JP3120965U - 組立式紙製ポリ袋収納具 - Google Patents

Abstract

【課題】ポリ袋の大きさ毎に収納が可能となるようにし、ポリ袋の収納状況が外見より把握できるようにして、不使用時にスペースをとらない構造とし、投入と取出しを容易にする構造とした組立式紙製ポリ袋収納具の提供。
【解決手段】（イ）１つの収納具で大きさの異なる２つ収納スペースを有する構造とした。（ロ）収納具を穴あけ構造とした。（ハ）紙製の組立式構造とした。（ニ）上部を傾斜構造とし、下部の取出し口部にはポリ袋落下防止処置を図り、取出しを容易にする構造とした。
【選択図】図２

Description

本考案はスーパー、コンビニ等において買い物を行った際に商品を入れるポリ袋等を使用後に再利用することを容易にするための収納具に関するものである。

スーパー、コンビニ等における買い物時にその都度入手することになるため、従来より、家庭においては汎用の袋やボックス等において雑然と収納されていた。

（イ）布製の袋は透過性がないことから内容物の大きさや種類、或いは量の多寡が外見からは把握しにくいとの欠点があった。
（ロ）プラスチック製ボックスは透過性はあるものの、ポリ袋の収納状態が煩雑となりやすく、取り出し時に目的とするポリ袋の取出しの容易性がないとの欠点があった。
（ハ）プラスチック製ボックス等のボックスは当初よりボックス形状として作成されているため、商品としては店頭に配列した場合多くのスペースを有すること、またノベルティー品としてみた場合には提供者及び受取者とも嵩があるため持ち運び時の煩わしさがあることが欠点としてあった。
（ニ）スーパー、コンビニ等における買い物時提供されるポリ袋は商品の大きさや量によりその袋の大きさには大小があるが、一つの収納具では大小のポリ袋が混納されるため、ポリ袋の大きさが識別できない収納形式となる欠点があった。

（イ）ポリ袋の大きさ毎に収納が可能となるように１つの収納具で大きさの異なる２つ収納スペースを有する構造とした。
（ロ）ポリ袋の収納状況が外見より把握できるように、収納具を穴あけ構造とした。
（ハ）紙製の組立式とすることにより、不使用時にスペースをとらない構造とした。
（ニ）上部を傾斜構造として投入を容易とし、下部の取出し口部にはポリ袋落下防止処置を図り、取出しを容易にする構造とした。

（イ）収納部が複数あることから、ポリ袋の大きさにより収納分けが可能となることから必要とするポリ袋の識別が容易となるため、ポリ袋のリサイクル使用が促進される。
（ロ）紙製による組立式であるために、不使用時にはスペースを取らないため、店頭での販売やノベルティー品として採用され易いものとなる。
（ハ）誰でも容易に組立が可能となる紙製の組立式であり、接合のための接着剤や針等の接合部品を必要としないため環境面でも優れている。

以下に実施例を示す。実施例は現時点で最良と考えられる方法であるが、特殊な用途や内容物により形状や大きさが変わり得ることは言うまでも無い。

図１の組立式紙製ボードを用いる。
組立式紙製ボードは縦に４本の折り線を入れる。
折り線（ａ）及び（ｄ）には内容物が見えるように穴あけ部を設ける。穴あけ部は内容物の種類が識別できる程度の大きさを有することが望ましい。
両端部には左右対称部に接合用の突起部を４箇所程度設ける。突起部は楕円形状として引掛かり性の向上を図ることが望ましい。
中央部（求める２つの三角形状の大きさにより中央部は変わる）に突起物と同数の穴あけ部を設けて、両サイドの突起部を挿入することにより接合させる。
上部（最上部から２ｃｍ程度）には壁掛け用の穴を空ける。穴径の大きさは引掛かり性を考慮して５ｍｍから８ｍｍ程度が望ましい。
下部には各三角形状の筒部に２箇所づつポリ袋落下防止用の内折り部を設ける。設置位置は最下部より５ｃｍ程度の位置に幅１５ｍｍ程度、高さ２０ｍｍ程度が望ましい。
組立式紙製ボードの上辺はポリ袋の投入の容易性を考慮して、組立の仕上り形状が傾斜構造とするように左右部をＶ字形とする。

組立式ポリ袋紙製収納具の展開図である。 組立式ポリ袋紙製収納具の組立後の正面図である。

Claims (1)

1. 組立式紙製ボード（１）を折畳みかつ穴あけ部（２）に突起部（３）を差込むことにより収納具本体（４）として組立てる。収納具本体（４）は２つの三角形状の筒状からなっている。収納具本体（４）には側面に穴あけ部（５）をそれぞれ設けて中が見れる構造を有する。収納具本体（４）上部には各三角形状の筒毎に壁掛け用の１個の穴を空ける。収納具本体（４）下部には各三角形状の筒毎に２個のポリ袋落下防止のための爪形状の切込み（６）を設けている。

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