JP3118500B2 - コードリーダ - Google Patents

コードリーダ

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JP3118500B2
JP3118500B2 JP07035701A JP3570195A JP3118500B2 JP 3118500 B2 JP3118500 B2 JP 3118500B2 JP 07035701 A JP07035701 A JP 07035701A JP 3570195 A JP3570195 A JP 3570195A JP 3118500 B2 JP3118500 B2 JP 3118500B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、2次元イメージを読
取る2次元光電変換手段を備え、この2次元光電変換手
段により読取った2次元イメージを解析するコードリー
ダに関する。
【0002】
【従来の技術】マトリックスコードや多段バーコード等
の2次元コード( 2次元シンボル )を読取る装置とし
て、従来のカメラを使用したコードリーダ( システム )
の例を図8に示す。
【0003】このコードリーダ1は、カメラ2と、デコ
ーダ3と、モニタ4とから構成され、カメラ2で撮影さ
れた映像は、デコーダ3に転送されると共にモニタ4に
転送されて表示される。デコーダ3では、転送された映
像からコード画像を切抜き、このコード画像からコード
データを解析して、図示しないデータ処理装置等の外部
機器へ出力するようになっている。
【0004】ところで、カメラ2で明瞭な映像を撮影す
るためには、カメラ2の焦点を読取対象5に合わせる
か、又はカメラ2の焦点距離に読取対象5を位置決めし
なければならない。
【0005】このカメラ2と読取対象5との位置関係を
調整して、明瞭な映像がモニタ4から得られたことを確
認した時に、デコーダ3に対して読取開始の信号を供給
して読取対象5の2次元コードを読取る。
【0006】また、従来のハンディタイプの非接触式コ
ードリーダの例を図9に示す。
【0007】このコードリーダ11は、一体型のボディ
に本体部12及び手で握るハンドル部13を有し、本体
部12には読取窓14が設けられ、ハンドル部13には
読取タイミングを発生させるためのトリガスイッチ15
が設けられている。
【0008】ボディ内部には、図示しないが、光を内部
へ導くレンズや反射鏡( プリズム )等から構成された光
学機構部と、この光学機構部により導かれ結像した画像
を読取るエリアセンサと、このエリアセンサから出力さ
れる出力信号( 撮像信号 )を、増幅及び波形整形( フィ
ルタ )等の処理をして、外部データ処理装置( 図示せず
)へ出力するドライブ回路を備えている。
【0009】エリアセンサとしては、例えば複数個のC
CD(charge coupled device )素子をマトリックス状に
配列したものが知られている。
【0010】コードリーダ11の内部に備えれた発光部
( レーザ発光部 )からの光( レーザ光 )が読取窓14を
介して読取対象に照射され、あるいは外部光源からの光
が読取対象16に照射され、この読取対象16からの反
射光が読取窓14から光学機構部へ導かれる。トリガス
イッチ15が操作されると、エリアセンサから撮像信号
が出力され、ドライブ回路を介して外部データ処理装置
へ供給される。
【0011】外部データ処理装置では、供給された撮像
信号を解析してコードデータにデコードし、得られたコ
ードデータに基いて処理する( 販売登録処理等を行う )
ようになっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前者のカメラ2を使用
したコードリーダ1の例では、カメラ2、デコーダ3及
びモニタ4から構成されており、システム的に大型でコ
ストが高いという問題がある。
【0013】さらに、カメラ2の焦点に合わせてカメラ
2と読取対象5と位置を調整しなければならなず、操作
者の作業負担と読取りまでに時間がかかるという問題が
あった。自動焦点式のカメラを使用するという解決法も
あるが、そのようなカメラはコストが高いという問題が
あった。
【0014】後者のハンディタイプの非接触式コードリ
ーダ11の例では、操作者はコードリーダ11の読取窓
14と読取対象16とを予め設定されている距離で正確
に対向させて、コードリーダ11を確実に固定しなけれ
ばならず、操作者に読取操作上の知識及び作業負担があ
るという問題があった。
【0015】従って、必ずしもコードリーダ11と読取
対象16との間の距離が、コードリーダ11の焦点距離
にあるとは限らず、また、コードリーダ11の読取範囲
の中に読取対象の2次元コードが収まるとは限定されな
いので、読取効率が低いという問題があった。
【0016】さらに上述した従来例では、コードリーダ
と読取対象との位置関係がコードリーダの焦点距離にな
った瞬間に、操作者が判断して読取りのタイミングを出
力しなければならないという問題があった。
【0017】そこでこの発明は、コードリーダと2次元
コードとの間の距離を焦点距離に合わせると共にコード
リーダの読取範囲の中に2次元コードを収めることが簡
単に短時間ででき、さらに自動的に最適な読取りタイミ
ングを発生させて、作業負担を軽減し読取効率を向上さ
せることができるコードリーダを提供することを目的と
する。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明は、印刷媒体上
の2次元イメージを読取る2次元光電変換手段を備え、
この2次元光電変換手段により読取った2次元イメージ
から2次元コードを解析するコードリーダにおいて、指
向性の高い可視光を放射する複数個の指標光出力手段
と、2次元光電変換手段から得られる2次元イメージか
ら指標光出力手段からの複数の可視光の反射光を判別す
る指標光判別手段と、指標光判別手段により判別された
反射光が重なりを検出する焦点検出手段と、この焦点検
出手段により反射光が重なり合ったと判断した時に2次
元イメージの読取動作を行う読取動作実行手段とを設
け、複数個の指標光出力手段は、互いに離れて配置さ
れ、出力される可視光は2次元光電変換手段の読取りの
焦点距離で互いに重なり合い、しかもその重なる位置は
2次元光電変換手段の読取範囲の中心をその中心として
配置されるものである。
【0019】
【作用】このような構成の本発明において、複数個の指
標光出力手段から放射された指向性の高い可視光は印刷
媒体上に照射され、その照射位置は2次元光電変換手段
の読取範囲の中心をその中心として配置される。
【0020】従って、可視光の照射配置位置の中心は、
操作者に対してコードリーダの読取りの中心を示す。
【0021】さらに、コードリーダと印刷媒体との間の
距離がコードリーダの焦点距離になると、印刷媒体上の
可視光は互いに重なり合い、この重なる位置も読取範囲
の中心をその中心として配置される。
【0022】従って、可視光が互いに重なり合うことに
より、操作者に対してコードリーダと印刷媒体との間の
距離がコードリーダの焦点距離になったことが示され、
その可視光の重なる配置位置の中心は、コードリーダの
読取の中心を示す。
【0023】また、印刷媒体上に照射された可視光の反
射光が、2次元光電変換手段から得られる簡易的な2次
元イメージから指標光判別手段により判別される。
【0024】この判別された可視光が重なり合うと、焦
点検出手段により検出され、読取動作実行手段により2
次元イメージの読取動作が行われる。
【0025】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。
【0026】図1は、この発明を適用したハンディタイ
プ( ガンタイプ )の非接触式コードリーダを示す斜視図
である。
【0027】コードリーダ21は、一体型のボディに本
体部22及び手で握るハンドル部23を有し、前記本体
部22には読取窓24及びこの読取窓24の内部の読取
りの中心に対して対象な位置に2個の指標光出力手段と
しての発光素子25,26が設けられている。なお27
は、読取対象としての2次元コードが印刷された印刷媒
体である。
【0028】図2は、前記コードリーダ21の要部回路
構成を示すブロック図である。
【0029】制御部31は、制御部本体を構成するCP
U(central processing unit )32、このCPU32が
行う処理のプログラムデータが記憶されたROM( read
only memory )33及びRAM(random access memory)
34等から構成されている。
【0030】この制御部31は、前記発光素子25,2
6の点灯制御を行うと共に通常の2次元コードの読取時
に光を印刷媒体27に照射する照明35の点灯制御を行
う。
【0031】前記発光素子25,26は、前記読取窓2
4の内部両側に離れて設けられ、指向性が高く輝度の強
いスポット光を放射するもので、その焦点距離( 最も収
束する距離 )は前記コードリーダ21の読取りの焦点距
離fと同じであり、しかも、図3に示すように、それぞ
れ放射されるスポット光は前記読取りの焦点距離fで完
全に重なるように調整設置されている。
【0032】また、前記照明35は、前記コードリーダ
21の読取り範囲全体にわたって、2次元コード読取り
最適な輝度の強さで均一分布に光を放射するものであ
る。
【0033】前記発光素子25,26又は前記照明35
から放射された光は、前記印刷媒体27( 2次元コード
)に照射され反射する。この反射光は、前記読取窓24
を介してレンズ、反射鏡( プリズム )やフィルタ等から
構成された光学機構部36へ導かれる。
【0034】この光学機構部36によりその反射光は光
電変換部37の位置で結像する。光電変換部37は、2
次元光電変換手段として、例えば、CCD(charge coup
leddevice )をマトリックス状に配列して形成したもの
である。
【0035】この光電変換部37には撮像系ドライブ回
路38が接続され、この撮像系ドライブ回路38によ
り、前記光電変換部37の各CCDに蓄積された電荷
が、ビデオ信号のように予め設定された走査方向に沿っ
て順番に出力される。この電荷出力が撮像信号である。
【0036】この撮像信号は、前記撮像系ドライブ回路
38により、増幅及び波形整形され2値化されて前記制
御部31へ出力される。
【0037】この制御部31では、前記撮像系ドライブ
回路38から供給された2値化された撮像信号に基いて
画像解析を行い、2次元コードを特定して切出し、2次
元コードデータに変換する。
【0038】この2次元コードデータは、通信回路39
を介して図示しない外部データ処理装置( 例えば販売デ
ータ処理装置 )に出力する。
【0039】図4は、前記CPU32が行うトリガ発生
処理の流れを示す図である。
【0040】まず、RAM34に形成された減少フラグ
に0を設定し、ステップ1( ST1)の処理として、光
電変換部37から画像を取込み、この画像をスキャンし
て同じ値の画素が連続している領域( 連結領域 )を検出
する。従って、この時の画像の読取りではデコード処理
等の画像解析は行わないので、正式な画像の読取りでは
ない。
【0041】次に、検出された各連結領域について、そ
の面積( 外郭形状 )が予め設定された範囲内にあるか否
か、その明るさ分布が予め設定された条件を満たすか否
かをチェックする。
【0042】このチェックに基いて、発光素子25,2
6からのスポット光を示す連結領域を特定し( ID番号
を発行し )( 指標光判別手段 )、その特定された連結領
域(以下スポット光と称する )の個数をチェックする。
【0043】このとき、チェックしたスポット光の個数
が1か否かを判断し( 焦点検出手段)、スポット光の個
数は1ではない( 2又はそれ以外の場合 )と判断すれ
ば、再び前述したステップ1の処理に戻るようになって
いる。
【0044】また、スポット光の個数が1と判断すれ
ば、そのスポット光が読取範囲の中心付近に位置してい
るか否かを判断し、その連結領域が読取範囲の中心付近
に位置していないと判断すれば、再び前述したステップ
1の処理に戻るようになっている。
【0045】また、そのスポット光が読取範囲の中心付
近に位置していると判断すれば、そのスポット光( 連結
領域 )の面積が、予め設定された適正面積範囲に入る(
適切)か否かを判断する。
【0046】ここで、そのスポット光の面積が適正面積
範囲に入らないと判断すれば、この時のスポット光の面
積をRAM34に前回の面積として保存し、再び前述し
たステップ1の処理に戻るようになっている。
【0047】また、そのスポット光の面積が適正面積範
囲に入ると判断すれば、RAM34に前回の面積が保存
されているか否かを判断し、前回の面積が保存されてい
ないと判断すれば、この時のスポット光の面積をRAM
34に前回の面積として保存し、再び前述したステップ
1の処理に戻るようになっている。
【0048】また、RAM34に前回の面積が保存され
ていると判断すれば、RAM34に記憶された前回の面
積と今回のスポット光の面積とを比較して、スポット光
の面積が減少中であるか否かを判断する。
【0049】ここで、スポット光の面積が減少中と判断
すれば、減少フラグに1を設定し、この時のスポット光
の面積をRAM34に前回の面積として保存し、再び前
述したステップ1の処理に戻るようになっている。
【0050】また、スポット光の面積が減少中でないと
判断すれば、減少フラグに1が設定されているか否かを
確認する。ここで、減少フラグに1が設定されていない
と確認すると、再び前述したステップ1の処理に戻るよ
うになっている。
【0051】また、減少フラグに1が設定されていると
確認すると、トリガを発生させて(読取動作実行手段
)、このトリガ発生処理を終了するようになっている。
【0052】上述したトリガ発生処理は、スポット光の
重なりチェック法としてラベリングを使用したものであ
る。
【0053】なお、完全に2つのスポット光が1つのス
ポット光として重ならなくとも、コードリーダとしては
読取りが可能であるので、上述したトリガ発生処理で、
スポット光の面積が減少から増加に転ずるタイミングで
トリガを発生していたのに対して、2つのスポット光の
重なった面積がある設定された値より下回ったときにト
リガを発生させるようにしても、十分に正確なコード読
取りを実現することができる。
【0054】図5は、前述したトリガ発生処理において
トリガが発生したときに、前記CPU32が行う画像読
取処理( 読取動作実行手段 )の流れを示す図。
【0055】トリガの発生に対応して、まず、照明35
へ通電を行って照明をON状態とし、発光素子25,2
6への通電を遮断してスポット光をOFF状態とする。
【0056】ここで、光電変換部37に供給される光量
が安定するまでの所定時間を待機し、この所定時間が経
過すると、撮像系ドライブ回路38を介して正式の画像
の読取り、すなわち2次元コード画像から2次元コード
データへの変換を伴う読取りを行う。
【0057】この正式の画像の読取りが終了すると、発
光素子25,26への通電を行ってスポット光をON状
態とし、照明35への通電を遮断して照明をOFF状態
とし、この画像読取処理を終了する。
【0058】この画像読取処理を終了すると、通常、前
述したトリガ発生処理へ再び戻るようになっている。
【0059】このような構成の本実施例においては、ま
ず、照明35への通電が行われておらず照明がOFF状
態となっており、発光素子25,26への通電が行われ
ているので、スポット光がON状態となっている。
【0060】ここで、図6に示すように、読取対象とし
ての印刷媒体27上に印刷された2次元コード41にコ
ードリーダ21の読取窓24と対向させると、その印刷
媒体27上に、発光素子25,26の比較的大きいスポ
ット光42,43が照射されている。
【0061】ここで、操作者がスポット光42,43の
中心と2次元コード41の中心とを合わせて、コードリ
ーダ21の読取窓24を2次元コード41の方に近付け
るか、又は印刷媒体27をコードリーダ21の方に近付
けると、スポット光42,43はその中心に向かって互
いに接近すると共に、その大きさが除々に小さくなり、
その輝度が除々に強くなる。
【0062】この時、スポット光42,43の中心と2
次元コード41の中心とがほぼ重なっている限り、2次
元コード41は、常にコードリーダ21の読取範囲の中
央に位置することになる。
【0063】これら2個のスポット光42,43は、最
終的に1つのスポット光46として2次元コード41の
中心で重なり合う。そして、そのスポット光46の面積
がより減少して、厳密な焦点距離となった後、そのスポ
ット光46の面積が増加に転じた時、この瞬間、自動的
にトリガが発生して、画像の読取が開始される。この
時、コードリーダ21と印刷媒体27( 2次元コード4
1 )との間の距離が、コードリーダ21の焦点距離とな
っている。
【0064】すなわち、照明35への通電か行われて照
明がON状態となり、2次元コードが均一な明るさ分布
を有する光により照明され、発光素子25,26への通
電が遮断されてスポット光がOFF状態となる。
【0065】ここで光電変換部37で受光される光の光
量が安定すると、正式に光電変換部37から撮像信号を
取込み、この撮像信号に対して画像解析を行って、2次
元コード画像を2次元コードデータに変換し、通信回路
39を介して外部データ処理装置へ出力する。
【0066】このように本実施例によれば、指向性の高
い可視光(スポット光)を放射する発光素子25,26
を、読取窓24の内部の読取の中心に対して対象な位置
に、そのスポット光の焦点距離とコードリーダ21の焦
点距離とをほぼ同じとし、しかもコードリーダ21の焦
点距離で読取範囲の中心で互いに重なるように設け、読
取前照明35を非通電、発光素子25,26を通電とし
て、光電変換部37からの撮像信号から連結領域の面積
及び明るさ分布とからスポット光を特定し、このスポッ
ト光の数が1になった時に焦点が合ったとしてトリガを
発生して、照明35を通電、発光素子25,26を非通
電として正式な画像の読取動作を行うことにより、印刷
媒体27上に示されるスポット光の中心に2次元コード
の中心を合わせながらコードリーダ21と印刷媒体27
とを接近させるだけで、コードリーダと2次元コードと
の間の距離を焦点距離に合わせると共にコードリーダの
読取範囲の中に2次元コードを収めることが簡単に短時
間でできる。さらにスポット光が1個に重なった時に、
自動的にトリガが発生して最適な読取りタイミングが得
られる。その結果、操作者は焦点距離の調整や目測する
必要がなく、しかも読取タイミングを判断する必要がな
いので、作業負担を軽減し読取効率を向上させることが
できる。
【0067】なお、この実施例においては、2個の発光
素子25,26を使用し、その2個のスポット光が焦点
距離で読取範囲の中心において重なり合うものについて
説明したが、この発明はこれに限定されるものではな
く、複数個の発光素子を使用して、その複数個のスポッ
ト光が焦点距離で読取範囲の中心において重なり合うも
のでも良く、また、複数個のスポット光が、例えば2組
に別れ、それぞれ読取範囲の中心に対して対象な2か所
でそれぞれ重なり合うものでも良いものである。
【0068】また、この実施例では、ガンタイプのコー
ドリーダ21について説明したが、この発明はこれに限
定されるものではなく、例えば図7に示すワンドタイプ
のコードリーダ51や、その他の2次元イメージを読取
るコードリーダならば適用できるものである。
【0069】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
コードリーダと2次元コードとの間の距離を焦点距離に
合わせると共にコードリーダの読取範囲の中に2次元コ
ードを収めることが簡単に短時間ででき、さらに自動的
に最適な読取りタイミングを発生させて、作業負担を軽
減し読取効率を向上させることができるコードリーダを
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すコードリーダを示す
斜視図。
【図2】同実施例のコードリーダの要部回路構成を示す
ブロック図。
【図3】同実施例のコードリーダの焦点距離に対する発
光素子の光路を説明するための図。
【図4】同実施例のコードリーダで行われるトリガ発生
処理の流れを示す図。
【図5】同実施例のコードリーダで行われる画像読取処
理の流れを示す図。
【図6】同実施例のコードリーダにおける読取対象上の
スポット光の動きを示す図。
【図7】同実施例のコードリーダの変形例を示す斜視
図。
【図8】従来のカメラを使用したコードリーダ( システ
ム )を示す斜視図。
【図9】従来のハンディタイプの非接触コードリーダを
示す斜視図。
【符号の説明】
21…コードリーダ、 24…読取窓、 25,26…発光素子、 31…制御部、 32…CPU、 35…照明、 37…光電変換部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷媒体上の2次元イメージを読取る2
    次元光電変換手段を備え、この2次元光電変換手段によ
    り読取った2次元イメージから2次元コードを解析する
    コードリーダにおいて、 指向性の高い可視光を放射する複数個の指標光出力手段
    と、 前記2次元光電変換手段から得られる2次元イメージか
    ら前記指標光出力手段からの複数の可視光の反射光を判
    別する指標光判別手段と、 前記指標光判別手段により判別された反射光が重なりを
    検出する焦点検出手段と、 この焦点検出手段により前記反射光が重なり合ったと判
    断した時に2次元イメージの読取動作を行う読取動作実
    行手段とを設け、 前記複数個の指標光出力手段は、互いに離れて配置さ
    れ、出力される可視光は前記2次元光電変換手段の読取
    りの焦点距離で互いに重なり合い、しかもその重なる位
    置は前記2次元光電変換手段の読取範囲の中心をその中
    心として配置されることを特徴とするコードリーダ。
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