JP3119232U - 排水蓋 - Google Patents

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直人 飯島
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東海電工株式会社
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Abstract

【課題】排水枡から取り外し易く、かつ、周囲と同化して美感を損なうおそれのない排水蓋を提供する。
【解決手段】底板部10と該底板部10の周囲において上方に立ち上がる周壁11とが樹脂で一体に形成され、前記周壁11に囲まれた凹所13に土壌を収容可能とした排水蓋1に関する。前記凹所13の底板部10から上方に向って前記周壁11の上端と略同レベルまで突出した複数の凸部20と、前記各凸部20に形成され指で把むことが可能な把持部21とを備えている。
【選択図】図1

Description

本考案は、排水蓋に関するものである。
建物の雨樋や建物内等から排出された雨水などの排水は、地中に埋められた排水管を通り排水される。前記排水管の合流点や曲がり位置などには、掃除や点検等のための排水枡が設けられている。前記排水枡に取り付けた排水蓋は、他の土壌部分に対し目立ち、美感を損ねる。
そこで、排水蓋内に土壌を収納して植栽を施すことにより、他の土壌部分との調和を図り、目立たなくしたものが提案されている。(特許文献1)。
特開平8−311909(要約)
ところで、排水枡の点検等の際には、排水蓋を排水枡から取り外す必要がある。そのため、前記従来の排水蓋では、該排水蓋を排水枡から取り外すための吊り上げ部が設けられている。前記吊り上げ部は、排水蓋の底部から上方に向って柱状に立設されている。前記吊り上げ部が土壌に埋もれていては見つけ出し難いため、吊り上げ部は、排水蓋内の土壌の上面や排水蓋の周壁よりも上方に突出して設けられている。そのため、吊り上げ部が目立ち美感が損なわれるだけでなく、足が吊り上げ部に引っ掛かり、人が転倒するおそれもある。
したがって、本考案の主な目的は、排水枡から取り外し易く、かつ、周囲と同化して美感を損なうおそれのない排水蓋を提供することである。
前記目的を達成するために、本考案に係る排水蓋は、底板部と該底板部の周囲において上方に立ち上がる周壁とが樹脂で一体に形成され、前記周壁に囲まれた凹所に土壌を収容可能とした排水蓋において、前記凹所の底板部から上方に向って前記周壁の上端と略同レベルまで突出した複数の凸部と、前記各凸部に形成され指で把むことが可能な把持部とを備えている。
本考案によれば、周壁の上端と略同レベルまで突出した凸部に把持部を形成したので、前記把持部を指で摘むことにより容易に排水蓋を排水枡から取り外すことができる。
特に、前記把持部が形成された凸部は、排水蓋の周壁の上端と略同レベルに形成されているので、メンテナンス時には把持部を目視で容易に探し出すことが可能であり、かつ、排水蓋の周壁まで土壌を収容すると把持部が目立たなくなる。そのため、周囲の環境と同化して美感を損なうおそれがない。一方、前記把持部が土壌に埋もれている場合であっても、前記周壁を辿ることにより容易に把持部を探し出すことができる。
なお、排水蓋内に土壌を入れることにより、該該土壌により排水蓋が直射日光に晒されるのを防止することができるので、紫外線による樹脂の劣化が防止され、排水蓋の耐久性が向上する。
本排水蓋に用いる「樹脂」としては、剛性の高い合成樹脂が好ましく、たとえば、グラスファイバー等を含んだFRP(Fibergrass Reinformed Plastics)などを採用することができる。かかる場合には、グラスファイバーが混入されているので、他の樹脂素材を用いた場合よりも再生利用が行い易くなる。
また、塩化ビニル樹脂等の再生材を用いて本排水蓋を作成してもよい。
本考案において、前記周壁が前記底板部から滑らかに立ち上がって椀状に形成されるのが好ましい。
この態様によれば、周壁が底板部から滑らかな椀状に形成されているので、成形性が向上すると共に、強度が向上する。たとえば、自動車等が本排水蓋の上を通過し、上方から大きな荷重が加わった場合であっても、凹所内の土壌を介して椀上の周壁により荷重が分散されるので、排水蓋が破損するおそれが少なくなる。
本考案において、前記周壁と略同レベルで前記周壁から中心に向う上面部と、底板部から立ち上がり前記上面部に連なると共に前記周壁から中心に向かう放射方向に沿った互いに対面する一対の第1立上部と、前記上面部および一対の第1立上部に隣接し、かつ、前記底板部から立ち上がり前記上面部に連なる第2立上部とを備え、前記一対の第1立上部が前記把持部を形成しているのが好ましい。
把持部が周壁に連なっているので、成形し易く、かつ、足が把持部に引っ掛かるおそれもない。
本考案において、前記第1立上部が互いに接近するように括れているのが好ましい。
この場合、第1立上部を指で把み易くなる。
本考案において、前記上面部には貫通孔が形成されているのが好ましい。
この態様によれば、一般家庭にあるドライバや細い棒などを前記貫通孔に差し込み、排水蓋1を若干持ち上げることで、より一層、排水蓋を取り外し易くなる。
以下、本考案に係る排水蓋の実施例1を図面にしたがって説明する。
全体構成:
図1の矢印で示すように、本排水蓋1は排水枡3の上部に被せられ、該排水枡3の蓋として用いられる。排水蓋1は、底板部10と、該底板部10の周囲において上方に立ち上がる周壁11とが一律に樹脂で形成されてなる。
排水蓋1には、底板部10と周壁11とに囲まれた凹所13が形成されている。図2に示すように、前記凹所13に土壌を収容し、植栽等を施すことにより、周囲の環境に同化させて該排水蓋1を目立たなくして用いることが可能である。
図1に示すように、前記周壁11は、その外周が円形に形成されている。前記周壁11は底板部10から滑らかに立ち上がるように形成されており、したがって、排水蓋1は椀状に形成されている。
ここで、排水枡3の上端部には、排水枡3の管端に相当する係合凸部30と、該係合凸部30の周囲に形成された保護部31とが形成されている。一方、前記周壁11の上端外周は下方に向って湾曲され、図3に示す嵌合部15が形成されている。図1の排水蓋1を排水枡3に載置すると、排水蓋1の嵌合部15が排水枡3の係合凸部30に嵌まり込み、排水蓋1を排水枡3の保護部31内に固定することができる。
凸部20:
前記排水蓋1には、前記底板部10から上方に向って前記周壁11の上端12と略同レベルまで突出した複数の凸部20が形成されている。各凸部20は、排水蓋1の中心に向ってそれぞれ設けられている。本実施例では、凸部20を4ヵ所設けている。各凸部20は、前記凹所13を挟んで互いに対面する位置に設けられている。
前記凸部20は、一対の第1立上部21,21、第2立上部22および上面部23により構成されている。
第1立上部21は、底板部10から上面部23に立ち上がると共に、周壁11から排水蓋1の中心に向かう放射方向に沿って互いに対面するように形成されている。図4Aおよび図4Bに示すように、前記第1立上部21,21は、互いに近接するように窪んで形成されている。図1に示す一対の第1立上部21,21は、凸部20に形成されて指で把むことが可能な把持部を構成している。
第2立上部22は、前記一対の第1立上部21,21に隣接し、かつ、底板部10から上面部23に立ち上がるように形成されている。
前記上面部23は、周壁11と略同レベルで該周壁11から排水蓋1の中心に向かって形成されている。
したがって、対面する凸部20に形成された第1立上部21,21をそれぞれ指で把んで引き上げることにより、容易に排水蓋1を排水枡3から取り外すことができる。
貫通孔24:
前記上面部23には貫通孔24が穿孔されている。たとえば、ドライバや細い棒などを貫通孔24に差し込むことにより、排水蓋1を持ち上げることが可能である。
なお、底板部10の概ね中央部分は、下方に向って窪んでおり、かかる窪み部分には複数の水抜き孔15が穿孔されている。したがって、排水蓋1内の土壌に水を与えすぎた場合であっても、前記水抜き孔15から余分な水分が下方に抜け落ちるので、排水蓋1に入れられた土壌内の水分を適度に保持することができる。そのため、排水蓋1に植えられた植栽の根腐れ等を防止することができる。
図5Aおよび図5Bは実施例2を示す。
図5Aの破線で示すように、本実施例2では、凸部20の第1立上部21A,21Aが括れて形成されている。すなわち、図5Bに示すように、第1立上部21A,21Aは互いに接近するように括れている。
その他の構成は、実施例1と同様であり、同一部分に同一符号を付して、その説明を省略する。
このように、第1立上部21A,21Aが互いに接近するように括れているので、該第1立上部21A,21Aを指で把み易くなる。
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施形態を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
たとえば、一対の第1立上部間の長さは、成人の親指と人指指で挟み易い長さに設定するのが好ましい。
また、前述の実施例では、凸部を4ヵ所設けた場合について図示したが、凸部は2ヵ所以上に設けられていれば良い。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本考案の範囲のものと解釈される。
本考案の排水蓋は、排水管の合流点や曲がり位置などに形成された排水枡などの蓋として用いることができる。
本考案の実施例1に係る排水蓋および排水枡を示す概略斜視図である。 本排水蓋の用い方を示す概略斜視図である。 本排水蓋の底面からの概略斜視図である。 図4Aは図1におけるIV-IV 線断面を示す上面からの概略斜視図、図4Bは図1におけるIV-IV 線断面を示す底面からの概略斜視図である。 図5Aは本考案の実施例2に係る凸部近傍の概略斜視図、図5Bは同凸部の中央部分の平面断面図である。
符号の説明
1:排水蓋
10:底板部
11:周壁
13:凹所
20:凸部
21,21A:第1立上部(把持部)
22:第2立上部
23:上面部
24:貫通孔

Claims (5)

  1. 底板部と該底板部の周囲において上方に立ち上がる周壁とが樹脂で一体に形成され、前記周壁に囲まれた凹所に土壌を収容可能とした排水蓋において、
    前記凹所の底板部から上方に向って前記周壁の上端と略同レベルまで突出した複数の凸部と、
    前記各凸部に形成され指で把むことが可能な把持部とを備えた排水蓋。
  2. 請求項1において、前記周壁が前記底板部から滑らかに立ち上がって椀状に形成された排水蓋。
  3. 請求項1もしくは2において、前記周壁と略同レベルで前記周壁から中心に向う上面部と、
    底板部から立ち上がり前記上面部に連なると共に前記周壁から中心に向かう放射方向に沿った互いに対面する一対の第1立上部と、
    前記上面部および一対の第1立上部に隣接し、かつ、前記底板部から立ち上がり前記上面部に連なる第2立上部とを備え、
    前記一対の第1立上部が前記把持部を形成している排水蓋。
  4. 請求項3において、前記第1立上部が互いに接近するように括れている排水蓋。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、前記上面部に貫通孔が形成されている排水蓋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019203348A (ja) * 2018-05-25 2019-11-28 株式会社日本設計 植栽帯用排水蓋の設置構造
JP2020029651A (ja) * 2018-08-20 2020-02-27 カネソウ株式会社 化粧蓋

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