JP3118380U - 遊戯具 - Google Patents
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Abstract
【課題】水中に投入すると、生きているかの如く大きな鳴き声や特種音を発し、明るく目立ち易く発光することで、水遊びの楽しさを倍増することができる遊戯具を提供する。
【解決手段】浮遊性を有し、硬質樹脂を素材として形成された容器11内に、任意色に発光するLEDランプ14a、14b該LEDランプを発光させる発光回路と任意音を発する共鳴装置12及び電源電池16をそれぞれ重心との関係を考慮しつつ収容すると共に、電源電池の接点部18を外部に露出して、水中に投入すると、接点部が通電して目立ち易く発光しつつ大きく発する遊戯体。
【選択図】図2
【解決手段】浮遊性を有し、硬質樹脂を素材として形成された容器11内に、任意色に発光するLEDランプ14a、14b該LEDランプを発光させる発光回路と任意音を発する共鳴装置12及び電源電池16をそれぞれ重心との関係を考慮しつつ収容すると共に、電源電池の接点部18を外部に露出して、水中に投入すると、接点部が通電して目立ち易く発光しつつ大きく発する遊戯体。
【選択図】図2
Description
本考案は、水中に投入すると容器内で光が発光すると同時に大きな鳴き声や特種音を発する動物等の各種形状からなる遊戯具に関する。
従来から動物等の各種形状からなる遊戯具には多種多様のものがあるが、例えば、動物を漫画的な立体に形とり、その鳴き声や特種音を模した音を発する共鳴装置を内蔵して、いかにもその動物と遊ぶようなおもしろさを発揮する遊戯具が親しまれている。
そして、そのような遊戯具の中には、共鳴装置と発光体を電源電池と共に内蔵し、電源の電池の接点部を外部に露出しておき、水中に投入すると接点部が通電し、鳴き声や特種音を発すると共に発光する遊戯具が、子供の水遊び向けに開発されている。
しかし、従来の遊戯具は子供の安全性と加工の容易性を考慮して、柔らかな合成樹脂、例えば、PVC樹脂を主素材として製造されており、柔軟な素材が逆に共鳴装置からの発声を吸収してしまうという問題点を有していた。
すなわち、浴室のような密室ならともかく、多数の者と一緒になるプールや海辺などの野外では、動物の鳴き声や特種音が聞こえ難くなり、屋外の明るさで発光も目立ち難くなるため、その遊戯具のもつ意外性と装飾的効果が半減してしまっていた。
本考案は、動物等の各種形状を漫画的な立体に形とり、水中に投入すると大きな鳴き声や特種音を発すると共に極めて明るくかつ目立ち易く発光し、プールや野外の水遊びでも意外性と装飾的効果を十分に発揮でき、水遊びの楽しさを倍増させることができる遊戯具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載された考案は、浮遊性を有し、硬質樹脂を素材として半透明又は不透明に形成され、少なくとも2以上に分割された本体部材により一体的に形成された容器内に、任意色に発光するLEDランプ、該LEDランプを発光させる回路と任意音を発する共鳴装置及び電源電池を収容すると共に、前記電源電池の接点部を外部に露出することで、該容器を水中に投入すると、前記接点部が通電して前記容器は発光しつつ発する遊戯体であることを特徴とする。
また、請求項2に記載された考案は、請求項1に記載の遊戯体において、前記容器内には該容器の重心を均等に保つための錘が収容されると共に、前記LEDランプが該錘の重量に加重されても前記容器の重心を均等に保つことが可能であってかつその発光が前記遊戯体の全体に均一な明るさに投影される位置に配置されていることを特徴とする。請求項3に記載された考案は、請求項1乃至2に記載の遊戯体において、前記容器の形成素材となる硬質樹脂は、プラスチック系樹脂であることを特徴とする。請求項4に記載された考案は、請求項1乃至3に記載の遊戯体において、前記容器に収容される共鳴装置は、少なくとも直径25mm以上の大きさを有する共鳴板を装填し、かつ該共鳴装置が前記容器内で底部略中央に配置されることを特徴とする。
そのような本考案に係る遊戯具によれば、水中に投入されると、動物は浮遊しながらいかにも生きているかの如く大きな鳴き声や特種音を発する、また、明るく目立ち易く発光するので、どのような場所においても意外性と装飾的効果を発揮する。よって、例えば、子供のみならず大人でも、その水遊びにおける楽しさを倍増することができる。また、本考案に係る遊戯具によれば、その製造工程において発光体や共鳴装置の位置を容易に調整し、重心が取り易くかつ発光の均一な投影を可能とすることができ、どのような形状の遊戯具でも安定的に浮遊させ、目立ち易く発光させることができる。
以下、本考案の好ましい実施の形態を図面により説明すると、図1は本考案に係る第1遊戯体の正面図、図2はその中央横断面、図3はその収容部品の分解斜視図、図4はその使用状態を示す斜視図である。すなわち、第1遊戯体10は、例えば、動物キャラクターとしてかえるを形とった容器11の内部に、鳴き声や特種音を発する共鳴装置12、光が発光する発光体14a、14bと電源電池16を所定の位置に内蔵して構成するものである。
ここで、容器11は、浮遊性を有し、半透明又は不透明に形成されるプラスチック系硬質樹脂、例えば、PS(ポリスチレン)やABS樹脂を素材として、動物の形状として、かえるを漫画的な立体に形とり、プレス切断、折曲等の公知の加工方法で形成される。
また、容器11は、正面から見ると左右方向に分割される2の本体部材11a、11bを一体的に組み合わせて形成される。従来の遊戯具の製造においては加工の容易性のみが重視され、始めに底部のみが開口された一つの中空体を成型しておき、続いて内側に発光体を設置した底板を嵌め込むという製造工程を採用していたため、発光体の位置がほぼ底部に固定され、その位置調整をすることはできなかった。その結果、発光体の発光を上方から視認し難くなり、特に、野外での水遊び等では下方に投影した発光が見え難く、遊戯具としての面白さが半減してしまっていた。
しかし、本考案においては、容器を正面方向において分割して組み立てる構造、例えば、二つの縦割りの本体部材11a、11bを組み合わせる構造を採用している。すなわち、遊戯具10の発光を目立たせるためには、複数の発光体14a、14bが内蔵されることが望ましく、かつ発光が均一に容器11に投影させるためには、それらの発光体が容器内でできる限り互いに離れた位置に設置することが好ましい。また、発光体はある程度の重量があるため、例えば、本実施形態のかえるにおいては、発光体14a、14bを頭部中心付近と底部中心付近に配置することが理想的である。
このような発光体の本体部材への取り付けは、一般的には強力接着剤により行われるが、縦割りの本体部材11a、11bによれば、容器11を組み立てる際に視認しながら発光体14a、14bを所望の位置に取り付ける作業が可能となる。そして、そのような構造であれば、容器11の内部で光が均一に投影して容器を目立ち易く発光させる位置の調整が可能となる。さらに、分割された本体部材を組み立てる構造によれば、かかる位置的調整が、本実施形態のかえるのみならず、他の動物やそれ以外の容器形状においても同様に容易となる。
また、本実施形態のかえるにおける容器11には共鳴装置12が内蔵されるが、その場合も縦割りの本体部材11a、11bを使用すれば、位置的調整を行いながら取り付けることが容易となる。特に、水中に浮遊した場合の遊戯具10は重心が非常に取れ難くなり、そのような調整が不可能な従来の遊戯具は、水中に浮遊した動物が転倒したり、あるいはひっくり返るといった事故がたびたび起きていた。遊戯具の安定のためには、一般的に最も重量を有する共鳴装置12が容器の底部付近に配置されなければならず、その場合の微妙な位置的調整も容易に行える。なお、必要に応じて、容器11内に鉄製の錘19を挿入することで、重心の調整もさらに容易になる。
そして、縦割りの本体部材11a、11bの組み立ては、それぞれの本体部材の接合面に挟合する凹凸突起(図示せず)を設けておいて手作業の嵌合により一体化した後、その接合部分の表面を超音波接着(ウルトラソニック)することで行われる。かかる加工方法によれば完全に密封された状態の容器11を瞬間的に形成でき、遊戯具10の浮遊に必要な空気を逃がさないようにすることが可能だからである。
なお、発光体14a、14bは、具体的には、白色、赤色、青色、緑色またはオレンジ色等の任意色に発光するLEDランプを使用でき、基板20の裏面には電源電池16と、LEDランプを点灯させる回路と、該回路と電源電池16とを接続する接点部18とからなる。また、共鳴装置12も略同様の方法で電源電池16と接続される。
プラスとマイナスの接点部18は、それぞれ一端を底板20の内側に取付け、プラスとマイナスそれぞれ底板20の外部にそれぞれ露出する。接点部18は、水を導電体として使用し、遊戯具10が水中に投入されると通電し、LEDランプの発光と共鳴装置の発声が開始される。
また、本考案の遊戯具では、共鳴装置12には、少なくとも直径25mm以上の大きさを有する共鳴板を使用することが望ましい。かかる共鳴板によれば、大きな鳴き声や特種音を発声させることができ、容器11の主素材として前記ABS樹脂を採用することと相俟って鳴き声や特種音が容器11の内部に響きわたり、野外等での水遊びにおいてもかえるの鳴き声や特種音を十分聞くことができる。なお、共鳴装置12にはもちろん防水加工が施される。
以上の如く、本考案をいくつかの実施形態によって説明したが、それらを以って本考案を前記実施形態のみに限定するものではなく、その精神を逸脱しない限り種々の改変を加えて、多種多様の変更ができることはいうまでもない。例えば、遊戯体の装飾的形状は前記したものに限定されるわけではなく、図5に示すように、第2遊戯体30としてあひる等の他の動物形状、又はそれ以外の各種形状を採用できることはもちろんである。
10 第1遊戯体
11 容器
11a, 11b 本体部材
12 共鳴装置
14a, 14b 発光体
16 電源電池
18 接点部
19 錘
20 底板
30 第2遊戯体
11 容器
11a, 11b 本体部材
12 共鳴装置
14a, 14b 発光体
16 電源電池
18 接点部
19 錘
20 底板
30 第2遊戯体
Claims (4)
- 浮遊性を有し、硬質樹脂を素材として半透明又は不透明に形成され、少なくとも2以上に分割された本体部材により一体的に形成された容器内に、任意色に発光するLEDランプ、該LEDランプを発光させる回路と任意音を発する共鳴装置及び電源電池を収容すると共に、前記電源電池の接点部を外部に露出することで、該容器を水中に投入すると、前記接点部が通電して前記容器は発光しつつ発することを特徴とする遊戯体。
- 前記容器内には該容器の重心を均等に保つための錘が収容されると共に、前記LEDランプが該錘の重量に加重されても前記容器の重心を均等に保つことが可能であってかつその発光が前記遊戯体の全体に均一な明るさに投影される位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の遊戯体。
- 前記容器の形成素材となる硬質樹脂は、プラスチック系樹脂であることを特徴とする請求項1乃至2に記載の遊戯体。
- 前記容器に収容される共鳴装置は、少なくとも直径25mm以上の大きさを有する共鳴板を装填し、かつ該共鳴装置が前記容器内で底部略中央に配置されることを特徴とする請求項1乃至3に記載の遊戯体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005009290U JP3118380U (ja) | 2005-11-07 | 2005-11-07 | 遊戯具 |
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JP2005009290U JP3118380U (ja) | 2005-11-07 | 2005-11-07 | 遊戯具 |
Publications (1)
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JP3118380U true JP3118380U (ja) | 2006-01-26 |
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Family Applications (1)
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2005
- 2005-11-07 JP JP2005009290U patent/JP3118380U/ja not_active Expired - Fee Related
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