JP3118488U - 木材へのインサート固定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インサートをインサート埋め込み穴に挿入するに当たり、その中心への位置決めを簡単に行えるようにする木材へのインサート固定装置の提供。
【解決手段】インサート17の雌ねじ17aに螺合させることができるボルト18と、このボルトを挿通させることができる位置決め孔15を有する位置決めプレート14とを備え、この位置決めプレートを木材表面に当てた状態で位置決め孔を通じてボルトをインサートの雌ねじに螺合させることにより、インサートをインサート埋め込み穴5中に位置決めした後、インサート埋め込み穴に硬化材を充填する。
【選択図】図11

Description

本考案は、雌ねじを有するインサートを、木材に穿設したインサート埋め込み穴に挿入し、該インサート埋め込み穴に硬化材を充填してインサートを固定する木材へのインサート固定装置に関する。
接合金物による木材同士の接合、例えば柱材と梁材とをその間に接合金物を介在させて接合する場合、雌ねじを有するインサートを木材に埋め込み、その雌ねじにボルトを螺合させて接合部材を木材表面に緊締することが行われている。
インサートとしては、雌ねじを有する異形鉄筋が使用されることが多く、これを木材に埋め込むには、木材に穿設したインサート埋め込み穴に所要長さの異形鉄筋を挿入し、該インサート埋め込み穴に樹脂やモルタル等の硬化材を充填して、インサートである異形鉄筋を固定するようにしている。
異形鉄筋をインサート埋め込み穴に挿入して硬化材で固定する技術としては、例えば特許文献1(特開2003−191212号公報)及び特許文献2(特開2003−193570号公報)に開示された技術がある。
これら特許文献1及び特許文献2には、木材の端面にインサート埋め込み穴である非貫通孔を設けるとともに、この非貫通孔の開口部側に連通する注入孔と、盲端側に連通するエアー抜き兼充填確認孔とを木材の側面に設け、インサートである異形鉄筋を非貫通孔中に余裕をもって挿入した状態で、硬化材として無収縮性モルタルを注入孔から注入し、エアー抜き兼充填確認孔からエアー抜きして、非貫通孔と異形鉄筋との間の隙間に無収縮性モルタルを充填する技術が開示されている。
特開2003−191212号公報 特開2003−193570号公報
このような従来技術の場合、非貫通孔と異形鉄筋との間に無収縮性モルタルが満遍なく行き渡るように、非貫通孔と異形鉄筋との間には充分な隙間が全周に形成されなければならない。そのためには、異形鉄筋が非貫通孔の中心に位置決めされなければならないが、特許文献1及び特許文献2には、異形鉄筋の位置決めについては、何らの技術も開示されていない。
また、特許文献2には、非貫通孔を断面凸凹形状として内径を部分的に大きくすることにより、異形鉄筋の引き抜き抵抗を大きくする技術も開示されているが、内径を部分的に大きくする断面凹状部分が、注入孔とエアー抜き兼充填確認孔との間で形成されているため、この断面凹状部分に無収縮性モルタルが行き渡らない恐れがある。
本考案の第1の課題は、インサートをインサート埋め込み穴に挿入するに当たり、その中心への位置決めを簡単に行えるようにすることにある。
本考案の第2の課題は、インサート埋め込み穴の内径を部分的に大きくする部分にも、硬化材を満遍なく充填することができるようにすることにある。
本考案は、雌ねじを有するインサートを、木材に穿設したインサート埋め込み穴に挿入し、該インサート埋め込み穴に硬化材を充填してインサートを固定する木材へのインサート固定装置において、上記第1の課題を達成するため、インサートの雌ねじに螺合させることができる雄ねじ部材と、この雄ねじ部材を挿通させることができる位置決め孔を有する位置決めプレートとを備え、この位置決めプレートを木材表面に当てた状態で位置決め孔を通じて雄ねじ部材をインサートの雌ねじに螺合させることにより、インサートをインサート埋め込み穴中に位置決めした後、インサート埋め込み穴に硬化材を充填する。
その好ましい形態は次のとおりである。
仮止め部材を挿通させる仮止め孔を位置決めプレートに設け、この仮止め孔を通じて位置決めプレートを仮止め部材にて木材表面に仮止めできるようになっている。
木材同士を接合する接合金物の側板が位置決めプレートを兼ね、接合部材を木材表面に仮止めして位置決め孔を通じて雄ねじ部材をインサートの雌ねじに螺合させた後、インサート埋め込み穴に硬化材を充填する。
位置決めプレートに複数の位置決め孔が設けられ、一枚の位置決めプレートにて複数のインサートを複数のインサート埋め込み穴に対して位置決めできるようになっている。
また、第2の課題も達成するため、インサート埋め込み穴の盲端に、その内径を部分的に大きくする拡幅部が形成されているとともに、この拡幅部に直接連通する硬化材注入穴と、インサート埋め込み穴の開口部側に連通する硬化材排出穴とが木材に設けられ、硬化材を硬化材注入穴から注入して拡幅部を含むインサート埋め込み穴に充填し、余分の硬化材を硬化材排出穴から排出できるようになっている。
本考案は、位置決めプレートを木材表面に当てた状態で位置決め孔を通じて雄ねじ部材をインサートの雌ねじに螺合させることにより、インサートをインサート埋め込み穴中に位置決めした後、インサート埋め込み穴に硬化材を充填するので、位置決めプレートを定規としてインサートをインサート埋め込み穴の中心に正確に位置決めでき、硬化材により全周を平均に固めた安定状態にして固定できる。
請求項2の考案によれば、位置決め孔をインサート埋め込み穴に一致させた状態で位置決めプレートを木材表面に仮止め部材で一時的に固定し、硬化材の硬化後に位置決めプレートを木材表面から取り外すので、位置決めプレートによる位置決めと、位置決めプレートの取り外し作業が容易になる。また、仮止め部材を挿通させる仮止め孔を位置決めプレートに設けたので、木材表面への位置決めプレートの仮止めを容易に行える。
請求項3の考案によれば、木材同士を接合する接合金物の側板が位置決めプレートを兼ねているので、専用の位置決めプレートが不要になるとともに、インサートの位置決め及びその固定と、木材への接合部材の固定とを同時に行うことができる。
請求項4の考案によれば、一枚の位置決めプレートにて複数のインサートを複数のインサート埋め込み穴に対して位置決めするので、作業性が向上する。
請求項5の考案によれば、インサート埋め込み穴の盲端に、その内径を部分的に大きくする拡幅部が形成され、この拡幅部に直接連通する硬化材注入穴から硬化材を注入し、インサート埋め込み穴の開口部側に連通する硬化材排出穴から余分の硬化材を排出するので、硬化材を拡幅部にも確実に充填できる。
次に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
木材である柱材と同じく木材である梁材とを接合する場合を例にして、先ず、柱材にインサート埋め込み穴を穿設する方法について説明する。
図1及び図2に示すように、柱材1において、梁材との接合面の複数箇所、例えば4箇所に、通常のドリル2により所要深さの穴3を真っ直ぐ掘削した後、図3及び図4に示すように、ルータビット4により穴3の盲端の全周を拡幅切削して、盲端に環状の拡幅部5aを有するインサート埋め込み穴5を穿設する。
次に、各インサート埋め込み穴5について、その拡幅部5aに連通する小径の硬化材注入穴6と、インサート埋め込み穴5の開口5bの近傍でインサート埋め込み穴5に連通する小径の硬化材排出穴7とを、柱材1の側面からドリル8により掘削する。
図5及び図6に示すように、梁材9については、柱材1と接合する端面の複数箇所、例えば4箇所に、柱材1の場合と同様に、通常のドリル2により所要深さの穴10を真っ直ぐ掘削した後、図7及び図8に示すように、ルータビット4により穴10の盲端の全周を拡幅切削して、盲端に環状の拡幅部11aを有するインサート埋め込み穴11を穿設する。
次に、各インサート埋め込み穴11について、その拡幅部11aに連通する小径の硬化材注入穴12と、インサート埋め込み穴11の開口11bの近傍でインサート埋め込み穴11に連通する小径の硬化材排出穴13とを、梁材9の側面からドリル8により掘削する。
このように穿設した柱材1のインサート埋め込み穴5及び梁材9のインサート埋め込み穴11のそれぞれにインサートを埋め込むが、その際、実施例1では、図9及び図10に示すような位置決めプレート14を用いる。
位置決めプレート14は例えば鋼板製で、これには、位置決め孔15が4箇所のインサート埋め込み穴5・11の配置に合わせて4箇所に設けられているとともに、位置決め孔15よりも小さい仮止め孔16が例えば上下2箇所に設けられている。位置決め孔15は、インサート17の雌ねじ17aに螺合させることができる雄ねじ部材であるボルト18を挿通させることができる大きさ、仮止め孔16は、位置決めプレート14を仮止めするための仮止め部材であるビス19を挿通させることができる大きさとなっている。
インサート17は、雌ねじ17aを有する異形鉄筋を所要長さに切断したもので、インサート埋め込み穴5・11に対しその内周面との間に隙間を形成して挿入することができるサイズである。
柱材1のインサート埋め込み穴5にインサート17を埋め込む場合、図11に示すように、インサート埋め込み穴5にインサート17を挿入しておいてから、位置決めプレート14の位置決め孔15をインサート埋め込み穴5に一致させ、位置決めプレート14の仮止め孔16を通じてビス19を柱材1にねじ込んで、位置決めプレート14を柱材1の接合面に仮止めする。
この状態で、インサート埋め込み穴5のそれぞれについて、ボルト18を位置決めプレート14の位置決め孔15を通じてインサート17の雌ねじ17aに螺合させると、インサート17がインサート埋め込み穴5の内面に接触することなくその中心に位置決めされる。
次に、図12に示すように、インサート埋め込み穴5のそれぞれについて、注入パイプPにより硬化材注入穴12からエポキシ樹脂等の硬化材20を注入し、余分の硬化材20が硬化材排出穴13から排出されるまでインサート埋め込み穴5に硬化材20を充填する。このとき、硬化材注入穴12がインサート埋め込み穴5の盲端の拡幅部5aに連通していて、先に拡幅部5aに充填されるので、硬化材20は拡幅部5aを含む全域に隙間無く充填される。充填したら、硬化材注入穴12及び硬化材排出穴13を木栓21で閉塞して硬化材20の硬化を待つ。硬化材20が硬化すると、インサート17はインサート埋め込み穴5内にしっかりと接着固定され、拡幅部5a内で硬化した硬化材20がインサート17の大きな引き抜き抵抗となる。
硬化材20の硬化後、図13に示すように、ボルト18をインサート17の雌ねじ17aから外すとともに、ビス19を抜いて位置決めプレート14を柱材1から取り外す。
この後、図14に示すように、ボルト18をインサート17の雌ねじ17aに螺合させ、接合金具22を柱材1の接合面に緊締する。接合金具22は、例えば図16に示すようなもので、H形鋼で作られ、その両側の側板22a・22bのそれぞれの4箇所にボルト挿通孔23が設けられており、このボルト挿通孔23を通じてボルト18をインサート17の雌ねじ17aに螺合させることで、片側の側板22aを柱材1の接合面に緊締する。
梁材9のインサート埋め込み穴11についても、上記と同様に位置決めプレート14を用いてインサート17を位置決めし、硬化材20を充填して硬化させる。そして、図15に示すように、接合金具22の反対側の側板22bを、柱材1の場合と同様にボルト18にて梁材9の端面に緊締し、柱材1と梁材9とを接合金具22を介して接合する。
次に、実施例2は、図17及び図18に示すように、接合金具22の側板22a・22bが位置決めプレートを兼ねるようにしたものである。すなわち、接合金具22の側板22a・22bのそれぞれの4箇所のボルト挿通孔23が、インサート17を位置決めするための位置決め孔を兼ねるようになっている。また、接合金具22自体を仮止めするため、ビス等の仮止め部材を挿通させる仮止め孔24が、それぞれのボルト挿通孔23に対応させて側板22a・22bに設けられている。
このような接合金具22を用いてインサート17を梁材9のインサート埋め込み穴11に埋め込む場合、図19に示すように、接合金具22の片側の側板22aのボルト挿通孔23を梁材9のインサート埋め込み穴11に一致させた状態で、接合金具22をビス19にて梁材9の端面に仮止めする。すなわち、ビス19を仮止め孔24を通じて梁材9の端面にねじ込む。
このようにしておいて、インサート埋め込み穴11のそれぞれについて、ボルト18を接合金具22のボルト挿通孔23を通じてインサート17の雌ねじ17aに螺合させると、インサート17がインサート埋め込み穴11の内面に接触することなくその中心に位置決めされる。
次に、図20に示すように、インサート埋め込み穴11のそれぞれについて、注入パイプPにより硬化材注入穴12からエポキシ樹脂等の硬化材20を注入し、余分の硬化材20が硬化材排出穴13から排出されるまでインサート埋め込み穴11に硬化材20を充填する。充填したら、硬化材注入穴12及び硬化材排出穴13を木栓21で閉塞して硬化材20の硬化を待つ。硬化材20の硬化後に、図21に示すようにビス19を取り外すが、取り外さなくとも支障がなければ、そのままにしておいても構わない。
この後、柱材1に対して、接合金具22の反対側の側板22bを位置決めプレートとして、梁材9に対する場合と同様に、ビス19で仮止めしておいてから、図22に示すようにインサート埋め込み穴5のそれぞれについて、ボルト18を接合金具22のボルト挿通孔23を通じてインサート17の雌ねじ17aに螺合させ、その後、硬化材注入穴6からエポキシ樹脂等の硬化材20を注入し、余分の硬化材20が硬化材排出穴7から排出されるまでインサート埋め込み穴5に硬化材20を充填する。充填したら、硬化材注入穴6及び硬化材排出穴7を木栓21で閉塞して硬化材20を硬化させる。
従って、実施例2の場合は、実施例1の場合のような位置決めプレート14を用いなくとも、柱材1と梁材9とを実施例1の場合と同じ接合関係にできる。
上記の実施例1及び実施例2においては、インサート17の雌ねじ17aに螺合させる雄ねじ部材としてボルト18を用いたが、ボルト18以外の雄ねじ部材でもよい。また、仮止め部材としてビス19を用いたが、釘や両面接着テープなどでも構わない。
さらに、本考案は、柱材と梁材とを接合する場合に限らず、インサートを埋め込み、その雌ねじに雄ねじ部材を螺合させて木材同士を接合する場合に、広範囲に適用できる。
インサート埋め込み穴となる穴をドリルで柱材に掘削する方法を示す簡略側面図である。 同じく斜視図である。 ルータビットで穴の盲端を拡幅する方法を示す簡略側面図である。 同じく簡略断面図である。 インサート埋め込み穴となる穴をドリルで梁材に掘削する方法を示す簡略側面図である。 同じく斜視図である。 ルータビットで穴の盲端を拡幅する方法を示す簡略側面図である。 同じく簡略断面図である。 本考案の実施例1で用いる位置決めプレートの正面図である。 この位置決めプレートとインサートとボルトの関係を示す側面図である。 実施例1において、柱材のインサート埋め込み穴に対してインサートを位置決めプレートで位置決めする状態を示す断面図である。 インサート埋め込み穴に硬化材を充填する方法を示し、図11とは直角な断面図である。 硬化材の硬化後に位置決めプレートを取り外す状態を示す断面図である。 インサートの雌ねじにボルトを螺合させて柱材の接合面に接合金具を固定した状態の断面図である。 実施例1において、接合金具を介して柱材と梁材とを接合させた状態の断面図である。 実施例1で用いる接合金具の斜視図である。 本考案の実施例2で用いる接合金具の正面図である。 この接合金具とインサートとボルトの関係を示す側面図である。 実施例2において、梁材のインサート埋め込み穴に対してインサートを接合金具で位置決めする状態を示す断面図である。 インサート埋め込み穴に硬化材を充填する方法を示す断面図である。 接合金具の仮止めに用いたビスを取り外す状態を示す断面図である。 実施例2において、接合金具を介して柱材と梁材とを接合させた状態の断面図である。
符号の説明
1 柱材
2 ドリル
3 穴
4 ルータビット
5 インサート埋め込み穴
5a 拡幅部
5b 開口
6 硬化材注入穴
7 硬化材排出穴
8 ドリル
9 梁材
10 穴
11 インサート埋め込み穴
11a 拡幅部
11b 開口
12 硬化材注入穴
13 硬化材排出穴
14 位置決めプレート
15 位置決め孔
16 仮止め孔
17 インサート
17a 雌ねじ
18 ボルト
19 ビス
20 硬化材
21 木栓
22 接合金具
22a・22b 側板
23 ボルト挿通孔
24 仮止め孔

Claims (5)

  1. 雌ねじを有するインサートを、木材に穿設したインサート埋め込み穴に挿入し、該インサート埋め込み穴に硬化材を充填してインサートを固定する木材へのインサート固定装置において、インサートの雌ねじに螺合させることができる雄ねじ部材と、この雄ねじ部材を挿通させることができる位置決め孔を有する位置決めプレートとを備え、この位置決めプレートを木材表面に当てた状態で位置決め孔を通じて雄ねじ部材をインサートの雌ねじに螺合させることにより、インサートをインサート埋め込み穴中に位置決めした後、インサート埋め込み穴に硬化材を充填することを特徴とする木材へのインサート固定装置。
  2. 仮止め部材を挿通させる仮止め孔を位置決めプレートに設け、この仮止め孔を通じて位置決めプレートを仮止め部材にて木材表面に仮止めできるようになっていることを特徴とする、請求項1に記載の木材へのインサート固定装置。
  3. 木材同士を接合する接合金物の側板が位置決めプレートを兼ね、接合部材を木材表面に仮止めして位置決め孔を通じて雄ねじ部材をインサートの雌ねじに螺合させた後、インサート埋め込み穴に硬化材を充填することを特徴とする請求項1に記載の木材へのインサート固定装置。
  4. 位置決めプレートに複数の位置決め孔が設けられ、一枚の位置決めプレートにて複数のインサートを複数のインサート埋め込み穴に対して位置決めできるようになっていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の木材へのインサート固定装置。
  5. インサート埋め込み穴の盲端に、その内径を部分的に大きくする拡幅部が形成されているとともに、この拡幅部に直接連通する硬化材注入穴と、インサート埋め込み穴の開口部側に連通する硬化材排出穴とが木材に設けられ、硬化材を硬化材注入穴から注入して拡幅部を含むインサート埋め込み穴に充填し、余分の硬化材を硬化材排出穴から排出できるようにしたことを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の木材へのインサート固定装置。
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