回転に伴って図11(b)、図12(b)に示すように鋼材プレートPがベアリング9bの上に載った状態となる。
このような状態になると、鋼材プレート用素材Pの先端側がベアリング9bで支持されているために、鋼材プレート用素材Pを比較的小さい力で押すことによってスムーズかつ容易に奥へ進入させることができる。そして、鋼材プレート用素材Pの先端が間口側から3番目の心棒6に到達すれば、その後は2つの心棒6に設けられたベアリング9bによって進行方向前後に2点で支持されるので、水平状態を保ちながら容易に棚空間の奥へ進ませてゆくことができる。そして、最終的に鋼材プレート用素材Pの先端が最奥の心棒6付近に到達すると、先端を停止用に設けられたストッパー等の部材に突き当てる等することにより、鋼材プレート用素材Pの移動をストップさせる。
なお、ベアリング9bで支持されて収納されている鋼材プレート用素材Pが収納中に振動等によって間口側から外へ落下してしまうことがないように、間口部分に落下防止用のストッパーを設けてもよい。
このように、鋼材プレート用素材Pを摩擦が非常に小さいベアリング9bによって支持して棚の内部で移動させることにより、大型で重量の大きい鋼材プレート用素材Pであっても、収納作業を省力化することができる。また、鋼材プレート用素材Pを出庫させる際にも同様にベアリング9bに載った状態で棚の中から外部に引き出すことができるので、出庫作業の省力化を図ることができる。特に、本実施形態では鋼材プレート用素材Pを重ねて収納することができないようになっているので、どの鋼材プレート用素材Pもベアリング9bによって支持されており、容易に出し入れすることができる。
また、ベアリング9bによって支持されているために、棚への出し入れ時に、鋼材プレート用素材Pの表面における摩擦による傷の発生が低減されている。
そして、本実施形態では、ベアリング9bのサイドプレート8側にベアリング位置固定用パイプ9aが設けられているので、ベアリングがサイドプレート8付近に寄りすぎてしまってうまく鋼材プレート用素材Pを載せられないということがない。また、センタープレート7とサイドプレート8との間隔が大きい場合にも、ベアリング9bのセンタープレート7側にもベアリング位置固定用パイプ9cが設けられているためにベアリング9bが棚の中心側に寄り過ぎてしまうことがなく、鋼材プレート用素材Pを両端に近い位置で安定して支持することができる。なお、ベアリング9bの水平位置が心棒6に対して完全に固定されていないので、収納する物品の形状や寸法に応じてベアリング9bの位置を多少調整するなどの操作も可能である。
また、本実施形態では、ベアリング9bの外周面が、センタープレート7の上面よりも上方に位置するように構成されている。従って、鋼材プレート用素材Pの先端がベアリング9bの外周面上に載った後は、鋼材プレート用素材Pの先端はセンタープレート7の表面に摺接せずに奥に向かって移動していくことになる。つまり、摩擦が非常に小さいベアリング9bのみで鋼材プレート用素材Pを支持することができる。
一方で、センタープレート7が設けられていることより、ベアリング9bによって2ヶ所で支持するには幅寸法が小さすぎる物品でも、センタープレート7上に載せて収納することが可能となっている。よって、各棚空間を、一時的に寸法の小さいプレートの収納用に転用することも可能である。
また、本実施形態では、ストックすべき鋼材プレート用素材Pの寸法設定に応じて形成された棚空間が、例えば間口の高さ順に上下に配列され、また間口幅の順に左右に配列されるなどの一定の法則に従って配列されている。従って、鋼材プレート用素材Pを収納・出庫すべき棚は、その寸法を考慮して探せば容易に見つけることができる。特に、間口高さの大きい棚を下側、間口高さの小さい棚を上側とするように配列すれば、大きい鋼材プレート用素材Pすなわち重い鋼材プレート用素材Pを上まで持ち上げなくて済み、作業が省力化される。
また、本実施形態では各棚に1点ずつ鋼材プレート用素材Pを収納することを前提として各棚の間口形状を設定しているので、棚内部に余剰空間がなく、スペースを効率的に使用して鋼材プレート用素材Pをストックすることができる。
(第2実施形態)
本実施形態のストック棚S1は、複数のストック棚を上下に積層して用いるものであり、下層側のストック棚Sと、上層側のストック棚Saとを備えている。以下、上記実施形態と異なる部分のみ説明する。
図13はストック棚S1を上層と下層から構成している状況を示す断面説明図、図14はストック棚S1における上層側と下層側の接合部(図14の領域H)を示す拡大断面図である。この図に示されるように、下層側のストック棚Sは上記実施形態のストック棚Sと同一であり、上層側のストック棚Saは、その土台から下の部分が上記ストック棚Sと異なっている。また、棚の数及び外形高さについても異なっている。
ストック棚Saの柱1の下端を連結する上段土台13には溝形鋼を用いているが、その断面形状が100mm×50mm、t=5mm(ウェブ部)、t=7.5mm(フランジ部)とされている。また、ストック棚Saには支柱4が設けられていない。また、ストック棚Saに用いられている柱1の長さは473mm、ストック棚Saの外形高さは563mmとされている。そして、心棒6は上下に7段設けられており、上下に隣り合う心棒6同士の間隔(丸鋼の中心間距離)は、下から順に76mm、71mm、69mm、66mm、63mm、60mm、46mmとされている。サイドプレート8の寸法は最下段のみ3mm×50mmとされ、2段目以上の段では3mm×32mmが用いられている。その他の部分についてはストック棚Sと同様である。
このような構成において、上層側のストック棚Saの上段土台13と下層側のストック棚Sの頭継ぎ2とは対応する位置に設けられており、互いにコの字型断面の開口側が向かい合うように配設されている。そして、上段土台13はその内法寸法が頭継ぎ2の外形寸法よりも大きいので、上段土台13のコの字型断面内部に、頭継ぎ2をちょうど嵌合させることができるようになっている。なお、上段土台13について、嵌合の邪魔になる部位にフランジ部があれば、それをあらかじめ切り欠く加工を行っておく。
以上のような構成により、上層側のストック棚Saを、下層側のストック棚Sとは別個に組み立てた後、クレーン等により吊り上げて下層側のストック棚Sの上に載せ、頭継ぎ2に上段土台13をかぶせて嵌合させる。そして、上段土台13と頭継ぎ2の嵌合部がずれたり外れたりしないようにボルトや溶接等によって接合すれば、上下2層からなるストック棚S1として使用することができる。以上のように、上段土台を接合用の部材として兼用するという簡易な構成により、ストック棚を上下に積層固定することができる。
なお、積層数は2層に限定されず、外周骨組みや接合部の強度が持つように設計して多数層積層させ、ストック棚の棚数を増加させてもよい。
本実施形態のストック棚の正面図である。 本実施形態のストック棚の側面図である。 本実施形態のストック棚の平面断面図(図1のA−A断面図)である。 本実施形態のストック棚の立面断面図(図2のB−B断面図)である。 本実施形態のストック棚の立面断面図(図3のC−C断面図)である。 本実施形態のストック棚の部分拡大図(図4の領域Eの拡大図)である。 本実施形態のストック棚の部分拡大図(図4の領域Fの拡大図)である。 本実施形態のストック棚の部分拡大図(図3の領域Dの拡大図)である。 本実施形態のストック棚の部分拡大図(図5の領域Gの拡大図)である。 本実施形態のストック棚の間口付近の部分拡大斜視図である。 棚内部へ鋼材プレート用素材を収納する過程を示す説明図である。 棚内部へ鋼材プレート用素材を収納する過程を示す説明図である。 他の実施形態のストック棚の断面説明図である。 他の実施形態のストック棚の接合部(図13の領域H)を示す拡大断面図である。
符号の説明
1‥柱
2‥頭継ぎ
3‥土台
3a‥コーナープレート
4‥支柱
4a‥ベースプレート
4b‥ベース柱
5‥棚受け
6‥心棒
7‥センタープレート
8‥サイドプレート
9A,9B‥ベアリング部
9a,9c‥ベアリング位置固定用パイプ
9b‥ベアリング
13‥上段土台
P‥‥鋼材プレート用素材
S,S1,Sa‥ストック棚
D,E,F,G,H‥領域

Claims (5)

  1. 長尺物品を収納するための間口幅または間口高さが異なる複数の棚区画を有し、前記複数の棚区画に同じ間口方向から長尺物品を出し入れ可能に形成されたストック装置であって、
    前記複数の棚区画は、間口幅の寸法順に間口幅方向且つ間口高さの寸法順に高さ方向に並べて形成されたことを特徴とするストック装置。
  2. 前記複数の棚区画には所定の形状に加工された鋼材プレート素材が略水平に収納されることを特徴とする請求項1記載のストック装置。
  3. 前記ストック装置は、外周フレームと、棚受け部材と、複数の棒状部材と、を備え、
    前記外周フレームは、前記複数の棚区画を囲む外周側面上の所定位置に立設された複数の柱と、該柱の下端同士を互いに連結する土台と、前記柱の上端同士を互いに連結する頭継ぎと、前記土台と設置面との間に配設され前記土台に上端が接合された複数の支柱とを備えて形成され、
    前記棚受け部材は、前記外周フレームによって囲まれた空間内の所定位置に立設されることにより、間口側から奥側へ向かって複数本を一直線に配置された列が間口幅方向に複数列並んで、各々の上下端が前記外周フレームによって支持されて形成され、
    前記複数の棒状部材は、所定の高さ位置に略水平に横架されるものであって、間口幅方向に隣り合う一対の棚受け部材間または前記柱と前記棚受け部材との間に支持固定されたことを特徴とする請求項1又は2記載のストック装置。
  4. 前記棒状部材にはベアリング部が配設され、該ベアリング部は、前記棒状部材に挿着される略円環状のベアリングと、前記棒状部材に前記ベアリングと隣接して挿着されると共に前記棒状部材上の所定位置に固定可能にしたベアリングの前記棒状部材の軸方向への移動を規制するベアリング位置規制部材が形成されたことを特徴とする請求項3記載のストック装置。
  5. 請求項3又は4に記載のストック装置からなる下層ユニットに、請求項3又は4に記載のストック装置から前記支柱を省略して形成される上層ユニットを積層して構成されたストック装置であって、
    前記上層ユニットの土台は溝形鋼からなり、該溝形鋼は略コの字断面の開口側を下側に向けて配設され、前記下層ユニットの頭継ぎは前記溝形鋼と対応する位置に配設され、
    前記下層ユニットの頭継ぎに前記溝形鋼を被せて接合することにより、前記上層ユニットが前記下層ユニットの上に固定されたことを特徴とするストック装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107187880A (zh) * 2017-07-13 2017-09-22 洛阳龙翼生物科技有限公司 一种药箱的码垛架
KR20210080775A (ko) * 2019-12-23 2021-07-01 주식회사 에스에프에이 스태커 크레인 및 그를 구비하는 자동창고 적재시스템

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