JP3119230U - プラスチック粒カット輸送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】効果的且つ経済的にプラスチック完成品の品質向上を実現すべく、プラスチック粒カット輸送装置を提供する。
【解決手段】プラスチック射出機の原料入口台8の原料入口10個所に主粉砕原料筒9を設け、該主粉砕原料筒9の外側に副粉砕原料筒22を設けるが、該副粉砕原料筒22内部に設けるモーター11がカッター台12を連動し、該カッター台12上に設けた3枚ハネ粉砕回転刃13によりプラスチック粒に第一次粉砕を行い、更に該主粉砕原料筒9にて第二次のカッティングを行い、更に該主粉砕原料筒9内壁縁の止滑切刀で粉砕効果を強化し、該カッター台12の回転力でプラスチック原料をスムーズに該原料入口10内に進入させる。
【選択図】図4
【解決手段】プラスチック射出機の原料入口台8の原料入口10個所に主粉砕原料筒9を設け、該主粉砕原料筒9の外側に副粉砕原料筒22を設けるが、該副粉砕原料筒22内部に設けるモーター11がカッター台12を連動し、該カッター台12上に設けた3枚ハネ粉砕回転刃13によりプラスチック粒に第一次粉砕を行い、更に該主粉砕原料筒9にて第二次のカッティングを行い、更に該主粉砕原料筒9内壁縁の止滑切刀で粉砕効果を強化し、該カッター台12の回転力でプラスチック原料をスムーズに該原料入口10内に進入させる。
【選択図】図4
Description
本考案はプラスチック粒カット輸送装置に係り、特に完全に粉砕することでベストな状態のプラスチック原料を得るべく、副粉砕原料筒の数量を増加し、プラスチック粒カッティング回数を増加したプラスチック粒カット輸送装置に関わる。
公知においては、図1,2に示すように、すでに日本で実用新案登録済み(登録番号3068984)のプラスチック粒カット輸送装置があり、主に主粉砕原料筒1、一円周上に配列される3枚ハネ粉砕回転刃2、原料入口台3、原料入口4、スクリュー、加熱管6、複数の止滑切刀7等より構成されるものであり、プラスチック粒のカットと輸送との両動作を行う装置である。
しかし上述のプラスチック粒カット輸送装置には、以下の欠点がある。
プラスチック粒である原料が該主粉砕原料筒に入り、カッティングされた後に洗浄されるため、その多くは水分を含み、また3枚ハネ粉砕回転刃と複数の止滑切刀のみでカッティングが行われるが、ベストな状態に完全に粉末にするには更に改善の余地があるとともに水分が完全に蒸発しない。これにより、プラスチック粒が加熱管内にて加熱されて粘りが出た状態となった際、水分が含まれているため、プラスチックが製品となったときに気泡や雑物が入った状態となりやすい、つまり品質が劣ってしまうことが指摘される。また水分の蒸発を完全にして完成品の質を高めるには、加熱管の長さが長く設定されており、こうして加熱時間を増やすことで目的を達成するが、時間とコストがかかるため経済的ではないことが言える。
これらの欠点に鑑み、効果的且つ経済的にプラスチック完成品の品質向上を実現すべく、本考案のプラスチック粒カット輸送装置を提供する。
プラスチック粒である原料が該主粉砕原料筒に入り、カッティングされた後に洗浄されるため、その多くは水分を含み、また3枚ハネ粉砕回転刃と複数の止滑切刀のみでカッティングが行われるが、ベストな状態に完全に粉末にするには更に改善の余地があるとともに水分が完全に蒸発しない。これにより、プラスチック粒が加熱管内にて加熱されて粘りが出た状態となった際、水分が含まれているため、プラスチックが製品となったときに気泡や雑物が入った状態となりやすい、つまり品質が劣ってしまうことが指摘される。また水分の蒸発を完全にして完成品の質を高めるには、加熱管の長さが長く設定されており、こうして加熱時間を増やすことで目的を達成するが、時間とコストがかかるため経済的ではないことが言える。
これらの欠点に鑑み、効果的且つ経済的にプラスチック完成品の品質向上を実現すべく、本考案のプラスチック粒カット輸送装置を提供する。
主にプラスチック射出機の原料入口台の原料入口個所に主粉砕原料筒を設け、該主粉砕原料筒の外側に副粉砕原料筒を設けるが、該副粉砕原料筒は内部が空洞を呈した円筒であり、底部にはモーターを設け、該モーターがカッター台を連動し、該カッター台上に設けた一円周上に配列される3枚ハネ粉砕回転刃によりプラスチック粒に第一次粉砕を行い、更に該主粉砕原料筒にて第二次のカッティングを行い、更に該主粉砕原料筒内壁縁に突設した止滑切刀で粉砕効果を強化し、該カッター台の回転力でプラスチック原料をスムーズに該原料入口内に進入させる、即ち該副粉砕原料筒でプラスチック原料に対し初歩的処理を施した後に該主粉砕原料筒に入り幾度にもわたるカッティングを経ることで更に細かな原料を得て、プラスチックを所望のきめ細かさに粉砕する。
本考案によると、副粉砕原料筒の数を増やすことでプラスチックを完全に粉砕すると同時に水分を十分に蒸発させ、理想的な粉末が得られるようになると同時に、プラスチック粒が加熱される際にすでに水分が少ない状態であることから、完成品に気泡が出来にくく品質が向上し、また幾度にも渡ってカッティングが行われることで粉末となった際にも水分が少ないことから加熱管の長さが公知の半分以下に抑えられる等、多くの効果を達成することができる。
図3,4に示すように、本考案は主に主粉砕原料筒9、副粉砕原料筒22、一円周上に配列された3枚ハネ粉砕回転刃13、原料入口台8、原料入口10、スクリュー17、加熱管19、多数の止滑切刀14、モーター11等より構成される。特に該原料入口台8が該主粉砕原料筒9の前側に設けられ、並びにこれに相通する原料入口10が設けられる。該主粉砕原料筒9は円筒状で内部が空洞を呈しており、底部にはモーター11が設置されることで該カッター台12を連動して回転させる。該カッター台12上にはプラスチック粒を粉砕するべく、一円周上に3枚ハネ粉砕回転刃13が設けられる。該主粉碎原料筒9内壁縁個所に合わせて設けられる止滑切刀14では、粉砕効果を強化し、該カッター12の回転する力を利用し、プラスチックをスムーズに該原料入口10内に至らしめる。該原料入口台8の左端には心軸台15が設けられ、底部が該粉砕原料筒9を支える底台16と共に固定され、上端に設けた軸孔がスクリュー17左端心軸18を嵌入して左側の支点となるようにし、該スクリュー17を更に安定させる。該原料入口台8の右側には該プラスチック粒を加熱すべく加熱管19を枢設する。最後に完成品を成型すべく、プラスチック粒を内部のスクリュー17で原料出口20に送り出す。
更に該粉砕原料筒9の右側には通管21が設けられ、副粉砕原料筒22に接続される。該副粉砕原料筒22は円筒状の内部が空洞となっており、底部にはモーター23が設けられて該カッター台24を連動して回転させ、該カッター台24上には一円周上に3枚ハネ粉砕回転刃25が設けられ、プラスチック粒に対し、第一次粉砕を行う。更にプラスチック粒が該主粉砕原料筒9に至ると第二次カッティングが行われ、該粉砕原料筒22の動きによりプラスチック粒のカッティング数を増加させることでプラスチック粒を完全に粉砕させ、ベストな状態のプラスチック粉末を完成させる。本実施例では粉砕原料筒の数は二つとしているが、必要に応じては、プラスチック原料を完全に粉砕する目的を達成させるべく、副粉砕原料筒の数を増加させる。
1 粉砕原料筒
2 3枚ハネ粉砕回転刃
3 原料入口台
4 原料入口
5 スクリュー
6 加熱管
7 止滑切刀
8 原料入口台
9 主粉砕原料筒
10 原料入口
11 モーター
12 カッター台
13 3枚ハネ粉砕回転刃
14 止滑切刀
15 心軸台
16 底台
17 スクリュー
18 心軸台
19 加熱管
20 原料出口
21 通管
22 副粉砕原料筒
23 モーター
24 カッター台
25 3枚ハネ粉砕回転刃
2 3枚ハネ粉砕回転刃
3 原料入口台
4 原料入口
5 スクリュー
6 加熱管
7 止滑切刀
8 原料入口台
9 主粉砕原料筒
10 原料入口
11 モーター
12 カッター台
13 3枚ハネ粉砕回転刃
14 止滑切刀
15 心軸台
16 底台
17 スクリュー
18 心軸台
19 加熱管
20 原料出口
21 通管
22 副粉砕原料筒
23 モーター
24 カッター台
25 3枚ハネ粉砕回転刃
Claims (2)
- 主粉砕原料筒、一副粉砕原料筒、一円周上に配列された3枚ハネ粉砕回転刃、原料入口台、原料入口、引料螺桿、加熱管、多数の止滑切刀、モーター等より構成されるプラスチック粒カット輸送装置において、
原料入口台が主粉砕原料筒の前側に設置され、並びにこれに相通して原料入口が設置され、該主粉砕原料筒は円筒状の内部が空洞を呈し、底部にはモーターが設けられてカッター台を連動して回転させ、該カッター台上に設けた一円周上に配列される3枚ハネ粉砕回転刃がプラスチック粒を粉砕し、該主粉砕原料筒内壁縁個所に突起して設けられた止滑切刀が粉砕効果を強化し、カッター台の回転力でプラスチック原料がスムーズに原料入口内に送られると同時に、該原料入口台の左端には心軸台が設けられ、底部は該主粉砕原料筒を支える底台と固定され、上端に設けられた軸孔がスクリューの左端の心軸を嵌入して左側の支点となり、該スクリューを安定させ、該原料入口台の右側には加熱管を枢設してプラスチック粒を加熱し、最後にプラスチック成型に備えるべくプラスチック粒を内部のスクリューにより原料出口に至らしめ、
該主粉砕原料筒の右側に通管を設けることにより副粉砕原料筒と相通させ、該副粉砕原料筒は空洞の円筒状を呈し、底部にはモーターが設けられてカッター台を連動して回転させ、該カッター台上には一円周上に配列した3枚ハネ粉砕回転刃がプラスチックに対し第一次粉砕を行い、更に該主粉砕原料筒にて第二次カッティングを行い、更に副粉砕原料筒を増設することではカッティングの回数を増やし、理想の状態のプラスチック原料を得るべくプラスチック粒を完全に粉砕させることを特徴とするプラスチック粒カット輸送装置。 - 理想的なプラスチック原料を得るべく、副粉砕原料筒の数は一つに限らず、所望の数量設けることを特徴とする請求項1記載のプラスチック粒カット輸送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005010293U JP3119230U (ja) | 2005-12-05 | 2005-12-05 | プラスチック粒カット輸送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005010293U JP3119230U (ja) | 2005-12-05 | 2005-12-05 | プラスチック粒カット輸送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3119230U true JP3119230U (ja) | 2006-02-16 |
Family
ID=43469466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005010293U Expired - Fee Related JP3119230U (ja) | 2005-12-05 | 2005-12-05 | プラスチック粒カット輸送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3119230U (ja) |
-
2005
- 2005-12-05 JP JP2005010293U patent/JP3119230U/ja not_active Expired - Fee Related
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