JP3120380U - 浴槽の蓋 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造コストを抑えると同時に、保温性や断熱性、そして剛性に優れる浴槽の蓋を提供する。
【解決手段】本考案の浴槽の蓋は、板40、断熱片42、該板40四周に設ける補強片50、及びフレーム60より構成され、該板40は内部が空洞を呈し、中間には一体成型によって複数の補強リブ41が設置され、該断熱片42は浴槽の蓋の断熱効果をもたらすことを可能とする補強リブ41内の間を通って設置される中身が詰まった棒状の型材で、該補強片50は剛性を高めるべく該板40の四周より空洞部に嵌合される空洞若しくは中身が詰まった棒状を呈し、該フレーム60は匸の字形の棒状を呈し該板40の四周を包囲して全体を完成させることを特徴とする。
【選択図】 図4
【解決手段】本考案の浴槽の蓋は、板40、断熱片42、該板40四周に設ける補強片50、及びフレーム60より構成され、該板40は内部が空洞を呈し、中間には一体成型によって複数の補強リブ41が設置され、該断熱片42は浴槽の蓋の断熱効果をもたらすことを可能とする補強リブ41内の間を通って設置される中身が詰まった棒状の型材で、該補強片50は剛性を高めるべく該板40の四周より空洞部に嵌合される空洞若しくは中身が詰まった棒状を呈し、該フレーム60は匸の字形の棒状を呈し該板40の四周を包囲して全体を完成させることを特徴とする。
【選択図】 図4
Description
本考案は断熱型の浴槽の蓋に係り、特に浴槽上に設置し、浴槽内の湯の温度が下がるのを効果的に防止する浴槽の蓋に関わる。
浴槽内の湯が冷めるのを防止するべく、従来では図1から図3に示すような浴槽の蓋で保温効果を提供しているが、こういった蓋には発泡スチロール10を主体とし、該発泡スチロール10上下各面にはプラスチック(あるいはアルミ)板20が貼設され、四周をフレーム30で覆う構造が主流となっている。
実開平6−36477号公報
しかし上述のような浴槽の蓋は、その構造から剛性に劣り、熱湯の温度の影響により変形し易く、浴槽と蓋との間に隙間ができて温度が逃げ易くなり、また発泡スチロールとプラスチックの板とを貼り合わせる作業にも人件費がかかる等、改善の余地がまだあることが言える。上述の欠点に鑑み、製造コストを抑えると同時に保温性や断熱性に優れる本考案の浴槽の蓋を提供する。
上記課題を解決するために、本考案は、板、断熱片、該板四周に設ける補強片、及びフレームより構成される浴槽の蓋において、前記板は内部が空洞を呈し、中間には一体成型によって複数の補強リブが設置され、前記断熱片は浴槽内の水温の低下を予防し、浴槽の蓋の断熱効果をもたらすことを可能とし、補強リブ内の間を通って設置されてなる中身が詰まった棒状の型材で、前記補強片は剛性を高めるべく該板の四周より空洞部に嵌合されるものであり、空洞若しくは中身が詰まった棒状を呈し、前記フレームは匸の字形の棒状を呈しており、該板の四周を包囲して全体を完成させ、蓋の断熱効果及び剛性を高めると同時に浴槽内の水温により変形を来たすのを防止しすることで蓋と浴槽間の気密性を高め、浴槽内の湯に優れた保温及び断熱効果を提供することを特徴とする浴槽の蓋を提供する。
本考案によると、板の内部が空洞を呈していることで優れた断熱効果、つまり浴槽内の湯を効果的に保温し、また板内に設けられた補強リブの間は断熱片が通って設置されることにより断熱効果をもたらし、さらに剛性が高められると同時に熱による蓋の変形も防止され、蓋と浴槽との密閉性が高められることにより保温及び断熱の効果を確実なものにし、製造においては板が一体成形してなり、断熱片が通して設置されてなる補強片の組み立ての際は接着及び嵌合のみと容易でコストも最低限に抑えられ、廃棄処理をする時には断熱片及び補強片を取り除くのみで環境保護に対応したものとなる等、多くの利点を提供することができる。
図4から図6に示すように、本考案は主に板40を含み、該板40四周の補強片50、フレーム60を含む。該板40は内部が空洞を呈したプラスチック板であり、該板40内には一体成形により補強リブ41が形成される。図6に示されるように、断熱片42は中身が詰まった棒状を呈しており、板40の補強リブ41内を通って設置されてなり、湯の温度の低下を防ぐために断熱効果を具える発泡素材等を用いることが出来る。該補強片50においては、内部が空洞を呈しているもの、若しくは中身の詰まったものとし、材質はグラスファイバー強化プラスチック、或いはカーボンファイバープラスチック等、若しくはアルミやステンレス等で一体整形されたものであり、形状においては方形、円形、若しくは任意の形状を呈したものとする。該補強片50は少なくとも該板40四周の該板40上下間に嵌合されることで、浴槽の蓋の剛性を高めるものとする。該フレーム60においては、細長い形状を呈しており、弾力を具有するプラスチック等により形成され、該フレーム60で該板40の四周を包囲することで浴槽の蓋を完成させる。
10 発泡スチロール板
20 プラスチック板(或いはアルミ板)
30 フレーム
40 板
41 補強リブ
42 断熱片
50 補強片
60 フレーム
20 プラスチック板(或いはアルミ板)
30 フレーム
40 板
41 補強リブ
42 断熱片
50 補強片
60 フレーム
Claims (1)
- 板、断熱片、該板四周に設ける補強片、及びフレームより構成される浴槽の蓋において、
前記板は内部が空洞を呈し、中間には一体成型によって複数の補強リブが設置され、
前記断熱片は浴槽内の水温の低下を予防し、浴槽の蓋の断熱効果をもたらすことを可能とし、補強リブ内の間を通って設置されてなる中身が詰まった棒状の型材で、
前記補強片は剛性を高めるべく該板の四周より空洞部に嵌合されるものであり、空洞若しくは中身が詰まった棒状を呈し、
前記フレームは匸の字形の棒状を呈しており、該板の四周を包囲して全体を完成させ、
蓋の断熱効果及び剛性を高めると同時に浴槽内の水温により変形を来たすのを防止することで蓋と浴槽間の気密性を高め、浴槽内の湯に優れた保温及び断熱効果を提供することを特徴とする浴槽の蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006000242U JP3120380U (ja) | 2006-01-16 | 2006-01-16 | 浴槽の蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006000242U JP3120380U (ja) | 2006-01-16 | 2006-01-16 | 浴槽の蓋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3120380U true JP3120380U (ja) | 2006-03-30 |
Family
ID=43470553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006000242U Expired - Fee Related JP3120380U (ja) | 2006-01-16 | 2006-01-16 | 浴槽の蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3120380U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018193873A1 (ja) * | 2017-04-20 | 2018-10-25 | アイリスオーヤマ株式会社 | 化粧縁付ボード |
-
2006
- 2006-01-16 JP JP2006000242U patent/JP3120380U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2018193873A1 (ja) * | 2017-04-20 | 2018-10-25 | アイリスオーヤマ株式会社 | 化粧縁付ボード |
JP2018175710A (ja) * | 2017-04-20 | 2018-11-15 | アイリスオーヤマ株式会社 | 化粧縁付ボード |
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