JP3120780B2 - 光ヘッド - Google Patents

光ヘッド

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JP3120780B2
JP3120780B2 JP10154316A JP15431698A JP3120780B2 JP 3120780 B2 JP3120780 B2 JP 3120780B2 JP 10154316 A JP10154316 A JP 10154316A JP 15431698 A JP15431698 A JP 15431698A JP 3120780 B2 JP3120780 B2 JP 3120780B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ヘッドに係り、特
に高密度記録再生用とコンパクトディスク再生用の2つ
機能を有する光ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、2種類のフォーマット(例え
ば、周知のコンパクトディスク(CD)規格とDVD−
RAM)で選択的に記録再生する機能を有する光ヘッド
は、基本的にそれぞれのフォーマットに対応する2つの
光学系を有している(特開平9−73654号公報、特
開平9−138967号公報など)。
【0003】図7は従来の光ヘッドの光学系の一例の構
成図を示す。同図において、高密度記録媒体(例えばD
VD−RAM)を再生する場合は、第1の半導体レーザ
1から出射された、高密度記録媒体用の波長(例えば6
50nm)の光ビームは、P(又はS)偏光波は透過
し、S(又はP)偏光波は反射する特性の偏光ビームス
プリッタ3、波長選択プリズム4、コリメータレンズ
5、1/4波長板6、立ち上げミラー7、開口制限板8
及び対物レンズ9をそれぞれ通り、記録媒体100の記
録面に集光し、直径ほぼ0.9μmのビームスポットを
形成する。
【0004】記録媒体100から反射された光は、往路
と逆向きに各光学素子を通過し、波長選択プリズム4で
波長選択された後、偏光ビームスプリッタ3で90°光
路を曲げられ、センサレンズ10を通り第1の光検出器
11に入射されて検出される。
【0005】CDを再生する場合は、光モジュール2内
の第2の半導体レーザから出射された、CD用の波長
(例えば780nm)の光ビームは、波長選択プリズム
4で光路を90°曲げられた後、コリメータレンズ5、
1/4波長板6、立ち上げミラー7、開口制限板8で開
口径をほぼ0.45に絞られ、対物レンズ9をそれぞれ
通り、記録媒体(このときはCD媒体)100の記録面
に集光し、直径ほぼ1.4μmのビームスポットを形成
する。CD媒体から反射された光は、往路と逆向きに各
光学素子を通過し、波長選択プリズム4で反射された
後、光モジュール2内の第2の光検出器に入射されて検
出される。
【0006】次に、高密度記録媒体(例えばDVD−R
AM)の記録時の動作について説明するに、第1の半導
体レーザ1から出射された、高密度記録媒体用の波長
(例えば650nm)の光ビームは、図8に示す偏光ビ
ームスプリッタ3の第1のプリズム31、透過膜33及
び第2のプリズム32を約95%は透過し、残りの約5
%は透過膜33で反射して第1のプリズム31よりパワ
ーモニタ12に導かれるように設計されている。
【0007】パワーモニタ12は、受光したビームの光
量に応じた電気信号を発生し、この電気信号を図示しな
いレーザドライバ回路におくる。レーザドライバ回路
は、レーザの発生パワーが記録モード中、常に一定にな
るようにコントロールする。このようにして、偏光ビー
ムスプリッタ3を透過した光ビームは、前述した光路を
通して記録媒体100に照射され、直径ほぼ0.9μm
のビームスポットを形成記録する。ここで、上記の光ビ
ームは情報信号で光強度が変調されており、記録媒体1
00に情報信号を記録する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、基本的にそ
れぞれのフォーマットに対応して、2つの異なる規格の
記録媒体に記録または再生する機能を有する上記の従来
の光ヘッドは、2つの光学系を有しているため、構成部
品が多く実装が複雑になると共に、外形形状も大きくな
り、また、入出力の電気信号端子の数も必然的に多く、
電気回路基板へのケーブルも大きく、光ヘッドのアクセ
ス時の負荷となっているという問題がある。
【0009】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
高密度記録時において使用レーザ出力のモニタを専用の
光検出器を用いずCD光学系の光検出器で代用すること
により、小型で入出力端子数を低減し得る光ヘッドを提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は第1のフォーマットの記録媒体に情報信号
を記録する時、又は第1のフォーマットの記録媒体から
情報信号を再生する時に第1の波長の第1の光を出射す
る第1の光源と、第2のフォーマットの記録媒体から情
報信号を再生する時にのみ第1の波長とは異なる第2の
波長の第2の光を出射する第2の光源と、第1の光が第
1面に入射し、第2の光が第2面に入射し、第1又は第
2のフォーマットの記録媒体からの反射光は第3面に入
射し、第1の光の入射時には第1の光の大部分は薄膜部
透過して第3面から出射し、かつ、残りは薄膜部で反
射してから反射部で更に反射した後、薄膜部を透過して
第2面から出射し、第2の光の入射時は薄膜部で反射し
第3面から出射し、第3面に入射した第1の波長の反
射光は、薄膜部を透過して第1面から出射し、第3面に
入射した第2の波長の反射光は薄膜部で反射して第2面
から出射する波長選択プリズムと、波長選択プリズム
第3面から取り出された第1の光は第1のフォーマット
の記録媒体の記録面に焦点一致して集光し、その記録媒
体からの第1の波長の反射光を波長選択プリズムの第3
に入射し、波長選択プリズムの第3面から取り出され
た第2の光は第2のフォーマットの記録媒体の記録面に
焦点一致して集光し、その記録媒体からの第2の波長の
反射光を波長選択プリズムの第3面に入射する光学系
と、波長選択プリズムの第1面から出射した第1の波長
の反射光を受光する第1の光検出手段と、波長選択プリ
ズムの第2面から出射した第1の光又は第2の波長の反
射光を受光する第2の光検出手段とを有し、第2の光検
出手段を第2の波長の反射光入射時は第2のフォーマッ
トの記録媒体の再生信号の検出手段として用い、第1の
光の入射時は第1のフォーマットの記録媒体への情報信
号記録時のパワーモニタの光量検出手段として用いる
成としたものである。
【0011】
【0012】本発明では、第1の光を出射して第1のフ
ォーマットの記録媒体に情報信号を記録する際に、記録
媒体から反射される前の第1の光の一部を、第2の光を
出射して第2のフォーマットの記録媒体から情報信号を
再生するときに、その第2のフォーマットの記録媒体か
らの反射光を受光する再生用光検出器にパワーモニタの
ために入射するようにしたため、第1のフォーマットの
記録媒体に情報信号を記録する際に用いられる専用のパ
ワーモニタを不要にできる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になる光ヘッドの
第1の実施の形態の構成図を示す。同図中、図7と同一
構成部分には同一符号を付してある。この実施の形態
は、波長選択プリズム14を図2に示すような構成とし
た点に特徴があり、これによりパワーモニタ12を不要
としたものである。
【0014】図1において、高密度記録媒体(例えばD
VD−RAM)に対して情報信号を記録/再生する場合
は、第1の半導体レーザ1から出射された、高密度記録
媒体用の波長(例えば650nm)の光ビームは、偏光
ビームスプリッタ3を通して波長選択プリズム14に入
射される。この波長選択プリズム14は、図2に示すよ
うに、第1のプリズム(三角プリズム)141と、第2
のプリズム(三角プリズム)142と、第1及び第2の
プリズム141及び142の対向する傾斜面の間に設け
られた薄膜部143と、第1のプリズム141の所定の
表面に加工された反射膜144とから構成されている。
なお、図2では半導体レーザ1と波長選択プリズム14
との間の偏光ビームスプリッタ3は省略してある。
【0015】これにより、波長650nmの光ビーム
は、波長選択プリズム14の第1のプリズム141を通
り、薄膜部143により95%は透過し、残りの5%は
90°方向に反射される。反射された光ビームは、反射
膜144により100%反射され、薄膜部143を大部
分透過して光モジュール2に導かれる。
【0016】光モジュール2は図3に示す如く、波長7
80nmの光ビームを出射する第2の半導体レーザ21
と、第2の光検出器22と、戻り光を光検出器22に導
くホログラム素子23と、半導体レーザ21及び光検出
器22に設けられたヒートシンク24と、これらを収納
しているケース25とより構成とされている。波長選択
プリズム14の薄膜部143を透過した、上記の波長6
50nmの光ビームは、図3の光モジュール2内のホロ
グラム素子23により回折された後、一部が光検出器2
2の受光面に入射されて、光量に応じた電気信号に変換
される。
【0017】ここで、DVD−RAMに対して情報信号
を記録する場合は、光検出器22が動作可能にコントロ
ールされ、DVD−RAMから情報信号を再生する場合
は、光検出器22が非動作となるようにコントロールさ
れる。
【0018】従って、DVD−RAMに対する情報信号
記録時は、第1の半導体レーザ1から出射され、偏光ビ
ームスプリッタ3を透過した、情報信号で光強度が変調
されている波長650nmの光ビームの一部が、光モジ
ュール2内の光検出器22により受光され、光量に応じ
た電気信号に変換されるため、光検出器22を従来の光
ヘッドにおけるパワーモニタ12として使用することが
できる。すなわち、この記録時は光検出器22の出力電
気信号は、図示しない所定の駆動回路に供給され、半導
体レーザ1の発光期間の光強度が一定となるように制御
させる。
【0019】図1に戻って説明するに、波長選択プリズ
ム14を透過した光ビームは発散光であり、コリメータ
レンズ5により平行光にされた後、1/4波長板6によ
り偏光ビームスプリッタ3との組み合わせにより光利用
率を稼ぐため、直線偏光が円偏光に変換され、更に立ち
上げミラー7により光路が90°曲げられ、更に開口制
限板8では開口を制限されることなくそのまま対物レン
ズ9に入射され、これにより集光されて記録媒体100
の記録面上に焦点一致して直径ほぼ0.9μmのビーム
スポットを形成する。
【0020】記録媒体100から反射された光は、往路
と逆向きに各光学素子を通過し、波長選択プリズム14
内の第2のプリズム142、薄膜部143及び第1のプ
リズム141を透過した後、図1の偏光ビームスプリッ
タ3で90°光路を曲げられ、センサレンズ10を通り
第1の光検出器11に入射されて検出される。再生時は
この第1の光検出器11により光電変換されて得られた
信号により再生信号等を得ることができる。
【0021】次に、CDの記録信号の再生時の動作につ
いて説明する。この場合は、従来と同様であり、光モジ
ュール2内の図3に示した第2の半導体レーザ21から
出射された、CD用の波長(例えば780nm)の光ビ
ームは、図2の構成の波長選択プリズム14の薄膜部1
43で反射されて光路を90°曲げられた後、コリメー
タレンズ5、1/4波長板6、立ち上げミラー7をそれ
ぞれ透過して開口制限板8に入射し、ここで開口径をほ
ぼ0.45に制限されて光束断面の中央部が対物レンズ
9に入射し、これにより記録媒体(このときはCD媒
体)の記録面に焦点一致して集光し、直径ほぼ1.4μ
mのビームスポットを形成する。
【0022】CD媒体から反射された光は、往路と逆向
きに各光学素子を通過し、波長選択プリズム14の薄膜
部143で反射されて90°光路を曲げられ、光モジュ
ール2内のホログラム素子23で回折され、第2の光検
出器22に入射されて検出される。このように、この実
施の形態によれば、高密度記録媒体への記録時には、C
D媒体からの反射光検出用の光検出器22をパワーモニ
タとして使用するようにしているため、従来必要であっ
た専用のパワーモニタ(図7の22)を不要にできる。
【0023】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図4は本発明になる光ヘッドの第2の実施の
形態の要部の構成図を示す。同図中、図2と同一構成部
分には同一符号を付してある。この実施の形態は、図1
の光ヘッド中の波長選択プリズム14の代わりに図4の
構成の波長選択プリズム15を用いる点に特徴がある。
【0024】図4の波長選択プリズム15は、第1のプ
リズム141の側面に平な反射面でなく、球面状反射面
151を有する点に特徴がある。この波長選択プリズム
の構造は、2つの三角プリズム141及び142の間に
薄膜部143を設け、また、外周に反射膜152を有す
る球面状部品151を三角プリズム141の側面に設け
たものである。三角プリズム141及び142、球面状
部品151は透明な光学ガラスを材料としている。
【0025】これにより、第1の半導体レーザ1から出
射された、高密度記録媒体用の波長650nmの光ビー
ム(発散光)は、偏光ビームスプリッタ3を通して、図
4の波長選択プリズム15の第1のプリズム141を通
り、薄膜部143により95%は透過し、残りの5%は
90°方向に反射される。
【0026】反射された光ビームは発散光であり、球面
状部品151の反射膜152で反射し、光モジュール2
内の図3に示した光検出器22の受光面にて受光され
る。すなわち、球面状部品151は、その反射光が光モ
ジュール2内の光検出器22の受光面に略焦点を結ぶよ
うに球面の曲率半径などが設計されている。この構造に
より、第1の実施の形態よりも光利用率を改善できる。
【0027】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。図5は本発明になる光ヘッドの第3の実施の
形態の要部の構成図を示す。同図中、図2と同一構成部
分には同一符号を付してある。この実施の形態は、図1
の光ヘッド中の波長選択プリズム14の代わりに図5の
構成の波長選択プリズム16を用いる点に特徴がある。
なお、図5では半導体レーザ1と波長選択プリズム16
との間の偏光ビームスプリッタ3は図2や図4と同様に
省略してある。
【0028】図5の波長選択プリズム16は、第1のプ
リズム161と、第2のプリズム142と、これらのプ
リズム161及び142の間に設けられた薄膜部143
とから構成されており、第1のプリズム161の所定側
面が球面状に形成されていると共に、反射膜162で被
覆されている。第1のプリズム161の球面状部分の曲
率半径は、反射光が光モジュール2内の光検出器22の
受光面に略焦点を結ぶように球面の曲率半径などが設計
されている。
【0029】すなわち、この実施の形態は図4の第2の
実施の形態の第1のプリズム141と球面状部品151
を一体化した構造である。そのため、材料も透明な光学
特性に優れた樹脂(例えば、PC、PMMA等のプラス
チック)を用いることにより、加工も射出成形が可能に
なり安価に大量生産できる。
【0030】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。図6は本発明になる光ヘッドの第4の実施の
形態の構成図を示す。同図中、図1と同一構成部分には
同一符号を付し、その説明を省略する。図6に示す実施
の形態は、CD側の光学素子としてレーザ、光検出器等
が一部品に集約された光モジュール2に代えて、波長7
80nmの光レーザを出射する半導体レーザ17と、C
D用光検出器18と、ホログラム素子19とを集約せず
に別々に設けた構成としたものである。
【0031】この実施の形態は、第1の実施の形態と同
様の動作を行う。また、この実施の形態と第2の実施の
形態、あるいは第3の実施の形態とを組み合わせること
も可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1の光を出射して第1のフォーマットの記録媒体に情
報信号を記録する際に、記録媒体から反射される前の第
1の光の一部を、第2の光を出射して第2のフォーマッ
トの記録媒体から情報信号を再生するときに、その第2
のフォーマットの記録媒体からの反射光を受光する再生
用光検出器にパワーモニタのために入射することによ
り、第1のフォーマットの記録媒体に情報信号を記録す
る際に用いられる専用のパワーモニタを不要にしたた
め、省スペースによる光ヘッドの小型化を実現できると
共に、部品削除によるコスト低減及び出力端子数減少に
よるアクセス時の負荷を従来に比し低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の要部の構成図であ
る。
【図3】図1中の光モジュールの一例の構成図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の要部の構成図であ
る。
【図5】本発明の第3の実施の形態の要部の構成図であ
る。
【図6】本発明の第4の実施の形態の構成図である。
【図7】従来の光ヘッドの一例の構成図である。
【図8】従来の光ヘッドの要部の一例の構成図である。
【符号の説明】
1、17、21 半導体レーザ 2 光モジュール 3 偏光ビームスプリッタ 5 コリメータレンズ 6 1/4波長板 7 立ち上げミラー 8 開口制限板 9 対物レンズ 10 センサーレンズ 11、18、22 光検出器 14、15、16 波長選択プリズム 19、23 ホログラム素子 24 ヒートシンク 100 記録媒体 141、142 プリズム 143 薄膜部 151 球面状部品 152、162 反射膜 161 球面状部を有するプリズム
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/12 - 7/22

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のフォーマットの記録媒体に情報信
    号を記録する時、又は前記第1のフォーマットの記録媒
    体から情報信号を再生する時に第1の波長の第1の光を
    出射する第1の光源と、第2のフォーマットの記録媒体から情報信号を再生する
    時にのみ 前記第1の波長とは異なる第2の波長の第2の
    光を出射する第2の光源と、前記第1の光が第1面に入射し、前記第2の光が第2面
    に入射し、前記第1又は第2のフォーマットの記録媒体
    からの反射光は第3面に入射し、前記第1の光の入射時
    には該第1の光の 大部分は薄膜部を透過して前記第3面
    から出射し、かつ、残りは前記薄膜部で反射してから反
    射部で更に反射した後、前記薄膜部を透過して前記第2
    面から出射し、前記第2の光の入射時は前記薄膜部で
    射して前記第3面から出射し、前記第3面に入射した前
    記第1の波長の反射光は、前記薄膜部を透過して前記第
    1面から出射し、前記第3面に入射した前記第2の波長
    の反射光は前記薄膜部で反射して前記第2面から出射す
    波長選択プリズムと、 前記波長選択プリズムの前記第3面から取り出された
    記第1の光は前記第1のフォーマットの記録媒体の記録
    面に焦点一致して集光し、その記録媒体からの前記第1
    の波長の反射光を前記波長選択プリズムの前記第3面
    入射し、前記波長選択プリズムの前記第3面から取り出
    された前記第2の光は前記第2のフォーマットの記録媒
    体の記録面に焦点一致して集光し、その記録媒体からの
    前記第2の波長の反射光を前記波長選択プリズムの前記
    第3面に入射する光学系と、 前記波長選択プリズムの前記第1面から出射した前記第
    1の波長の反射光を受光する第1の光検出手段と、 前記波長選択プリズムの前記第2面から出射した前記第
    1の光又は前記第2の波長の反射光を受光する第2の光
    検出手段とを有し、前記第2の光検出手段を前記第2の
    波長の反射光入射時は前記第2のフォーマットの記録媒
    体の再生信号の検出手段として用い、前記第1の光の入
    射時は前記第1のフォーマットの記録媒体への情報信号
    記録時のパワーモニタの光量検出手段として用いること
    を特徴とする光ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記波長選択プリズムは、前記第1の光
    が入射し前記第1の 波長の反射光が出射する前記第1面
    を有する第1の三角プリズムと、前記第2の光が入射
    し、前記第1の光又は前記第2の波長の反射光を出射す
    る前記第2面と、前記第1又は第2の波長の反射光が入
    射し、前記第1の光の大部分又は前記第2の光が出射す
    る前記第3面を有する第2の三角プリズムとを有し、前
    記薄膜部は、前記第1及び第2の三角プリズムの対向す
    る傾斜面の間に設けられ、前記反射部は、前記薄膜部に
    より反射された前記第1の光を反射し該薄膜部を透過し
    前記第2面から出射するように、前記第1の三角プリ
    ズムの所定の側面に形成されていることを特徴とする請
    求項記載の光ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記波長選択プリズムは、前記第1の光
    入射し前記第1の波長の反射光が出射する前記第1面
    を有する第1の三角プリズムと、前記第2の光が入射
    し、前記第1の光又は前記第2の波長の反射光を出射す
    る前記第2面と、前記第1又は第2の波長の反射光が入
    射し、前記第1の光の大部分又は前記第2の光が出射す
    る前記第3面を有する第2の三角プリズムとを有し、前
    記薄膜部は、前記第1及び第2の三角プリズムの対向す
    る傾斜面の間に設けられ、前記反射部は、前記薄膜部に
    より反射された前記第1の光を反射し該薄膜部を透過し
    前記第2面から出射するように、前記第1の三角プリ
    ズムの所定の側面に球面状反射部品により形成されてい
    ことを特徴とする請求項記載の光ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記波長選択プリズムは、前記第1の光
    入射し前記第1の波長の反射光が出射する前記第1面
    を有する第1の三角プリズムと、前記第2の光が入射
    し、前記第1の光又は前記第2の波長の反射光を出射す
    る前記第2面と、前記第1又は第2の波長の反射光が入
    射し、前記第1の光の大部分又は前記第2の光が出射す
    る前記第3面を有する第2の三角プリズムとを有し、前
    記薄膜部は、前記第1及び第2の三角プリズムの対向す
    る傾斜面の間に設けられ、前記反射部は、前記薄膜部に
    より反射された前記第1の光を反射し該薄膜部を透過し
    前記第2面から出射するように、前記第1の三角プリ
    ズムに形成された球面状反射部により構成されている
    とを特徴とする請求項記載の光ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記第2の光検出手段は、前記波長選択
    プリズムにより反射された前記第1の光又は前記第2の
    波長の反射光が入射するホログラム素子と、該ホログラ
    ム素子により回折された光を受光する光検出器とを有
    し、前記第2の光を前記ホログラム素子を通して出射す
    る前記第2の光源と共に光モジュールを構成しているこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項記載
    の光ヘッド。
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