JP3120681U

JP3120681U - 肩脚

Info

Publication number: JP3120681U
Application number: JP2006000604U
Authority: JP
Inventors: 信弥岡本
Original assignee: 信弥岡本
Priority date: 2006-01-04
Filing date: 2006-01-04
Publication date: 2006-04-20
Anticipated expiration: 2016-01-04

Abstract

【課題】三脚を使用せず、安定したカメラ撮影を実現する肩脚を提供する。
【解決手段】角度と長さ調整のできる脚材にカメラ固定用の雲台と肩に載せる為の肩パットを設けた肩脚を使用する。
【選択図】図１

Description

この発明は、ビデオカメラ及びカメラに用いる人体へ据付型装置に関する。

従来の三脚や一脚は地面に置いて固定させるものである。

しかしながら、以上の技術によれば、イベント、運動会、卒業式等においての観覧席又は来賓席からの撮影は、安定した画像で長時間の撮影が求められる為、三脚や一脚を設置すべく最前列と据え置く場所の確保が必要であるが、殆どの人は場所の確保が困難な為、後ろからカメラを高い位置へ持ち上げて、前の人を避けての撮影になり、手ぶれ修正機能を備えたカメラにおいても、修正許容範囲を超えてしまい安定した撮影が難しく、また、腕の疲労により撮影自体や長時間の撮影を断念せざるをえなかった。
そこで、この発明は、三脚を使用せず、また、カメラを高い位置に持ち上げての撮影による手ぶれ防止と腕の疲労を軽減し、安定したカメラ撮影を実現する肩脚を提供することを課題とする。

考案が解決するための手段

以上の課題を解決するために、第一発明は、肩脚本体と肩脚本体上部に一般的な三脚で使用されている調整機能が付いた雲台、肩脚本体下部に角度調節できる肩パットを付けることを特徴とする肩脚である。
第二発明は、肩脚本体はヒンジ部のネジにより、角度調整ができることを特徴とする肩脚である。
第三発明は、状況や使用する人に合わせるために、肩脚本体を数段階に長さ調整できることを特徴とする肩脚である。

考案の効果

第一発明、第二発明、第三発明によれば、カメラを雲台に固定した肩脚を肩に据付けての撮影なので、手ぶれ防止と腕の疲労を軽減することにより、安定した画像で長時間の撮影が可能となる。

この発明の一実施形態を、図１に示す。
図１に示すように、肩脚は長さが数段階に調整できる二本の棒状の脚材（１）、（２）と、二本の棒状の脚材（１）、（２）を直列に連結するヒンジ部（３）と、ヒンジ部（３）の角度調整をおこなうネジ（４）から構成される肩脚本体（イ）があり、肩脚本体（イ）の上部は、一般の三脚に使用される調整機能が付いた雲台（５）と、肩脚本体（イ）の下部は、肩に載せて角度調整が可能な器具（６）で接続された肩パット（７）からなる。

斜視図

符号の説明

イ肩脚本体
１棒状の脚材
２棒状の脚材
３ヒンジ
４ネジ
５雲台
６角度調整が可能な器具
７肩パット

Claims

ビデオカメラ及びカメラ（以下「カメラ」という。）を撮影時に肩に載せる為の装置であって、肩に当てる肩パットと、肩パットから上方に延びて設けられている棒状の脚部（以下「肩脚本体」という。）と、この肩脚本体の上部に設けられているカメラを固定する雲台と、を有することを特徴とする肩脚。
前記肩脚本体は、二本の棒状の脚材を直列に連結するヒンジ部と、このヒンジ部の緩みを調整して、前記ヒンジ部の角度調整ができるネジと、を有することを特徴とする請求項１に記載の肩脚。
前記肩脚本体は、各々の長さが数段階に調整できることを特徴とする請求項２に記載の肩脚。