JP3119727B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3119727B2
JP3119727B2 JP04224514A JP22451492A JP3119727B2 JP 3119727 B2 JP3119727 B2 JP 3119727B2 JP 04224514 A JP04224514 A JP 04224514A JP 22451492 A JP22451492 A JP 22451492A JP 3119727 B2 JP3119727 B2 JP 3119727B2
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image forming
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原 秀 明 栗
田 喜 徳 持
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子写真方式の
プリンタや複写機に適用される画像形成装置に関する。
【0002】また、電子写真方式やインクジェット方式
のプリンタ、複写機等の画像形成装置に関する。
【0003】
【従来の技術】
〔第一従来例〕カラー電子写真複写装置の一例を図9に
基づいて簡単に説明すると、第1,第2,第3及び第4
画像形成部署500〜503が並設される。画像形成部
署500〜503はそれぞれ専用の像担持体としての電
子写真感光ドラム504〜507を具備する。
【0004】感光ドラム504〜507は、その外周側
に潜像形成部508〜511、現像部512〜515、
クリーニング部516〜519がそれぞれ配置される。
【0005】更に、各画像形成部署500〜503の下
方には転写材としての記録材を各転写位置へ搬送するた
めの無端状の搬送ベルト520が配置され、搬送ベルト
520はローラ521へ掛け回してある。また、搬送ベ
ルト520の内方には転写用放電部522〜525が配
置される。
【0006】しかる構成にて、先ず第一画像形成部署5
00の感光ドラム504上に潜像形成部508により画
像情報に基づいてシアン成分色の潜像が形成される。前
記潜像は、現像部512のシアントナーを有する現像剤
で可視画像とされる。記録材526はカセット527か
ら給送され、更にレジストローラ528をへて搬送ベル
ト520上に送られ、転写放電部522により画像は記
録材526に転写される。
【0007】一方、上記の様にシアン画像が記録材に転
写されている間に、第2画像形成部署501ではマゼン
タ成分色の潜像が形成され、続いて現像部513でマゼ
ンタトナー像は、上記の第1画像形成部署500での転
写が終了した記録材526の所定位置に重ねて転写され
る。
【0008】以下、上記と同様な方法により第3,第4
画像形成部署502,503によってイエロー色、ブラ
ック色の画像形成が行われ、上記同一の記録材526に
前記イエロー色、ブラック色が所定位置に更に重ねて転
写される。
【0009】この様な、画像形成プロセスが終了する
と、記録材526上の画像は定着部528で定着され、
多色画像を完成する。
【0010】ここで、搬送ベルト520はポリエチレン
テレフタレート樹脂フィルムシート(PETシート)
や、ポリフッ化ビニリデン樹脂フィルムシートや、ポリ
ウレタン樹脂フィルムシート等の誘電体樹脂製のフィル
ムであり、その両端部を互いに重ね合わせて接合し、エ
ンドレス形状にしたものが用いられている。
【0011】そして、接合部529があると、当該部分
の厚さは他の部分と異なる。このため、接合部529に
当たる場所で記録材526を保持したまま転写を行う
と、その接合部529に重なった部分はその周囲と物理
的な特性、即ち、感光ドラム504〜507との接触圧
力が異なるため、転写電界がその周囲と異なる。その結
果ライン状の濃度ムラとして現れ画像不良が生じる。
【0012】そこで、接合部529に記録材526を乗
せないため、接合部529を検知して、記録材526を
乗せるタイミングを調整する方法が提案されている。こ
の接合部529の検知のために、図10のように通常搬
送ベルト520に厚さ方向に穴530をあけたものが用
いられている。
【0013】穴530を実際に検知する手段としては、
搬送ベルト520をはさんで上下に発光部531、受光
部532を設けてある。そして、発光部531からの光
が穴530を通過して受光部532が通過光を検知でき
た時間から逆算して接合部529を求める。 〔第二従来例〕従来より種々の形式のカラー画像形成装
置が提案されているが、その1つに、各々の色の現像剤
毎に複数の画像ステーションを設け、各画像ステーショ
ンにおいて、感光ドラムに周知の画像形成プロセスにて
各色毎の顕画像を形成し、これら顕画像を外部から供給
される記録材たる転写材に順次転写し、一括定着してカ
ラー画像を得る電子写真方式のカラー画像形成装置があ
る。
【0014】この場合、転写材は搬送性の点から搬送方
向下流に位置する搬送ローラとしての駆動ローラとその
他の従動ローラに架張された薄肉のベルト体たる搬送ベ
ルト上に載置される。そして、搬送ベルトの循環移動に
より各画像ステーションへ順次搬送され、各感光ドラム
上に形成された顕画像がこの転写材に順次転写される。
一方、搬送ベルトの駆動ローラとしては摩擦力により搬
送ベルトを駆動する為、摩擦係数が大きく、又、搬送ベ
ルトに傷をつけない構成として通常ゴムローラを用いる
ことが良いとされている。
【0015】このように複数の画像形成ステーションが
並置される画像形成装置では、同一の転写材の同一面上
に画像を順次転写するので、各画像ステーションにおけ
る転写画像位置が理想位置からずれると、色味の違いす
なわち色ずれとなり、画像品位を低下させるという問題
があり従来より色ずれを改善する提案がなされている。
しかし、この色ずれに対しては、さまざまな要因があり
全てを解決するには至ってない。
【0016】色ずれの形態の一つとして図11に示した
ような色ずれが発生する。図において、矢印A方向が転
写材400の搬送方向であり、画像m0 の先端(トッ
プ)から矢印A方向に全面で画像m2 が一様なずれが生
じている(以後トップマージンずれと称す)。この原因
としては、以下の点があげられる。
【0017】 各画像ステーションの露光位置から、
転写位置までの感光ドラム周表面長さの精度不一致。
【0018】 各ステーション間隔の精度不一致。
【0019】 各感光ドラム回転角速度の不一致。
【0020】 搬送ベルトの移動速度の変動。
【0021】この対策としては、それぞれの精度アップ
及びにおいては同一の駆動源により全ての感光ドラム
を駆動する等の提案がなされ、さらに、デジタル方式の
露光手段(例えばレーザービーム)を用いて、その露光
タイミングを装置ごとに可変とし、これを調整すること
によってトップマージンずれをなくすことも実施されて
いる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
〔第一従来例〕搬送ベルト520は穴530によって面
方向の剛性が低下している。このため、長時間搬送ベル
ト520を循環移動して引張荷重が加わった場合、穴5
30の周辺に応力集中が発生する。その結果、搬送ベル
ト520が疲労により破損し、搬送機能が低下する。ま
た、応力集中により穴530が拡大・変形し検知精度が
低下する。その結果、画像の転写不良が発生する。
【0023】更にまた、穴530をトナーが通過して周
辺に飛散したり、搬送ベルト520の内方へ侵入したり
する。その結果、トナーが転写放電部522〜525に
付着して画質が低下したり、トナーがローラとベルトと
の間に入り、搬送ベルト520の循環移動阻害等の問題
があった。 〔第二従来例〕しかしながら従来の対策及び提案につい
ては、不十分な点があった。それは温度の問題であり、
先に述べた原因の他に装置内の昇温及び装置の設置され
た囲りの環境温度の変化によりトップマージンずれが発
生するということである。
【0024】即ち、搬送ローラを構成するゴムの線膨張
係数は、装置を構成する金属材料のそれに比べて非常に
大きいため、駆動ローラ径は温度変化によって他の要素
に比べ大きく変化し従って、記録材の搬送速度が変化す
る。これにより、記録材の各画像ステーションへの到達
所要時間が温度によって異なることとなり、その結果と
して色ずれが発生する。
【0025】具体的には機内温度の温度上昇を△T[d
eg],各画像ステーション間隔をL(mm),駆動ロー
ラの線膨張係数をα1 ,各画像ステーションの支持部材
の線膨張係数をα2 とすると、発生するトップマージン
ズレ△lは次式で表わされる。
【0026】△l[mm]=△T・L(α1 −α2 ) つまり駆動ローラの線膨張係数α1 と支持部材の線膨張
係数α2 がα1 =α2の時△l=0となる。しかしなが
ら通常上記支持部材は金属材料であり、ゴムの線膨張係
数は金属材料の線膨張係数の約10〜20倍である為ト
ップマージンズレ△lは非常に大きくなる。なおここで
いう駆動ローラの線膨張係数α1 とは、温度がT[de
g]上昇した時、ローラの径DがD´になったとき α1 =D´−D/DT[/deg] で表わされるものとする。 〔第一発明の目的〕第一従来例の課題を解決するための
もので、搬送ベルトの面方向の剛性を確保し、しかもト
ナーの飛散を防止する必要のない画像形成装置を提供す
ることを目的としている。
【0027】また他の目的は、搬送ベルトが循環方向に
直交する方向に移動したことを検知することのできる画
像形成装置を提供することにある。 〔第二発明の目的〕第二従来例の課題を解決するための
もので、昇温時に搬送ローラが拡径することを防止でき
る画像形成装置を提供する。
【0028】
【課題を解決するための手段】〔第一発明〕現像剤によ
る画像を保持する像担持体と、画像が転写される転写材
を保持する搬送ベルトとを近接配置し、搬送ベルトは両
端を接合して無端状に成形してあり、転写材を循環移動
して転写材を搬送する構成とした画像形成装置におい
て、前記搬送ベルト接合部に対応する、前記搬送ベル
トの表面に貼着された厚さ50μm以下のマークを設
け、搬送ベルトの近傍にはマークを検知する検知手段を
設けた。
【0029】また、前記マークは搬送ベルトの表面とは
反射率が異なる構成であり、検知手段はマークを光学的
に検知する構成である。
【0030】
【0031】また、前記マークは接着層と光反射層とを
有し、光反射層の表面を透明保護フィルムで被覆されて
いる。
【0032】また、前記検知手段は、発光部と受光部と
を有する反射型のセンサーであり、反射光量によってマ
ークを検知する構成である。
【0033】また、現像剤による画像を保持する像担持
体と、画像が転写される転写材を保持する搬送ベルトと
を近接配置し、搬送ベルトは両端を接合して無端状に成
形してあり、転写材を循環移動して転写材を搬送する構
成とした画像形成装置において、前記搬送ベルトに、接
合部に対応するマークを設け、搬送ベルトの近傍にはマ
ークを検知する検知手段を設け、前記検知手段は、循環
移動方向に対して直交する方向に搬送ベルトが移動した
ことを検知できる構成である。〔第二発明〕複数の画像
を形成するために配列した複数の画像ステーションと、
前記複数の画像が転写される記録材を保持する無端状の
搬送ベルトとを近接配置し、搬送ベルトを複数の画像ス
テーションの配列方向に沿って循環移動するために該搬
送ベルトを掛け回した複数の搬送ローラを設けた画像形
成装置において、前記搬送ローラが金属層と、該金属層
の外周側に固着した円筒状のゴム層とを有し、搬送ロー
ラの半径をRとし、ゴム層の径方向の厚みをBとしたと
き、B/R≦0.1なる関係を満足した。
【0034】
【作用】〔第一発明〕像担持体の画像は搬送ベルトによ
って保持・搬送される転写材へと転写される。検知手段
によって検知されるのは搬送ベルトのマークであるた
め、搬送ベルトその面剛性が確保される。また、搬送ベ
ルトに穴などは存在しないから、現像剤の飛散や侵入も
ない。また、マークの厚さは50μm以下であるため、
転写材と像担持体との接触圧力の相違が発生しにくい。
【0035】検知手段は、搬送ベルトの表面とマークと
の反射率の相違によりマークを検知する。
【0036】検知手段は粘着シールを検知する。
【0037】
【0038】検知手段の発光部から発せられた光は、マ
ークによって反射され、これを受光部で受光することで
マークを検知する。
【0039】検知手段は、搬送ベルトが循環移動方向に
対して直交して移動したことを検知できる。 〔第二発明〕搬送ローラの半径R、ゴム層の径方向の厚
みBとがB/R≦0.1の関係にあるため、温度上昇時
にゴム層が膨張しようとしても該膨張が金属層によって
拘束される。
【0040】
【実施例】
〔第一発明〕 (第一実施例)以下、本発明に係る画像形成装置の実施
例を図面に即して詳しく説明する。本発明はカラー電子
写真プリンタに具現化されている。つまり、本実施例に
て画像形成装置は装置本体10内に画像形成部署Pa,
Pb,Pc,Pdが配置され、前記画像形成部署Pa〜
Pdの下方に駆動ローラ12、従動ローラ11、テンシ
ョンローラ7bを設けてある。ローラ7b,11,12
には接合部としての継ぎ目80を有する無端状の搬送ベ
ルト8が掛け回され、前記搬送ベルト8は矢印方向に循
環移動される。搬送ベルト8の右側(給紙側)にはレジ
ストローラ13が配置される。
【0041】搬送ベルト8の上方に並設された第1,第
2,第3,第4画像形成部署Pa,Pb,Pc,Pdは
像担持体としての感光ドラム1a,1b,1c,1dを
有し、前記感光ドラム1a,1b,1c,1dのそれぞ
れの上部左側に帯電器15a,15b,15c,15d
が設けられる。
【0042】又、感光ドラム1a,1b,1c,1dは
その上部にレーザービームスキャナ16a,16b,1
6c,16dがそれぞれ配設される。これらレーザービ
ームスキャナ16a,16b,16c,16dは半導体
レーザー、ポリゴンミラー、fθレンズ等からなり、電
気デジタル画像信号の入力を受け、その信号に対応して
変調されたレーザービームを帯電器15a,15b,1
5c,15dと現像器3a,3b,3c,3dとの間で
感光ドラム1a,1b,1c,1dの母線方向に走査露
光するように形成されている。
【0043】また感光ドラム1a〜1dの周囲にはクリ
ーニング部5a〜5dを設けてある。更に搬送ベルト8
0の内方には、感光ドラム1a〜1dに対応して転写帯
電部4a〜4dを設けてある。
【0044】しかる構成にて、先ず第一画像形成部署P
aのレーザービーム16aにより、感光ドラム1a上に
画像情報に基づいてシアン成分色の潜像が形成される。
前記潜像は、現像部3aのシアントナーを有する現像剤
で可視画像とされる。一方記録材6はカセット60から
給送され、更にレジストローラ13をへて搬送ベルト8
上に送られ、前記画像は転写帯電部4aにより記録材6
に転写される。
【0045】また、上記の様にシアン画像が記録材6に
転写されている間に、第2画像形成部署Pbではマゼン
タ成分色の潜像が形成され、続いて現像部3bでマゼン
タトナー像は、上記の第1画像形成部署Paでの転写が
終了した記録材6の所定位置に重ねて転写される。
【0046】以下、上記と同様な方法により第3,第4
画像形成部署Pc,Pdによってイエロー色、ブラック
色の画像形成が行われ、上記同一の記録材に前記イエロ
ー色、ブラック色が所定位置に更に重ねて転写される。
【0047】この様な、画像形成プロセスが終了する
と、記録材6上の画像は定着部7で記録材に定着され、
多色画像を完成するとともに排紙口14から外部へ排出
される。一方、転写が終了した各感光ドラム1a,1
b,1c,1dはクリーニング部5a,5b,5c,5
dにより残留トナーが除去され、引き続き行われる次の
潜像形成に備えられる。
【0048】以上が画像形成をする場合の主なシーケン
スであるが、複数回の多重転写工程により高画質を得る
場合には、画像濃度や転写効率等が原因となる各々の画
質のバランスが大切となる。そこで、例えば、各々のド
ラムに電位センサーをつけ調整したり、転写ベルトを駆
動してあらかじめ除電及びまたはクリーニングを行う等
の準備動作がよく行われる。ここではこれを前回転シー
ケンスと称する。
【0049】一方、搬送ベルト80のクリーニング手段
としては一般にブレード系とブラシ系が主である。前者
はクリーニング時、振動がすくないため、常時当接して
いても画像むらにあまり影響を及ぼすことがない反面、
摩耗等の耐久性に課題を残している。又、後者は振動に
よる画質への影響が大きく常時当接できないが、耐久性
はブレードに比べはるかに長い。
【0050】そこでプリンタが後者を選択した場合、搬
送ベルト80上に付着したトナーが放置している間に融
着しないように画像出力後に画像形成とは別に搬送ベル
ト80を駆動する後回転シーケンスによって搬送ベルト
80のクリーニングを行う。
【0051】ここで、搬送ベルト80はポリエチレンテ
レフタレート樹脂フィルムシート(PETシート)や、
ポリフッ化ビニリデン樹脂フィルムシートや、ポリウレ
タン樹脂フィルムシート等の誘電体樹脂製のフィルムで
あり、図2のようにその両端部を互いに重ね合わせて接
合し、エンドレス形状にしたものが用いられている。
【0052】図において90は搬送ベルト80の内周面
に貼り付けられた継ぎ目位置検知用のマーキング、91
は検知手段としての光反射型センサーである。同センサ
ーは発光部と受光部が一体になった構造をしている。記
録材6が搬送ベルト80の継ぎ目(接合部)84に係ら
ないようにするために、継ぎ目84からあらかじめ決め
られた距離においてマークが貼り付けられており、反射
型光センサー91はマーキング90の回転軌道上に配置
されている。
【0053】搬送ベルトの循環移動に伴って前記マーキ
ング90が移動し、反射型光センサー91の設置してあ
る位置まで移動してきたとき、前記マーキング90と搬
送ベルト80の内周面との反射率の違いによりマーキン
グ90を検知する。このとき、マーキング90の位置と
継ぎ目84の位置の距離はあらかじめわかっているか
ら、搬送ベルト上の継ぎ目84の位置を演算によりもと
めることとなる。
【0054】この結果より記録材6を搬送ベルト80に
送り出すタイミングを割り出し、これにより作成された
タイミング信号により給紙シーケンスを調整する。従っ
て、記録材6が継ぎ目84上に保持してしまうことはな
く、感光ドラム1a〜1dと記録材6との接触が一定に
維持され、高品質な転写画像となる。
【0055】また、マーキング90は搬送ベルト80に
貼り付けたものであるため、搬送ベルト80の面方向の
剛性は確保される。従って、循環移動により引張荷重が
加わっても応力集中は発生せず、安定した搬送機能を維
持できる。更に、搬送ベルト80の形態は変化しないか
ら検知精度を維持でき、画質を良好に保てる。
【0056】更にまた、マーキング90は貼り付けたも
のであるからそこから現像剤が通過して飛散したり、搬
送ベルト80とローラ11,12,7bとの間に侵入し
たりすることもない。従って、周辺の汚れや搬送ベルト
80の循環移動性能を維持できる。
【0057】また、貼り付けられたマーキング90は、
搬送ベルトクリーナーや、駆動ローラ12,従動ローラ
11等による摺擦でも擦り取れたりしないだけの十分な
強度で貼りついている。
【0058】実施例でのマーキング90の厚さは50μ
mほどである。マーキング90が駆動ローラ12,従動
ローラ11に係ったとき、局所的に搬送ベルト80とロ
ーラ11,12との間に異物が挟まったのと同様の状態
になり、搬送ベルト80の回転時に微小なショックを発
生する。このショックが搬送ベルト80の回転ムラとな
り、画像上に転写画像ムラとなって現れることがある。
このショックによる画像ムラが人間の目で判別できない
程度であれば実用上は問題がなく、マーキング90の厚
さが50μm以下であれば、搬送ベルトの素材、厚さに
よらず前述の条件を満たすことになる。
【0059】図3にマーキング90の断面形状をしめ
す。同図において100は接着層、101は光反射層、
102が透明保護フィルム層である。光反射層101は
搬送ベルト80の表面に比べて判別するのに十分な反射
率であり、透明保護フィルム層102は具体的にはPE
Tフィルムなどである。この透明保護フィルム層102
はトナー等の汚れから光反射層101の汚れ、傷の防止
のために設けられるものである。 (第二実施例)前記継ぎ目位置検知用のマーキング方法
として、図4のようなマーキングの方法を考案した。
【0060】同図4では、90´がマーキングであり、
マーキング90´は循環方向に沿って所定幅で帯状に形
成してある。そして、92はマーキング90´の抜けた
空白部分、即ち、非マーキング面である。空白部分92
はもちろん搬送ベルトの素材面そのものであり、継ぎ目
検知シーケンスは、マーキング90´と、非マーキング
面92との反射率の差により検知することまでは第一実
施例といっしょである。
【0061】当実施例では搬送ベルト80の回転に伴
い、駆動ローラの傾き等のアクシデントにより搬送ベル
ト80が循環に対して直交する方向、即ちローラのスラ
スト方向(矢印A)に寄ってしまった場合のベルト寄り
の検知を継ぎ目位置検知手段を利用するものである。
【0062】前述したように搬送ベルト80の寄りが発
生した場合、そのままの状態が続くといずれ搬送ベルト
80の端部が装置本体10の構造体に接触して破壊して
しまうことが考えられる。このために実施例では、ある
一定時間以上センサー91がマーキング90´を検知で
きない時間が続いた場合にエラーコードを発生して装置
を停止するようなシーケンスを組んでおくことにより、
緊急の場合でも搬送ベルト80その他の破壊を防ぐこと
ができる。ここで、ある一定時間は通常、空白部分92
を検知する時間より長めに設定しておく必要がある。
【0063】以上の様な構成を取ることにより、搬送ベ
ルト80の継ぎ目84の位置検知と搬送ベルト80の寄
り検知をハードウェア的には同一の検知手段により行う
ことができる。 〔第二発明〕以下、本発明の実施例について添付図面を
参照して詳細に説明する。図5は本発明を電子写真方式
のカラープリンタに適用した概略断面図である。本実施
例ではプリンタ本体110内に第1,第2,第3及び第
4の4つの画像ステーションPa,Pb,Pc及びPd
が設けられているが、それ以上の任意数の画像ステーシ
ョンを含む画像形成装置に本発明は適用できるものであ
る。
【0064】本体110内の一側、即ち図中右側には給
紙機構113が設けられており、反対側、即ち図の左側
には転写材排出口114が設けられている。この排出口
114に隣接して内側に定着器107が配設されてい
る。
【0065】また、本体110内の前記給紙機構113
から前記定着器107に至る経路の下側には、前記給紙
機構113に近接して搬送ローラとしての従動側ローラ
手段、即ちアイドラローラ12が設けてある。また前記
定着器107に近接して搬送ローラとしての駆動側ロー
ラ手段、即ち駆動ローラ111がそれぞれ設けられてお
り、これらローラ111,112外周には無端状の搬送
ベルト108が架張されている。
【0066】なお、前記駆動ローラ111の下方には、
前記搬送ベルト108の内周側からこの搬送ベルト10
8と当接して搬送ベルト108の引張力を自在に調節す
る調節ローラ176が設けられている。
【0067】一方、前記アイドラローラ112から駆動
ローラ111に至る経路の上側には、前記搬送ベルト1
08に近接して前記給紙機構113側から順に上述の第
1,第2,第3及び第4の画像形成部Pa,Pb,Pc
及びPdが並設されている。
【0068】搬送ベルト108は駆動ローラ111によ
って図に矢印で示す方向に摩擦力で駆動されて循環移動
し、前記給紙機構113を通じて送給される記録材とし
ての転写材106を担持し、前述した各画像ステーショ
ンPa,Pb,Pc及びPdの下方へと順次搬送する。
【0069】給紙機構113は、本体110に対して着
脱自在な給紙カセット151、本体110の給紙カセッ
ト151を取付ける取付け部に設けられた回転自在な給
紙ローラ152を有する。また給紙機構113は給紙ロ
ーラ152によって本体110内に送り込まれた転写材
106を案内する給紙ガイド153、この給紙ガイド1
53によって案内されてきた転写材106を受けてこれ
を所定のタイミングでアイドラロ−ラ112側へと送り
込むレジストローラ対180を有する。
【0070】更に給紙機構113は給紙ガイド153内
を移動する転写材106の先端部を検知したときに所定
の信号を出力するセンサ(図示せず)等から構成されて
いる。
【0071】この給紙機構113は転写材106をアイ
ドラローラ112側から搬送ベルト108上に載置する
機能を遂行する。定着器107は駆動ローラ111側か
ら送給された転写材106を受けて各画像ステーション
Pa,Pb,Pc及びPdにおいて転写材106に重ね
て転写された顕画像を一括して定着し、永久像を形成す
るものである。転写材排出口114には複写機本体11
0に対して着脱自在な排紙トレイ117が装着されてい
る。
【0072】各画像ステーションPa,Pb,Pc及び
Pdは実質的に同一の構成を有し、通常のように図示矢
印方向に回転駆動される感光体ドラム101a,101
b,101cおよび101dを含む。また、各感光体ド
ラムの周辺には、感光体ドラムを一様帯電する帯電器1
15a,115b,115c及び115d、感光体ドラ
ム上に形成された静電潜像を現像する現像器103a,
103b,103c及び103dを有する。
【0073】更に、現像された顕画像を転写材106へ
転写する転写材用放電器104a,104b,104c
及び104d、感光体ドラム上に残存するトナーを除去
するクリーニング手段105a,105b,105c及
び105dがドラム回転方向に順次配設されている。ま
た、各感光体ドラム101a,101b,101c及び
101dの上方には結像レンズ117a,117b,1
17c及び117d並びにレーザビームスキャナ116
a,116b,116c及び116dがそれぞれ設けら
れている。
【0074】前記現像器103aにはマゼンタ色のトナ
ーが、現像器103bにはシアン色のトナーが、現像器
103cにはイエロー色のトナーが、現像器103dに
は黒色のトナーがそれぞれ収容されている。
【0075】前記レーザビームスキャナ116a,11
6b,116c及び116dは、半導体レーザ、ポリゴ
ンミラー、fθレンズ等からなり、電気ディジタル画素
信号の入力を受けてこの信号に対応して変調されたレー
ザビームをそれぞれ前記結像レンズ117a,117
b,117c及び117dを介して前記帯電器115
a,115b,115c及び115dと現像器103
a,103b,103c及び103dとの間でドラム母
線方向に走査してドラム面を露光するようになってい
る。
【0076】レーザビームスキャナ116aにはカラー
画像のマゼンタ成分像に対応する画素信号が、レーザビ
ームスキャナ116bにはシアン成分像に対応する画素
信号が、レーザビームスキャナ116cにはイエロー成
分像に対応する画素信号が、そしてレーザビームスキャ
ナ116dには黒成分像に対応する画素信号がそれぞれ
入力される。
【0077】また、第1の画像ステーションPaと給紙
機構113との間には吸着用帯電器(図示せず)が設け
られており、この吸着用帯電器は給紙機構113から供
給される転写材106を前記搬送ベルト108に確実に
吸着させるためにコロナ放電を行なう。
【0078】一方、第4の画像ステーションPdと定着
器107との間で駆動ローラ111のほぼ直上部には除
電器(図示せず)が設けられており、この除電器には搬
送ベルト108に吸着されている転写材106を分離す
るために交流電圧が印加される。
【0079】上記構成のカラープリンタにおいて、図示
するように転写材106としてカットシート状のものが
使用され、この転写材106が給紙カセット151から
送り出されて給紙機構113の給紙ガイド153内を移
動する。
【0080】すると、その先端部が前記図示しないセン
サにて検知され、このセンサから出力される検知信号に
よって各画像ステーションPa,Pb,Pc及びPdの
感光体ドラム101a,101b,101c及び101
dが回転を開始する。駆動ローラ111もこれと同時に
駆動され、搬送ベルト108が図5の矢印方向に循環移
動される。
【0081】転写材106が給紙ガイド153によって
案内されて搬送ベルト108上に載置されると、前記図
示しない吸着帯電器からのコロナ放電を受けて搬送ベル
ト108上に確実に吸着される。
【0082】又、レジストローラ対180の駆動タイミ
ングを基点として所定のタイミングで感光体ドラム10
1a,101b,101c及び101dに対する画像形
成プロセスが順次開始される。
【0083】即ち、第1の画像ステーションPaの感光
体ドラム101aにはマゼンタ画像が、第2の画像ステ
ーションPbの感光体ドラム101bにはシアン画像
が、第3の画像ステーションPcの感光体ドラム101
cにはイエロー画像が、そして第4の画像ステーション
Pdの感光体ドラム101dには黒画像がそれぞれ分担
されて形成される。
【0084】これら画像ステーションPa,Pb,Pc
及びPdにおける画像形成の原理はカールソンプロセス
として既によく知られているからその説明は省略する。
【0085】搬送ベルト108の移動によって転写材1
06は第1〜第4の画像ステーションPa〜Pdの感光
体ドラム101a〜101dの下部を順次に通過して定
着器107の方向へと搬送され、各画像ステーションの
転写用放電器104a,104b,104c及び104
dにより転写材106上に、各画像形成部にて形成され
た各色の顕画像が順次に重ねて転写されてカラー画像が
合成される。
【0086】転写材106は、第4の画像ステーション
Pdを通過した後、交流電圧が印加された前記図示しな
い除電器により除電され、搬送ベルト108から分離さ
れる。搬送ベルト108から分離された転写材106は
定着器107に送られ、この定着器107内で転写され
た顕画像が定着された後、転写材排出口114から排紙
トレイ117へ排出され、かくして1つの画像形成サイ
クルが終了する。
【0087】図6は、搬送ベルト108の駆動部の詳細
図である。駆動ローラ111は回転軸200に固定して
あり、回転軸200の両端側は本体110のフレーム2
01に設けた軸受202により保持してある。また、回
転軸200の一端側にはベルトプーリ203を固定して
ある。
【0088】一方、ステッピングモータ204の駆動軸
205にはベルトプーリ206を固定してあり、ベルト
プーリ203,206にはタイミングベルト207を掛
け回してある。また、ステッピングモータ204は、ス
テッピングモータ駆動回路208,ステッピングモータ
制御回路209を介してパルス発振源210へと接続さ
れている。
【0089】そしてステッピングモータ204の駆動力
はベルトプーリ206,タイミングベルト207を介し
てベルトプーリ203に伝達され、駆動ローラ111が
一定速度で回転する。
【0090】ここで本発明による駆動ローラ111の構
成を図7に示す。円筒状の金属層211の両端に金属製
の中空回転軸200が圧入され、金属層211の外周に
は薄肉のゴム層212を均等厚で固着した。ローラ半径
Rとゴム層212の厚みBとの間には、B/R≦0.1
の関係が成立している。又ゴム層212と、金属層21
1とは、境界面aを介して加硫成形等により密着接合し
てある。
【0091】図8(A)は駆動ローラ111の模式図で
あり、(B)はゴム厚Bとローラ半径Rとの比B/R
と、駆動ローラ111の線膨張係数α1 との関係を示
す。出願人は実験により、α1 ≒α2 を実現することが
可能であることを発見した(ここでαG は、ゴム材の線
膨張係数)。
【0092】つまり図(B)より、ゴム厚Bがある程度
の厚さ(Y点)を越えると、駆動ローラ111の線膨張
係数α1 はゴム材のそれに支配され、α1 ≒αG とな
る。しかし、ある程度の厚さ(X点)以下になると、ゴ
ム層厚Bは温度が上昇した時伸びようとするが境界aを
金属層211に固着されている為拘束され、その伸びが
減少する。その為駆動ローラ111の線膨張係数α1
金属層211の線膨張係数α2 に近づき、α1 ≒α2
なる。そしてこの変極点は材料力学でいう薄肉円筒の厚
肉円筒との境目の条件に似てB/R≒0.1であること
を発見した。
【0093】ここで、機内温度の温度上昇を△T[de
g]、各画像ステーションPa〜Pdの間隔をL[m
m]、駆動ローラ111の線膨張係数をα1 、各画像ス
テーションの支持部材の線膨張係数をα2 とすると、搬
送ベルト108の移動方向に発生する画像のズレ、即ち
トップマージンズレ△lは次式で表わされる。
【0094】△l[mm」=△T・L(α1 −α2 ) 本実施例では上記のように構成することによりα1 ≒α
2 を実現しているため、駆動ローラ111の線膨張係数
を、全体として金属材料単体のそれに近づけられ温度上
昇による駆動ローラ111の膨張を抑制できる。
【0095】その結果、搬送ベルト108の循環移動速
度を一定に維持でき、各画像ステーションPa〜Pdに
より形成された画像が転写材106上の適正位置へと高
精度に転写され、画像品質が向上する。
【0096】本発明はインクジェット方式のプリンタ,
複写機にも適用できる。
【0097】
【発明の効果】〔第一発明〕搬送ベルトにマークを付し
たものであるため、搬送ベルトの面方向の剛性は確保さ
れる。従って、循環移動により引張荷重が加わっても応
力集中は発生せず、安定した搬送機能を維持できる。更
に、搬送ベルトの形態は変化しないから検知精度を維持
でき、画質を良好に保てる。また、マークの厚さは50
μm以下であるため、転写材と像担持体との接触圧力の
相違が発生しにくい。
【0098】更にまた、マークであるからそこから現像
剤が通過して飛散したり、搬送ベルトの内方に侵入した
りすることもない。従って、周辺の汚れや搬送ベルトの
循環移動性能を維持できる。
【0099】また、搬送ベルトが循環方向に直交して移
動することを検知できるから、移動不良,画質低下を未
然に防止できる。 〔第二発明〕温度上昇時にゴム層が膨張しようとしても
該膨張が金属層によって拘束される。
【0100】その結果、搬送ベルトの循環移動速度を一
定に維持でき、画像ステーションにより形成された画像
が記録材上の適正位置へと高精度に転写され、画像品質
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一発明を電子写真方式のカラープリンタに適
用した第一実施例の正面断面図。
【図2】図1の搬送ベルトの斜視図。
【図3】図1の搬送ベルトに貼り付けたマーキングの断
面図。
【図4】第一発明の第二実施例に係る搬送ベルトの斜視
図。
【図5】第二発明を適用した電子写真方式のプリンタの
正面断面図。
【図6】図5で用いる駆動ローラの駆動系を示す構成
図。
【図7】(A)は図5で用いる駆動ローラの正面図、
(B)は同駆動ローラの部分的断面図。
【図8】(A)は第二発明の駆動ローラの模式的正面
図、(B)は駆動ローラのゴム厚と半径との比と、線膨
張係数との関係を示すグラフ。
【図9】第一従来例のカラープリンタの断面図。
【図10】図9の搬送ベルトの斜視図。
【図11】従来例における転写材上の画像ズレを示す平
面図。
【符号の説明】
1a〜1d 感光ドラム(像担持体) 6 記録材(転写材) 80 搬送ベルト 90,90´ マーキング(マーク) 91 センサー(検知手段) 100 接着層 101 光反射層 102 透明保護フィルム Pa〜Pd 画像ステーション 108 搬送ベルト 111 駆動ローラ(搬送ローラ) 211 金属層 212 ゴム層 R 駆動ローラの半径 B ゴム層の厚み
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−106247(JP,A) 特開 平2−280180(JP,A) 実開 昭62−100949(JP,U) 実開 昭62−30274(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 5/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤による画像を保持する像担持体
    と、画像が転写される転写材を保持する搬送ベルトとを
    近接配置し、搬送ベルトは両端を接合して無端状に成形
    してあり、転写材を循環移動して転写材を搬送する構成
    とした画像形成装置において、 前記搬送ベルト接合部に対応する、前記搬送ベルトの
    表面に貼着された厚さ50μm以下のマークを設け、搬
    送ベルトの近傍にはマークを検知する検知手段を設けた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記マークは搬送ベルトの表面とは反射
    率が異なる構成であり、検知手段はマークを光学的に検
    知する構成である請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記マークは接着層と光反射層とを有
    し、光反射層の表面を透明保護フィルムで被覆されてい
    請求項または記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記検知手段は、発光部と受光部とを有
    する反射型のセンサーであり、反射光量によってマーク
    を検知する構成である請求項1から3のいずれか1項に
    記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 現像剤による画像を保持する像担持体
    と、画像が転写される転写材を保持する搬送ベルトとを
    近接配置し、搬送ベルトは両端を接合して無端状に成形
    してあり、転写材を循環移動して転写材を搬送する構成
    とした画像形成装置において、 前記搬送ベルトに、接合部に対応するマークを設け、搬
    送ベルトの近傍にはマークを検知する検知手段を設け、 前記 検知手段は、循環移動方向に対して直交する方向に
    搬送ベルトが移動したことを検知できる構成である画
    形成装置。
  6. 【請求項6】 複数の画像を形成するために配列した複
    数の画像ステーションと、前記複数の画像が転写される
    記録材を保持する無端状の搬送ベルトとを近接配置し、
    搬送ベルトを複数の画像ステーションの配列方向に沿っ
    て循環移動するために該搬送ベルトを掛け回した複数の
    搬送ローラを設けた画像形成装置において、 前記搬送ローラが金属層と、該金属層の外周側に固着し
    た円筒状のゴム層とを有し、搬送ローラの半径をRと
    し、ゴム層の径方向の厚みをBとしたとき、B/R≦
    0.1なる関係を満足したことを特徴とする画像形成装
    置。
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