JP3118402U - 構造物等の設置位置調整具 - Google Patents
構造物等の設置位置調整具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3118402U JP3118402U JP2005009332U JP2005009332U JP3118402U JP 3118402 U JP3118402 U JP 3118402U JP 2005009332 U JP2005009332 U JP 2005009332U JP 2005009332 U JP2005009332 U JP 2005009332U JP 3118402 U JP3118402 U JP 3118402U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- concrete
- installation position
- bolt
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Abstract
【解決手段】コンクリート等20に埋設される支持部材1に、ナット部2を一体に設けると共に、ナット部2に螺合するボルト部3が自在に挿通する空間4aをコンクリート等20内に形成する中空筒部4を一体に設け、前記ナット部2から突出するボルト部3によって構造物30を位置決め調整可能に支持するようにした構造物等の設置位置調整具。
【選択図】図2
Description
第2のライナーを使用する方法の場合、複数のプレートを重ねて置くため、安定性に欠け、コンクリート等に固定する必要があり、また、複数の厚さの異なるプレートを組み合わせるため、必要とする正確な厚みが得にくく、多くの時間と手間がかかると共に、組み合わせ後の微調整が難しく、精度に関しても大きな課題があった。
また、枝状、羽状、網状、翼状、渦巻き状等の形態のものでは、同一平面上に設けたものの他に、交互に又は適宜に突出方向が異なるもの、突出長さが異なるもの、太さや幅が異なるもの、U字状に反ったもの等を適宜に単独又は組み合わせて実施することができる。
また、図示の実施例の支持部材1は1段に設けてあるが、必要に応じてナット部2又は中空筒部4に2段以上に設けることができる。また、この場合、支持部材1は、異なる形状のもの、大きさの異なるものを適宜組み合わせることが可能である。
ナット部2は、実施例1の場合、別体に製作したナット部2を支持部材1の上面に溶接等により一体に固設してあり、ナット部2の開口がそのままナット部2の開口部2bを構成するものとなっている。
即ち、図2に記載の如く、ナット部2の頂部2aが開口と共にコンクリート等20上に露出するように設置されるように構成してある。
従って、打設時の埋込前にボルト部3の突出位置が決定しているような場合には、補助ナット5をナット部2に締め付けた状態で本考案調整具10を補助ナット5の高さまでコンクリート等20内に埋め込んで設置することができ、その場合、補助ナット5がナット部2の開口部2bとみなすことができる。
このように、埋め込まれる支持部材1の表面側、裏面側又は両側にナット部2を設計自在に設けて、ナット部2に螺合したボルト部3により適宜に位置決め調整することができる。
この場合、支持部材1のねじ孔部分の板厚をナット部2と同等の強度を持つように大きく設定することができる。
また、ねじ孔と連通して頂部がコンクリート等20上に開口する筒部を一体に設けて、ナット部2の開口部とすると共に、開口部の反対側にねじ孔に連通して中空筒部4を設けて、別体に製作したナットを支持部材1に一体に固定することによってナット部2を構成することなく、支持部材1に直接に設けたねじ孔によってナット部2を構成することができる。
この結果、ねじ孔と連通して頂部がコンクリート等20上に開口する筒部をナット部2の開口部とすることによって、開口部からボルト部3をナット部2としてのねじ孔に螺合することができると共に、開口部の反対側にねじ孔に連通して設けた中空筒部4によりボルト軸部3aを自在に挿通することができる。
即ち、中空筒部4には底板部4bが設けてあるれば、ボルト軸部3aが挿通する空間4aを必要十分な大きさで確実に確保することができる効果があり、底板部4bの外周付近に前記支持部材1を設けることも確実に可能であるが、中空筒部4が埋込時にコンクリート等20が、その粘度又は流度の関係等で空間4aのボルト軸部3aの挿通域に入り込む恐れがない十分な長さを有する場合には、底板部4bは不要である。
なお、図3及び図4において、本考案調整具10はコンクリート等20の4個所に埋め込んで設置してあり、4個のボルト部3によって構造物30の高さを位置決め調整して支持位置を決定し、モルタル等の充填材22を充填して構造物30をコンクリート等20の表面21から所定の高さに位置決めして設置することができるように構成してある。
なお、本考案調整具10を、必要に応じて5個以上に配置することも可能であると共に、3個を平面上で3角形の頂点となるように設置して、建造物30を三点支持によりコンクリート等20の表面21から所定の位置に位置決めして設置することができることも勿論である。
2 ナット部
2a 頂部
2b 開口部
2c ねじ部
3 ボルト部
3a ボルト軸部
4 中空筒部
4a 空間
4b 底板部
5 補助ナット
10 位置決め調整具
20 コンクリート等
21 表面
22 充填材
30 構造物
Claims (4)
- コンクリート等に埋設される支持部材に、少なくとも頂部がコンクリート等上に開口する開口部を有するナット部を一体に設けると共に、ナット部に螺合するボルト部が自在に挿通する空間をコンクリート等内に形成する中空筒部を一体に設け、前記ナット部の開口部から外側に突出するボルト部によって構造物を位置決め調整可能に支持するようにした構造物等の設置位置調整具。
- 請求項1に記載の構造物等の設置位置調整具において、支持部材に直接に施したねじ孔をナット部のねじ部とし、ねじ孔と連通して頂部がコンクリート等上に開口する筒部をナット部の開口部とすると共に、開口部の反対側にねじ孔に連通して中空筒部を設けてなる構造物等の設置位置調整具。
- 請求項1又は2に記載の構造物等の設置位置調整具において、支持部材の表面側、裏面側又は両面側に突出してナット部を設け、表面側にナット部の開口部を設けると共に、裏面側に中空筒部を設けてなる構造物等の設置位置調整具。
- 請求項1、2又は3に記載の構造物等の設置位置調整具において、3個以上の埋込位置決め調整具をコンクリート等に埋設し、3個以上のボルト部の頂部によって構造物を位置決め調整可能に支持するようにした構造物等の設置位置調整具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005009332U JP3118402U (ja) | 2005-11-08 | 2005-11-08 | 構造物等の設置位置調整具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005009332U JP3118402U (ja) | 2005-11-08 | 2005-11-08 | 構造物等の設置位置調整具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3118402U true JP3118402U (ja) | 2006-01-26 |
Family
ID=43468688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005009332U Expired - Fee Related JP3118402U (ja) | 2005-11-08 | 2005-11-08 | 構造物等の設置位置調整具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3118402U (ja) |
-
2005
- 2005-11-08 JP JP2005009332U patent/JP3118402U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9677276B2 (en) | Support for embedding object in concrete | |
US5555690A (en) | Tile mounting system | |
EP2929101B1 (en) | Embedment attachment system | |
US8033530B2 (en) | Stair rail assembly | |
US6065730A (en) | Bolt positioning and retaining device | |
KR101871280B1 (ko) | 존치형 서포트를 활용한 슬래브 알루미늄판넬 드롭시공방법 및 드롭장치 | |
EP2898159B1 (en) | Arrangement and method for supporting an element | |
JP2000034784A (ja) | インサート兼用スペーサー | |
JP2017520733A (ja) | 構造要素のための固定具 | |
JP6301587B2 (ja) | 断熱パネルの施工構造 | |
JP3118402U (ja) | 構造物等の設置位置調整具 | |
US11293189B2 (en) | Flooring system for use in a sloped floor | |
JP5105551B2 (ja) | 柱鉄筋組付用治具、柱鉄筋組付用治具セット及び鉄筋コンクリート柱の製造方法 | |
KR100795458B1 (ko) | 건축물의 외장패널 고정장치 | |
JP2010216173A (ja) | コンクリートスラブ用埋込体 | |
JP4721913B2 (ja) | 木造建築用アンカーパック、及びこれを用いた木造建築構造 | |
JP2772781B2 (ja) | 手摺支柱方立て金具 | |
KR20170036438A (ko) | 콘크리트 매립형 인서트 | |
KR200231715Y1 (ko) | 건물의 천장판 시공장치 | |
CN218149791U (zh) | 一种混凝土施工缝装饰条 | |
JP3697851B2 (ja) | レベル調整具とレベル調整機能付きコラム形成用型枠 | |
JP7532027B2 (ja) | アンカーボルト支持装置 | |
JP6181398B2 (ja) | 断熱パネルの施工構造 | |
JPH0450325Y2 (ja) | ||
JP2006348746A (ja) | フックアンカー及びこれを用いたコンクリートスラブ施工方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20051108 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090104 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100104 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100104 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110104 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120104 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |