JP3119206U - 自転車用前照灯 - Google Patents
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Abstract
【課題】 無灯火時に対向車からのライトを反射させて、自車の存在を対向車に認識させることにより夜間における安全を確保することが可能で、かつ安価な自転車用前照灯を提供する。
【解決手段】 前面をカバーで覆う自転車用前照灯において、カバーの前面内における所定領域に所定の幅を持つ光反射材を取り付けることにより、無灯火時でも対向車からの照明を反射可能とした。
【選択図】 図1
【解決手段】 前面をカバーで覆う自転車用前照灯において、カバーの前面内における所定領域に所定の幅を持つ光反射材を取り付けることにより、無灯火時でも対向車からの照明を反射可能とした。
【選択図】 図1
Description
本考案は、自転車用前照灯に関する。特にカバーの前面に、光反射材を取り付ける等の方法により光反射部を形成することにより、無灯火時でも対向車の照明を反射させて夜間でも対向車に自転車の存在を認識させ易くすることによって自転車利用者の安全性を向上させた自転車用前照灯に関する。
図8は夜間における自転車の安全性を向上させるための前照灯の第1の従来例である(特許文献1)。これは円形のランプ本体25の透明環状体23の内部の周囲端縁に乱反射加工24を施し、ランプの電球21の光を透明環状体23の内部で乱反射させて透明環状体全体を光らせることにより、夜間走行時に前方だけでなく側方からの視認性を向上させることで、著しく安全性を向上させることができるものである。
図9は第2の従来例(特許文献2)であり、これは前照灯34の反射鏡表面32の一部分に直角三角錐形の凹凸33を設け、その凹凸により入射光をその入射方向に反射させる構造とすることにより、無灯火時でも対向車が発する光を対向車方向に効率的に反射させることで対向車のドライバーに自転車の存在を認識させ、夜間における安全性を向上させるものである。
特開2002−037159号公報
特開平11−353902号公報
第1の従来例では、前照灯の電球からの光を広範囲に乱反射させることによって光の照射範囲を拡大させて安全性の向上を図るものであるから、無灯火時には適用できないという欠点があった。第2の従来例は、反射鏡の構造を工夫して対向車からの光を効率よく反射させるものであって無灯火時の安全性を向上させる点では共通するが、この例はケース本体の内部にある反射鏡の構造を特殊なものに工夫するものであるため高価格であり、またユーザが簡単に取り付けられるものではないため利用しにくいという欠点があった。
本考案の自転車用前照灯は、前照灯のカバーの前面内における所定領域に光反射部を形成させた構造とすることを特徴とする。特にカバーの前面に、所定の幅を持つ光反射材を取り付けることによって光反射部を形成させた例が好適である。
以上記載したように、本考案の自転車用前照灯によれば、前照灯のカバーの前面内の所定領域、例えばカバーの前面の外周に、光反射部を設ける構造としたため、無灯火時でも対向車からの光を反射させることができ、夜間でも対向車に自車の存在を知らせることができるため安全性を向上させることができる。またカバーの前面に光反射材を取り付ける態様の場合には、前照灯そのものは汎用のものを使用できるためユーザが自分で光反射材を取り付けることができ、簡単かつ経済的に実現することができる。また光反射材の幅や取り付ける面積を一定以下に制限するため、電球の光が光反射材によって遮られる面積は小さくて済み、点灯時における光反射材を取り付けたことによる照明光度の低下を最小限に抑えることができる。
第1の実施例
図1は本考案の自転車用前照灯を前面から見た図であり、本考案の特徴が明確になるように、特にライトの部分のみを簡略化して示したものである。また図2は図1に示した自転車用前照灯のA−A線断面図であり、これも本考案の特徴をわかり易く示すために、最少限の要部のみを簡略化して示したものである。1は電球、2はカバーで、例えばガラス製のカバーが好適であるが、カバーの材質には制限されない。プラスチック製のカバーでもよいことはもちろんである。3はカバーの前面の外周に取り付けた光反射材、4は自転車用前照灯に内蔵された反射鏡である。電球1は前照灯の略中央部に設けられ、電球1からの光が反射鏡4で前方に反射されることにより十分な照度で前方に光が放射される。本考案では、カバー2の外周に光反射部を形成させた点が特徴であるが、特に光反射材3をカバー2の前面に取り付ける態様が望ましい。光反射材3としては裏面に接着剤が塗布された反射テープが好適であるが、これには限定されない。また、光反射材3を取り付ける構造だけでなく、カバー2の前面の外周部分を反射性の材質で形成するか、反射性を持つように加工してもよい。なお、図2ではわかり易く示すために光反射材3を厚めに描いているが、実際の光反射材3は非常に薄く形成できるので、光反射材3を取り付けても前照灯の重量増や形状面での変形はほとんどない。また光反射材3の幅は小さくても十分な効果があるので、光反射材3の幅を小さく形成すれば、光反射材3によって点灯時の電球1からの光が遮られる割合を非常に小さくすることができ、点灯時の光反射材3の影響は無視できる。
図1は本考案の自転車用前照灯を前面から見た図であり、本考案の特徴が明確になるように、特にライトの部分のみを簡略化して示したものである。また図2は図1に示した自転車用前照灯のA−A線断面図であり、これも本考案の特徴をわかり易く示すために、最少限の要部のみを簡略化して示したものである。1は電球、2はカバーで、例えばガラス製のカバーが好適であるが、カバーの材質には制限されない。プラスチック製のカバーでもよいことはもちろんである。3はカバーの前面の外周に取り付けた光反射材、4は自転車用前照灯に内蔵された反射鏡である。電球1は前照灯の略中央部に設けられ、電球1からの光が反射鏡4で前方に反射されることにより十分な照度で前方に光が放射される。本考案では、カバー2の外周に光反射部を形成させた点が特徴であるが、特に光反射材3をカバー2の前面に取り付ける態様が望ましい。光反射材3としては裏面に接着剤が塗布された反射テープが好適であるが、これには限定されない。また、光反射材3を取り付ける構造だけでなく、カバー2の前面の外周部分を反射性の材質で形成するか、反射性を持つように加工してもよい。なお、図2ではわかり易く示すために光反射材3を厚めに描いているが、実際の光反射材3は非常に薄く形成できるので、光反射材3を取り付けても前照灯の重量増や形状面での変形はほとんどない。また光反射材3の幅は小さくても十分な効果があるので、光反射材3の幅を小さく形成すれば、光反射材3によって点灯時の電球1からの光が遮られる割合を非常に小さくすることができ、点灯時の光反射材3の影響は無視できる。
図3は本考案の自転車用前照灯の全体図である。これも本考案の特徴をわかり易く示すため、前照灯の部分は簡略化して示してある。図1や図2と同じ部分には同一の符号を付して説明を省略する。10は前照灯のケース本体、11はダイナモ、12は取付金具、13は取付金具12とケース本体10との間の連結金具である。例えば自転車のフレーム等に取付金具12によって前照灯を取り付け、この前照灯に接続したダイナモ11を自転車のタイヤに接触させる構造とすることにより、走行中のタイヤの回転によりダイナモ11を発電させて電球を点灯させる点は従来と同様であり、本考案の前照灯は従来と同様の方法により使用することができる。もちろん、このようなダイナモによる発電タイプだけではなく、電池を内蔵させるタイプの自転車用前照灯でも本考案は成り立つ。
第2の実施例
図4は本考案の自転車用前照灯の第2の実施例である。これも図1の場合と同じく、前面から見たライトの部分のみを簡略化して示したものである。ここでは光反射材3をカバー2の前面の外周ではなく、それより内側の、中心から一定距離だけ離れた部分に所定の幅の光反射材3を取り付けた例である。第1の実施例に比べると光反射材3が中央部の電球1に近づくため、点灯時に光反射材3の影響を受け易くなるが、無灯火時に光反射材3の効果が減じない程度に光反射材3の幅を小さくすることにより点灯時の影響を少なくすることができる。
第3の実施例
図5は本考案の自転車用前照灯の第3の実施例である。図1や図2と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。5は光反射材である。これは、第1の実施例と第2の実施例を併せたタイプの実施例で、カバー2の前面に2つの光反射材を取り付けた例である。具体的には、光反射材3を第1の実施例のようにカバー2の前面の外周に取り付け、光反射材5を第2の実施例のように少し内側に取り付けた例である。点灯時における電球1から放射される光の遮断を小さくするため、内側に取り付けた光反射材5の幅を外側に取り付けた光反射材3の幅より小さくすることが望ましい。このように光反射材を複数取り付けることによって対向車に対する反射量を増加させ、自転車をより目立ち易くすることができる。逆に、一定の反射量を確保する場合には、各々の光反射材の幅を小さくすることができ、点灯時に電球1から放射された光に対する影響を最小限にすることができる。なお、上記のように光反射材5の幅を光反射材3の幅より小さくするのが好適ではあるが、双方を同一の幅にしても構わない。
第2の実施例
図4は本考案の自転車用前照灯の第2の実施例である。これも図1の場合と同じく、前面から見たライトの部分のみを簡略化して示したものである。ここでは光反射材3をカバー2の前面の外周ではなく、それより内側の、中心から一定距離だけ離れた部分に所定の幅の光反射材3を取り付けた例である。第1の実施例に比べると光反射材3が中央部の電球1に近づくため、点灯時に光反射材3の影響を受け易くなるが、無灯火時に光反射材3の効果が減じない程度に光反射材3の幅を小さくすることにより点灯時の影響を少なくすることができる。
第3の実施例
図5は本考案の自転車用前照灯の第3の実施例である。図1や図2と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。5は光反射材である。これは、第1の実施例と第2の実施例を併せたタイプの実施例で、カバー2の前面に2つの光反射材を取り付けた例である。具体的には、光反射材3を第1の実施例のようにカバー2の前面の外周に取り付け、光反射材5を第2の実施例のように少し内側に取り付けた例である。点灯時における電球1から放射される光の遮断を小さくするため、内側に取り付けた光反射材5の幅を外側に取り付けた光反射材3の幅より小さくすることが望ましい。このように光反射材を複数取り付けることによって対向車に対する反射量を増加させ、自転車をより目立ち易くすることができる。逆に、一定の反射量を確保する場合には、各々の光反射材の幅を小さくすることができ、点灯時に電球1から放射された光に対する影響を最小限にすることができる。なお、上記のように光反射材5の幅を光反射材3の幅より小さくするのが好適ではあるが、双方を同一の幅にしても構わない。
図6は図5に示した自転車用前照灯のA−A線断面図である。図2の場合と同様に、前照灯の要部のみを簡略化して示しており、また光反射材3と光反射材5を厚く描いているが、実際は非常に薄くすることができる。
第4の実施例
図7は本考案の自転車用前照灯の第4の実施例である。これは前照灯の形状を円形ではなく四角形にした場合の実施例である。図1や図2に示した例と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。7が四角形のカバー、8がカバー7の前面周辺に取り付けた光反射材、11は前照灯のケース本体である。第1の実施例の場合と同様に、光反射材8は裏面に接着剤が塗布された反射テープをカバー7の前面の外周に貼付することもできるし、カバー7自体の材質を前面の外周の部分が反射性を持つように形成してもよい。光反射材8の位置はカバーグラスの外周が好適であるが、点灯時に電球1からの光を遮らない範囲でカバー前面の中央付近に設けることもできる。要するに、点灯時の電球1からの光に対する影響と、無灯火時に対向車からの光の反射性がバランスするような位置に適切な幅の光反射材8を取り付ければよい。また前照灯の形状も円形や四角形だけでなく、楕円形状等の場合でも本考案は成り立つ。
第4の実施例
図7は本考案の自転車用前照灯の第4の実施例である。これは前照灯の形状を円形ではなく四角形にした場合の実施例である。図1や図2に示した例と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。7が四角形のカバー、8がカバー7の前面周辺に取り付けた光反射材、11は前照灯のケース本体である。第1の実施例の場合と同様に、光反射材8は裏面に接着剤が塗布された反射テープをカバー7の前面の外周に貼付することもできるし、カバー7自体の材質を前面の外周の部分が反射性を持つように形成してもよい。光反射材8の位置はカバーグラスの外周が好適であるが、点灯時に電球1からの光を遮らない範囲でカバー前面の中央付近に設けることもできる。要するに、点灯時の電球1からの光に対する影響と、無灯火時に対向車からの光の反射性がバランスするような位置に適切な幅の光反射材8を取り付ければよい。また前照灯の形状も円形や四角形だけでなく、楕円形状等の場合でも本考案は成り立つ。
1 電球
2 カバー
3 光反射材
4 反射鏡
5 光反射材
7 カバー
8 光反射材
10 ケース本体
11 ケース本体
2 カバー
3 光反射材
4 反射鏡
5 光反射材
7 カバー
8 光反射材
10 ケース本体
11 ケース本体
Claims (9)
- 電球とカバーを含む自転車用前照灯において、前記カバーの前面の所定領域に光反射部を有することを特徴とする自転車用前照灯。
- 前記光反射部は帯状の光反射材であることを特徴とする請求項1に記載の自転車用前照灯。
- 前記帯状の光反射材は前記カバーの外周部分に設けられることを特徴とする請求項2に記載の自転車用前照灯。
- 前記帯状の光反射材は前記カバーの前面内の複数の領域に設けられることを特徴とする請求項2に記載の自転車用前照灯。
- 前記複数の光反射材の幅は互いに異なることを特徴とする請求項4に記載の自転車用前照灯。
- 前記光反射材の形状は円形であることを特徴とする請求項2に記載の自転車用前照灯。
- 前記光反射材の形状は四角形であることを特徴とする請求項2に記載の自転車用前照灯。
- 前記光反射材は反射テープであることを特徴とする請求項2に記載の自転車用前照灯。
- 前記カバーは、その前面内の外周部分が光反射性材質で形成されることを特徴とする請求項1に記載の自転車用前照灯
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005010245U JP3119206U (ja) | 2005-12-02 | 2005-12-02 | 自転車用前照灯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005010245U JP3119206U (ja) | 2005-12-02 | 2005-12-02 | 自転車用前照灯 |
Publications (1)
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---|---|
JP3119206U true JP3119206U (ja) | 2006-02-16 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005010245U Expired - Fee Related JP3119206U (ja) | 2005-12-02 | 2005-12-02 | 自転車用前照灯 |
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JP (1) | JP3119206U (ja) |
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2005
- 2005-12-02 JP JP2005010245U patent/JP3119206U/ja not_active Expired - Fee Related
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