JP3104270U - 水中生物捕捉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】分解組立て可能な、多種の魚、蟹等が容易に捕捉でき、水底に絡まり付きにくく、公害汚染の問題がない水中生物捕捉装置を提供する。
【解決手段】中央に取っ手を持つ捕捉筒1の前部に、前箍を有する前部開口11を設け、これに前箍を有する弾性ホッパ2を設け、前部固定部材3で固定する。捕捉筒の後部に設けた貫通孔に中に餌を放置する餌筒4を備え、蓋5で固定して、構成されている。
【選択図】図6

Description

本考案は、魚、カニ等の水中生物捕捉装置に関する。
図1は従来の水中生物捕捉装置とその使用状態を示す図である。この捕捉装置は、団扇状の網10から構成される。その中に腐敗魚の頭Aを放置する。腐敗魚の頭Aの臭で、腐った水産物を食べるカニXを誘って捕る。
図2はもう一つの従来の水中生物捕捉装置とその使用状態を示す図である。これは、捕捉網20から形成される。その四周の支持ロッド201により水底に張ると同時に、ロッド201に縛る。また、ひも202で腐敗魚の頭Aを捕捉網20に掛ける。腐敗魚Aの頭の臭で、腐った水産物を食べるカニを誘って捕る。
特になし。
しかし、従来は、団扇状の網10又は捕捉網20で、カニXの足を絡まり付けて捕るので、他の水産物を捕ることができず、捕獲可能な種類が少なく、水産物の捕捉機会が減らされ、小型ものしか捕れない。また、団扇状の網10及び捕捉網20は頻繁に水中で絡まり付くので、全ての回収はできないため、水中の二次公害を招きやすい。回収できなかった網10及び捕捉網20は、これに他の水産物が錯誤接触してその死亡腐蝕を招き、又はごみ、廃物を集めて、生態系を破壊する。また、従来品は岸辺又は浅い水際だけに適合するので、使用範囲が縮められ、実用性に乏しい。さらに、誘い餌としての腐敗魚の頭Aは、水中の汚染を招きやすい。捕捉したカニを取り出すときは、いつも、足部の絡まり付きのせいで、時間、労力が浪費させられるばかりでなく、カニの足が切断されると、値段、品質も低下する。最も良くないのは、絡まり付きのせいで、死亡して鮮度喪失を招く。従来品の網状構造は、度々、水底や異物に絡まり付いて、回収できなくなる。これらの欠陥は、長い間、業者及び消費者にとって、解決しなければならない問題であった。
本考案は上記問題を解決するためになされたものである。
本考案に係る水中生物捕捉装置は、中央に取っ手を持つ捕捉筒の前部に前箍を有する前部開口が設けられ、前記前部開口に前箍を有する弾性ホッパが備えられて、前部固定部材で固定され、前記捕捉筒の後部に筒の内外を連通する孔が設けられ、その連通孔の中に、餌を収容するための餌筒が出入れ自在に設置されて、蓋で固定されていることを特徴としている。
上記構成により、水中の様々な大きい水産物を捕捉することができ、自づと下へ沈み、水底に絡まり付かず、全数回収ができ、従って、公害・汚染の問題を生じさせず、深浅いずれの水底でも使用可能であり、水産物が無傷で保存され、鮮度を維持する。
可及的に多種類の、小型のみならず大型の水中生物の捕捉が可能で、水底に絡まり付かず、二次公害を招かない、生態系を破壊しない、全数回収可能な、適合水域が岸辺又は浅い水際だけに限らず、水中汚染を招かない、水産物の捕獲困難又はカニ足の切断を招かないなどの優れた効果を有する。
図3及び図4に基づいて本考案の実施の形態を説明する。図3は本考案の水中生物捕捉装置の分解図、図4は組立て状態の断面図である。
捕捉筒1は網製の筒体であり、前後に収縮された開口を有する。前部開口11の末端に、前箍111が設けられる。前部開口11の中に、前箍21を有する弾性ホッパが設けられている。弾性ホッパ2は錐状又は他の形状に形成され、捕捉筒1の中に収容される。前箍111及び弾性ホッパの前箍21は、U形断面の前部固定部材3により一体的に結合されている。図3に示すように、捕捉筒1の中央外側上部に、持ち運びのため、及び浮標Bを縛るための取っ手113が設けられている。捕捉筒1の後部に、捕捉筒1の内外を連通する孔112が設けられており、その孔の中に餌筒4が交換可能に押し込まれ、同じ孔112に押し込まれた蓋5で固定されている。
捕捉筒1は、それ自身が重量を持つ金属製としてもよい。これにより、捕捉筒1が自らの重量で、図3に示すように、自づと水底Dまで沈む。取って113には、存在位置の標識となり、従って全数の確実回収を可能にするために、ひもを具有する浮標Bを結合してある。浮標Bが水Cの上面に浮かぶと、ユーザはいつも容易に捕捉筒1を水面へ引き上げて回収することができる。水域の深浅を問わず、便利に作業できる。
前部開口11中に配置される弾性ホッパ2は前大後小のロート状に形成されている。捕捉筒1の前部に前箍111を固定するために、弾性ホッパ2の前部にも、弾性ホッパ2の前箍21を設ける。U形断面の前部固定部材3により弾性ホッパ2と前箍21の両者か一体的に結合されている。
このような構造により、大きな魚X3が入るときは、障害とならない。魚X3が錐状及び放射状の分割線の弾性ホッパ2に逢う場合に、その構造がスムーズに伸縮開閉できるので、弾性ホッパ2が容易に開けられ、大きい魚X3が図6に示すように入ることができる。また、魚が入り切ると、弾性ホッパ2の後端が自動的に収縮し閉じられる。
そのときに、大きい魚X3が閉じられた弾性ホッパ2の後端から逃げられなくなり、捕捉筒1の内部空間に制限される。大きなカニX4の動作も同じである。
大きい魚X3、大きなカニX4又は他の水産物は、メッシュ・グリッド状の中に、餌A3を放置する餌筒4から発散している臭に吸引される。図1,2に示すような腐った魚の頭Aを使用しないので、汚染を招かない。捕捉筒1は確実に回収されるばかりでなく、筒状ものも水底Dに絡まり付かないので、二次公害を招かないし、生態系も破壊されない。捕捉された水産物、例えば大きい魚X3や大きなカニX4などは、前の弾性ホッパ2、後の餌筒4のために、どこからも逃げられない。捕捉方式は、絡み付けるタイプではないので、水産物の損傷がなく、取り出しも容易であり、死亡させることも難いことが分かる。また、捕捉筒1は充分の収容空間を有するので、水産物の種類、捕捉の数量、生存率も向上する。大きな水産物でも捕捉できるので、品質、価値がアップされる。捕捉筒1を回収したい場合は、ただ、浮標Bを目印として、図5に示すように、それを引き上げれば良い。前部固定部材3を外すと、ホッパ2を前部開口11から取り出すことができ、大きい魚X3、大きなカニX4など水産物を前部開口11から出すことができる。餌A3を入れたい場合は、蓋5を開けて餌筒4を取り出す。入れたあとで、蓋5を押し込んで固定する。
従来品を示す図である。 もう一つの従来品を示す図である。 本考案装置の分解斜視図図である。 本考案装置の組立てられた状態の断面図である。 本考案の製品が水底に沈んでいる状態を示す図である。 本考案装置により水産物を捕捉する動作を示す断面面である。 本考案装置により水産物を捕捉した状態を示す断面図である。
符号の説明
1 捕捉筒
11 前部開口
112 連通孔
113 取っ手
2 弾性ホッパ
3 前部固定部材
4 餌筒
5 蓋
B 浮標
D 水底

Claims (2)

  1. 中央に取っ手を持つ捕捉筒の前部に前箍を具有する前部開口が設けられ、前記前部開口に前箍を具有する弾性ホッパが備えられて、前部固定部材で固定され、前記捕捉筒の後部に筒の内外を連通する孔が設けられ、その連通孔の中に、餌を収容するための餌筒が出入れ自在に設置されて、蓋で固定されていることを特徴とする魚貝等の水中生物捕捉装置。
  2. 請求項1に記載された水中生物用捕捉装置において、弾性ホッパは錐状に形成され、伸縮開閉可能なように放射状の分割線が設けられていることを特徴とする魚貝等の水中生物捕捉装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101219113B1 (ko) * 2012-07-12 2013-01-11 김영각 떡밥구를 가지는 포획용 어항

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