JP3118279U - 経文表示板 - Google Patents

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Abstract


【課題】文字等が立体感を有して装飾性に富むと共に高級感があり、然も耐久性に優れ、その上、加工が容易である経文表示板を提供する。
【解決手段】桐製の横長矩形板状を呈する表示板本体2の下端の両側に台座3,3が取り付けられてつい立状をなしており、仏壇等の祭壇や床の間等に設置される。表示板本体2の表面には、般若心経等の経文や寺院名等がレーザー加工で刻設されており、刻設された文字等は、レーザー加工時の発熱で焼けて内面が黒化している。
【選択図】図2

Description

本考案は、般若心経等の経文がレーザー加工で刻設された経文表示板に関するものである。
木片や紙片等の表面に般若心経等の経文が表示された経文板をつい立等として構成し、これを仏壇等の祭壇や床の間、香炉台、座卓等の設置面に設置し、開運成就や魔除け、厄除け等のお守りとすることが行われている。実開平6−82981号公報が開示する仏壇用品つい立は、厚紙からなるつい立本体の表面に、般若心経の一部が印刷された色紙を張り付けてなり、台座で支持されるように構成されていた。
しかしながら該仏壇用品つい立は、般若心経の各文字を印刷によって付していたために各文字が平面的で装飾性に乏しかった。加えて、全体が紙製であったために、高級感に乏しく、又、劣化したり破損しやすい問題もあった。
実開平6−82981号公報(3−4頁、第1図、第2図)
本考案は、前記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、文字等が立体感を有して装飾性に富むと共に、耐久性に優れ、しかも加工が容易である経文表示板の提供を課題とするものである。
前記課題を解決するため、本考案は以下の手段を採用する。
即ち本考案に係る経文表示板は、桐製の表示板本体に、般若心経等の経文の全体又は一部がレーザー加工で刻設されていることを特徴とするものである。
又本考案に係る経文表示板の他の態様は、竹製の表示板本体に、般若心経等の経文がレーザー加工で刻設されていることを特徴とするものである。この場合のより具体的な態様は、所定長さに切断された竹片を、縁部相互を隣り合わせて順次編んで形成された竹製の表示板本体に、般若心経等の経文の全体又は一部がレーザー加工で刻設されていることを特徴とするものである。
本考案に係る経文表示板のより具体的な態様は、桐製の表示板本体の下端に台座が取り付けられてつい立状を呈し、該表示板本体の表面に般若心経等の経文の全体又は一部がレーザー加工で刻設されていることを特徴とするものである。
これらの場合、前記表示板本体の表面に、レーザー加工で寺院名が併せて刻設されることもある。
本考案は以下の如き優れた効果を奏する。
(1) 本考案に係る経文表示板は、表示板本体が桐製又は竹製であるために耐久性に優れる。又、般若心経等の経文を表示板本体の表面にレーザー加工で刻設してなるため、レーザー加工時の発熱で焼けて明瞭な黒色を呈し、しかも立体感を有して装飾性に富んだ経文を表示できることとなる。その上、レーザー加工で経文を刻設することから、経文を簡易且つ能率的に表示できる。
(2) 特に表示板本体が桐製である場合は、高級感に富み、しかも軽くて携帯に便利な経文表示板を形成できる。加えて、桐製の表示板本体は材質が柔らかいためにレーザー加工が一層容易であり、又、桐は白色を呈するために、黒色を呈する文字が一層立体的に明瞭に仕上がることになる。
図1〜4は、本考案に係る経文表示板1の一例を示すものであり、桐製の表示板本体2の下端の両側に台座3,3が取り付けられてつい立状を呈し、該表示板本体2の表面5には、図5に示すように、般若心経等の経文6の全体又は一部がレーザー加工で刻設されている。なお図1〜3においては経文が省略されている。
前記表示板本体2は、本実施例においては、縦が約75mm、横が約160mm、厚さが約8mmの桐製の矩形状板体として形成されており、図1、図5に示すように、その表面5の中央部分7には般若心経等の経文(例えば般若心経)6がレーザー加工で刻設されると共に、その右側部分9に、般若心経等の経文名10がレーザー加工で刻設され、又その左側部分8には寺院名11がレーザー加工で刻設されている。その他必要に応じて、前記表面5の左上部分12等の所要部分に、年月日等の文字や家紋、図形等がレーザー加工で付記的に刻設されることもある。
又前記台座3,3は、図3〜4に示すように、前記表示板本体2の下端15を稍窮屈な状態で嵌入させる嵌入溝16,16が設けられている。然して、該下端15の両側を該嵌入溝16,16に嵌入することにより、該下端15の両側に台座3,3が装着された図1〜2、図4に示す経文表示板1が構成される。かかる構成を有する経文表示板1は、図1、図4に示すように、左右の台座3,3で設置面17に設置される。
そしてかかる構成を有する経文表示板1は、表示板本体2が桐製で白色を呈すると共に、レーザー加工で刻設された各文字は、レーザー加工時の発熱で焼けて内面が炭化して黒化する。又、前記表示板本体2は桐製であって材質が柔らかいためにレーザー加工による前記経文6の刻設加工は、簡易且つ能率的に行われることとなる。
然して本考案に係る経文表示板1によるときは、白色を呈する表示板本体2に黒色で経文6が表示されることから該経文6がくっきりと明瞭に表示されることとなる。然も、レーザー加工によって刻設された各文字は、従来のような印刷されたものとは異なり立体感を有し、装飾性に優れる。加えて、レーザー加工によって刻設された各文字は、前記のように、自ずから黒色に仕上がるために、刻設された文字を塗料等を用いて後加工で着色する必要がない。
かかる構成を有するつい立状の経文表示板1は、前記台座3,3によって、仏壇等の祭壇や床の間、焼香台、座卓等の各種の設置面に安定的に設置され、お守りや室内インテリア用品等として機能できる。又、該経文表示板1を見ながら般若心経等の経文を唱えることもできる。そして、かかる表示板本体2は桐を素材として形成されているために高級感を有しており、又、軽量であるために携帯に便利である。
図6〜7は、本考案に係る経文表示板1の他の実施例を示すものであり、縦が約70mm、横が約45mm、厚さ1.5mmの名刺サイズのカード状に形成された桐製の表示板本体2の表面18に、般若心経等の経文(例えば般若心経)やお経名、寺院名等がレーザー加工で刻設されている。なお図6においては、経文やお経名、寺院名等の図示が省略されている。かかる構成の経文表示板1は、例えば図6〜7に示すような桐製のケース19に収容して、携帯できる。この場合も前記と同様にして、経文の文字等をレーザー加工で簡易且つ能率的に刻設でき、経文等は、レーザー加工で立体感ある黒色に着色される。そして、このように形成された経文表示板1は、軽くて高級感を有する。
図8〜9は、本考案に係る経文表示板1の他の実施例を示すものであり、所定長さに切断された、例えば短冊状を呈する竹片21を、該竹片21の縁部22,22を隣り合わせて順次編んで形成された竹製の横長の表示板本体2に、般若心経等の経文(例えば般若心経)がレーザー加工で刻設されている。
前記竹片21は、本実施例においては長さが約155mm、幅が約11mm、厚さが約2mmに形成されており、かかる構成の竹片21が、その縁部22,22相互を隣り合わせて、例えば27枚並設され、その上下端側において編み糸23,23で順次編まれることによって、図8〜9に示すような屈曲可能な表示板本体2が構成されている。そして、かかる構成を有する表示板本体2には、例えば図9に示すように、その中央部分25に仏画がレーザー加工で刻設されると共に、その左右部分26,27に、般若心経等の経文(例えば般若心経)がレーザー加工で刻設されている。そして該表示板本体2の表面5の右端部分29にはお経名がレーザー加工で刻設されると共に、その左端部分30には寺院名がレーザー加工で刻設されている。その他、該表示板本体2の表面5の所要部分に、寺院の家紋や年月日等がレーザー加工で付記されることもある。なお図8〜9においては、経文やお経名、寺院名等の図示が省略されている。この場合も前記と同様にして、経文の文字等をレーザー加工で簡易且つ能率的に刻設でき、該刻設された経文等は、表示板本体2が竹製であるために焼けて黒色に仕上がり、しかも立体感を有する。なお、このように刻設された文字等は、必要に応じて、金粉等で着色されることもある。
かかる構成を有する経文表示板1は、短冊状の竹片21を、その縁部22,22を隣り合わせて順次編んで形成されているため、図10に示すように全体を小さく折り畳むことが可能であり、折り畳んだ状態で、包装箱に収容等して携帯できる。
本考案は、前記実施例で示したものに限定されるものでは決してなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内で種々の設計変更が可能であることはいうまでもない。
(1) 本考案において、経文表示板1にレーザー加工で刻設される経文は、その全体であることの他、一部であってもよい。
(2) 図11は、本考案に係る経文表示板1のその他の実施例を示すものであり、桐製の表示板本体2の裏面に、金属製やプラスチック製等の板体26を積層して形成されており、該表示板本体2の表面5に、般若心経等の経文等がレーザー加工で刻設されており、該経文等は黒色の立体感を有し、明瞭である。なお図11においては、経文やお経名、寺院名等の図示が省略されている。
(3) 又、本考案に係る経文表示板1は、竹製一枚板状の表示板本体に経文の全体又はその一部をレーザー加工で刻設して構成されることもある。なお、年月日等の文字や家紋、図形等がレーザー加工で付記的に刻設されることもある。
該表示板本体を、縦が約40mm、横が約20mm、厚さが約5mm等の比較的小寸法のものとするときは、形成された経文表示板を、ストラップの飾り等として利用できる。
桐製の表示板本体を用いて構成された経文表示板を示す正面図である。 その斜視図である。 その分解斜視図である。 その側面図である。 経文等がレーザー加工で刻設されてなる桐製の表示板本体を示す正面図である。 桐製の表示板本体を用いて構成された経文表示板の他の実施例を、これを収容するケースと共に示す斜視図である。 ケースに経文表示板を収容した状態を示す断面図である。 短冊状の竹片を順次編むことによって構成された表示板本体を用いてなる経文表示板を示す斜視図である。 その正面図である。 その経文表示板を折り畳んだ状態を示す斜視図である。 経文表示板のその他の実施例を示す斜視図である。
符号の説明
1 経文表示板
2 表示板本体
3 台座
5 表示板本体の表面
6 経文
15 表示板本体の下端
16 嵌入溝
17 設置面
18 表示板本体の表面
21 竹片
22 縁部
23 編み糸

Claims (5)

  1. 桐製の表示板本体に、般若心経等の経文の全体又は一部がレーザー加工で刻設されていることを特徴とする経文表示板。
  2. 竹製の表示板本体に、般若心経等の経文の全体又は一部がレーザー加工で刻設されていることを特徴とする経文表示板。
  3. 所定長さに切断された竹片を、縁部相互を隣り合わせて順次編んで形成された竹製の表示板本体に、般若心経等の経文の全体又は一部がレーザー加工で刻設されていることを特徴とする経文表示板。
  4. 桐製の表示板本体の下端に台座が取り付けられてつい立状を呈し、該表示板本体の表面に般若心経等の経文の全体又は一部がレーザー加工で刻設されていることを特徴とする経文表示板。
  5. 前記表示板本体の表面に、寺院名が併せてレーザー加工で刻設されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の経文表示板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011167883A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Akase Sangyo Kk 木質添え飾りおよびその製造方法
JP2016117081A (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 株式会社ワークステーション レーザー加工機
CN110914546B (zh) * 2017-07-28 2022-04-19 株式会社神户制钢所 压缩装置

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