JP3119413B2 - アクティブマトリックス液晶表示装置 - Google Patents

アクティブマトリックス液晶表示装置

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JP3119413B2
JP3119413B2 JP10272194A JP10272194A JP3119413B2 JP 3119413 B2 JP3119413 B2 JP 3119413B2 JP 10272194 A JP10272194 A JP 10272194A JP 10272194 A JP10272194 A JP 10272194A JP 3119413 B2 JP3119413 B2 JP 3119413B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ画像、コンピュ
ータ画像等の高解像度の映像表示に用いる液晶表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】それぞれがストライプ状電極を有する一
対の基板を、互いに電極が交差するように対向配置して
なる単純マトリックス型の液晶表示装置は、時刻や簡単
な画像表示には十分であるが時分割駆動には限界が有
り、テレビ画像等高解像度の映像表示になると必要な画
素数が膨大となり、時分割駆動で制御することができな
くなる。そこで近年、単純マトリックス方式に変わっ
て、アクティブマトリックス方式が開発された。
【0003】アクティブマトリックス方式の液晶表示装
置は、一方の基板に共通電極を設け、他方の電極に画素
毎の画素電極を設け、該画素電極毎にスイッチング素子
として薄膜トランジスタ(以下「TFT」と記す)ある
いは2端子型のダイオード(MIMを含む)を配し、制
御する駆動方式である。TFTはソース電極及びドレイ
ン電極と呼ばれる2つの主電極と、ゲート電極と呼ばれ
る制御電極からなっているが、上記アクティブマトリッ
クス方式では一方の主電極を信号線に、他方の主電極を
画素電極に、ゲート電極を走査線に接続している。
【0004】尚、トランジスタの主電極のどちらかがソ
ース電極であるかはトランジスタの種類及び印加電圧の
極性によって変わり得るため、本明細書においては表示
信号線に接続した側をソース電極、画素電極に接続した
側をドレイン電極とする。
【0005】図11にアクティブマトリックス方式の液
晶表示装置の等価回路を示す。図中1はスイッチング素
子、2は走査線、3は信号線、4は画素電極、5は水平
シフトレジスタ、6は垂直シフトレジスタ、7は水平シ
フトレジスタ5によって駆動される映像信号転送スイッ
チであり、映像信号は映像信号入力端8からタイミング
をずらして順次各画素に転送されていく。
【0006】図12にこの従来のアクティブマトリック
ス液晶表示素子の駆動パルスタイミングを示す。図では
テレビジョン等の表示に一般的に用いられているインタ
ーレス駆動タイミングについて示してある。すなわち、
映像信号は奇数行に対応する信号と偶数行に対応する信
号が1フィールド期間ごとに交互に送られてくるのであ
り、したがって液晶表示素子の動作としてはまず、奇数
フィールドには垂直シフトレジスタから奇数行目の走査
線(ODD)に順次走査信号を送り、奇数行目のスイッ
チング素子4を導通させる。
【0007】その間に液晶に記録されるべき映像信号
は、その映像信号に同期した水平走査パルスを出す水平
シフトレジスタ5によって順次駆動される転送スイッチ
7を介して各画素の画素電極4に映像信号が記録され
る。次に偶数フィールドには垂直シフトレジスタから偶
数行目の走査線(EVEN)に順次走査信号を送り、偶
数行目のTFT4を導通させる。そして先と同様に水平
シフトレジスタに同期して映像信号は順次偶数行目の画
素電極4に記録される。
【0008】このように転送される信号電圧に対して、
セルを構成する液晶分子が動くことで、別にクロスポラ
ライザの関係で設けた偏向板の方向により、液晶セルの
透過率が変化する。この様子を図14に示す。
【0009】図14で横軸に示した信号電圧値VSIG
は、用いる液晶によって、その内容が異なることが知ら
れている。例えば、上記TN液晶を用いた場合は、その
値は、実効電圧値(Vrms )として定義される。この値
の定性的な説明は、図15(a)で示される。すなわ
ち、液晶にDC成分が印加されるのを防止するため、1
フレーム毎にその信号電圧の極性を変えて信号が印加さ
れるが、液晶自身は、図中の斜線部分で示したAC電圧
成分に対応して動作するのである。したがって、実効電
圧Vrms は、2フレーム分の時間をtF 、液晶に転送さ
れる信号電圧をVLC(t)とすると、次式で表わされ
る。
【0010】
【外1】
【0011】奇数行と偶数行を交互に表示することで、
見かけ上の垂直解像度を向上することができる。
【0012】また、水平方向の解像度を向上する手段と
して、図11に示したように行ごとに画素の位置をたと
えば0.5画素分ずらして配置する方法がある。こうす
ることで、たとえば奇数行のある画素とその隣りの画素
の間を、水平方向の間隔で見ていくと、偶数行の画素が
埋めていることになり、見かけ上水平解像度が向上す
る。この時、図13のタイミング図で示したように、奇
数行と偶数行の画素の空間的なずれに合わせて奇数フィ
ールドと偶数フィールドとで水平走査パルスのタイミン
グをずらす必要がある。
【0013】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、こ
のようなインターレス駆動タイミングを液晶表示装置に
用いた時、フリッカが発生するといった問題点があっ
た。
【0014】一般に液晶表示装置は先に述べたように、
液晶にDC成分が印加されて液晶が焼きつくのを防ぐた
めに、信号電圧の極性を変えて信号が印加される。イン
ターレス駆動を行った場合、極性の切り換え周期は2フ
ィールドごと、たとえばNTSC規格で動作させた場
合、約1/30秒ごとになる。極性の切り換え時には液
晶セルの透過率に若干の変化が生じ、約1/30秒周期
ではこの変化が人間に認識されてしまい、明るさのちら
つき、フリッカとなる。フリッカをなくすために信号電
圧の極性切り換え周期を早くする手段としては、液晶表
示装置の外部もしくは内部にメモリを持ち、奇数行と偶
数行を1フィールド期間内に交互に書き込んでゆくノン
インターレス駆動法があるが、メモリが必要であるため
コストが高い、書込み速度が2倍速い必要がある、とい
った問題点があった。また、奇数行と偶数行とに同じ映
像信号を書込むことで極性反転周期を2分の1の約1/
60秒ごととする2線同時駆動法も考案されているが、
先に述べたような水平解像度を向上するために奇数行と
偶数行とで画素をずらして配置した時、ずれた2つの画
素に同じ映像信号が書込まれるため、かえって水平解像
度を低下させてしまうといった問題点があった。
【0015】また、特許出願公開平4−3092号公報
で、2組のドライバーを用意し、各ドライバーに入力さ
れる映像信号の極性を互いに反転させ、表示列ごとに異
なる極性の映像信号を入力する事でフリッカを低減する
方法が提案されている。しかし、この方法でもインター
レス駆動タイミングで書き込みを行えば、各画素ごとの
極性反転周期は2フィールドごと、たとえばNTSC規
格の場合約1/30秒ごとである事には変わらず、本質
的にフリッカの問題が解決するものではない。また、約
1/60秒ごとに極性を反転する駆動を行う場合、先に
述べたようにメモリ付加によるコストアップや、水平解
像度の低下といった問題が同様に生じる。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決するために鋭意努力した結果、以下の発明を得
た。すなわち、本発明のアクティブマトリックス液晶表
示装置は、データ信号配線と走査信号配線とで定まる位
置に配置したスイッチング素子、前記スイッチング素子
と画素電極を備える素子基板、及び前記画素電極に対向
する対向電極を備える対向基板を有するアクティブマト
リックス液晶表示装置において、前記走査信号配線をた
がいに隣接する第1の走査信号配線と第2の走査信号配
線に分け、第1の走査信号配線で選択する第1の画素電
極と第2の走査信号配線で選択する第2の画素電極とを
空間的にずらして配置し、前記データ信号配線をたがい
に隣接する第1のデータ配線と第2のデータ配線に分
け、前記スイッチング素子を介して前記第1の画素電極
を前記第1のデータ配線に接続し、前記スイッチング素
子を介して前記第2の画素電極を前記第2のデータ配線
に接続し、且つ、前記第1のデータ配線を、同一のシフ
トレジスタによって駆動される第1及び第2の転送スイ
ッチのうち、第1の転送スイッチを介して映像信号入力
端子に接続すると共に、前記第2のデータ配線を前記第
2の転送スイッチ及び映像信号遅延回路を介して前記映
像信号入力端子に接続し、前記映像信号遅延回路は、第
1の画素電極と第2の画素電極とを空間的な位置ずれ量
に応じて、映像信号を遅延する手段を有することを特徴
とするアクティブマトリックス液晶表示装置である。
【0017】
【実施例】
(第1実施例)図1は本発明の特徴をもっとも良く表わ
す図面であり、同図において、3(ODD)は奇数行目
の画素と接続する信号線、3(EVEN)は偶数行目の
画素と接続する信号線である。5(ODD)、5(EV
EN)は、水平シフトレジスタであり、それぞれは映像
信号転送スイッチ7を駆動して映像信号入力端8から映
像信号を信号線3(ODD)、3(EVEN)を通して
各画素に転送してゆくものである。
【0018】図2に本発明のアクティブマトリックス液
晶表示素子の駆動パルスタイミングを示す。フリッカを
なくすために、映像信号はフィールド周期(NTSC規
格で約1/60秒)ごとに極性を切り換える。
【0019】たとえばまず、奇数フレーム期間に、図2
に示したように、ある一水平走査期間に奇数行目(OD
D1)と偶数行目(EVEN1)の走査線にほぼ同時に
走査信号を送り、隣接する2行のスイッチング素子1を
導通させる。
【0020】その間に、図3のタイミング図に示したよ
うに、液晶に記録されるべき映像信号は、その映像に同
期した水平走査パルスを出す水平シフトレジスタ5によ
って順次駆動される転送スイッチ7を介して各画素の画
素電極4に映像信号が記録される。さらに詳しく説明す
ると、まず水平シフトレジスタ5(EVEN)からのパ
ルスS1により、転送スイッチ7(1)が導通し、映像
信号が画素電極4(1)に書込まれる。
【0021】次のタイミングで水平シフトレジスタ5
(ODD)からのパルスS2により、転送スイッチ7
(2)が導通し、映像信号が画素電極4(2)に書込ま
れる。このように、2組の水平シフトレジスタを用い
て、各画素の水平方向の空間位置に対応したタイミング
の映像信号を各画素に書込むことで、0.5画素画素ず
らしをした従来型に比較し軸水平解像度が向上し、映像
信号の極性反転周期を早め、フリッカをなくすことがで
きる。
【0022】図4は本実施例の画素部の構造を示す模式
図である。スイッチング素子はTFTで構成している。
同図b、cはそれぞれ同図aのA−A′、B−B′断面
模式図である。同図において、401はゲート電極、4
02は半導体層、403はソース電極、404はドレイ
ン電極である。405は層間絶縁層、406は基板、4
07は配向膜、408は液晶材、409は対向透明電
極、410は層間膜、411は遮光層、412はカラー
フィルター層である。モノクロ表示パネルの場合には、
このカラーフィルタ層は存在しない。413は対向透明
基板である。
【0023】図4に示したように、絶縁性の透明基板4
06上に形成した半導体層402に層間絶縁膜405を
介してゲート電極401が形成され、更に層間絶縁層4
05を被覆した後、該層間絶縁層405にコンタクトホ
ールを穿ってソース電極403、及びドレイン電極40
4が形成される。通常、半導体層402の素材として
は、多結晶のSiや非結晶のSi(a−Si)、或いは
単結晶Siが用いられ、ゲート電極401及び走査線2
の素材としては多結晶Siや蒸着の容易なa−Si、或
いはAlなどの金属が用いられる。また、ソース電極4
03及び信号線3はAl等金属で、ドレイン電極404
及び画素電極4は透明なITO(Indium Tin
Oxide)などが用いられている。図4では各信号
線を異なる層(Al1、Al2等)から形成される例を
示したが、同一層で異なる配線層で形成しても良いこと
は言うまでもない。
【0024】TFT基板とは別に、対向基板413上に
は、遮光層411がクロム(Cr)などを用いて形成さ
れ、その上にカラーフィルタ層412が形成される。更
に層間膜410を被覆した後、該層間膜上に対向透明電
極が形成される。対向電極の素材としては、ITO等が
用いられる。遮光層はTFT基板側、あるいは両基板に
形成しても良いことは言うまでもない。
【0025】TFT基板及び対向基板の表面にはそれぞ
れ配向膜407が塗布される。配向膜407にはポリイ
ミドなどが用いられる。配向膜407に配向処理をほど
こした後、両基板はギャップ材を介して貼り合わされ、
その間に液晶材408が封入される。
【0026】図4の断面模式図で示したように、信号線
3を2組配置し、奇数行と偶数行とで交互にそれらをソ
ース電極403に接続する構造をとる事で、先に説明し
たような、高解像度でかつフリッカのない画像表示を実
現する事ができる。また、先にタイミングで説明したよ
うに、画素TFTは1水平期間、導通しており、各画素
電極への書込み時間は十数μS〜数十μSと十分な時間
が確保でき、各画素電極に所望の映像信号を書き込むこ
とができる。これにより各画素間のバラツキが少なく、
高コントラストな表示が実現できた。
【0027】図4では、2組の信号線を積層した構造を
示したが、同一平面上に同じプロセスで同時に形成して
も、本発明の効果はなんら変わるものではない。
【0028】又、図4には2線の信号配線のうち上部配
線が直接TFTのドレインと接続されているが、下部配
線層を介してドレイン部と接続しても良いことは言うま
でもない。
【0029】ここで、スイッチング素子にMIMなどの
2端子型のダイオード動作する素子を配し、対向電極に
走査信号配線を施しても良い。
【0030】(第2実施例)図5は第2実施例の特徴を
最もよくあらわす図である。同図b、cはそれぞれ同図
aのA−A′、B−B′断面模式図である。本実施例
は、絶縁膜を介して画素電極と、2組の信号線のうちの
1組をスイッチング素子として設けるTFTと反対の面
に設けた例である。
【0031】画素電極をTFTと反対の面に配置する事
で、画素電極周囲の段差が軽減され、より良好な配向処
理が行える。一般に段差の急峻なところでは、配向不良
が発生し、液晶分子が印加電圧に応じて動いてくれず、
たとえばノーマリホワイトモードで黒表示を行った時に
配向不良か所が局所的に白抜けし、コントラストを低下
させてしまうといった問題点があった。また段差の大小
で液晶の厚みが局所的にばらつき、リタゼーションと呼
ばれる透過率のずれが生じるといった問題点があった。
実施例1では画素電極を形成する面に、TFT及び2組
の信号線を積層して形成しているため、段差の平坦化工
程が必須であったが、本第2実施例はこの問題も合わせ
て解決している。また2組の信号線をそれぞれ反対の面
に形成した事で、配線の自由度が向上し、実施例1では
信号線3(1)がソース電極403と接続するところで
は、配線のショートを避けるために信号線3(2)はソ
ース電極403の外周を配線する必要があったが、本第
2実施例では2組の信号線は互いに他の経路を防げるも
のではないので、それぞれ最適な配線が可能であり、画
素の開口率を向上する事ができる。
【0032】図6に本実施例の構造を実現するための製
法の模式説明図を示す。同図に示したように、まず、同
図(a)のようなSOI(Silicon On In
svlator)基板を用意する。504はSi層、5
01はSiO2 等の絶縁層、505は基板である。次に
Si層504をエッチングしてTFT形成領域を残す
(同図(b))。Si層504を熱酸化してゲート絶縁
膜を形成後、多結晶Si等を堆積、エッチングしてゲー
ト電極401を形成し、イオン注入によりソース、ドレ
インを形成する(同図(c))。
【0033】更に層間絶縁層405を被覆した後、該層
間絶縁層405にコンタクトホールを穿ってソース電極
403、及び信号線3(1)を形成し、その上にまた層
間絶縁膜405を被覆する(同図(d))。この後、同
図(e)に示すように基板上部に接着層502を介して
透明基板503を接着する。更にSi基板505の裏面
を研磨、エッチング等により除去して絶縁膜501を露
出させる。この工程後、裏面に信号線3(2)、および
画素電極4を形成する(同図(f))。フィルター基板
の工程は第1実施例と重複するので説明を省略する。
【0034】一例としてSOI基板を用いた製法を説明
したが、ガラス基板上にTFTを形成後、同様に接着、
裏面の研磨・エッチング等を行う事で、本発明の構造を
実現することもできる。
【0035】ここで、スイッチング素子にMIMなどの
2端子型のダイオード動作する素子を配し、対向電極に
走査信号配線を配しても良い。
【0036】(第3実施例)図7は第3実施例の特徴を
もっとも良くあらわす図である。同図b、cはそれぞれ
同図aのA−A′、B−B′断面模式図である。なお、
(b)、(c)では配向膜以降の層は簡略化のため省略
した。本実施例は、第2実施例に加えて、画素電極と並
列に蓄積容量を形成し、かつ、TFT基板側に遮光層を
形成したものである。同図において、701はゲート電
極401と同一工程で形成される電極である。電極40
1はTFTのドレインとの間に容量を形成し、画素電極
4に並列に接続される蓄積容量となる。また、遮光層4
11と画素電極4との間にも同様に蓄積容量が形成され
る。以上を等価回路で示すと、図8のようになる。
【0037】一般にTFTにはゲート・ソース間の寄生
容量(以下Cgs)が存在する。このCgsを通して、
ゲート電圧の変化が画素電極4の電位のシフトを引きお
こす。画素電位がシフトすると液晶408に直流電圧が
印加される場合が生じ、残像が発生したり、液晶が焼き
ついて信頼性上問題となる。画素ごとに蓄積容量を置く
ことで、寄生容量Cgsによる電位のシフトを小さく抑
える事ができる。また、TFTのリークにより画素電位
が低下するとコントラストが悪くなる。この問題に対し
ても蓄積容量を設けて画素容量を大きくする事で画素電
位の低下を小さく抑える事ができる。
【0038】本実施例の構造をとる事で、更に画質を向
上させる事ができる。また、遮光層411及び遮光層4
11と画素電極との間の層間膜は1000オングストロ
ーム前後の極薄膜であるので、画素電極4周囲の段差を
増大させることはない。
【0039】(第4実施例)図9は第4の実施例の特徴
を最も良くあらわした図である。本実施例は、映像信号
の遅延手段901を設ける事で、1組の水平シフトレジ
スタでも、各画素の水平方向の空間位置に対応したタイ
ミングの映像信号を各画素に書き込む事ができるように
したものである。図10にその動作タイミングを示す。
遅延手段901により、映像信号は画素の空間位置のず
れ量に対応して遅延させられる。水平シフトレジスタ5
からのパルスS1により、転送スイッチ7(1)、7
(2)が導通する。この時、遅延した映像信号は転送ス
イッチ7(1)、信号線3(EVEN)を通って画素電
極4(1)に書き込まれる。外部から入力した映像信号
は転送スイッチ7(2)、信号線3(ODD)を通って
画素電極4(2)に書込まれる。このように、映像信号
の遅延手段を設ける事で、1組のシフトレジスタでも同
様の効果を得る事ができる。これにより、表示装置の駆
動パルス削減によるシステムの簡略化、及びシフトレジ
スタ削減による製造歩留まりの向上をはかる事ができ
る。
【0040】(第5実施例)図16は第5の実施例の特
徴を最も良くあらわした図である。同図bは同図aのA
−A′断面模式図である。本実施例は、本発明を反射型
液晶表示装置に応用した実施例である。同図において、
基板406はガラス基板、もしくは半導体基板が用いら
れる。画素電極4は高反射率のAlなどの材料が用いら
れる。液晶材408にはゲストホスト型の液晶、ポリマ
分散型液晶等を用い、反射型の動作を実現している。反
射型の長所として、画素電極が不透明であるため、開口
率に影響することなく画素電極の下も広く配線層として
利用することができる。そのため、本実施例では、偶数
行目の画素と接続する信号線と奇数行目の画素と接続す
る信号線とを同一プロセスで形成しても開口率にはなん
ら影響する事はなく、ローコストのプロセスで、本発明
の構造を実現することができる。
【0041】また、基板として半導体基板を用いた場
合、図16−cの断面模式図に示したように半導体基板
に直接画素TFTをつくり込むことも可能である。基板
として単結晶半導体基板を用いた場合、シフトレジスタ
などの周辺回路を基板に直接形成した単結晶トランジス
タを用いて形成する事ができる。単結晶トランジスタは
多結晶、非結晶を用いたトランジスタに較べ、キャリア
移動度が高く、高速の動作が可能であり、周辺回路のワ
ンチップ化、表示素子の多画素化、高密度化に有利であ
る。
【0042】図16−b、cの模式断面図では凹凸のあ
る上に画素電極4を配置しているが、画素電極4の形成
前に平坦化膜成膜、エッチング、研磨などによって平坦
化を行った上で画素電極4を形成する事で、電極周囲の
段差を軽減でき、より良好な配向処理を行うことができ
る。また、リタゼーションの問題も発生しない。画素電
極とTFTを接続するコンタクト部にWなどの金属を埋
め込んだ上に画素電極を形成することで、さらに平坦性
を向上させることも可能である。
【0043】図16−dに示したように、反射型の画素
電極をTFTと反射の面に配置しても本発明の効果は変
わるものではない。画素電極をTFTと反対の面に配置
することで、特別な平坦化処理を行うことなく、第2実
施例と同様に電極周囲の段差を軽減でき、より良好な配
向処理を行うことができる。画素電極とTFTを接続す
るコンタクト部にWなどの金属を埋め込んだ上に画素電
極を形成することで、さらに平坦性を向上させることも
可能である。
【0044】図17は反射型液晶表示装置に本発明を応
用した別の実施例であり、同図bは同図aの断面模式図
である。本実施例では、信号配線として、半導体層を用
いている。絶縁透明基板406上に形成した半導体層を
パターニングし、TFTとなる半導体層と同時に信号配
線を半導体層で形成する。配線の抵抗を下げるために、
パターニングした半導体層上にTaやTi、Wなどの金
属膜を形成し、熱処理を行ってシリサイドを形成しても
良い。同図のような構造をとることで前記の実施例にく
らべ、プロセス工程を減らすことができ、また、前記実
施例では信号配線とTFTの接続部にあった段差を低減
することができ、より良好な表示を実現することができ
る。
【0045】(第6実施例)図18は第6の実施例の特
徴を最もよくあらわす模式断面図である。本実施例は単
結晶半導体基板を用いて透過型の液晶表示装置を実現し
た実施例である。なお、簡略化のために、配向膜以降の
層は省略した。本実施例では高速性が要求されるシフト
レジスタなどの周辺回路は半導体基板に直接形成した単
結晶トランジスタを用いて構成し、駆動タイミングにお
いて比較的低速度でも良い画素TFTを絶縁膜上に堆積
した多結晶、もしくは非結晶半導体層を活性層として形
成することで、安価な半導体基板を用いて、高速な周辺
回路をワンチップ化した透過型液晶表示装置を実現した
ものである。周辺回路としてはシフトレジスタ以外にレ
ベルシフト回路を内蔵させTTL駆動可能にするもの、
反転駆動用ドライバー、バッファメモリ等も含めても良
い。また、シフトレジスタのかわりにデコーダ回路を内
蔵してもよい。同図において1801は半導体基板、1
802は半導体の選択酸化等で形成した絶縁層、180
3は周辺回路を構成する単結晶トランジスタ、1は絶縁
層1802上に形成された画素TFTである。図19に
本構造の一製法の説明図を示す。
【0046】図18には、1802上に直接TFTが形
成されているが、1802上にLp−SiN膜を形成し
再度酸化膜を形成しその上にTFTを設けても良いこと
は言うまでもない。このような構成にすることにより膜
応力がまし、図18のように画素部のSi基板をくりぬ
いた時画素部の膜がはるようにすることができ、良好な
画像表示実現した。
【0047】まず、半導体基板の選択酸化等により、絶
縁領域と半導体領域を形成する(同図(a))。保護の
絶縁膜形成後、多結晶もしくは非結晶半導体層を堆積、
パターニングする。保護絶縁膜剥離後、熱酸化によりゲ
ート酸化膜を形成する(同図(b))。次に、ゲート電
極、ソース・ドレイン拡散層、引き出し配線等を形成し
て単結晶トランジスタ1803、及び画素TFT1を形
成する(同図(c))。その後、研磨、もしくはエッチ
ング等により画素領域の半導体基板部を除去して透過型
の表示装置を構成するものである(図18)。
【0048】本実施例は例えば透明な、もしくは高反射
率の画素電極を画素領域の半導体基板部を除去した後に
TFTと反対の面に形成することで、先の実施例で述べ
たように画素電極周囲の段差を軽減でき、かつ、高速な
周辺回路をワンチップ化した透過型、もしくは反射型の
表示装置を実現することが可能である。
【0049】(第7実施例)図20は第7の実施例の特
徴を最もよくあらわした図である。本実施例は本発明を
カラー表示装置に応用した一例である。同図に示したよ
うに、赤(R)、緑(G)、青(B)の各色ごとに映像
信号の遅延手段901を設けることで、第2実施例と同
様に7組の水平シフトレジスタで本発明の効果を実現す
ることができる。
【0050】勿論、第1の実施例で示したように、2組
の水平シフトレジスタを用いても良い。
【0051】また、図は示していないが、ひとつの映像
信号遅延手段901にR、G、Bを順次切り換えて入力
する事によっても同様の効果を得ることができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように奇数行と偶数行と
で、それぞれに接続するスイッチング素子に接続する信
号配線を異ならしめ、それぞれ独立に画素を空間配置に
対応した映像信号を供給する事で、高解像度でかつフリ
ッカのない画像表示を簡便に得ることができる。又、外
部に専用メモリ等を特別な手段を設ける必要はなく低コ
スト化も図れる利点を有する。
【0053】本発明により、高画質の液晶TV、液晶プ
ロジェクションTV、液晶ビューファインダ、液晶ヘッ
ドマウントディスプレイ、コンピュータディスプレイ等
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の等価回路図。
【図2】第1実施例の動作タイミング図。
【図3】第1実施例の動作タイミング図。
【図4】第1実施例の上面模式図及び模式断面図。
【図5】第2実施例の上面模式図及び模式断面図。
【図6】第2実施例の製法の説明図。
【図7】第3実施例の上面模式図及び模式断面図。
【図8】第3実施例の画素部の等価回路図。
【図9】第4実施例の等価回路図。
【図10】第4実施例の動作タイミング図。
【図11】従来の液晶表示装置の等価回路図。
【図12】従来の液晶表示装置の動作タイミング図。
【図13】従来の液晶表示装置の動作タイミング図。
【図14】液晶セルの透過率変化図。
【図15】液晶セルの動作説明図。
【図16】第5実施例の上面模式図及び模式断面図。
【図17】第5実施例の上面模式図及び模式断面図。
【図18】第6実施例の模式断面図。
【図19】第6実施例の製法の説明図。
【図20】第7実施例の等価回路図。
【符号の説明】
1 スイッチング素子 2 走査線 3 信号線 4 画素電極 5 水平シフトレジスタ 6 垂直シフトレジスタ 7 映像信号入力端 901 映像信号の遅延手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−170520(JP,A) 特開 昭63−285593(JP,A) 特開 平6−11729(JP,A) 特開 昭63−116190(JP,A) 特開 平3−50528(JP,A) 特開 平2−159766(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1368 G02F 1/133 550 G02F 1/1343 G02F 1/1365

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ信号配線と走査信号配線とで定ま
    る位置に配置したスイッチング素子、前記スイッチング
    素子と画素電極を備える素子基板、及び前記画素電極に
    対向する対向電極を備える対向基板を有するアクティブ
    マトリックス液晶表示装置において、 前記走査信号配線をたがいに隣接する第1の走査信号配
    線と第2の走査信号配線に分け、第1の走査信号配線で
    選択する第1の画素電極と第2の走査信号配線で選択す
    る第2の画素電極とを空間的にずらして配置し、前記デ
    ータ信号配線をたがいに隣接する第1のデータ配線と第
    2のデータ配線に分け、前記スイッチング素子を介して
    前記第1の画素電極を前記第1のデータ配線に接続し、
    前記スイッチング素子を介して前記第2の画素電極を前
    記第2のデータ配線に接続し、且つ、前記第1のデータ
    配線を、同一のシフトレジスタによって駆動される第1
    及び第2の転送スイッチのうち、第1の転送スイッチを
    介して映像信号入力端子に接続すると共に、前記第2の
    データ配線を前記第2の転送スイッチ及び映像信号遅延
    回路を介して前記映像信号入力端子に接続し、前記映像
    信号遅延回路は、第1の画素電極と第2の画素電極とを
    空間的な位置ずれ量に応じて、映像信号を遅延する手段
    を有することを特徴とするアクティブマトリックス液晶
    表示装置。
  2. 【請求項2】 前記スイッチング素子は3端子型のトラ
    ンジスタ動作する素子であり、前記対向電極は共通電極
    である請求項1に記載のアクティブマトリックス液晶表
    示装置。
  3. 【請求項3】 前記スイッチング素子は2端子型のダイ
    オード動作する素子であり、前記対向電極が前記走査信
    号配線になる請求項1に記載のアクティブマトリックス
    液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のデータ信号配線と前記第2の
    データ信号配線を同じ層に形成する請求項1乃至3に記
    載のアクティブマトリックス液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のデータ信号配線と前記第2の
    データ信号配線を異なる層に形成する請求項1乃至3に
    記載のアクティブマトリックス液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 絶縁層の表面に前記画素電極を設け、前
    記絶縁層の裏面に前記スイッチング素子を設ける請求項
    1乃至5に記載のアクティブマトリックス液晶表示装
    置。
  7. 【請求項7】 前記素子基板あるいは対向基板の一方に
    反射電極を設ける請求項1乃至7に記載のアクティブマ
    トリックス液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 前記素子基板上のスイッチング素子に電
    位を印加する周辺回路部を単結晶Si、前記スイッチン
    グ素子を多結晶Siで構成する請求項1乃至8に記載の
    アクティブマトリックス液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 前記スイッチング素子を支える、引っ張
    り応力を有する薄膜を形成する請求項1乃至9に記載の
    アクティブマトリックス液晶表示装置。
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