JP3120979B2 - 水中撮影装置 - Google Patents
水中撮影装置Info
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- JP3120979B2 JP3120979B2 JP11264161A JP26416199A JP3120979B2 JP 3120979 B2 JP3120979 B2 JP 3120979B2 JP 11264161 A JP11264161 A JP 11264161A JP 26416199 A JP26416199 A JP 26416199A JP 3120979 B2 JP3120979 B2 JP 3120979B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水中又は水底の様
子又はそこに生息する魚類等の水生生物を観察するため
の水中撮影装置に関する。
子又はそこに生息する魚類等の水生生物を観察するため
の水中撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】海、湖又は池等の水中又は水底に生息す
る魚類等の水生生物の動きを観察することは楽しいが、
従来、水生生物の観察は、ダイバーが水中カメラを水中
に持ち込んで撮影した映像を鑑賞することによって行な
われることが多い。
る魚類等の水生生物の動きを観察することは楽しいが、
従来、水生生物の観察は、ダイバーが水中カメラを水中
に持ち込んで撮影した映像を鑑賞することによって行な
われることが多い。
【0003】ところが、ダイバーでない普通の人が水生
生物を撮影するためには、水中カメラを水中に沈めて撮
影しなければならないが、この場合には、制約が多すぎ
て水生生物の観察は極めて困難である。
生物を撮影するためには、水中カメラを水中に沈めて撮
影しなければならないが、この場合には、制約が多すぎ
て水生生物の観察は極めて困難である。
【0004】また、魚釣りをする場合に、釣り針に付け
られた餌に魚が食い付くところを見ることは釣り人にと
って念願であるが、従来の釣り道具は、釣り糸と、釣り
糸の先端に取り付けられた釣り針及び錘とから構成され
るため、魚が餌に食い付くところを見ることはできなか
った。
られた餌に魚が食い付くところを見ることは釣り人にと
って念願であるが、従来の釣り道具は、釣り糸と、釣り
糸の先端に取り付けられた釣り針及び錘とから構成され
るため、魚が餌に食い付くところを見ることはできなか
った。
【0005】もっとも、防水処置が講じられた水中カメ
ラを、釣り糸とは別に水中に沈めておき、餌を食べにく
る魚を撮影する方法が提案されているが、水中カメラを
吊り下げるワイヤーを水中カメラが水生生物の方を向く
ようにコントロールすることは困難であると共に、釣り
糸及び撮像カメラの両方をコントロールすることは極め
て困難である。
ラを、釣り糸とは別に水中に沈めておき、餌を食べにく
る魚を撮影する方法が提案されているが、水中カメラを
吊り下げるワイヤーを水中カメラが水生生物の方を向く
ようにコントロールすることは困難であると共に、釣り
糸及び撮像カメラの両方をコントロールすることは極め
て困難である。
【0006】また、防水処理が講じられていない従来の
カメラを防水性のケースで覆い、防水性の信号線を用い
て水中を撮影する方法も提案されているが、装置全体が
大型化してしまうという欠点があった。
カメラを防水性のケースで覆い、防水性の信号線を用い
て水中を撮影する方法も提案されているが、装置全体が
大型化してしまうという欠点があった。
【0007】そこで、特開平10−113109号公報
において、水生生物を撮影する小型テレビカメラ(撮像
装置)と、該小型テレビカメラが撮影した画像を地上に
おいて表示するモニターテレビ(受像装置)と、該モニ
ターテレビに入力された制御用の情報を光信号として小
型テレビカメラに伝送すると共に小型テレビカメラが撮
影した画像の情報を光信号としてモニターテレビに伝送
する光ファイバ(信号線)からなる釣り糸とを備えた水
中撮影装置が提案されている。
において、水生生物を撮影する小型テレビカメラ(撮像
装置)と、該小型テレビカメラが撮影した画像を地上に
おいて表示するモニターテレビ(受像装置)と、該モニ
ターテレビに入力された制御用の情報を光信号として小
型テレビカメラに伝送すると共に小型テレビカメラが撮
影した画像の情報を光信号としてモニターテレビに伝送
する光ファイバ(信号線)からなる釣り糸とを備えた水
中撮影装置が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光ファ
イバは柔軟性がないので、光ファイバからなる釣り糸
は、取り扱いが不便であると共に折れ易いと問題があ
る。
イバは柔軟性がないので、光ファイバからなる釣り糸
は、取り扱いが不便であると共に折れ易いと問題があ
る。
【0009】また、モニターテレビと小型テレビカメラ
との間で光信号を伝送するシステムであるから、小型テ
レビカメラに、電気信号を光信号に変換する変換装置及
び該変換装置を駆動させるための電源を内蔵させねばな
らないので、小型テレビカメラが大型化せざるを得ない
という問題がある。
との間で光信号を伝送するシステムであるから、小型テ
レビカメラに、電気信号を光信号に変換する変換装置及
び該変換装置を駆動させるための電源を内蔵させねばな
らないので、小型テレビカメラが大型化せざるを得ない
という問題がある。
【0010】さらに、小型テレビカメラを浮きに内蔵さ
せる場合には、小型テレビカメラと釣り針との距離が大
きすぎるので、水深の大きいところでは釣り針に掛かる
魚を見ることができないと共に、小型カメラを疑似餌に
内蔵させる場合には、小型テレビカメラと釣り針との距
離が小さすぎるので、やはり釣り針に掛かる魚を見るこ
とができないという問題がある。
せる場合には、小型テレビカメラと釣り針との距離が大
きすぎるので、水深の大きいところでは釣り針に掛かる
魚を見ることができないと共に、小型カメラを疑似餌に
内蔵させる場合には、小型テレビカメラと釣り針との距
離が小さすぎるので、やはり釣り針に掛かる魚を見るこ
とができないという問題がある。
【0011】前記に鑑み、本発明は、水中に配置される
撮像装置の小型化を図ると共に、撮像装置と地上に配置
される受像装置とを接続する信号線の取り扱いの容易化
を図ることを目的とする。
撮像装置の小型化を図ると共に、撮像装置と地上に配置
される受像装置とを接続する信号線の取り扱いの容易化
を図ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る水中撮影装置は、水中に配置され、水
中を撮影する撮像装置と、水上又は地上に配置され、電
源を有していると共に前記撮像装置が撮影した水中の映
像を表示する受像装置と、撮像装置と受像装置とを接続
しており、受像装置の電源から受けた電力を撮像装置に
供給すると共に撮像装置から受像装置に映像の電気信号
を伝送する電気信号線とを備え、撮像装置は、透明板を
有している防水性の収納ケースと、収納ケースの内部に
設けられ、透明板を介して見える水中の光学像を作る光
学部と、収納ケースの内部に設けられ、光学部により作
られた光学像と対応する信号電荷を作成すると共に信号
電荷に基づき電気信号を作成する光電変換部と、収納ケ
ースの内部に設けられ、光電変換部により作成された電
気信号を映像の電気信号に変えて電気信号線に出力する
信号処理部とを有している。
め、本発明に係る水中撮影装置は、水中に配置され、水
中を撮影する撮像装置と、水上又は地上に配置され、電
源を有していると共に前記撮像装置が撮影した水中の映
像を表示する受像装置と、撮像装置と受像装置とを接続
しており、受像装置の電源から受けた電力を撮像装置に
供給すると共に撮像装置から受像装置に映像の電気信号
を伝送する電気信号線とを備え、撮像装置は、透明板を
有している防水性の収納ケースと、収納ケースの内部に
設けられ、透明板を介して見える水中の光学像を作る光
学部と、収納ケースの内部に設けられ、光学部により作
られた光学像と対応する信号電荷を作成すると共に信号
電荷に基づき電気信号を作成する光電変換部と、収納ケ
ースの内部に設けられ、光電変換部により作成された電
気信号を映像の電気信号に変えて電気信号線に出力する
信号処理部とを有している。
【0013】本発明に係る水中撮影装置によると、水上
又は地上に配置される受像装置は電源を有しており、電
気信号線は、受像装置の電源から受けた電力を撮像装置
に供給すると共に撮像装置から受像装置に映像の電気信
号を伝送するため、水中に配置される撮像装置には電源
が不要になるので、撮像装置の小型化を図ることができ
ると共に、撮像装置と受像装置との間に光信号を伝送す
る光ファイバが不要になるので、信号線の取り扱いが容
易になる。
又は地上に配置される受像装置は電源を有しており、電
気信号線は、受像装置の電源から受けた電力を撮像装置
に供給すると共に撮像装置から受像装置に映像の電気信
号を伝送するため、水中に配置される撮像装置には電源
が不要になるので、撮像装置の小型化を図ることができ
ると共に、撮像装置と受像装置との間に光信号を伝送す
る光ファイバが不要になるので、信号線の取り扱いが容
易になる。
【0014】本発明に係る水中撮影装置は、水底方向を
撮影する場合には、透明板が水底方向を向くように、撮
像装置の重心を調整する手段を備えていることが好まし
い。
撮影する場合には、透明板が水底方向を向くように、撮
像装置の重心を調整する手段を備えていることが好まし
い。
【0015】透明板が水底方向を向く場合には、電気信
号線の撮像装置側の端部は、収納ケースの頂部から内部
に延びて信号処理部に接続されていることが好ましい。
号線の撮像装置側の端部は、収納ケースの頂部から内部
に延びて信号処理部に接続されていることが好ましい。
【0016】透明板が水底方向を向く場合には、水中撮
影装置は、餌を収納する餌収納具と、収納ケースにおけ
る水底側の底部に取り付けられており、餌収納具を透明
板の中央部の水底方向の位置に保持する手段とを備えて
いることが好ましい。
影装置は、餌を収納する餌収納具と、収納ケースにおけ
る水底側の底部に取り付けられており、餌収納具を透明
板の中央部の水底方向の位置に保持する手段とを備えて
いることが好ましい。
【0017】透明板が水底方向を向く場合には、水中撮
影装置は、収納ケースの底部に取り付けられており、釣
り針を有する釣り糸と、釣り糸を透明板の中央部の水底
方向の位置に保つ錘とを備えていることが好ましい。
影装置は、収納ケースの底部に取り付けられており、釣
り針を有する釣り糸と、釣り糸を透明板の中央部の水底
方向の位置に保つ錘とを備えていることが好ましい。
【0018】この場合、水中撮影装置は、収納ケースを
吊り下げて水中に保持するメインの釣り糸と、電気信号
線及びメインの釣り糸が下方に移動するときにはこれら
両者を結合させると共に、電気信号線及びメインの釣り
糸が上方に移動するときにはこれら両者を分離するカプ
ラーとを備えていることが好ましい。
吊り下げて水中に保持するメインの釣り糸と、電気信号
線及びメインの釣り糸が下方に移動するときにはこれら
両者を結合させると共に、電気信号線及びメインの釣り
糸が上方に移動するときにはこれら両者を分離するカプ
ラーとを備えていることが好ましい。
【0019】本発明に係る水中撮影装置は、水面方向を
撮影する場合には、透明板が水面方向を向くように、撮
像装置の重心を調整する手段を備えていることが好まし
い。
撮影する場合には、透明板が水面方向を向くように、撮
像装置の重心を調整する手段を備えていることが好まし
い。
【0020】透明板が水面方向を向く場合には、電気信
号線の撮像装置側の端部は、収納ケースにおける水面方
向の頂部から内部に延びて信号処理部に接続されている
ことが好ましい。
号線の撮像装置側の端部は、収納ケースにおける水面方
向の頂部から内部に延びて信号処理部に接続されている
ことが好ましい。
【0021】透明板が水面方向を向く場合には、電気信
号線の撮像装置側の端部は、収納ケースの底部から内部
に延びて信号処理部に接続されており、電気信号線には
収納ケースを保持する保持具が設けられていることが好
ましい。
号線の撮像装置側の端部は、収納ケースの底部から内部
に延びて信号処理部に接続されており、電気信号線には
収納ケースを保持する保持具が設けられていることが好
ましい。
【0022】透明板が水面方向を向く場合には、水中撮
影装置は、収納ケースを吊り下げて水中に保持するメイ
ンの釣り糸と、メインの釣り糸に透明板の中央部の水面
方向に位置するように保持されており、釣り針を有する
釣り糸と、メインの釣り糸に水平方向へ延びるように固
定されており、電気信号線が釣り針の側方を通過するよ
うに導く信号線支持具とを備えていることが好ましい。
影装置は、収納ケースを吊り下げて水中に保持するメイ
ンの釣り糸と、メインの釣り糸に透明板の中央部の水面
方向に位置するように保持されており、釣り針を有する
釣り糸と、メインの釣り糸に水平方向へ延びるように固
定されており、電気信号線が釣り針の側方を通過するよ
うに導く信号線支持具とを備えていることが好ましい。
【0023】この場合、水中撮影装置は、電気信号線及
びメインの釣り糸が下方に移動するときにはこれら両者
を結合させると共に、電気信号線及びメインの釣り糸が
上方に移動するときにはこれら両者を分離するカプラー
を備えていることが好ましい。
びメインの釣り糸が下方に移動するときにはこれら両者
を結合させると共に、電気信号線及びメインの釣り糸が
上方に移動するときにはこれら両者を分離するカプラー
を備えていることが好ましい。
【0024】本発明に係る水中撮影装置において、電気
信号線は、所定の間隔で設けられた目印を有しているこ
とが好ましい。
信号線は、所定の間隔で設けられた目印を有しているこ
とが好ましい。
【0025】本発明に係る水中撮影装置は、収納ケース
を吊り下げて水中に保持するメインの釣り糸を備え、電
気信号線は、メインの釣り糸を収納可能な溝を有してい
ることが好ましい。
を吊り下げて水中に保持するメインの釣り糸を備え、電
気信号線は、メインの釣り糸を収納可能な溝を有してい
ることが好ましい。
【0026】本発明に係る水中撮影装置において、撮像
装置は、収納ケースの内部に設けられ、透明板の前方を
照らす発光部と、収納ケースの内部に設けられ、発光部
と光学部との間を遮蔽する光遮蔽板とを有していること
が好ましい。
装置は、収納ケースの内部に設けられ、透明板の前方を
照らす発光部と、収納ケースの内部に設けられ、発光部
と光学部との間を遮蔽する光遮蔽板とを有していること
が好ましい。
【0027】本発明に係る水中撮影装置において、撮像
装置は、収納ケースの外側に設けられ、透明板の前方を
照らす照明器具を着脱可能に保持する手段を有している
ことが好ましい。
装置は、収納ケースの外側に設けられ、透明板の前方を
照らす照明器具を着脱可能に保持する手段を有している
ことが好ましい。
【0028】本発明に係る水中撮影装置において、撮像
装置は、収納ケースの内部に設けられた乾燥剤を有して
いることが好ましい。
装置は、収納ケースの内部に設けられた乾燥剤を有して
いることが好ましい。
【0029】本発明に係る水中撮影装置において、撮像
装置は、収納ケースの外側に設けられ、撮像装置が撮影
する映像の上下方向を示す目印を有していることが好ま
しい。
装置は、収納ケースの外側に設けられ、撮像装置が撮影
する映像の上下方向を示す目印を有していることが好ま
しい。
【0030】本発明に係る水中撮影装置において、収納
ケースの周縁部には、フックが着脱可能に取り付けられ
る孔が設けられていることが好ましい。
ケースの周縁部には、フックが着脱可能に取り付けられ
る孔が設けられていることが好ましい。
【0031】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の第1の実施形態に係る水中撮影装置について、図1及
び図2を参照しながら説明する。
の第1の実施形態に係る水中撮影装置について、図1及
び図2を参照しながら説明する。
【0032】図1は、水中又は水底の様子又はそこに生
息する魚類等の水生生物を水底方向に向かって観察する
のに適した水中撮影装置の全体構成を示している。
息する魚類等の水生生物を水底方向に向かって観察する
のに適した水中撮影装置の全体構成を示している。
【0033】図1に示すように、円筒状の樹脂からなり
防水性を持つ収納ケース10の底部には金属製のリング
11が固定されており、該金属製リング11は、透明な
ガラス又は樹脂からなる透明板12を保持している。収
納ケース10の底部に金属製リング11が固定されてい
ることによって、収納ケース10の透明板12が水底方
向を向く姿勢が保たれる。
防水性を持つ収納ケース10の底部には金属製のリング
11が固定されており、該金属製リング11は、透明な
ガラス又は樹脂からなる透明板12を保持している。収
納ケース10の底部に金属製リング11が固定されてい
ることによって、収納ケース10の透明板12が水底方
向を向く姿勢が保たれる。
【0034】また、図14に示すように、金属製リング
11の外部を、防水性を有するゴム又は樹脂からなる緩
衝材43により保護してもよい。この場合、透明板12
に空気が溜まらないように、金属製リング11及び緩衝
材43に空気抜き用の孔44を設けることが好ましい。
11の外部を、防水性を有するゴム又は樹脂からなる緩
衝材43により保護してもよい。この場合、透明板12
に空気が溜まらないように、金属製リング11及び緩衝
材43に空気抜き用の孔44を設けることが好ましい。
【0035】収納ケース10の内部における透明板12
の上側には、被写体に対応する光学像を作る(結像させ
る)集光レンズからなる光学部13がレンズホルダー1
4を介して保持されており、光学部13により作られた
光学像は、CCD等の光電変換部15により信号電荷に
変換された後、さらに電気信号に変換される。
の上側には、被写体に対応する光学像を作る(結像させ
る)集光レンズからなる光学部13がレンズホルダー1
4を介して保持されており、光学部13により作られた
光学像は、CCD等の光電変換部15により信号電荷に
変換された後、さらに電気信号に変換される。
【0036】収納ケース10の内部における光電変換部
15の上側には、プリント基板に形成された信号処理部
16が設けられており、該信号処理部16は、光電変換
部15により作成された電気信号を映像の電気信号に変
えて出力する。
15の上側には、プリント基板に形成された信号処理部
16が設けられており、該信号処理部16は、光電変換
部15により作成された電気信号を映像の電気信号に変
えて出力する。
【0037】以上説明した、収納ケース10、光学部1
3、光電変換部15及び信号処理部16によって、撮像
装置17が構成されている。
3、光電変換部15及び信号処理部16によって、撮像
装置17が構成されている。
【0038】電気信号線18の一端部18aは、撮像装
置17の収納ケース10の頂部から内部に延びて信号処
理部16に接続されていると共に、電気信号線18の他
端部18bは、水上又は地上に配置される受像装置19
に接続されている。これによって、信号処理部16から
出力された映像の電気信号は、電気信号線18を経由し
て水上又は地上に伝送された後、受像装置19に入力さ
れる。受像装置19は、電気信号線18から入力された
映像の電気信号に基づいて映像を作成し、作成した映像
を表示部19aに表示する。
置17の収納ケース10の頂部から内部に延びて信号処
理部16に接続されていると共に、電気信号線18の他
端部18bは、水上又は地上に配置される受像装置19
に接続されている。これによって、信号処理部16から
出力された映像の電気信号は、電気信号線18を経由し
て水上又は地上に伝送された後、受像装置19に入力さ
れる。受像装置19は、電気信号線18から入力された
映像の電気信号に基づいて映像を作成し、作成した映像
を表示部19aに表示する。
【0039】また、電気信号線18と受像装置19との
間に、端子を備えた映像信号取出し装置を接続してもよ
い。このようにすると、映像信号取出し装置を受像装置
19とは異なる他の装置(例えば、ビデオ、ビデオカメ
ラ又は通常のディスプレイ)に接続することにより、映
像を記憶させたり又は映像を大きく映し出したりするこ
とができる。
間に、端子を備えた映像信号取出し装置を接続してもよ
い。このようにすると、映像信号取出し装置を受像装置
19とは異なる他の装置(例えば、ビデオ、ビデオカメ
ラ又は通常のディスプレイ)に接続することにより、映
像を記憶させたり又は映像を大きく映し出したりするこ
とができる。
【0040】尚、受像装置19の内部にメモリを設けて
映像を記憶したり、又は受像装置19にメモリ挿入口を
設けて、映像を小型の携帯記憶媒体に記憶させたりして
もよい。携帯記憶媒体に記憶された映像は、その後に、
受像装置19又はパソコン等でいつでも見ることができ
る。また、ビデオ端子を受像装置19に直接設けてもよ
い。
映像を記憶したり、又は受像装置19にメモリ挿入口を
設けて、映像を小型の携帯記憶媒体に記憶させたりして
もよい。携帯記憶媒体に記憶された映像は、その後に、
受像装置19又はパソコン等でいつでも見ることができ
る。また、ビデオ端子を受像装置19に直接設けてもよ
い。
【0041】また、受像装置19は、撮像装置17に電
気信号線18を経由して、映像の電気信号のほかに電力
をも供給する。このとき、電力源としては、受像装置1
9の内部に設置された電池を用いてもよいし、受像装置
19に端子を設け、外部から電力を供給してもよい。
気信号線18を経由して、映像の電気信号のほかに電力
をも供給する。このとき、電力源としては、受像装置1
9の内部に設置された電池を用いてもよいし、受像装置
19に端子を設け、外部から電力を供給してもよい。
【0042】また、受像装置19に、電気信号線18を
収納できる収納部を設けたり、電気信号線18を巻き取
って収納部に収納させる巻き取り機構を設けてもよい。
さらに、これら収納部及び巻き取り機構は、撮像装置1
7と受像装置19との間に位置する電気信号線18に取
り付けてもよい。
収納できる収納部を設けたり、電気信号線18を巻き取
って収納部に収納させる巻き取り機構を設けてもよい。
さらに、これら収納部及び巻き取り機構は、撮像装置1
7と受像装置19との間に位置する電気信号線18に取
り付けてもよい。
【0043】受像装置19は明るい屋外で使用されるこ
とが多いので、表示部19aとしては、ブラウン管又は
反射型液晶板を用いることが好ましい。また、受像装置
19が船上で使用されるときには、船酔い防止のために
人の目線が水平よりも上を向くことが好ましい。従っ
て、この場合には、受像装置19としては、ヘッドマウ
ントディスプレイ(HMD)であることが好ましい。
とが多いので、表示部19aとしては、ブラウン管又は
反射型液晶板を用いることが好ましい。また、受像装置
19が船上で使用されるときには、船酔い防止のために
人の目線が水平よりも上を向くことが好ましい。従っ
て、この場合には、受像装置19としては、ヘッドマウ
ントディスプレイ(HMD)であることが好ましい。
【0044】防水ケース10の頂部には、電気信号線1
8の一端部18aをOリングを介して保持するクランプ
20が固定されており、該クランプ20は、図2に示す
コネクタ21の雄ねじ部21aを保持している。コネク
タ21の雌ねじ部21bは電気信号線18の一端部18
aと一体化されており、コネクタ21の雄ねじ部21a
と雌ねじ部21bとが螺合することにより、電気信号線
18の一端部18aは、クランプ20を介して信号処理
部16に接続される。また、電気信号線18の他端部1
8bと受像装置19とは図2に示すコネクタ21によっ
て接続されている。
8の一端部18aをOリングを介して保持するクランプ
20が固定されており、該クランプ20は、図2に示す
コネクタ21の雄ねじ部21aを保持している。コネク
タ21の雌ねじ部21bは電気信号線18の一端部18
aと一体化されており、コネクタ21の雄ねじ部21a
と雌ねじ部21bとが螺合することにより、電気信号線
18の一端部18aは、クランプ20を介して信号処理
部16に接続される。また、電気信号線18の他端部1
8bと受像装置19とは図2に示すコネクタ21によっ
て接続されている。
【0045】従って、クランプ20によって、電気信号
線18の一端部18aに加わる力が吸収されると共に防
水ケース10に水が侵入することが防止される。
線18の一端部18aに加わる力が吸収されると共に防
水ケース10に水が侵入することが防止される。
【0046】また、電気信号線18の一端部18aにコ
ネクタ21を設けることなく、電気信号線18の一端部
18aをクランプ20に直接に接続してもよい。このよ
うにすると、コネクタ21が緩んでいるため、撮像装置
17を水中に入れたときに撮像装置17が故障する事態
を回避できる。
ネクタ21を設けることなく、電気信号線18の一端部
18aをクランプ20に直接に接続してもよい。このよ
うにすると、コネクタ21が緩んでいるため、撮像装置
17を水中に入れたときに撮像装置17が故障する事態
を回避できる。
【0047】防水ケース10側及び受像装置19側の各
コネクタ21を、それぞれ雄ねじ部21aと雌ねじ部2
1bとに分離することによって、水中撮影装置は、撮像
装置17と、電気信号線18と、受像装置19とに分離
される。これによって、電気信号線18を種々の長さの
ものに取り替えることができる。
コネクタ21を、それぞれ雄ねじ部21aと雌ねじ部2
1bとに分離することによって、水中撮影装置は、撮像
装置17と、電気信号線18と、受像装置19とに分離
される。これによって、電気信号線18を種々の長さの
ものに取り替えることができる。
【0048】収納ケース10の内部における光電変換部
15の上には、シリカゲル等からなる乾燥剤22が収納
されており、該乾燥剤22は、水中において冷却された
収納ケース10の内部の空気中の水分が結露することを
防止する。
15の上には、シリカゲル等からなる乾燥剤22が収納
されており、該乾燥剤22は、水中において冷却された
収納ケース10の内部の空気中の水分が結露することを
防止する。
【0049】また、収納ケース10の外周面における所
定の部位には突起部10aが設けられており、該突起部
10aの位置によって、撮像装置17が水面上又は地上
に引き上げられたときに、撮像装置17が撮像する被写
体の上下方向(天地方向)を容易に知ることができる。
定の部位には突起部10aが設けられており、該突起部
10aの位置によって、撮像装置17が水面上又は地上
に引き上げられたときに、撮像装置17が撮像する被写
体の上下方向(天地方向)を容易に知ることができる。
【0050】ところで、収納ケース10の内部は円形断
面を有していると共に、プリント基板に形成された信号
処理部16が上下方向に配置されているため、収納ケー
ス10の内部には比較的大きな空間が形成されている。
このため、撮像装置17の比重は通常1よりも小さくな
るが、収納ケース10の底部に金属製リング11が固定
されているため、撮像装置17の比重は1よりも大きく
なっている。従って、水面上に投げられた撮像装置17
は自重によって水中に沈むことができる。
面を有していると共に、プリント基板に形成された信号
処理部16が上下方向に配置されているため、収納ケー
ス10の内部には比較的大きな空間が形成されている。
このため、撮像装置17の比重は通常1よりも小さくな
るが、収納ケース10の底部に金属製リング11が固定
されているため、撮像装置17の比重は1よりも大きく
なっている。従って、水面上に投げられた撮像装置17
は自重によって水中に沈むことができる。
【0051】また、収納ケース10の底部に金属製リン
グ11が固定されており、収納ケース10の透明板12
は常に水底方向を向くため、撮像装置17が潮に流され
たり又は電気信号線18が捩れたりしても、撮像装置1
7の光学部13は常に水底方向の被写体を捉えることが
できるので、受像装置19には安定した映像が表示され
る。従って、第1の実施形態は、水中又は水底に生息す
る魚類等の水生生物を水底方向に向かって観察するのに
適している。
グ11が固定されており、収納ケース10の透明板12
は常に水底方向を向くため、撮像装置17が潮に流され
たり又は電気信号線18が捩れたりしても、撮像装置1
7の光学部13は常に水底方向の被写体を捉えることが
できるので、受像装置19には安定した映像が表示され
る。従って、第1の実施形態は、水中又は水底に生息す
る魚類等の水生生物を水底方向に向かって観察するのに
適している。
【0052】尚、収納ケース10に金属製リング11を
設ける代わりに、収納ケース10を金属等の比重が1よ
りも大きい材料により形成すると共に、収納ケース10
の内部に空間部が僅かしか形成されないようにして、撮
像装置17の比重を1よりも大きくしてもよい。
設ける代わりに、収納ケース10を金属等の比重が1よ
りも大きい材料により形成すると共に、収納ケース10
の内部に空間部が僅かしか形成されないようにして、撮
像装置17の比重を1よりも大きくしてもよい。
【0053】第1の実施形態によると、水中の撮像装置
17の光学部13が水底側に位置する被写体の光学像を
作成し、作成された光学像と対応する映像の電気信号が
電気信号線18を介して水上又は地上の受像装置19に
送られるため、つまり、作成された光学像を映像の電気
信号に変えて、柔軟性を有する電気信号線18を介して
受像装置19に送るため、水中に位置する撮像装置17
の操作が容易になる。
17の光学部13が水底側に位置する被写体の光学像を
作成し、作成された光学像と対応する映像の電気信号が
電気信号線18を介して水上又は地上の受像装置19に
送られるため、つまり、作成された光学像を映像の電気
信号に変えて、柔軟性を有する電気信号線18を介して
受像装置19に送るため、水中に位置する撮像装置17
の操作が容易になる。
【0054】また、映像信号を伝送する手段としては、
光ファイバではなくて電気信号線18を備えているた
め、撮像装置17に電気信号を光信号に変換する変換装
置を内蔵させる必要がないので、撮像装置17の回路が
容易になると共に小型化を図ることができる。
光ファイバではなくて電気信号線18を備えているた
め、撮像装置17に電気信号を光信号に変換する変換装
置を内蔵させる必要がないので、撮像装置17の回路が
容易になると共に小型化を図ることができる。
【0055】(第2の実施形態)以下、本発明の第2の
実施形態に係る水中撮影装置について、図3を参照しな
がら説明する。尚、第2の実施形態においては、図1に
示した第1の実施形態と同一の部材については、同一の
符号を付すことにより説明を省略する。
実施形態に係る水中撮影装置について、図3を参照しな
がら説明する。尚、第2の実施形態においては、図1に
示した第1の実施形態と同一の部材については、同一の
符号を付すことにより説明を省略する。
【0056】第2の実施形態の特徴として、金属製リン
グ11の下部には、フック穴11aが設けられている。
フック穴11aには、図示は省略しているが回転自在な
連結具を介して、互いに長さの等しい複数の第1の釣り
糸23が取り付けられており、各第1の釣り糸23の下
端部は一点に集まっている。第1の釣り糸23の下端部
からは1本の第2の釣り糸24が下方に延びており、第
2の釣り糸24の下端部には餌かご25が吊り下げられ
ている。また、餌かご25の下側には錘26が取り付け
られている。従って、餌かご25は、透明板12ひいて
は光学部13の中心部の下側に位置している。
グ11の下部には、フック穴11aが設けられている。
フック穴11aには、図示は省略しているが回転自在な
連結具を介して、互いに長さの等しい複数の第1の釣り
糸23が取り付けられており、各第1の釣り糸23の下
端部は一点に集まっている。第1の釣り糸23の下端部
からは1本の第2の釣り糸24が下方に延びており、第
2の釣り糸24の下端部には餌かご25が吊り下げられ
ている。また、餌かご25の下側には錘26が取り付け
られている。従って、餌かご25は、透明板12ひいて
は光学部13の中心部の下側に位置している。
【0057】第2の実施形態によると、収納ケース10
の透明板12の下方に餌かご25が設けられているた
め、餌かご25に納められた餌を求めて集まってくる魚
又は魚が餌を食べる姿を観察することができる。
の透明板12の下方に餌かご25が設けられているた
め、餌かご25に納められた餌を求めて集まってくる魚
又は魚が餌を食べる姿を観察することができる。
【0058】また、餌かご25の下側に錘26が取り付
けられているため、潮流が速いときでも、撮像装置17
と餌かご25とが同じように流されるので、餌かご25
に納められた餌を求めて集まってくる魚又は魚が餌を食
べる姿を常に観察することができる。
けられているため、潮流が速いときでも、撮像装置17
と餌かご25とが同じように流されるので、餌かご25
に納められた餌を求めて集まってくる魚又は魚が餌を食
べる姿を常に観察することができる。
【0059】(第3の実施形態)以下、本発明の第3の
実施形態に係る水中撮影装置について、図4を参照しな
がら説明する。尚、第3の実施形態においては、図1に
示した第1の実施形態と同一の部材については、同一の
符号を付すことにより説明を省略する。
実施形態に係る水中撮影装置について、図4を参照しな
がら説明する。尚、第3の実施形態においては、図1に
示した第1の実施形態と同一の部材については、同一の
符号を付すことにより説明を省略する。
【0060】図4は、水中に生息する魚類等の水生生物
を水面方向に向かって観察するのに適した水中撮影装置
の全体構成を示している。
を水面方向に向かって観察するのに適した水中撮影装置
の全体構成を示している。
【0061】第3の実施形態の特徴として、円筒状の樹
脂からなり防水性を持つ収納ケース10の頂部に透明な
ガラス又は樹脂からなる透明板12が設けられている。
また、収納ケース10の内部における透明板12の下側
には、被写体に対応する光学像を作る集光レンズからな
る光学部13がレンズホルダー14を介して保持されて
おり、光学部13により作られた光学像はCCD等の光
電変換部15により電気信号に変換される。
脂からなり防水性を持つ収納ケース10の頂部に透明な
ガラス又は樹脂からなる透明板12が設けられている。
また、収納ケース10の内部における透明板12の下側
には、被写体に対応する光学像を作る集光レンズからな
る光学部13がレンズホルダー14を介して保持されて
おり、光学部13により作られた光学像はCCD等の光
電変換部15により電気信号に変換される。
【0062】収納ケース10の内部における光電変換部
15の下側には、プリント基板に形成された信号処理部
16が設けられており、該信号処理部16は、光電変換
部15により作成された電気信号を映像の電気信号に変
えて出力する。
15の下側には、プリント基板に形成された信号処理部
16が設けられており、該信号処理部16は、光電変換
部15により作成された電気信号を映像の電気信号に変
えて出力する。
【0063】以上説明した、収納ケース10、光学部1
3、光電変換部15及び信号処理部16によって、撮像
装置17が構成されている。
3、光電変換部15及び信号処理部16によって、撮像
装置17が構成されている。
【0064】電気信号線18の一端部18aは収納ケー
ス10の内部において信号処理部16に接続されている
と共に、電気信号線18の他端部18bは水上又は地上
に配置される受像装置19にコネクタ21を介して接続
されている。また、電気信号線18は、収納ケース10
の内部においては、収納ケース10と光電変換部15と
の間、収納ケース10の側壁に形成された凹状溝及び収
納ケース10と透明板12との間に固定されていると共
に、透明板12側から外部に取り出される。
ス10の内部において信号処理部16に接続されている
と共に、電気信号線18の他端部18bは水上又は地上
に配置される受像装置19にコネクタ21を介して接続
されている。また、電気信号線18は、収納ケース10
の内部においては、収納ケース10と光電変換部15と
の間、収納ケース10の側壁に形成された凹状溝及び収
納ケース10と透明板12との間に固定されていると共
に、透明板12側から外部に取り出される。
【0065】収納ケース10の底部における、電気信号
線18が固定されている側の下側の領域に金属製の錘2
7が設けられている。
線18が固定されている側の下側の領域に金属製の錘2
7が設けられている。
【0066】第3の実施形態によると、透明板12及び
光学部13が収納ケース10の頂部に設けられていると
共に、金属製の錘27が収納ケース10の底部に設けら
れているため、透明板12ひいては光学部13は水面方
向を向く。
光学部13が収納ケース10の頂部に設けられていると
共に、金属製の錘27が収納ケース10の底部に設けら
れているため、透明板12ひいては光学部13は水面方
向を向く。
【0067】また、電気信号線18が収納ケース10の
側壁の一方側に固定されていると共に、金属製の錘27
が収納ケース10における電気信号線18が固定されて
いる側の下側の領域に設けられているため、撮像装置1
7が水中において電気信号線18に支持されると、電気
信号線18と金属製の錘27とを結ぶ線が水面に対して
垂直に延びるので、撮像装置17の軸心ひいては光学部
13の光軸が水面に対して垂直になる姿勢が保たれる。
側壁の一方側に固定されていると共に、金属製の錘27
が収納ケース10における電気信号線18が固定されて
いる側の下側の領域に設けられているため、撮像装置1
7が水中において電気信号線18に支持されると、電気
信号線18と金属製の錘27とを結ぶ線が水面に対して
垂直に延びるので、撮像装置17の軸心ひいては光学部
13の光軸が水面に対して垂直になる姿勢が保たれる。
【0068】従って、第3の実施形態によると、撮像装
置17の上方に位置する魚等の水生動物を観察すること
ができる。
置17の上方に位置する魚等の水生動物を観察すること
ができる。
【0069】ところで、夕刻になって水中が暗くなる
と、光学部13が水底方向を向いている場合には、光量
が不足して魚を見ることができなくなるが、第3の実施
形態のように、光学部13が水面方向を向いていると、
夕刻になっても魚等の水生生物を観察することができ
る。
と、光学部13が水底方向を向いている場合には、光量
が不足して魚を見ることができなくなるが、第3の実施
形態のように、光学部13が水面方向を向いていると、
夕刻になっても魚等の水生生物を観察することができ
る。
【0070】また、日中において水面が明るい場合で
も、光学部13が水面方向を向いていると、水生生物を
逆光で観察することができるので、幻想的な映像が得ら
れる。
も、光学部13が水面方向を向いていると、水生生物を
逆光で観察することができるので、幻想的な映像が得ら
れる。
【0071】(第4の実施形態)以下、本発明の第4の
実施形態に係る水中撮影装置について、図5を参照しな
がら説明する。尚、第4の実施形態においては、図1に
示した第1の実施形態と同一の部材については、同一の
符号を付すことにより説明を省略する。
実施形態に係る水中撮影装置について、図5を参照しな
がら説明する。尚、第4の実施形態においては、図1に
示した第1の実施形態と同一の部材については、同一の
符号を付すことにより説明を省略する。
【0072】第4の実施形態においては、第3の実施形
態と同様、透明板12及び光学部13は収納ケース10
の頂部に設けられている。
態と同様、透明板12及び光学部13は収納ケース10
の頂部に設けられている。
【0073】第4の実施形態の特徴として、電気信号線
18は収納ケース10の底部から外部に取り出され、電
気信号線18の途中部に保持具28が取り付けられ、該
保持具28から複数の支持ひも29が水底方向に延びて
おり、支持ひも29の下端部は収納ケース10の周縁部
を保持している。
18は収納ケース10の底部から外部に取り出され、電
気信号線18の途中部に保持具28が取り付けられ、該
保持具28から複数の支持ひも29が水底方向に延びて
おり、支持ひも29の下端部は収納ケース10の周縁部
を保持している。
【0074】また、金属製の錘26は収納ケース10の
底部中央に吊り下げられている。
底部中央に吊り下げられている。
【0075】従って、透明板12ひいては光学部13は
水面方向を向くと共に、保持具28と金属製の錘26と
を結ぶ線が水面に対して垂直に延びるので、撮像装置1
7の軸心ひいては光学部13の光軸が水面に対して垂直
になる姿勢が保たれる。
水面方向を向くと共に、保持具28と金属製の錘26と
を結ぶ線が水面に対して垂直に延びるので、撮像装置1
7の軸心ひいては光学部13の光軸が水面に対して垂直
になる姿勢が保たれる。
【0076】従って、第4の実施形態によると、撮像装
置17の上方に位置する魚等の水生動物を確実に観察す
ることができる。
置17の上方に位置する魚等の水生動物を確実に観察す
ることができる。
【0077】尚、第4の実施形態においては、電気信号
線18の一端部18aは、収納ケース10の底部から内
部に延びて信号処理部16に接続されていると共に、電
気信号線18における保持具28から下側の部分は収納
ケース10の外面に弛んだ状態で取り付けられている。
このため、収納ケース10にクランプ20を設けること
ができるので、電気信号線18が収納ケース10と透明
板12との間から収納ケース10の内部に延びる場合に
比べて、収納ケース10における電気信号線18の一端
部18aの近傍の防水性が向上する。
線18の一端部18aは、収納ケース10の底部から内
部に延びて信号処理部16に接続されていると共に、電
気信号線18における保持具28から下側の部分は収納
ケース10の外面に弛んだ状態で取り付けられている。
このため、収納ケース10にクランプ20を設けること
ができるので、電気信号線18が収納ケース10と透明
板12との間から収納ケース10の内部に延びる場合に
比べて、収納ケース10における電気信号線18の一端
部18aの近傍の防水性が向上する。
【0078】(第5の実施形態)以下、本発明の第5の
実施形態に係る水中撮影装置について、図6を参照しな
がら説明する。
実施形態に係る水中撮影装置について、図6を参照しな
がら説明する。
【0079】第5の実施形態においては、図1に示した
第1の実施形態と同一の部材については、同一の符号を
付すことにより説明を省略する。
第1の実施形態と同一の部材については、同一の符号を
付すことにより説明を省略する。
【0080】また、第5の実施形態の基本的な構造は、
図1に示す第1の実施形態と同様であるから、電気信号
線18及び受像装置19については図示を省略してい
る。
図1に示す第1の実施形態と同様であるから、電気信号
線18及び受像装置19については図示を省略してい
る。
【0081】第5の実施形態の特徴として、収納ケース
10の内部における底部には円筒状の光遮蔽板30が設
けられ、収納ケース10の側壁と光遮蔽板30との間に
は、発光ダイオード又はランプからなる発光部31が設
けられている。
10の内部における底部には円筒状の光遮蔽板30が設
けられ、収納ケース10の側壁と光遮蔽板30との間に
は、発光ダイオード又はランプからなる発光部31が設
けられている。
【0082】発光部31は透明板12の下側の領域を照
らすことができるので、夜間又は深い水中においても水
生生物を観察することができる。
らすことができるので、夜間又は深い水中においても水
生生物を観察することができる。
【0083】また、光学部13と発光部31との間に遮
蔽板30が設けられているため、発光部31から出射さ
れる光が光学部13を介して光電変換部15に入射する
事態が防止される。
蔽板30が設けられているため、発光部31から出射さ
れる光が光学部13を介して光電変換部15に入射する
事態が防止される。
【0084】(第6の実施形態)以下、本発明の第6の
実施形態に係る水中撮影装置について、図7を参照しな
がら説明する。
実施形態に係る水中撮影装置について、図7を参照しな
がら説明する。
【0085】第6の実施形態においては、図1に示した
第1の実施形態と同一の部材については、同一の符号を
付すことにより説明を省略する。
第1の実施形態と同一の部材については、同一の符号を
付すことにより説明を省略する。
【0086】また、第6の実施形態の基本的な構造は第
1の実施形態と同様であるから、電気信号線18及び受
像装置19については図示を省略している。
1の実施形態と同様であるから、電気信号線18及び受
像装置19については図示を省略している。
【0087】第6の実施形態の特徴として、収納ケース
10の側壁の外面には、スプリングキャッチからなる複
数個の保持具32が設けられており、各保持具32に
は、電池により駆動される発光部31を有する照明器具
33(例えば、防水性の懐中電灯)が着脱可能に取り付
けられている。
10の側壁の外面には、スプリングキャッチからなる複
数個の保持具32が設けられており、各保持具32に
は、電池により駆動される発光部31を有する照明器具
33(例えば、防水性の懐中電灯)が着脱可能に取り付
けられている。
【0088】照明器具33は透明板12の下側の領域を
照らすことができるので、夜間又は深い水中においても
水生生物を観察することができる。
照らすことができるので、夜間又は深い水中においても
水生生物を観察することができる。
【0089】また、保持具32は照明器具33を着脱可
能に保持するため、照明が必要なときにのみ照明器具3
3を装着できるので、照明が不要なときには軽量化を図
ることができると共に水中の明るさによって照明器具3
3の数を調整できる。
能に保持するため、照明が必要なときにのみ照明器具3
3を装着できるので、照明が不要なときには軽量化を図
ることができると共に水中の明るさによって照明器具3
3の数を調整できる。
【0090】(第7の実施形態)以下、本発明の第7の
実施形態に係る水中撮影装置について、図8を参照しな
がら説明する。
実施形態に係る水中撮影装置について、図8を参照しな
がら説明する。
【0091】第7の実施形態においては、図1に示した
第1の実施形態と同一の部材については、同一の符号を
付すことにより説明を省略する。
第1の実施形態と同一の部材については、同一の符号を
付すことにより説明を省略する。
【0092】また、第7の実施形態の基本的な構造は第
1の実施形態と同様であるから、受像装置19について
は図示を省略している。
1の実施形態と同様であるから、受像装置19について
は図示を省略している。
【0093】第7の実施形態の特徴として、電気信号線
18には、所定距離例えば1メータ毎に目印34が固定
されている。従って、目印34の数を数えるか又は目印
に印字された数字を見ることにより、撮像装置17の水
面からの距離を知ることができると共に、撮像装置17
を魚が群れている位置に的確に下ろすことができる。
18には、所定距離例えば1メータ毎に目印34が固定
されている。従って、目印34の数を数えるか又は目印
に印字された数字を見ることにより、撮像装置17の水
面からの距離を知ることができると共に、撮像装置17
を魚が群れている位置に的確に下ろすことができる。
【0094】尚、目印34を1メータ毎に2桁のカラー
コード(例えば0=黒色、1=茶色、2=赤色、……)
で表わせば、水面近傍の目印34のカラーコードによっ
て、撮像装置17の水面からの距離を簡単に知ることが
できる。
コード(例えば0=黒色、1=茶色、2=赤色、……)
で表わせば、水面近傍の目印34のカラーコードによっ
て、撮像装置17の水面からの距離を簡単に知ることが
できる。
【0095】(第8の実施形態)以下、本発明の第8の
実施形態に係る水中撮影装置について、図9を参照しな
がら説明する。
実施形態に係る水中撮影装置について、図9を参照しな
がら説明する。
【0096】第8の実施形態においては、図1に示した
第1の実施形態と同一の部材については、同一の符号を
付すことにより説明を省略する。
第1の実施形態と同一の部材については、同一の符号を
付すことにより説明を省略する。
【0097】第8の実施形態においては、第1の実施形
態と同様、収納ケース10の底部に金属製リング11が
固定されているため、透明板12ひいては光学部13は
常に水底方向を向く。
態と同様、収納ケース10の底部に金属製リング11が
固定されているため、透明板12ひいては光学部13は
常に水底方向を向く。
【0098】第8の実施形態の特徴として、第2の実施
形態と同様、金属製リング11の下部には、フック穴1
1aが設けられている。フック穴11aには、回転自在
なフック(図示は省略している)を介して、互いに長さ
の等しい複数の第1の釣り糸23が取り付けられてお
り、各第1の釣り糸23の下端部は一点に集まってい
る。第1の釣り糸23の下端部からは1本の第2の釣り
糸24が下方に延びており、第2の釣り糸24の端部に
は錘26が取り付けられていると共に第2の釣り糸24
の途中部には複数のハリス35が取り付けられている。
また、各ハリス35の先端には釣り針36が固定されて
いる。
形態と同様、金属製リング11の下部には、フック穴1
1aが設けられている。フック穴11aには、回転自在
なフック(図示は省略している)を介して、互いに長さ
の等しい複数の第1の釣り糸23が取り付けられてお
り、各第1の釣り糸23の下端部は一点に集まってい
る。第1の釣り糸23の下端部からは1本の第2の釣り
糸24が下方に延びており、第2の釣り糸24の端部に
は錘26が取り付けられていると共に第2の釣り糸24
の途中部には複数のハリス35が取り付けられている。
また、各ハリス35の先端には釣り針36が固定されて
いる。
【0099】第8の実施形態によると、撮像装置17が
潮に流されたり又は電気信号線18が捩れたりしても、
撮像装置17の光学部13は常に水底方向の被写体つま
り釣り針36を捉えることができるので、釣り針36に
付けられた餌に魚が食い付く姿を観察することができ
る。
潮に流されたり又は電気信号線18が捩れたりしても、
撮像装置17の光学部13は常に水底方向の被写体つま
り釣り針36を捉えることができるので、釣り針36に
付けられた餌に魚が食い付く姿を観察することができ
る。
【0100】(第9の実施形態)以下、本発明の第9の
実施形態に係る水中撮影装置について、図10を参照し
ながら説明する。
実施形態に係る水中撮影装置について、図10を参照し
ながら説明する。
【0101】第9の実施形態においては、図1に示した
第1の実施形態及び図9に示した第8の実施形態と同一
の部材については、同一の符号を付すことにより説明を
省略する。
第1の実施形態及び図9に示した第8の実施形態と同一
の部材については、同一の符号を付すことにより説明を
省略する。
【0102】第9の実施形態においては、第1の実施形
態と同様、収納ケース10の底部に金属製リング11が
固定されているため、透明板12ひいては光学部13は
常に水底方向を向く。
態と同様、収納ケース10の底部に金属製リング11が
固定されているため、透明板12ひいては光学部13は
常に水底方向を向く。
【0103】また、第8の実施形態と同様、複数の第1
の釣り糸23の下端部から延びる1本の第2の釣り糸2
4を備えており、該第2の釣り糸24の端部には錘26
が取り付けられていると共に第2の釣り糸24の途中部
には複数のハリス35が取り付けられており、各ハリス
35の先端には釣り針36が固定されている。
の釣り糸23の下端部から延びる1本の第2の釣り糸2
4を備えており、該第2の釣り糸24の端部には錘26
が取り付けられていると共に第2の釣り糸24の途中部
には複数のハリス35が取り付けられており、各ハリス
35の先端には釣り針36が固定されている。
【0104】第9の実施形態の特徴として、リール37
を有する釣り竿38を備えており、釣り竿38の先端部
には、リール37から延びるメインの釣り糸39と電気
信号線18とを結合したり分離したりするカプラー40
が設けられている。
を有する釣り竿38を備えており、釣り竿38の先端部
には、リール37から延びるメインの釣り糸39と電気
信号線18とを結合したり分離したりするカプラー40
が設けられている。
【0105】図11(a)はカプラー40及び電気信号
線18の詳細を示している。図11(b)は電気信号線
18の断面構造を示しており、図11(a)におけるX
Ib−XIb’線の断面図である。
線18の詳細を示している。図11(b)は電気信号線
18の断面構造を示しており、図11(a)におけるX
Ib−XIb’線の断面図である。
【0106】図11(a)に示すように、カプラー40
の内部には、カプラー40の左上部から下部にかけてカ
ーブしながら延びる第1のガイド孔40aと、カプラー
40の右上部からカーブしながら下方に延びて第1のガ
イド孔40aに合流する第2のガイド孔40bとが形成
されており、第1のガイド孔40aには電気信号線18
が挿通されていると共に第2のガイド孔40bにはメイ
ンの釣り糸39が挿通されている。
の内部には、カプラー40の左上部から下部にかけてカ
ーブしながら延びる第1のガイド孔40aと、カプラー
40の右上部からカーブしながら下方に延びて第1のガ
イド孔40aに合流する第2のガイド孔40bとが形成
されており、第1のガイド孔40aには電気信号線18
が挿通されていると共に第2のガイド孔40bにはメイ
ンの釣り糸39が挿通されている。
【0107】図11(b)に示すように、電気信号線1
8には、電源を入力するための一対の電源線18cと電
気信号を入出力するための一対の信号線18dとが内蔵
されていると共に、メインの釣り糸39を収納可能な溝
18eが形成されている。
8には、電源を入力するための一対の電源線18cと電
気信号を入出力するための一対の信号線18dとが内蔵
されていると共に、メインの釣り糸39を収納可能な溝
18eが形成されている。
【0108】従って、電気信号線18を第1のガイド孔
40aの内部を下方に送り出すと共に、メインの釣り糸
39を第2のガイド孔40bの内部を下方に送り出す
と、メインの釣り糸39は電気信号線18の溝18eに
収納されるので、電気信号線18とメインの釣り糸39
とは一体的に結合されながら下方に送り出される。逆
に、リール37を巻き上げれば、電気信号線18及びメ
インの釣り糸39は上方に移動し、カプラー40を通過
する際に電気信号線18とメインの釣り糸39とは互い
に分離して、メインの釣り糸39はリール37に収納さ
れる。
40aの内部を下方に送り出すと共に、メインの釣り糸
39を第2のガイド孔40bの内部を下方に送り出す
と、メインの釣り糸39は電気信号線18の溝18eに
収納されるので、電気信号線18とメインの釣り糸39
とは一体的に結合されながら下方に送り出される。逆
に、リール37を巻き上げれば、電気信号線18及びメ
インの釣り糸39は上方に移動し、カプラー40を通過
する際に電気信号線18とメインの釣り糸39とは互い
に分離して、メインの釣り糸39はリール37に収納さ
れる。
【0109】第8の実施形態では、太い電気信号線18
により撮像装置17を吊り下げる構造であるから、釣り
針36に魚が掛かっても魚の手応えを感じ難いと共に魚
をつり上げる作業が困難であるという問題があったが、
第9の実施形態においては、撮像装置17ひいては第1
及び第2の釣り糸23、24は、メインの釣り糸39に
支持されているため、魚の手応えを感じ易いと共に魚を
つり上げる作業が容易になる。従って、釣り針36に魚
が掛かる状態を映像により認識すると共に手応えでも感
じることができるので、魚を釣る楽しみが倍増すると思
われる。
により撮像装置17を吊り下げる構造であるから、釣り
針36に魚が掛かっても魚の手応えを感じ難いと共に魚
をつり上げる作業が困難であるという問題があったが、
第9の実施形態においては、撮像装置17ひいては第1
及び第2の釣り糸23、24は、メインの釣り糸39に
支持されているため、魚の手応えを感じ易いと共に魚を
つり上げる作業が容易になる。従って、釣り針36に魚
が掛かる状態を映像により認識すると共に手応えでも感
じることができるので、魚を釣る楽しみが倍増すると思
われる。
【0110】(第10の実施形態)以下、本発明の第1
0の実施形態に係る水中撮影装置について、図12を参
照しながら説明する。
0の実施形態に係る水中撮影装置について、図12を参
照しながら説明する。
【0111】第10の実施形態においては、図4に示し
た第3の実施形態及び図9に示した第8の実施形態と同
一の部材については、同一の符号を付すことにより説明
を省略する。尚、図12における破断線よりも上側の部
分については、図10における破断線よりも上側の部分
と同一であるので、図示を省略している。
た第3の実施形態及び図9に示した第8の実施形態と同
一の部材については、同一の符号を付すことにより説明
を省略する。尚、図12における破断線よりも上側の部
分については、図10における破断線よりも上側の部分
と同一であるので、図示を省略している。
【0112】第10の実施形態においては、第3の実施
形態と同様、透明板12及び光学部13が収納ケース1
0の頂部に設けられていると共に、収納ケース10の底
部に全面に亘って金属製の錘27が設けられている。
形態と同様、透明板12及び光学部13が収納ケース1
0の頂部に設けられていると共に、収納ケース10の底
部に全面に亘って金属製の錘27が設けられている。
【0113】また、前述したように、図10に示す第9
の実施形態と同様、リール37を有する釣り竿38を備
えており、釣り竿38の先端部には、リール37から延
びるメインの釣り糸39と電気信号線18とを結合した
り分離したりするカプラー40が設けられている。
の実施形態と同様、リール37を有する釣り竿38を備
えており、釣り竿38の先端部には、リール37から延
びるメインの釣り糸39と電気信号線18とを結合した
り分離したりするカプラー40が設けられている。
【0114】第10の実施形態の特徴として、メインの
釣り糸39の下端には、水平方向に延びる信号線支持具
41及び結合具42が固定されている。また、収納ケー
ス10の頂部から延びる複数の第1の釣り糸23の上端
部は一点に集まっていると共に、第1の釣り糸23の上
端部からは1本の第2の釣り糸24が上方に延びてお
り、第2の釣り糸24には、先端に釣り針36が固定さ
れた複数のハリス35が取り付けられている。
釣り糸39の下端には、水平方向に延びる信号線支持具
41及び結合具42が固定されている。また、収納ケー
ス10の頂部から延びる複数の第1の釣り糸23の上端
部は一点に集まっていると共に、第1の釣り糸23の上
端部からは1本の第2の釣り糸24が上方に延びてお
り、第2の釣り糸24には、先端に釣り針36が固定さ
れた複数のハリス35が取り付けられている。
【0115】従って、透明板12ひいては光学部13は
常に水面方向を向くと共に、撮像装置17の軸心ひいて
は光学部13の光軸が水面に対して垂直になる姿勢が保
たれる。
常に水面方向を向くと共に、撮像装置17の軸心ひいて
は光学部13の光軸が水面に対して垂直になる姿勢が保
たれる。
【0116】また、電気信号線18は、水平方向に延び
てハリス35の側方を下方に延びるように信号線支持具
41に保持されていると共に、収納ケース10の内部に
おいては、収納ケース10と透明板12との間、収納ケ
ース10の側壁に形成された凹状溝及び収納ケース10
と光電変換部15との間に固定されている。
てハリス35の側方を下方に延びるように信号線支持具
41に保持されていると共に、収納ケース10の内部に
おいては、収納ケース10と透明板12との間、収納ケ
ース10の側壁に形成された凹状溝及び収納ケース10
と光電変換部15との間に固定されている。
【0117】第10の実施形態によると、透明板12の
近傍の上方に電気信号線18が位置していないので、魚
が釣り針36に取り付けられた餌に近づきやすくなると
共に電気信号線18の映像が捉えられないので、釣り針
36に魚が掛かる状態をより楽しむことができる。
近傍の上方に電気信号線18が位置していないので、魚
が釣り針36に取り付けられた餌に近づきやすくなると
共に電気信号線18の映像が捉えられないので、釣り針
36に魚が掛かる状態をより楽しむことができる。
【0118】(第11の実施形態)以下、本発明の第1
1の実施形態に係る水中撮影装置について、図13を参
照しながら説明する。
1の実施形態に係る水中撮影装置について、図13を参
照しながら説明する。
【0119】第11の実施形態においては、図5に示し
た第4の実施形態、図9に示した第8の実施形態及び図
12に示した第10の実施形態と同一の部材について
は、同一の符号を付すことにより説明を省略する。尚、
図13における破断線よりも上側の部分については、図
10における破断線よりも上側の部分と同一であるの
で、図示を省略している。
た第4の実施形態、図9に示した第8の実施形態及び図
12に示した第10の実施形態と同一の部材について
は、同一の符号を付すことにより説明を省略する。尚、
図13における破断線よりも上側の部分については、図
10における破断線よりも上側の部分と同一であるの
で、図示を省略している。
【0120】第11の実施形態においては、図10に示
す第9の実施形態と同様、リール37を有する釣り竿3
8を備えており、釣り竿38の先端部には、リール37
から延びるメインの釣り糸39と電気信号線18とを結
合したり分離したりするカプラー40が設けられてい
る。
す第9の実施形態と同様、リール37を有する釣り竿3
8を備えており、釣り竿38の先端部には、リール37
から延びるメインの釣り糸39と電気信号線18とを結
合したり分離したりするカプラー40が設けられてい
る。
【0121】また、図12に示す第10の実施形態と同
様、メインの釣り糸39の下端に水平方向に延びる信号
線支持具41が固定されており、電気信号線18は、弛
んだ状態で、信号線支持具41の保持されて水平方向に
延びた後に下方に延びているいる。また、第4の実施形
態と同様、電気信号線18の一端部18aは、収納ケー
ス10の底部から内部に延びて信号処理部16に接続さ
れている。
様、メインの釣り糸39の下端に水平方向に延びる信号
線支持具41が固定されており、電気信号線18は、弛
んだ状態で、信号線支持具41の保持されて水平方向に
延びた後に下方に延びているいる。また、第4の実施形
態と同様、電気信号線18の一端部18aは、収納ケー
ス10の底部から内部に延びて信号処理部16に接続さ
れている。
【0122】従って、第11の実施形態によると、第4
の実施形態と同様、クランプ20を備えているので、収
納ケース10における電気信号線18の一端部18aの
近傍の防水性が向上すると共に、第10の実施形態と同
様、魚が釣り針36に取り付けられた餌に近づきやすく
なると共に電気信号線18の映像が捉えられないので、
釣り針36に魚が掛かる状態をより楽しむことができ
る。
の実施形態と同様、クランプ20を備えているので、収
納ケース10における電気信号線18の一端部18aの
近傍の防水性が向上すると共に、第10の実施形態と同
様、魚が釣り針36に取り付けられた餌に近づきやすく
なると共に電気信号線18の映像が捉えられないので、
釣り針36に魚が掛かる状態をより楽しむことができ
る。
【0123】
【発明の効果】本発明に係る水中撮影装置によると、水
上又は地上に配置される受像装置は電源を有しており、
電気信号線は、受像装置の電源から受けた電力を撮像装
置に供給すると共に撮像装置から受像装置に映像の電気
信号を伝送するため、水中に配置される撮像装置には電
源が不要になるので、撮像装置の小型化を図ることがで
きると共に、撮像装置と受像装置との間に光信号を伝送
する光ファイバが不要になるので、信号線の取り扱いが
容易になる。
上又は地上に配置される受像装置は電源を有しており、
電気信号線は、受像装置の電源から受けた電力を撮像装
置に供給すると共に撮像装置から受像装置に映像の電気
信号を伝送するため、水中に配置される撮像装置には電
源が不要になるので、撮像装置の小型化を図ることがで
きると共に、撮像装置と受像装置との間に光信号を伝送
する光ファイバが不要になるので、信号線の取り扱いが
容易になる。
【図1】第1の実施形態に係る水中撮影装置の全体構成
を示す図である。
を示す図である。
【図2】各実施形態に係る水中撮影装置に用いられる電
気信号線のカップリングの詳細図である。
気信号線のカップリングの詳細図である。
【図3】第2の実施形態に係る水中撮影装置の全体構成
を示す図である。
を示す図である。
【図4】第3の実施形態に係る水中撮影装置の全体構成
を示す図である。
を示す図である。
【図5】第4の実施形態に係る水中撮影装置の全体構成
を示す図である。
を示す図である。
【図6】第5の実施形態に係る水中撮影装置における撮
像装置を示す図である。
像装置を示す図である。
【図7】第6の実施形態に係る水中撮影装置における撮
像装置を示す図である。
像装置を示す図である。
【図8】第7の実施形態に係る水中撮影装置における撮
像装置及び電気信号線を示す図である。
像装置及び電気信号線を示す図である。
【図9】第8の実施形態に係る水中撮影装置の全体構成
を示す図である。
を示す図である。
【図10】第9の実施形態に係る水中撮影装置の全体構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図11】(a)は第9の実施形態に係る水中撮影装置
におけるカプラーの詳細図であり、(b)は第9の実施
形態に係る水中撮影装置におけるカプラーの詳細図であ
って、(a)におけるXIb−XIb’線の断面図であ
る。
におけるカプラーの詳細図であり、(b)は第9の実施
形態に係る水中撮影装置におけるカプラーの詳細図であ
って、(a)におけるXIb−XIb’線の断面図であ
る。
【図12】第10の実施形態に係る水中撮影装置におけ
る撮像装置及び電気信号線を示す図である。
る撮像装置及び電気信号線を示す図である。
【図13】第11の実施形態に係る水中撮影装置におけ
る撮像装置及び電気信号線を示す図である。
る撮像装置及び電気信号線を示す図である。
【図14】第1の実施形態の変形例に係る水中撮影装置
の全体構成を示す図である。
の全体構成を示す図である。
10 収納ケース 10a 突起部 11 金属製リング 11a フック穴 12 透明板 13 光学部 14 レンズホルダー 15 光電変換部 16 信号処理部 17 撮像装置 18 電気信号線 18a 一端部 18b 他端部 18c 電源線 18d 信号線 18e 溝 19 受像装置 19a 表示部 20 クランプ 21 コネクタ 22 乾燥剤 23 第1の釣り糸 24 第2の釣り糸 25 餌かご 26 金属製の錘 27 金属製の錘 28 保持具 29 支持ひも 30 光遮蔽板 31 発光部 32 保持具 33 照明器具 34 目印 35 ハリス 36 釣り針 37 リール 38 釣り竿 39 メインの釣り糸 40 カプラー 40a 第1のガイド孔 40b 第2のガイド孔 41 信号線支持具 42 結合具 43 緩衝材 44 空気抜き用の孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G03B 17/08 G03B 17/08 H04N 5/225 H04N 5/225 C (56)参考文献 特開 平4−86642(JP,A) 特開 昭53−40519(JP,A) 特開 昭49−52622(JP,A) 実開 昭64−32534(JP,U) 実開 昭63−97965(JP,U) 実開 昭63−97966(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 17/56 G03B 15/00 G03B 17/08
Claims (10)
- 【請求項1】 釣りをするに際して、水中に生息する水
生生物を水底方向に向かって観察する釣り用水中撮影装
置であって、前記水中撮影装置は、 水中に配置され、水中を撮影する撮像装置と、 水上又は地上に配置され、前記撮像装置が撮影した水中
の映像を表示する受像装置と、 前記撮像装置と前記受像装置とを接続した電気信号線と
を備え、 前記撮像装置は、 透明板を有している防水性の収納ケースと、 前記収納ケースの内部に設けられ、前記透明板を介して
見える水中の光学像を作る光学部と、 前記収納ケースの内部に設けられ、前記光学部により作
られた光学像と対応する信号電荷を作成すると共に前記
信号電荷に基づき電気信号を作成する光電変換部と、 前記収納ケースの内部に設けられ、前記光電変換部によ
り作成された電気信号を映像の電気信号に変えて前記電
気信号線に出力する信号処理部と、釣り糸を取り付けるための孔とを 有していることを特徴
とする水中撮影装置。 - 【請求項2】 釣りをするに際して、水中に生息する水
生生物を水底方向に向かって観察する釣り用水中撮影装
置であって、前記水中撮影装置は、 水中に配置され、水中を撮影する撮像装置と、 水上又は地上に配置され、前記撮像装置が撮影した水中
の映像を表示する受像装置と、 前記撮像装置と前記受像装置とを接続した電気信号線と
を備え、 前記撮像装置は、 透明板を有している防水性の収納ケースと、 前記収納ケースの内部に設けられ、前記透明板を介して
見える水中の光学像を作る光学部と、 前記収納ケースの内部に設けられ、前記光学部により作
られた光学像と対応する信号電荷を作成すると共に前記
信号電荷に基づき電気信号を作成する光学変換 部と、 前記収納ケースの内部に設けられ、前記光電変換部によ
り作成された電気信号を映像の電気信号に変えて前記電
気信号線に出力する信号処理部とを有し、 前記撮像装置には、餌を収納する餌収納具または釣り
針、かつ錘とが備えられた釣り糸が取り付けられている
ことを特徴とする 水中撮影装置。 - 【請求項3】 釣りをするに際して、水中に生息する水
生生物を水底方向に向かって観察する釣り用水中撮影装
置であって、前記水中撮影装置は、 水中に配置され、水中を撮影する撮像装置と、 水上又は地上に配置され、前記撮像装置が撮影した水中
の映像を表示する受像装置と、 前記撮像装置と前記受像装置とを接続した電気信号線と
を備え、 前記撮像装置は、 透明板を有している防水性の収納ケースと、 前記収納ケースの内部に設けられ、前記透明板を介して
見える水中の光学像を作る光学部と、 前記収納ケースの内部に設けられ、前記光学部により作
られた光学像と対応する信号電荷を作成すると共に前記
信号電荷に基づき電気信号を作成する光電変換部と、 前記収納ケースの内部に設けられ、前記光電変換部によ
り作成された電気信号を映像の電気信号に変えて前記電
気信号線に出力する信号処理部とを有し、 前記電気信号線と釣り糸が下方に移動するときにこれら
両者を結合させると共に、前記電気信号線と釣り糸が上
方に移動するときはこれら両者を分離することを特徴と
する 水中撮影装置。 - 【請求項4】 前記透明板が水底方向を向くように、前
記撮像装置の重心を調整する手段を備えていることを特
徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の水中撮影
装置。 - 【請求項5】 前記電気信号線は、所定の間隔で設けら
れた目印を有していることを特徴とする請求項1ないし
3のいずれかに記載の水中撮影装置。 - 【請求項6】 前記撮像装置は、前記収納ケースの内部
に設けられ、前記透明板の前方を照らす発光部を有して
いることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記
載の水中撮影装置。 - 【請求項7】 前記撮像装置は、前記収納ケースの外側
に設けられ、前記透明板の前方を照らす照明器具を着脱
可能に保持する手段を有していることを特徴とする請求
項1ないし3のいずれかに記載の水中撮影装置。 - 【請求項8】 前記撮像装置は、前記収納ケースの外側
に設けられ、前記撮像装置が撮影する画像の上下方向を
示す目印または突起物を有していることを特徴とする請
求項1ないし3のいずれかに記載の水中撮影装置。 - 【請求項9】 前記撮像装置の底部に、防水性を有する
ゴム又は樹脂からなる緩衝材が設けられていることを特
徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の水中撮影
装置。 - 【請求項10】 前記電気信号線と前記受像装置の間
に、前記撮像装置からの映像信号を取り出す映像信号取
出し装置を接続することを特徴とする請求項1ないし3
のいずれかに記載の水中撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11264161A JP3120979B2 (ja) | 1998-10-09 | 1999-09-17 | 水中撮影装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28765598 | 1998-10-09 | ||
JP10-287655 | 1998-10-09 | ||
JP11264161A JP3120979B2 (ja) | 1998-10-09 | 1999-09-17 | 水中撮影装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000237295A Division JP2001094851A (ja) | 1998-10-09 | 2000-08-04 | 水中撮影装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000180930A JP2000180930A (ja) | 2000-06-30 |
JP3120979B2 true JP3120979B2 (ja) | 2000-12-25 |
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ID=26546377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP11264161A Expired - Fee Related JP3120979B2 (ja) | 1998-10-09 | 1999-09-17 | 水中撮影装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3120979B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JP5674505B2 (ja) * | 2011-02-24 | 2015-02-25 | 東亜建設工業株式会社 | 水中観察装置および方法 |
KR101580908B1 (ko) * | 2013-10-10 | 2015-12-29 | 삼성중공업 주식회사 | 수중촬영장치 |
JP6716498B2 (ja) * | 2017-06-22 | 2020-07-01 | 株式会社FullDepth | アダプタ、電子機器及び電子機器を搬送する方法 |
-
1999
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