JP3119367U - 昆虫模型 - Google Patents
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Abstract
【課題】 実際の甲虫や蝶と異なる想像上の昆虫となり、興味深く楽しむことができ、また室内における置物とすることができる昆虫玩具を提供する。
【解決手段】 甲虫の1つの種類に属する昆虫の頭部12、胸部20、腹部30及び脚部40を模した形状に形成し、それぞれを組付けて甲虫の模型を形成し、この甲虫の模型に蝶の一対の翅60,60を模した模型を取付ける。甲虫の模型は、兜虫を模した兜虫部とし、一対の翅は、アゲハ蝶の翅を模したものとし、兜虫部の表面は、金色に塗装したり、一対の翅の表面には所定の文字が記載されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 甲虫の1つの種類に属する昆虫の頭部12、胸部20、腹部30及び脚部40を模した形状に形成し、それぞれを組付けて甲虫の模型を形成し、この甲虫の模型に蝶の一対の翅60,60を模した模型を取付ける。甲虫の模型は、兜虫を模した兜虫部とし、一対の翅は、アゲハ蝶の翅を模したものとし、兜虫部の表面は、金色に塗装したり、一対の翅の表面には所定の文字が記載されている。
【選択図】 図1
Description
本考案は、昆虫模型に関し、特に、種類の異なる昆虫の部分を合体させて想像上の1つの昆虫とした昆虫模型に関するものである。
従来、各種の昆虫の外観に似せて形成された昆虫模型が知られている。このような昆虫模型として、例えば、兜やカマキリ等の昆虫では、その昆虫の頭部、胸部、腹部等の各部の形状を金属あるいはプラスチック等の材料で成形し、それぞれを組み付けることにより形成されていた。この種の昆虫模型として、着物の布の色彩及び模様で昆虫の外観に似せて制作された昆虫模型に関する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−33579号公報(第3〜6ページ、図1〜図15)。
従来の昆虫模型は、色彩豊かな柄や模様を採用していても、1つの種類の昆虫の頭部、胸部、腹部等の各部の外観を似せて、その昆虫自体の形状にしたものである。
本考案は、種類の異なる昆虫の部分を合体させ、想像上の1つの昆虫とした興味深い昆虫模型を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の考案にあっては、甲虫の1つの種類に属する昆虫の頭部、胸部、腹部及び脚部を模した形状に形成し、それぞれを組付けて甲虫の模型を形成し、この甲虫の模型に蝶の一対の翅を模した模型を取付けたことを特徴とするものである。実際の甲虫や蝶と異なる想像上の昆虫となり、興味深く楽しむことができ、また室内における置物とすることができる。
請求項2に記載の考案にあっては、前記甲虫の模型は、兜虫を模した兜虫部であり、前記一対の翅は、アゲハ蝶の翅を模したものであることを特徴とするものである。昆虫にアゲハ蝶の一対の翅を取付けることで想像上の昆虫として楽しむことができる。
請求項3に記載の考案にあっては、前記兜虫部の表面は、金色に塗装され、前記一対の翅の表面には所定の文字が記載されているものである。兜虫部の表面を金色に塗装し文字を記載した蝶の翅を取付けることで想像上の昆虫を興味深く楽しむことができる。
本考案では、甲虫の1つの種類に属する昆虫の頭部、胸部、腹部及び脚部を模した形状に形成し、それぞれを組付けて甲虫の模型を形成し、この甲虫の模型に蝶の一対の翅を模した模型を取付けたことで、実際の甲虫や蝶と異なる想像上の昆虫となり、興味深く楽しむことができ、また室内における置物とすることができる。
以下、本考案を図示の一実施形態により具体的に説明する。図1〜図9は本考案実施形態の昆虫模型を説明する図であり、図1は昆虫模型の側面図、図2は昆虫模型の平面図、図3は昆虫模型の兜部の分解図、図4は昆虫模型の兜部の組付け前の状態を説明する図、図5は昆虫模型の兜部の組付け状態を説明する図、図6は昆虫模型の兜部の底面図、図7は昆虫模型の兜部の平面図、図8は昆虫模型の兜部の側面図、図9は昆虫模型の蝶の羽部の平面図である。
これらの図において、本実施形態の昆虫模型1は、甲虫の種類に属する兜虫部10に、蝶の一対の翅60,60を取付けた想像上の1つの昆虫に形成したものである。兜虫部10は、先端に角部11を有する頭部12と、胸部20と、腹部30と、脚部40等とを有するものである。
兜虫部10の頭部12は、例えば、硬質の発砲スチロール等の材料からなり、先端部が細く尖った円錐形状に形成されたものである。角部11は、例えば、アルミニューム針金等の材料からなり、角先となる先端部分を金槌で叩いて薄くし、その薄くした部分をはさみで切り出し角の形に成型したものが使用される。頭部12には、図4に示すように、細く尖った円錐形状の先端側から、角部11が貫通するように差し込まれる。また、頭部12の角部11が貫通された基底部側の左右には、一対の触角部13,13と、複眼部14,14が取付けられる。触角部13は、例えば、固体粉末を乾性油等でこねたパテで小さい球状に形成したものに、細く短いアルミニューム針金の先端を刺したものが使用される。複眼部14は、同様にパテで小さい球状に形成したものが使用される。
兜虫部10の胸部20は、頭部12と同様の硬質の発砲スチロール等の材料からなり、兜の胸を模したほぼ筒状に形成され、先端側に頭部12の角部11が貫通された基底部側を差し込んで取付けられるようになっている。この胸部20の上部側には、角部15が取付けられる。この角部15は、例えば、アルミニューム針金等の材料からなり、角先となる先端部分を金槌で叩いて薄くし、その薄くした部分をはさみで切り出し角の形に成型したものが使用される。角部15が取付けられる胸部20の接続部分の周囲は、成形用パテを塗って円滑になるよう整形される。また、胸部20には、後に詳細に説明するように、前脚部41を構成するコ字形に形成された針金44が、後部側から斜め下方の前側へ向けて貫通して突出させて取付けるための孔16,16が形成されている。
兜虫部10の腹部30は、頭部12と同様の硬質の発砲スチロール等の材料からなり、兜の腹を模したほぼ楕円形の板状に形成され、先端側に胸部20の取付け部33が形成された腹部本体31と、この腹部本体31の上部に取付けられる同様の発砲スチロール等の材料からなる兜の翅を模した翅部32とから構成されている。この翅部32には、左右にスリット状に形成された一対の取付け孔35,35が形成され、これら取付け孔35,35に翅60,60が取付けられるようになっている。また、腹部本体31には、その取付け部33から端部側が水平に突出されるようにやや太目の棒状の針金53が水平に差し込まれている。胸部20は、この針金53の突出された端部側が差し込まれて、取付け部33に取り付けられるようになっている。さらに、腹部本体31には、後に詳細に説明するように、中脚部42及び後脚部43を構成するコ字形に形成された針金47,50が胸部20に近い背中側から腹側にかけて斜め下方の後側へ貫通して突出させて取付けるための孔34,34,34,34が形成されている。
兜虫部10の脚部40は、胸部20の下部側に取付けられる前脚部41と、腹部30の下部側に取付けられる中脚部42及び後足部43とを有する。前脚部41は、コ字形に形成された針金44と、この針金44にそれぞれ差込んで取付けられる関節部45,46とを有する。中脚部42は、コ字形に形成された針金47と、この針金47にそれぞれ差込んで取付けられる関節部48,49とを有する。後脚部43は、コ字形に形成された針金50と、この針金50にそれぞれ差込んで取付けられる関節部51,52とを有する。それぞれ関節部45,46,48,49,51,52は、発砲スチロール等の材料からなり、兜のそれぞれ関節を模した形状に形成されている。関節部45,46,48,49,51,52が取付けられた針金44,47,50は、端部側がやや長く露出され、それぞれ兜の脚部を模した形状に曲げられている。
上記の通り各部が取付けられた兜虫部10は、その表面の全てに下地として水生ペンキが2〜3回塗布され、乾燥した後に透明油性ニスと不透明水性顔料のインクを繰り返し塗布する。また、一対の触角部13,13の先端部及び複眼部14,14は、他の部分とは異なる色彩なるよう顔料を塗布する。
翅60は、例えば、0.5mm程度の厚さの塩化ビニール板から形成され、アゲハ蝶の翅の形状にさみ等で切り抜かれ、その表面に模様や色彩等が不透明性顔料等のインクで塗られ、乾燥させた後に油性ニスが2〜3回塗布される。この翅60の根元部分は、兜虫部10の翅部32の取付け孔35に挿入される差込部61が形成されている。
上記構成の昆虫模型1は、実際の昆虫である兜の形状を模した頭部12、腹部30、脚部40及び脚部40を組み付けた兜虫部10に、アゲハ蝶の翅の形状に形成された一対の翅60,60が取付けられているため、実際の兜や蝶と異なる想像上の昆虫となり、興味深く楽しむことができ、また室内における置物とすることができる。
なお、上記実施形態において、昆虫の兜を模した兜虫部10に、アゲハ蝶の翅を模した一対の翅60,60を取付けた例を説明したが、少なくとも甲虫の種類に属する昆虫を模した模型に、蝶の一対の翅を模した模型を取付けたものであればよい。また、昆虫模型1は、兜虫部10を実際の兜の色彩でなく、例えば、全体を金色に塗布し、表面に所定の文字を記載した蝶の一対の翅60,60を取付けることもできる。このような兜に蝶の翅を取付けた昆虫模型1を、想像上の昆虫の名称として「兜ちょう」と名付けて楽しむことができる。さらに、本実施形態では、各部を硬質の発砲スチロール等の材料や針金を使用して成形した例を説明したが、例えば、昆虫の頭部、腹部、脚部、脚部及び翅の形状にプラスチック材、木材あるいは金属材で成形したものを組み付けるようにしてもよい。
種類の異なる昆虫の部分を合体させて想像上の1つの昆虫とした昆虫模型に利用することができる。
10 兜虫部
11 角部
12 頭部
13 触角部
14 複眼部
15 角部
16 孔
20 胸部
30 腹部
31 腹部本体
32 翅部
33 取付け部
34 孔
35 取付け孔
40 脚部
41 前脚部
42 中脚部
43 後脚部
44 針金
45 関節部
46 関節部
47 針金
48 関節部
49 関節部
50 針金
51 関節部
52 関節部
53 針金
60 翅
61 差込部
11 角部
12 頭部
13 触角部
14 複眼部
15 角部
16 孔
20 胸部
30 腹部
31 腹部本体
32 翅部
33 取付け部
34 孔
35 取付け孔
40 脚部
41 前脚部
42 中脚部
43 後脚部
44 針金
45 関節部
46 関節部
47 針金
48 関節部
49 関節部
50 針金
51 関節部
52 関節部
53 針金
60 翅
61 差込部
Claims (3)
- 甲虫の1つの種類に属する昆虫の頭部、胸部、腹部及び脚部を模した形状に形成し、それぞれを組付けて甲虫の模型を形成し、この甲虫の模型に蝶の一対の翅を模した模型を取付けたことを特徴とする昆虫模型。
- 前記甲虫の模型は、兜虫を模した兜虫部であり、前記一対の翅は、アゲハ蝶の翅を模したものであることを特徴とする請求項1記載の昆虫模型。
- 前記兜虫部の表面は、金色に塗装され、前記一対の翅の表面には所定の文字が記載されている請求項2記載の昆虫模型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005010492U JP3119367U (ja) | 2005-12-12 | 2005-12-12 | 昆虫模型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005010492U JP3119367U (ja) | 2005-12-12 | 2005-12-12 | 昆虫模型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3119367U true JP3119367U (ja) | 2006-02-23 |
Family
ID=43469599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005010492U Expired - Fee Related JP3119367U (ja) | 2005-12-12 | 2005-12-12 | 昆虫模型 |
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JP (1) | JP3119367U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115565440A (zh) * | 2022-09-15 | 2023-01-03 | 武汉理工大学 | 一种应用于教学或展览的仿生螳螂 |
-
2005
- 2005-12-12 JP JP2005010492U patent/JP3119367U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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