JP3121529U - 加工食品用切り分け具 - Google Patents

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和人 小林
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株式会社大多摩ハム小林商会
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Abstract

【課題】 加工食品、特にハム、ベーコンやソーセージなどの食肉加工食品を対称でかつ一片の無駄もなく模様状に切り分けることができる加工食品用切り分け具を提供する。
【解決手段】 所定の長さ寸法を有する刃板11とその両側に設けた握持部14とを備える。この場合、刃板を、矩形の2個の空間13がその長手方向に並ぶように刃板の略中央部を複数回屈曲させて構成する。
【選択図】 図1

Description

本考案は、所定形状を有する加工食品を模様状かつ略均等に切り分けるために用いられる加工食品用切り分け具に関し、特にハム、ベーコンやソーセージなどの食肉加工食品を切り分けるために用いられるものに関する。
一般に、ハム、ベーコンやソーセージなどの食肉加工食品は、豚肉、牛肉、家禽肉等からなる原料肉を筒状の枠体に収納して整形しつつ、食肉加工食品の種類に応じて、塩漬、加熱や燻煙などの所定の処理を順次施して作製される。この場合、枠体は、処理中に原料肉の型崩れを防止する等の目的のため円または矩形の断面形状を有するように形成されている。このように作製された食肉加工食品は、原木の状態で、または例えばスライサーを用いて順次所定厚さごとに切断することでスライス状に加工した後、真空パックして流通過程に置かれ、消費者等に供される。
ところで、スライス状の食肉加工食品は、通常、枠体の断面形状に一致し、円または矩形となることから、この食肉加工食品は他の商品と区別できるような特有の形状を有するものではない。他方、これらを購入した消費者等にとっても、食肉加工食品が所望の形状や大ささを有するものでない場合があり、調理の際に食品加工食品をさらに切り分けて調理することがある。
食肉加工食品を切り分ける際、包丁などの調理刃物を用いることが考えられるものの、例えば矩形のものをさらに矩形に切り分けただけでは興味性に欠ける。このため、食肉加工食品を模様状に略均等に切り分けることが好ましいが、調理刃物等によって模様状に略均等に切り分けることは一般に困難である。このことから、食品用型押し器を用いて、興味性を向上させつつ食肉加工食品を模様状に切り分けることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
登録実用新案第3011257号公報(例えば、図1参照)
しかしながら、食品用型押し器を用いると、食肉加工食品のうち型押し器の基枠の外側に位置する箇所が不要な肉片として残ることから、食肉加工食品を一片の無駄もなく利用することができないという問題がある。
そこで、本考案の課題は、上記点に鑑み、加工食品を対称でかつ一片の無駄もなく模様状に切り分けることができる加工食品用切り分け具を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の加工食品用切り分け具は、所定の長さ寸法を有する刃板とその両側に設けた握持部とを備え、この刃板を、矩形の2個の空間がその長手方向に並ぶように前記刃板の略中央部を複数回屈曲させてなることを特徴とする。
本考案によれば、刃板を矩形の2個の空間がその長手方向に並ぶように前記刃板の略中央部を複数回屈曲させているため、加工食品の略中央部において上方から刃板の先端を当接させて押圧力を加えるだけで、加工食品をアルファベットのF字の模様状であって略均等に切り分けることができる。
前記刃板を、上面に折り返し部を形成した第1刃板と、この第1刃板の折り返し部で吊設された第2刃板とを有し、握持部をXY方向の少なくとも一方に移動させると、前記空間の面積が増減するように構成しておけば、例えばスライス状に加工された食肉加工食品の面積に応じて切り分ける形状(大きさ)を調整できてよい。
また、前記刃板の下面に、その長手方向に沿って複数個の開口を列設しておけば、切り分けの際に加工食品との接触面積を減らして加工食品に対する切り分け具の切り離れが良好になってよい。
以上説明したように、本考案の加工食品用切り分け具は、簡単に加工食品を対称でかつ一片の無駄もなく模様状に切り分けることができるという効果を奏する。
図1を参照して説明すれば、1は、加工食品、特にハム、ベーコンやソーセージなどの食肉加工食品を切り分けるのに適した本考案の加工食品用の切り分け具である。切り分け具1は、所定の長さ寸法を有する刃板11を有する。刃板11は、チタン合金、ステンレス鋼など耐錆性を有する材料から形成され、その下端には、その長手方向に沿って刃(図示せず)が形成されている。
刃板11の下端部には、食肉加工食品を切り分ける際に、食肉加工食品との接触面積を減らして食肉加工食品の切り離れを良好にすべく、刃の上方に位置させて複数個の円形開口12をその長手方向に沿って列設されている。刃板11はまた、その略中央部において複数回略直角に屈曲され、平面視において三辺で囲まれた略正方形の2個の空間13がその長手方向に並ぶように形成されている。
刃板11両端の側面には、互い違いに2個の握持部14が設けられている。各握持部14は、刃板11の側面に固着された略L字状の支持片14aを有し、各支持片14aの一端には、合成樹脂製である略円筒形状のグリップ14bが取付けられている。そして、グリップ14bを介して、食肉加工食品の上方から刃板11に押圧力を加えることができるようになっている。
次に、図2及び図3を参照して本考案を用いた食肉加工食品の切り分けを説明する。先ず、豚肉からなる原料肉を熟成、塩漬、カッティング、充填し、筒状の枠体に収納して整形しつつ、加熱の各処理を順次施した後、冷却する公知の方法でソーセージの原木を得る。次いで、スライサーを用いて順次所定厚さごとに切断することでスライス状に加工されたソーセージMを得る。
次いで、本考案の切り分け具1を用いてソーセージMを切り分ける。この場合、ソーセージMの略中央部に、上方から刃板11の先端に形成した刃を全長に亘って当接させ、握持部14を介して押圧力を加える。これにより、ソーセージMが、簡単にアルファベットのF字の模様状に左右略均等に切り分けることができる(図3参照) 。
尚、本実施の形態では、スライス状のソーセージMを例に説明したが、これに限定されるものではなく、ハムやベーコンなどの他の食肉加工食品だけでなく、かまぼこ、豆腐、パンやビザなどの他の加工食品の切り分けにも本考案の切り分け具1を適用できる。
また、所定の処理を経て作製された食肉加工食品をスライス状に加工することなく、原木の状態でアルファベットのF字の模様状に左右略均等に切り分けるのに本考案の切り分け具1を用いることができる。この場合、例えば、本考案の切り分け具1自体を刃とし、モータやレバー操作などで往復動するシリンダーを備えた装置に取付けて押圧力を加えるようにしてもよい。
さらに、本実施の形態では、一本の刃板11を屈曲させて形成したものについて説明したが、これに限定されるものではなく、図4に示すように、刃板2を、各屈曲箇所に配置されかつ上面に折り返し部21aを形成した複数枚のL状の第1刃板21と、この第1刃板21間に配置され、両側に位置する第1刃板21の各折り返し部21aで吊設された第2刃板22とから構成してもよい。そして、握持部14をXY方向のいずれかに押圧力を加えて移動させると、折り返し部21aを第2刃板22が摺動して、空間13を区画する辺の長さがXY方向に伸縮することで、空間13の面積が増減するように構成してもよい。これにより、加工食品の面積に応じて切り分ける形状(大きさ)の調整が可能になる。
本発明の加工食品用切り分け具を説明する斜視図。 スライス状に加工された食品加工食品を示す図。 図1の切り分け具による加工食品の切り分けを説明する図。 (a)は、本発明の加工食品用切り分け具の他の変形例を説明する部分斜視図。(b)は、その部分断面図。
符号の説明
1 加工食品用の切り分け具
11 刃板
12 開口
13 空間
14 握持部

Claims (3)

  1. 所定の長さ寸法を有する刃板とその両側に設けた握持部とを備え、この刃板を、矩形の2個の空間がその長手方向に並ぶように前記刃板の略中央部を複数回屈曲させてなることを特徴とする加工食品用切り分け具。
  2. 前記刃板を、上面に折り返し部を形成した第1刃板と、この第1刃板の折り返し部で吊設された第2刃板とを有し、握持部をXY方向の少なくとも一方に移動させると、前記空間の面積が増減するように構成したことを特徴とする請求項1記載の加工食品用切り分け具。
  3. 前記刃板の下面に、その長手方向に沿って複数個の開口を列設したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の加工食品用切り分け具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111912647A (zh) * 2020-07-22 2020-11-10 河南省农业科学院畜牧兽医研究所 一种肉块采样刀具

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