JP3119247U - 実演用野菜切断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】野菜の切断の実演を行う際に、刃物体の動きと野菜が切断されて排出されてくる様子を観覧者が一方向から容易に観察することができる実演用野菜切断装置を提供する。
【解決手段】機体1と、この機体1に設けられた回転手段と、機体1の一側面に露出して立設し回転手段により垂直方向に回転自在に設けられた回転円板2と、この回転円板2の表裏を貫く刃口32に臨むように刃口台に取り付けられ野菜を切断する刃物体3と、機体1に取り付けられ刃物体3に野菜が向かうようにガイドする野菜ガイド体4と、この野菜ガイド体4により導かれた野菜を刃物体3に押し付ける押付手段とを備えた実演用野菜切断装置とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、ジャガイモ、トマト、タマネギ等の球状野菜の切断を実演する実演用野菜切断装置に関する。
従来の野菜切断機は、たとえば環状の回転体に刃物体を取り付け、この回転体を水平方向に回転させた状態で回転体の内側から刃物体へ向かって野菜を供給し、この野菜を刃物体に押し当てて野菜の切断を行っていた(例えば、特許文献1の図1参照)。
したがって、このような野菜切断装置を使用して野菜の切断の実演を行う場合、野菜の取出口側にいる観覧者からは排出されてくる野菜しか観ることができず、刃物体の動きを含めた一連の野菜の切断の様子を把握することが困難であった。
特開2000−288982号公報
本考案は、前述の問題を解決するためになされたものであり、野菜の切断の実演を行う際に、刃物体の動きと野菜が切断されて排出されてくる様子を観覧者が一方向から容易に観察することができる実演用野菜切断装置を提供するものである。
請求項1に係る手段は、機体と、この機体に設けられた回転手段と、前記機体の一側面に露出して立設し前記回転手段により垂直方向に回転自在に設けられた回転円板と、この回転円板の表裏を貫く刃口に臨むように刃口台に取り付けられ野菜を切断する刃物体と、前記機体に取り付けられ前記刃物体に前記野菜が向かうようにガイドする野菜ガイド体と、この野菜ガイド体により導かれた前記野菜を刃物体に押し付ける押付手段と、を備えた実演用野菜切断装置である。
請求項2に係る手段は、外周に歯車を備えた請求項1に記載の回転円板と、この回転円板の歯車に噛合して前記回転円板を回転させる駆動歯車と、この駆動歯車を回転させる請求項1に記載の回転手段と、前記回転円板の外周に当接し前記回転円板を回転自在に支持する支持手段と、を備えた実演用野菜切断装置である。
請求項3に係る手段は、押付手段は、野菜を刃物体に押し付ける押付体と、この押付体に接続された進退部材と、この進退部材に設けられたラックと、このラックに噛合するピニオンと、このピニオンをスリップクラッチを介して回転させる回転軸と、この回転軸を回転させるモータと、を備えている実演用野菜切断装置である。
請求項4に係る手段は、野菜ガイド体は筒体で、この筒体の下方に収納室を備え、この収納室には進退部材に接続された押付体が進退自在に進入し、前記押付体は収納室に収納された野菜を介して回転円板に対向する部位であって前記回転円板に設けられた刃物体が下方から上方に向かって移動する部位に設けられた実演用野菜切断装置である。
請求項5に係る手段は、野菜は、ジャガイモ、トマト、タマネギの内の一つである実演用野菜切断装置である。
請求項1に記載の考案によれば、野菜の切断の実演を行う際に、観覧者は野菜の取出口のある一方向から刃物体の動きと野菜が切断されて排出される様子を観ることができ、よりダイナミックな野菜切断の実演を体験することができる。
請求項2に記載の考案によれば、回転円板は支持手段により外周を支持されると共に、この回転円板の外周に設けられた歯車を駆動歯車を介して回転手段により回転させるため、回転円板の中心軸が不要となり、回転円板の中心部から外周に渡る長寸の刃物体を設けることができる。
請求項3に記載の考案によれば、野菜の送出手段にスリップクラッチを備えたため、野菜が切断されていないときには回転円板への野菜の押付力を制限でき、野菜の潰れを防止することができる。
請求項4に記載の考案によれば、押付体を回転円板に対向する部位であって回転円板に設けられた刃物体が下方から上方に向かって移動する部位に設けたため、切断した野菜は前方上方に押し出された後にカゴ内に落下し、よりダイナミックな野菜切断の実演を行うことができる。
請求項5に記載の考案によれば、野菜をジャガイモ、トマト、タマネギとすることで、切断された野菜は常に略円形のスライスとなり、見た目に良好な野菜のスライス形状を得ることができる。
本考案を実施するための形態を図1〜図7に基づいて説明する。
aは実演用野菜切断装置であり、実演用野菜切断装置aはイベント会場、デパート等の公衆の面前で野菜の切断を実演して見せるもので、図1〜図3に示したように、機体1と、回転円板2と、野菜ガイド体4と、押付手段8を備えている。
機体1は、実演用野菜切断装置aの基台となるものであり、回転円板2を回転させるための駆動歯車61および回転手段6(図6参照)を備えている。
前述の回転円板2は、回転しながら野菜を切断するものであり、この回転円板2の表裏を貫くように刃口32が設けられ、回転円板2の刃口台31には刃口32に刃先が臨むように刃物体3が取り付けられている。本実施例においては刃物体3を回転円板2上の2カ所に設けたが、1カ所あるいは3カ所以上に設けても構わない。
前述の野菜ガイド体4は、野菜b1を刃物体3に向かうようにガイドするものであり、図3に示したように、押付体80により押し出される野菜b1を収納する収納室40の上方に立ち上がるように略円筒状の管が設けられている。なお、野菜ガイド体4は実演用の野菜の収納状況を外部から視認できるようにするため、透明な材料を用いるのが好ましい。
前述の押付手段8は、野菜ガイド体4によって導かれ収納室40に収納された野菜b1を回転円板2に設けられた刃物体3に向かって押し付けるものであり、図6および図7に示したように野菜b1に当接して刃物体3に向かって押し付ける押付体80と、押付体80を前後に進退させる進退部材81と、進退部材81に設けられたラック82と、このラック82の歯に噛合するピニオン83と、ピニオン83が取り付けられた回転軸84と、回転軸84に取り付けられた歯車85と、歯車85に噛合する歯車86と、歯車86が取り付けられた回転軸88と、回転軸88の途中に設けられたスリップクラッチ87と、回転軸88を回転させるためのモータ89とを備えている。なお、スリップクラッチ87はトルクを調整できるものであればよく、公知の手段が用いられる。また、図6に示したように進退部材81の位置を検知する位置センサ90a、90bを設け、押付手段8の進退を切替え制御する構成としてもよい。
次に、回転円板2の回転機構について説明する。図4および図5に示したように機体1には取付板7が接続されており、取付板7は回転円板2の外周に対応して3個の支持手段5を備えている。この支持手段5は回転円板2を回転自在に支承するものであり、例えば図5に示したように回転円板2の外周縁に当接したローラー51、51により回転円板2を狭持している。なお、本実施例では3個の支持手段5を用いたが、回転円板2を安定的に支承できる数の支持手段5を設ければよい。
また、回転円板2の外周に歯21が設けられており、回転円板2全体として大きな歯車を構成している。この回転円板2の歯21には図6および図7に示したように駆動歯車61が噛合され、この駆動歯車61はベルト62を介して機体1に設けられた回転手段6に接続されている。回転手段6は例えばモータ63などが用いられる。
つぎに、本考案に係る実演用野菜切断装置aの動作について説明する。図3に示したように、野菜b1を野菜ガイド体4内に投入し実演用野菜切断装置aを作動させると、投入された野菜b1は自重で野菜ガイド体4内を降下し、収納室40内に収納される。そして、押付手段8を動作させるとモータ89の回転により進退部材81が回転円板2に向かって前進し、進退部材81の先端に設けられた押付体80が野菜b1を回転円板2に押し付け、回転している回転円板2に取り付けられた刃物体3によって野菜b1がスライスされ、スライスされた野菜b2は刃口32から前方に押し出されて落下し実演用野菜切断装置aの前に備えられたカゴcの中に収容される。以下、押付体80の前進に伴って野菜b1の切断が順次行われ、一の野菜b1の切断が終了すると進退部材81は後退し、新たに切断される野菜b1が収納室40に降下して再び進退部材81の前進により野菜b1の切断が開始される。進退部材81の進退の切替えは例えば前述のように位置センサ90a、90bを設けて行うことができる(押付手段8の後端部81aが位置センサ90aの位置に達すると、モータ89の回転を逆転させ、後端部81aが位置センサ90bの位置に達するとモータ89の回転を逆転させる。)。なお、収納室40に収納される野菜の数が一個となるように押付体80の大きさおよび押付手段8の高さを調整するのが好ましい。実演に際し切断された野菜b2が一個づつ排出されて見栄えがよくなるためである。また、一の野菜の切断中は野菜ガイド体4と収納室40が進退部材81により仕切られているため、残余の野菜b1は野菜ガイド体4の中で待機をしており誤供給されることはない。
ところで、回転円板2を機体1の一側面に露出して立設させ回転させながら野菜の切断を行うようにしたのは、実演の際に観覧者から刃物体3の動作を見え易くするためであり、刃物体3の回転を確認しながら野菜が切断されていく様子を観ることができ、よりダイナミック実演が可能となる。また、複数の刃物体3を設けた場合であってもいずれの刃物体3も機体1の前部に面しているため、例えば野菜の大きさやスライスする厚さを変える際の刃物体3の交換を容易に行うことができる。
また、回転円板2の回転を中心軸を設けずに行えるようにしたため、刃物体3の設置スペースを広くすることができ、たとえば回転円板2の中心部から外周部に渡って長寸の刃物体3を設けることができる。
さらに、押付手段8にスリップクラッチ87を備えたため、回転円板2への野菜b1の押付力を調整することができ、野菜が切断されていないときであっても野菜が潰れたりすることを防止することができる。
本発明に係る実演用野菜切断装置の正面図である。 図1の側面図である。 図1のA−A線で切断した垂直断面図である。 図1の回転円板および支持手段を説明するための正面図である。 図4のB−B線で切断した断面図である。 図4のC−C線で切断した垂直断面図である。 図6のD−D線で切断した垂直断面図である。
符号の説明
a 実演用野菜切断装置
b1,b2 野菜
1 機体
2 回転円板
3 刃物体
32 刃口
4 野菜ガイド体
5 支持手段
6 回転手段
8 押付手段

Claims (5)

  1. 機体と、
    この機体に設けられた回転手段と、
    前記機体の一側面に表が露出して立設し前記回転手段により垂直方向に回転自在に設けられた回転円板と、
    この回転円板の前記表と裏を貫く刃口に臨むように刃口台に取り付けられ野菜を切断する刃物体と、
    前記機体に取り付けられ前記刃物体に前記野菜が向かうようにガイドする野菜ガイド体と、
    この野菜ガイド体により導かれた前記野菜を刃物体に押し付ける押付手段と、
    を備えたことを特徴とする実演用野菜切断装置。
  2. 外周に歯車を備えた請求項1に記載の回転円板と、
    この回転円板の歯車に噛合して前記回転円板を回転させる駆動歯車と、
    この駆動歯車を回転させる請求項1に記載の回転手段と、
    前記回転円板の外周に当接し前記回転円板を回転自在に支持する支持手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の実演用野菜切断装置。
  3. 押付手段は、
    野菜を刃物体に押し付ける押付体と、
    この押付体に接続された進退部材と、
    この進退部材に設けられたラックと、
    このラックに噛合するピニオンと、
    このピニオンをスリップクラッチを介して回転させる回転軸と、
    この回転軸を回転させるモータと、
    を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の実演用野菜切断装置。
  4. 野菜ガイド体は筒体で、この筒体の下方に収納室を備え、この収納室には進退部材に接続された押付体が進退自在に進入し、前記押付体は収納室に収納された野菜を介して回転円板に対向する部位であって前記回転円板に設けられた刃物体が下方から上方に向かって移動する部位に設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の実演用野菜切断装置。
  5. 野菜は、ジャガイモ、トマト、タマネギの内の一つであることを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の実演用野菜切断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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