JP3120542U - 複合材のバット - Google Patents

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Abstract

【課題】打撃力を分断することなく伝達し、打撃効果を高める複合材のバットを提供する。
【解決手段】複合材のバット1は、中空のバットで、バット本体2内部にバネ5を嵌入する。このバネとバット本体はしっかり嵌りながら接触しない状態を形成し、球がバットに当たった瞬間、バネが変形してエネルギーの伝達を分断することがない。バネが変形することによって、発生した反発力は球を更に遠くへ飛ばし、打撃効果を高める。
【選択図】図3

Description

本考案は、複合材のバットに関するもので、打撃力を分断することなく伝達し、打撃効果を高める構造である。
健康な体でいるためには、食事に注意を払う以外に、運動をすることが大切である。様々な運動の中でも、野球は広く受け入れられているスポーツであるが、プロ野球選手の場合、木製バットを使用することが定められ、打撃力は選手自身の技術と力の大きさによって決まる。しかし、アマチュアの選手は、アルミ製もしくは複合材のバットを使用してもよいことになっている。アルミ製のバットは、アルミ材を一体成型し、中が空洞であるため、反発係数が高く、反発係数が高ければ高いほど、反発力は高まる。アルミ製のバットは弾力性が高いため、球を遠くまで飛ばすことができるが、耐性が弱く、速球を打つと、大きな力を受けて、凹んでしまう。その凹んだバットを使用し、その凹んだ箇所に球が当たると、飛ぶ方向が不確実になってしまう。
別に複合材のバットに関しては、図1、2に示すとおり、中空のバットで、複合材料を織り編みした繊維帯を芯に巻きつけている。金型に空気を入れ、加熱して加圧成型する。図に示すとおり、単一層の構造で、バット本体1の硬度が向上する反面、反発係数がアルミ製より下がる。打撃による凹みの確立は下がるものの、弾力がアルミ製より劣るため、飛行距離は短くなり、打撃効果が下がってしまう。更に、硬度が高くなる分、衝撃が大きすぎた場合、亀裂現象が発生する。
解決しようとする問題点は、複合材のものは硬度がアルミ製より高いものの、反発係数が落ちて打撃効果が下がり、且つ打撃力が強力な場合、折れてしまうこともある点である。
本考案は、中空のバットで、バット本体内部にバネを嵌入する。このバネとバット本体はしっかり嵌りながら接触しない状態を形成し、球がバットに当たった瞬間、バネが変形してエネルギーの伝達を分断することがない。バネが変形することによって、発生した反発力は球を更に遠くへ飛ばし、打撃効果を高めることを最も主要な特徴とする。
本考案の複合材のバットは、打撃力を分断することなく伝達し、打撃効果を高めるという利点がある。
以下、本考案の実施例について、図面を参照しながら説明する。
図3,4に示すとおり、本考案は、バット本体2、頭部3、末端部4及びバネ5から構成される。そのうち、バネ5はコイル状バネで、その外径は、バット本体2の内径に相当する。各部品をそれぞれ成形した後、図5に示すとおり、バネ5が引っ張られて外径が縮小し、バット本体2の中空箇所にスムーズに納置する。またバット本体2内部に入れると、バネ5は弾力を回復して形状が渦巻き状に戻り、図4に示すとおり、バット本体2の内壁にしっかり嵌りながら、接触はしていない状態になる。バット本体2は、上方が同じ外径が一定の長さがあり、その後は、下に向かうにつれて外径が小さくなり、このため、バネ5の下方は係止状態を形成する。次に頭部3及び末端部4を各々バット本体2の上側及び下側に設置し、バットの組立が完成する。バネ5の上方は頭部3が入ることによって、バット本体2内部の比較的小さい外径の凸管に押さえられ、バネ5を定位させて上下に動かないようにする。
本考案のバットは、バット本体2の内部にしっかりと嵌りながら、接触しないバネ5が嵌めこまれるため、球がバットに当たった瞬間、バネ5はその衝撃力を受けて変形し、エネルギーの伝達を妨げない。そのため、バネの変形によって反発力が発生し、硬度が高くなるだけでなく、同時に反発係数も高め、球を遠くへ飛ばす効果を具える。
図6に示すとおり、バット本体2とバネ5の間に、更にプラスチック材の中間層6を被せる。テストにより、その厚みは0.2mm〜0.5mmが最も適する。更にバット本体2の内壁、中間層6及びバネは、しっかり嵌りながら接触しない状態で、これによって球を打った瞬間、中間層6及びバネ5が衝撃を受けて変形し、エネルギーの伝達を中断することない。そして中間層6及びバネ5の変形によって反発力が発生し、硬度が向上するだけでなく、同時に反発係数を高め、球を遠くへ飛ばす効果を具える。
公知の複合材のバット立体図である。 公知の複合材のバット断面図である。 本考案実施例の分解図である。 本考案実施例の断面図である。 本考案バネが嵌入された状態指示図である。 本考案別の実施例の断面図である。
符号の説明
1 バット
2 バット本体
3 頭部
4 末端部
5 バネ
6 中間層

Claims (2)

  1. 中空のバットで、バット本体の上下にそれぞれ頭部及び末端部を設置する複合材のバットにおいて、
    バット本体の内部に外径がバット本体内径に等しいバネを嵌入し、且つバネとバット本体内壁はしっかり嵌りながら接触しない状態を形成することを特徴とする複合材のバット。
  2. 中空のバットで、バット本体の上下にそれぞれ頭部及び末端部を設置する複合材のバットにおいて、
    バット本体の内部にバネを嵌入し、バネ及びバット本体内壁の間に中間層を被せ、且つバット本体の内壁、中間層及びバネはしっかり嵌りながら接触しない状態を形成することを特徴とする複合材のバット。
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