JP3118448U - 鮎友釣り用タモ網 - Google Patents
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Abstract
【課題】魚を釣り上げた際に、釣り上げた魚を弱らせないようにして移すことできるタモ網、特に鮎友釣り用に適した鮎友釣り用タモ網を提供する。
【解決手段】鮎友釣り用タモ網は、獲り込み口を形成する円環状の円環枠1と、該円環枠1の一部に前記円環枠と同一水平面となるように固定した短棒状の柄2と、前記円環枠1に開口部が縫着され、底部に前記柄2と同一方向に延びる細幅円筒状の魚誘導通路3を形成し、該魚誘導通路3の先端に常時閉鎖状の閉蓋4を備えている網本体5とから構成される。前記閉蓋4には、鈎状のフック6を固定し、通常は前記フック6を円環枠1に引っ掛けて保持する。前記閉蓋4は、2枚の弾性板材の両端を枢軸で軸支して常時閉鎖され、2枚の弾性板材を矢印方向の両側から指で押すことにより、丸形状に開口させることができる。
【選択図】図1
【解決手段】鮎友釣り用タモ網は、獲り込み口を形成する円環状の円環枠1と、該円環枠1の一部に前記円環枠と同一水平面となるように固定した短棒状の柄2と、前記円環枠1に開口部が縫着され、底部に前記柄2と同一方向に延びる細幅円筒状の魚誘導通路3を形成し、該魚誘導通路3の先端に常時閉鎖状の閉蓋4を備えている網本体5とから構成される。前記閉蓋4には、鈎状のフック6を固定し、通常は前記フック6を円環枠1に引っ掛けて保持する。前記閉蓋4は、2枚の弾性板材の両端を枢軸で軸支して常時閉鎖され、2枚の弾性板材を矢印方向の両側から指で押すことにより、丸形状に開口させることができる。
【選択図】図1
Description
本考案は、魚を釣り上げた際に使用するタモ網、特に鮎友釣り用に適した鮎友釣り用タモ網に関する。
従来、鮎の友釣りの際に使用するタモ網は、柄が短く且つ釣り上げた鮎と囮鮎とを同時にも獲り込めるように獲り込み口が広いものである。
釣り上げた鮎は、タモ網内で針を外して囮鮎とするか友舟といわれる保管箱に入れるが、この友舟は釣り人の腰に紐で繋ぎ止めて小舟のように水面上に浮かせて鮎を生きたままの状態で収容できる構造となっている。
したがって、釣り上げた鮎を弱らせないようにして囮鮎とするか友舟に移すことが重要であるが、現状では釣り上げた鮎又は囮鮎を手で捕まえて友舟に移すので、移す途中で逃がしたり、弱らせたりすることがあった。
なお、一般的な掬い網であるが、掬い網に工夫を凝らして捕らえた魚類を移す細長網部分を形成することが公知となっている。
この公知技術は、タモ網で魚類を捕らえて後これを引上げる場合、タモ網の細長き部分を折り曲げ状態から引き延ばし状態にすることにより、タモ網内の魚類を細長き部分から簡単に排出することができるものである(特許文献1を参照)。
登録実用新案第37766号
釣り上げた鮎は、タモ網内で針を外して囮鮎とするか友舟といわれる保管箱に入れるが、この友舟は釣り人の腰に紐で繋ぎ止めて小舟のように水面上に浮かせて鮎を生きたままの状態で収容できる構造となっている。
したがって、釣り上げた鮎を弱らせないようにして囮鮎とするか友舟に移すことが重要であるが、現状では釣り上げた鮎又は囮鮎を手で捕まえて友舟に移すので、移す途中で逃がしたり、弱らせたりすることがあった。
なお、一般的な掬い網であるが、掬い網に工夫を凝らして捕らえた魚類を移す細長網部分を形成することが公知となっている。
この公知技術は、タモ網で魚類を捕らえて後これを引上げる場合、タモ網の細長き部分を折り曲げ状態から引き延ばし状態にすることにより、タモ網内の魚類を細長き部分から簡単に排出することができるものである(特許文献1を参照)。
本考案は、魚を釣り上げた際に、釣り上げた魚を弱らせないようにして移すことできるタモ網、特に鮎友釣り用に適した鮎友釣り用タモ網を提供することを目的とする。
本考案の鮎友釣り用タモ網は、獲り込み口を形成する円環状の円環枠と、該円環枠の一部に前記円環枠と同一水平面となるように固定した短棒状の柄と、前記円環枠に開口部が縫着され、底部に前記柄と同一方向に延びる細幅円筒状の魚誘導通路を形成し、該魚誘導通路の先端に2枚の弾性部材からなる常時閉鎖状の閉蓋を備えている網本体とから構成されるものである。
また、本考案の鮎友釣り用タモ網は、獲り込み口を形成する円環状の円環枠と、該円環枠の一部に前記円環枠と同一水平面となるように固定した短棒状の柄と、前記円環枠に開口部が縫着され、底部に前記柄と直角方向に延びる細幅円筒状の魚誘導通路を形成し、該魚誘導通路の先端に2枚の弾性部材からなる常時閉鎖状の閉蓋を備えている網本体とから構成されるものである。
また、本考案の鮎友釣り用タモ網は、獲り込み口を形成する円環状の円環枠と、該円環枠の一部に前記円環枠と同一水平面となるように固定した短棒状の柄と、前記円環枠に開口部が縫着され、底部に前記柄と直角方向に延びる細幅円筒状の魚誘導通路を形成し、該魚誘導通路の先端に2枚の弾性部材からなる常時閉鎖状の閉蓋を備えている網本体とから構成されるものである。
本考案の鮎友釣り用タモ網は、底部に柄と同一方向又は直角方向に延びる細幅円筒状の魚誘導通路を形成しているので、網中で取り外した鮎を魚誘導通路に誘導して常時閉鎖状の閉蓋の2枚の弾性板材を両側から指で押すことにより丸形状に開口させることができるので、前記取り外した鮎は手を触れることなく網から友舟に移すことができ、逃がしたり、弱らせたりすることがない。
本考案の鮎友釣り用タモ網の一実施例を図面に基づいて、以下に説明する。
図1の平面図及び図2の左側面図に示すように、本考案の鮎友釣り用タモ網は、獲り込み口を形成する円環状の円環枠1と、該円環枠1の一部に前記円環枠と同一水平面となるように固定した短棒状の柄2と、前記円環枠1に開口部が縫着され、底部に前記柄2と同一方向に延びる細幅円筒状の魚誘導通路3を形成し、該魚誘導通路3の先端に常時閉鎖状の閉蓋4を備えている網本体5とから構成される。
前記閉蓋4には、鈎状のフック6を固定し、図3に示すように、通常は前記フック6を円環枠1に引っ掛けて保持する。
前記閉蓋4は、図2の矢印方向から見た図4(a)に示すように、2枚の弾性板材7,7の両端を枢軸8,8で軸支して常時閉鎖され、2枚の弾性板材7,7を矢印方向の両側から指で押すことにより、図4(b)に示すように、丸形状に開口させることができる。
なお、前記弾性板材7,7は、金属製又はプラスチック製の材料から構成される。
図1の平面図及び図2の左側面図に示すように、本考案の鮎友釣り用タモ網は、獲り込み口を形成する円環状の円環枠1と、該円環枠1の一部に前記円環枠と同一水平面となるように固定した短棒状の柄2と、前記円環枠1に開口部が縫着され、底部に前記柄2と同一方向に延びる細幅円筒状の魚誘導通路3を形成し、該魚誘導通路3の先端に常時閉鎖状の閉蓋4を備えている網本体5とから構成される。
前記閉蓋4には、鈎状のフック6を固定し、図3に示すように、通常は前記フック6を円環枠1に引っ掛けて保持する。
前記閉蓋4は、図2の矢印方向から見た図4(a)に示すように、2枚の弾性板材7,7の両端を枢軸8,8で軸支して常時閉鎖され、2枚の弾性板材7,7を矢印方向の両側から指で押すことにより、図4(b)に示すように、丸形状に開口させることができる。
なお、前記弾性板材7,7は、金属製又はプラスチック製の材料から構成される。
次に、本考案の鮎友釣り用タモ網の操作方法を図面に基づいて、以下に説明する。
通常は、図3に示すように鈎状の前記フック6を円環枠1に引っ掛けて保持すれば、前記魚誘導通路3がブラブラしないので取扱いが便利である。
鮎を釣り上げたら、本考案の鮎友釣り用タモ網で獲り込み、網本体5の中で釣り上げた鮎又は囮鮎を取り外し、前記フック6を円環枠1から外して前記魚誘導通路3を引き延ばし先端を友舟に導き、取り外した鮎は前記魚誘導通路3を誘導されて常時閉鎖状の閉蓋4に至る。
そこで、図4(a)に示すように、2枚の弾性板材7,7を矢印方向の両側から指で押すことにより、図4(b)に示すように、丸形状に開口させることができるので、前記取り外した鮎は手を触れることなく友舟に移すことができる。
通常は、図3に示すように鈎状の前記フック6を円環枠1に引っ掛けて保持すれば、前記魚誘導通路3がブラブラしないので取扱いが便利である。
鮎を釣り上げたら、本考案の鮎友釣り用タモ網で獲り込み、網本体5の中で釣り上げた鮎又は囮鮎を取り外し、前記フック6を円環枠1から外して前記魚誘導通路3を引き延ばし先端を友舟に導き、取り外した鮎は前記魚誘導通路3を誘導されて常時閉鎖状の閉蓋4に至る。
そこで、図4(a)に示すように、2枚の弾性板材7,7を矢印方向の両側から指で押すことにより、図4(b)に示すように、丸形状に開口させることができるので、前記取り外した鮎は手を触れることなく友舟に移すことができる。
また、本考案の鮎友釣り用タモ網の他の実施例を図面に基づいて、以下に説明する。
他の実施例の鮎友釣り用タモ網と図1に示すタモ網との違いは、魚誘導通路3が柄2とは直角方向に延びていることである。
本考案の鮎友釣り用タモ網は、図5の平面図及び図6の左側面図に示すように、獲り込み口を形成する円環状の円環枠1と、該円環枠1の一部に前記円環枠と同一水平面となるように固定した短棒状の柄2と、前記円環枠1に開口部が縫着され、底部に前記柄2と直角方向に延びる細幅円筒状の魚誘導通路3を形成し、該魚誘導通路3の先端に常時閉鎖状の閉蓋4を備えている網本体5とから構成される。
前記閉蓋4には、鈎状のフック6を固定し、図7に示すように、通常は前記フック6を円環枠1に引っ掛けて保持する。
前記閉蓋4は、図6の矢印方向から見た図8(a)に示すように、2枚の弾性板材7,7の両端を枢軸8,8で軸支して常時閉鎖され、2枚の弾性板材7,7を矢印方向の両側から指で押すことにより、図8(b)に示すように、丸形状に開口させることができる。
なお、前記弾性板材7,7は、金属製又はプラスチック製の材料から構成される。
他の実施例の鮎友釣り用タモ網と図1に示すタモ網との違いは、魚誘導通路3が柄2とは直角方向に延びていることである。
本考案の鮎友釣り用タモ網は、図5の平面図及び図6の左側面図に示すように、獲り込み口を形成する円環状の円環枠1と、該円環枠1の一部に前記円環枠と同一水平面となるように固定した短棒状の柄2と、前記円環枠1に開口部が縫着され、底部に前記柄2と直角方向に延びる細幅円筒状の魚誘導通路3を形成し、該魚誘導通路3の先端に常時閉鎖状の閉蓋4を備えている網本体5とから構成される。
前記閉蓋4には、鈎状のフック6を固定し、図7に示すように、通常は前記フック6を円環枠1に引っ掛けて保持する。
前記閉蓋4は、図6の矢印方向から見た図8(a)に示すように、2枚の弾性板材7,7の両端を枢軸8,8で軸支して常時閉鎖され、2枚の弾性板材7,7を矢印方向の両側から指で押すことにより、図8(b)に示すように、丸形状に開口させることができる。
なお、前記弾性板材7,7は、金属製又はプラスチック製の材料から構成される。
1 円環枠
2 柄
3 魚誘導通路
4 閉蓋
5 網本体
6 フック
7 弾性板材
8 枢軸
2 柄
3 魚誘導通路
4 閉蓋
5 網本体
6 フック
7 弾性板材
8 枢軸
Claims (2)
- 獲り込み口を形成する円環状の円環枠と、該円環枠の一部に前記円環枠と同一水平面となるように固定した短棒状の柄と、前記円環枠に開口部が縫着され、底部に前記柄と同一方向に延びる細幅円筒状の魚誘導通路を形成し、該魚誘導通路の先端に2枚の弾性部材からなる常時閉鎖状の閉蓋を備えている網本体とから構成されることを特徴とする鮎友釣り用タモ網。
- 獲り込み口を形成する円環状の円環枠と、該円環枠の一部に前記円環枠と同一水平面となるように固定した短棒状の柄と、前記円環枠に開口部が縫着され、底部に前記柄と直角方向に延びる細幅円筒状の魚誘導通路を形成し、該魚誘導通路の先端に2枚の弾性部材からなる常時閉鎖状の閉蓋を備えている網本体とから構成されることを特徴とする鮎友釣り用タモ網。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005009400U JP3118448U (ja) | 2005-11-09 | 2005-11-09 | 鮎友釣り用タモ網 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005009400U JP3118448U (ja) | 2005-11-09 | 2005-11-09 | 鮎友釣り用タモ網 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3118448U true JP3118448U (ja) | 2006-01-26 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3118448U (ja) |
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2005
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