JP3118213B2 - 歯科矯正装置のブラケット取り付け方法 - Google Patents

歯科矯正装置のブラケット取り付け方法

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    • A61C7/00Orthodontics, i.e. obtaining or maintaining the desired position of teeth, e.g. by straightening, evening, regulating, separating, or by correcting malocclusions
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    • A61C7/14Brackets; Fixing brackets to teeth
    • A61C7/145Lingual brackets
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61C7/14Brackets; Fixing brackets to teeth
    • A61C7/146Positioning or placement of brackets; Tools therefor

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者の歯の矯正を
行う際に用いられる歯科矯正装置のブラケット取り付け
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】歯科矯正装置の取り付けに際して、患者
の歯の舌側面に歯科矯正装置のブラケットを接着するこ
とが行われている。歯の舌側面は、唇側面と比べて複雑
な形状をしているので、ブラケットの理想的な位置決め
が難しい。
【0003】そこで、歯の舌側面にブラケットを接着す
る際には、T.A.R.G.(Torque Angu-lation Reference G
uide)またはC.L.A.S.S.(Custom Lingual Appliance S
etupSystem)を用いたインダイレクトボンディングが行
われている。何れの方法でも、患者の歯にブラケットを
接着するには、シリコン等の弾性部材で形成したブラケ
ット取り付け用コア(インダイレクトトレー)を用いて
3〜6歯ずつ接着する。
【0004】また、C.L.A.S.S.では、患者の歯型を目標
とする状態に配列しなおしたセットアップ歯型を用い、
T.A.R.G.よりも正確にブラケットを位置決め可能として
いる。このセットアップ歯型は、患者の歯型のオリジナ
ル歯型模型から副模型を形成し、この副模型を1歯ずつ
に分割し、並べ直して作製する。
【0005】このセットアップ歯型を用いてインダイレ
クトトレーを形成するには、まず、セットアップ歯型に
対し、ゲージ等を用いてブラケットの位置決めを行い、
この位置決めされたブラケットと模型との隙間を粘着剤
(アドバンスアドヒーシブ)で埋める。その結果、ブラ
ケットのベース面がそれぞれの歯の固有の舌側面に沿っ
て形成される(ブラケットのアドバンス)。そして、セ
ットアップ歯型に位置決めしたブラケットをオリジナル
歯型模型に戻し、この上にシリコンを被せれば、インダ
イレクトトレーを形成できる。この全歯にわたるインダ
イレクトトレーは、通常、3〜6歯ずつに分割される。
そして、アドバンスされたブラケットのベース面に接着
剤を付け、インダイレクトトレーを患者の歯に装着すれ
ば、ブラケットが患者の歯に接着される。最後に、イン
ダイレクトトレーはブラケットから取り外される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
インダイレクトトレーでは、次のような問題点がある。
【0007】まず、T.A.R.G.およびC.L.A.S.S.の何れに
おいても、インダイレクトトレーは3〜6歯にまたがっ
ており、かつ、弾性を有するので歪みやすい。従って、
患者の歯に装着する際に、ブラケットが位置ずれする恐
れがある。
【0008】また、装着時にトレーが歪み、ブラケット
のベースが患者の歯から浮き上がる恐れがあるので、接
着剤を多めに付けなければ確実な接着が望めない。従っ
て、ブラケットに付けた接着剤が接着面から溢れ出すの
で、その余剰接着剤の除去作業が必要となる。
【0009】更に、従来のインダイレクトトレーは、3
〜6歯にまたがった大きさを有するので、患者の歯に装
着した後、位置が狂わないように、接着剤が硬化するま
でトレーを支えていなければならない。
【0010】更にまた、従来のインダイレクトトレー
は、患者の歯形だけでなく、歯並びも採得したものなの
で、患者の歯型の採得からブラケットの接着までの間に
患者の歯が移動すると、インダイレクトトレーを使用で
きなくなる。従って、その間、抜歯やセパレイティング
ができない。
【0011】次に、C.L.A.S.S.を用いた方法では、セッ
トアップ歯型でブラケットのアドバンスを行った後、ブ
ラケットをオリジナル歯型模型に戻さなければならな
い。このため、オリジナル歯型模型はそのまま残してお
かなければならないので、セットアップ歯型を形成する
には副模型が必要となる。
【0012】また、ブラケットをオリジナル歯型模型に
戻すには、個人トレーを作製したり、オリジナル歯型模
型に目印となるノッチ形成する等、複雑な技工操作が必
要となる。そのような手間をかけても、ブラケットをオ
リジナル歯型模型に戻す際に、ブラケットの位置決めに
狂いが生じる恐れがある。
【0013】そこで、本発明の課題は、上記の問題点を
解消するため、1歯ずつブラケットを装着することによ
り、正確に位置決めできる歯科矯正装置のブラケット取
り付け方法およびブラケット取り付け用コアを提案する
ことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、患者の各歯に歯科矯正用のブラケット
をそれぞれ取り付け、これらの歯科矯正用のブラケット
に歯科矯正用のワイヤーを架け渡して、各歯の矯正を行
うための歯科矯正装置における歯科矯正用のブラケット
の取り付け方法において、まず、患者の歯型模型の各歯
に対して、歯科矯正用のブラケットをそれぞれ位置決め
する。次に、未硬化状態のレジンを歯型模型の各歯に供
給して、歯と当該歯に位置決めされている前記ブラケッ
トのベースとの間に充填されたアドバンス部と、当該ア
ドバンス部から歯の切縁または咬合面まで延びるコア部
とが一体成形されたブラケット取り付け用のレジン製個
別コアを各歯毎に別個に形成する。そして、前記ブラケ
ットが一体化された状態の前記ブラケット取り付け用の
レジン製個別コアを、前記歯型模型の各歯から取り外
し、取り外した前記ブラケット取り付け用のレジン製個
別コアのそれぞれを、対応する患者の各歯に取り付けて
接着する。最後に、各ブラケット取り付け用のレジン製
個別コア部を除去する。
【0015】本発明では、ブラケット取り付け用コアと
して、レジン製個別コアを用いている。このレジン製個
別コアは、弾力の少ないレジンを用いて各歯毎に別個に
形成されているので、患者の歯に装着する際に歪みが生
じない。従って、ブラケットを患者の歯に正確に位置決
めできる。また、歪みが生じないので、接着面となるア
ドバンス部が患者の歯から浮き上がることがない。従っ
て、少量の接着剤で確実に接着できるので、接着剤の溢
出がなくなり、余剰接着剤の除去作業が不要となる。こ
のレジン製個別コアは、各歯毎に個別に形成することに
より、歯のブラケット取り付け面から切縁または咬合面
までを覆うだけの単純な形状となるので、弾力が少なく
ても破損させずに模型から取り外すことができる。
【0016】また、レジン製個別コアは各歯毎に別個に
形成されているので、小さく、軽い。このため、患者の
歯に装着した後、接着剤が硬化するまで支えている必要
がない。
【0017】更に、レジン製個別コアは患者の各歯の形
状を採得したものであり、患者の歯並びとは無関係なの
で、患者の歯型の採得からブラケットの取り付けまでの
間に患者の歯が移動しても装着可能である。従って、そ
の間に、抜歯やセパレイティング等の処置を行うことが
できる。
【0018】更にまた、このレジン製個別コアをC.L.A.
S.S.を用いて形成した場合は、歯並びは無関係なので、
セットアップ歯型でブラケットのアドバンスを行った
後、ブラケットをオリジナル歯型模型に戻す必要がなく
なる。このため、個人トレーの作製およびオリジナル歯
型模型にノッチを形成する等の技工操作を省略できる。
また、オリジナル歯型模型にブラケットを戻す際に生じ
る位置ずれの問題もない。
【0019】このように、副模型が不要となるので、前
記歯型模型は、患者のオリジナル歯型模型を各歯毎に切
り離し、目標とする歯並びに配列しなおしたセットアッ
プ歯型を用いることができる。また、前記歯科矯正用の
ブラケットを患者の歯型模型に位置決めする際には、前
記セットアップ歯型に合わせて歯科矯正用のワイヤーを
屈曲した後に、当該ワイヤーに前記ブラケットのそれぞ
れを取り付けることにより位置決めを行うことができ
る。このようにすると、ゲージ等の測定器を用いて位置
決めするよりも簡単に位置決めでき、そこで用いたワイ
ヤーは、フィニッシングワイヤーとして実際に治療に用
いることもできる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
における歯科矯正装置のブラケット取り付け方法および
ブラケット取り付け用コアを説明する。
【0021】図1は本発明の歯科矯正装置のブラケット
取り付け方法を示すフローチャートである。
【0022】まず、ステップST1において、患者の歯
型印象を採得する。ここでは、アルジネイト印象剤と、
既製の有歯顎用印象トレーを用いる。ステップST2に
おいて、この歯型印象を用い、硬石膏でオリジナル歯型
模型を作製する。そして、ステップST3において、こ
のオリジナル歯型模型を分割し、図2に示すように、目
標とする歯並びに配列しなおしたセットアップ歯型1を
作製する。
【0023】このセットアップ歯型1に対して、歯科矯
正装置における歯科矯正用のブラケット3を位置決めす
る。この位置決めのために、まず、セットアップ歯型1
の歯11の舌側面12に合わせて、歯科矯正用のフルサ
イズのレクタンギュラーワイヤー2を屈曲し、アイデア
ルアーチを作製する(ステップST4)。そして、屈曲
したレクタンギュラーワイヤー2に、各歯に対応するブ
ラケット3をそれぞれ結紮することにより、各ブラケッ
ト3を各歯11に対して正確に位置決めする(ステップ
ST5)。
【0024】次に、図3(a)に示すように、ブラケッ
ト取り付け用のレジン製個別コア4を作製する(ステッ
プST6)。そのために、まず、セットアップ歯型1の
各歯11にアルギン酸カルシウム系石膏分離液を一層塗
布する。そして、未硬化状態の常温重合レジンをセット
アップ歯型1の各歯11に1歯ずつ別個に筆等を用いて
積層し、図3(b)に示すように、ブラケット3のベー
ス31と歯11の舌側面12との間に充填してアドバン
ス部41を形成する。このアドバンス部41は、ブラケ
ット3のベース31に固着する。さらに、そこから上方
にレジンを延長し、コア部42を形成する。コア部42
は、アドバンス部41から各歯11の舌側面12に沿っ
て上方に延び、歯11の切縁13(臼歯の場合は咬合
面)を覆って折り返され、歯11の唇側面14における
上側までを薄い厚みで覆っている。アドバンス部41お
よびコア部42の内面は、歯11に対して密着して形成
されており、歯11の陰形となっている。その幅は、図
3(a)に示すように、ブラケット3のベース31から
左右に僅かにはみ出した程度に形成されており、各歯1
1の幅よりも狭い。このように、レジン製個別コア4
は、アドバンス部41とコア部42とが一体成形され、
各歯毎に個別に形成されている。
【0025】そして、レジン製個別コア4が硬化した
ら、図4に示すように、セットアップ歯型1の各歯11
からブラケット3が一体化されたレジン製個別コア4の
それぞれを取り外す(ステップST7)。ブラケット3
に取り付けられているレジン製個別コア4は弾性をもた
ず、各歯11に対する遊びもないが、1歯ずつ分かれて
おり、歯のブラケット取り付け面から切縁または咬合面
までを覆うだけの単純な形状をしているので、破損させ
ずにセットアップ歯型1から取り外すことができる。こ
こで、ブラケット3のベース31から左右にはみ出した
不要なレジン43を削除しておく。
【0026】図5に示すように、レジン製個別コア4を
患者の各歯15に1つずつ接着する(ステップST
8)。患者の各歯15は、セットアップ歯型1の各歯1
1とは異なる方向を向いているが、レジン製個別コア4
は各歯毎に個別に形成されており、歯並びとは関係がな
いので装着可能である。このようにすると、レジン製個
別コア4をガイドとして、患者の各歯15にブラケット
3が取り付けられる。接着剤は、レジン製個別コア4の
アドバンス部41だけにつける。ここで、レジン製個別
コア4は歯15との間に隙間がほとんどなく、かつ、適
度な硬さを有しているので、装着時に歪みが生じない。
従って、正確にブラケット3を取り付けることができ
る。また、レジン製個別コア4が歪みで患者の歯15か
ら浮き上がることがないので、少量の接着剤でも確実に
接着でき、接着剤が溢出しない。また、レジン製個別コ
ア4は、各歯毎に形成された小さく、軽いものなので、
接着剤が完全に硬化する前に手を離しても位置は狂わな
い。
【0027】接着剤が硬化した後は、スチールのラウン
ドバーを用い、アドバンス部41とコア部42の間に切
れ目を入れ、レジン製個別コア4からコア部42を除去
する(ステップST9)。その結果、図6に示すよう
に、患者の歯15には、ブラケット3がアドバンス部4
1を介して接着された状態となり、ブラケット3のベー
ス31からはみ出す部分がほとんどなくなる。このよう
にして、ブラケット3の取り付けが完了する。
【0028】なお、本例では、常温重合レジンをレジン
製個別コアに用いているが、他のレジンを用いてもよ
い。また、ブラケットの取り付け位置は舌側面に限ら
ず、唇側面でもよい。さらに、本例はC.L.A.S.S.に応用
した例であるが、T.A.R.G.にも適用可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明で用いてい
るブラケット取り付け用のレジン製個別コアは、弾力の
少ないレジンを用い、かつ、各歯毎に個別に形成されて
いるので、患者の歯に装着する際に歪みが生じない。従
って、ブラケットを患者の歯に正確に位置決めできる。
また、レジン製個別コアが歪んで接着面であるアドバン
ス部が患者の歯から浮き上がることもないので、少量の
接着剤で接着でき、接着剤の溢出がほとんどない。従っ
て、余剰接着剤の除去作業が不要となる。また、レジン
製個別コアは患者の各歯の形状を採得したものであり、
患者の歯並びとは無関係なので、患者の歯型の採得から
ブラケットの接着までの間に患者の歯が移動しても取り
付け可能である。従って、その間でも、抜歯やセパレイ
ティング等の処置を行うことができる。これと同様に、
患者に著しい叢生、捻転等がある場合には、一旦、仮着
のブラケットである程度レベリングを行い、ブラケット
が正しい位置に装着できるようになってからレジン製個
別コアを接着することができる。
【0030】また、このレジン製個別コアは歯並びとは
無関係なので、C.L.A.S.S.を用いて形成した場合でも、
セットアップ歯型でブラケットのアドバンスを行った
後、ブラケットをオリジナル歯型模型に戻す必要がな
い。このため、個人トレーの作製およびオリジナル歯型
模型にノッチを形成する等の技工操作を省略できる。ま
た、オリジナル歯型模型にブラケットを戻す際に生じる
位置ずれの問題もない。
【0031】さらに、副模型は不要なので、オリジナル
歯型模型自体を分割し、セットアップ歯型を形成でき
る。
【0032】セットアップ歯型に対するブラケットの位
置決めは、歯科矯正用のワイヤーを屈曲し、このワイヤ
ーにブラケットを取り付けて行えば、ゲージ等の測定器
を用いて位置決めするよりも簡単に位置決めできる。ま
た、そこで用いたワイヤーは、フィニッシングアーチと
して患者の歯に接着したブラケットに取り付けることも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の歯科矯正装置のブラケット取り付け方
法を示すフローチャートである。
【図2】セットアップ歯型にブラケットを位置決めした
様子を示す模式図である。
【図3】(a)はセットアップ歯型上で本発明のレジン
製個別コアを形成した様子を示す模式図、(b)は
(a)に示すレジン製個別コアを側面から見た様子を示
す模式図である。
【図4】セットアップ歯型からレジン製個別コアを取り
外した様子を示す模式図である。
【図5】レジン製個別コアを患者の歯に接着した様子を
示す模式図である。
【図6】ブラケットの取り付けが完了した様子を示す模
式図である。
【符号の説明】
1 セットアップ歯型 2 ワイヤー 3 ブラケット 4 レジン製個別コア 11 セットアップ歯型の歯 12 歯の舌側面 13 歯の切縁 15 患者の歯 31 ブラケットのベース 41 アドバンス部 42 コア部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者の各歯に歯科矯正用のブラケットの
    ベースをそれぞれ取り付け、これらの歯科矯正用のブラ
    ケットに歯科矯正用のワイヤーを架け渡して、各歯の矯
    正を行うための歯科矯正装置における歯科矯正用のブラ
    ケットの取り付け方法において、 患者の歯型模型の各歯に対して、歯科矯正用のブラケッ
    トをそれぞれ位置決めし、 未硬化状態のレジンを歯型模型の各歯に供給して、歯と
    当該歯に位置決めされている前記ブラケットのベースと
    の間に充填されたアドバンス部と、当該アドバンス部か
    ら歯の切縁または咬合面まで延びるコア部とが一体成形
    されたブラケット取り付け用のレジン製個別コアを各歯
    毎に別個に形成し、 前記ブラケットと一体化された状態の前記ブラケット取
    り付け用のレジン製個別コアを、前記歯型模型の各歯か
    ら取り外し、 取り外した前記ブラケット取り付け用のレジン製個別コ
    アのそれぞれを、対応する患者の各歯に取り付けて接着
    し、 各ブラケット取り付け用のレジン製個別コア部を除去す
    る、 ことを特徴とする歯科矯正装置のブラケット取り付け方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記歯型模型は、患
    者のオリジナル歯型模型を各歯毎に切り離し、目標とす
    る歯並びに配列しなおしたセットアップ歯型であり、 前記歯科矯正用のブラケットを患者の歯型模型に位置決
    めする際には、前記セットアップ歯型に合わせて歯科矯
    正用のワイヤーを屈曲した後に、当該ワイヤーに前記ブ
    ラケットのそれぞれを取り付けることにより位置決めを
    行うことを特徴とする歯科矯正装置のブラケット取り付
    け方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された歯科矯正装置のブ
    ラケット取り付け用のレジン製個別コア。
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