JP3117488U - 逆進時間表示機能を備えた時計。 - Google Patents

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八郎 葉方
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Abstract

【課題】将来の特定な時点までの時間が表示される時計を提供する。
【解決手段】本考案による時計は、通常の時間表示機能部分に加え、液晶その他の表示パネルから成る窓(2,3)を備え、該窓には、少なくとも対象としている将来の特別な時点までの現時点からの時間が表示され、該時間の表示は時の経過と共に減少して行く逆進時間表示機能を備えている。
【選択図】図1

Description

本考案は、時計に対して、通常の時間を表示する機能に加え、時間に関連する他の機能を持たせた、複合機能の時計に関する。
時間の表示は、将来に向かって単調増加で変化して行く。しかしながら、人生における将来の特別な時点、例えば平均寿命あるいは特定の個人の年齢に対応した平均余命の満了時期を記録しておいて、その時点から現時点までの時間の長さを認識し、その間に計画的に物事を進めるといった要求もある。この場合は所定の時点に対して時間が減少して行くという意味で、時間は逆算されることになる。
このような将来の特別な時点あるいは時期には、上述したものの他に種々のイベント例えば銀婚式、金婚式、子供の大学の卒業等、種々のものが考えられる。
上述のような残存時間を、容易に認識するという希望を満たす手段として現在考えられることは、カレンダーに特定の時点をマークし、その時点と現在との時間間隔をアナログ的に目視することである。しかしながら、将来の長期にわたり有効なカレンダーは特殊なもので、いずれかに保管しておくことはできても容易に目視できるところに表示しておくような形態のものではない。従ってかかる要望を満たすためには、一般には自分で、一枚で簡単に将来の特定の時期が容易に目視できる簡単なカレンダー様のものを作成せざるを得ないが、かかるものは室内に表示する場合、美観を損ねる惧れがあり、また任意の場所で随意に見られるものでもない。
上述の問題点に鑑み、本考案においては、時を扱うという意味で類似の装置である時計を利用し、かつこの時計の正確な時間計測の機能を利用し、この時計により計測された時間を将来の特定の時点までの時間から減算してゆくことにより、残りの時間を正確に表示できるようにし、かつこの機能を常に目視する機器である時計に組み込むことにより特別な独立した手段を必要とすることなく、将来の特別な時点までの時間を瞬時に認識できるようにした。
図1は本考案の1つの実施の形態を示す図であり、本考案による逆進時間表示機能を備えた時計1の平面図である。本例は腕時計に応用したものであるが、置時計、掛け時計等いかなる種類の時計にも応用可能である。
この例では、基礎となる腕時計は、3針式のアナログ形式、即ち短針、長針、秒針の3針を有するもので、これらは通常の態様で時間を表示する。時計1の表面には将来における特別な意味を有する時期あるいはイベントを文字で示す文字表示窓2及び該時期あるいはイベントまでの残りの時間を示す逆進時間表示窓3がそれぞれ設けられている。これら表示窓には、液晶や有機EL等の周知の薄型表示パネルを用いることができる。
時計1はリューズ4を有し、これは周知のように時間の調整や、また日にちや曜日の表示窓(図示なし)を有するものにあってはこれらを調整するために用いられる。図示の例ではこの他に同様なボタンの形態の入力手段5が備えられている。尚、この入力手段5はその機能をリューズにより行わせる様にして省略することも可能である。
図示の時計1では、入力手段5はそれを押す毎に、図示しない時計内部のメモリーにストアされたデータから、将来のイベントあるいは特定の時点を表す文字が文字表示窓2に切り替え表示される。尚、入力手段5の意図しない押圧を避けるため、押圧手段はその回りに形成された窪みに収容され、ある一定以上の力をもって指で押さないと作用しないようにすることができる。
予めメモリーに文字データとしてストアしておくべきイベントあるいは事項としては、平均寿命、平均余命、銀婚式、金婚式、子供の大学卒業等が考えられるが、これに限らず種々のもが想定される。また予め用意しておく事項の数は限りがあるので、「その他」の文字を用意するか無表示となる切り替えも可能にしておく。「その他」の表示や無表示の場合は、使用者のみが認識している事項が想定されている。
イベント等の表示の決定後、図示の例では「銀婚式」を文字表示窓2に表示させた後、入力手段5を例えば2回連続して押すことにより時間設定モードに切り替える。当該モードにおいては、使用者は、現時点から窓2に表示したイベントまでの年数、月数、日数を順に入力手段を押す回数により逆進時間表示窓3に入力する。図示の例では残存時間は20年11ヶ月と4日である。その完了後入力手段を1回押すことによって、通常の時計機能によって計測されている時間とおなじ値が窓3の数値から減算されてゆく。
このような逆進時間表示窓3に対する時間の設定方式は、窓2に表示すべき事項が使用者の年代の平均余命などの場合には、自分で自分自身の年齢と平均余命との差を計算する必要があるので、それを計算してからその結果を入力するという面で適している。しかし、銀婚式のように、年、月、日がそれぞれ予め判っているイベントへの使用を主に念頭においた場合には、入力手段5によってかかるイベントの年、月、日を逆進時間表示窓3に入力し、最後に入力手段5を押すことにより自動計算で現時点からの年数、月数、日数の表示に変わるようにする方式のほうが望ましい。但し、この場合にはかなり先の時点までカレンダーのデータをメモリーにストアさせておく必要があるため、システムとしては複雑となる。
これまで述べた、入力手段5を押すことによる、メモリーにストアされたデータから得た文字情報による文字表示窓2の表示切り替え、逆進時間表示窓3への数値の入力等は、液晶表示時計や、デジタルカメラや、ビデオカメラ等の種々の電子機器において選択項目の表示や時刻設定等において用いられている周知の技術が利用でき、かかる技術自体に本考案の特徴は存在していないので、それらの詳細な説明は省略する。また、数値の自動的な減算も、電子技術の分野においては極めて一般的なものであり、本考案はかかる技術自体にその特徴を有するものではないため、これも省略する。
尚、上述の説明において、窓は文字表示窓2と逆進時間表示窓3の2つが存在する例を挙げたが、それらは1つの窓として文字表示と残存時間の表示をその中で行うようにしてもよい。また重要なのは残存時間の表示であるため、文字の表示は省くこともできる。この場合は、対象となる将来の特定の時点は、使用者が表示することなしに意図しているものとなる。
また残存時間は、年数、月数、日数で表す例を示したが、総時間数等他の単位とすることも当然可能である。
[考案の効果]
本考案によれば、常に目にする時計という媒体を介して、将来の重要な時点までに残された時間を瞬時にして認識することができ、その間に行うべき種々の事項につき、常に思考を及ぼすことが可能となる。
図1は、本考案による逆進時間表示機能を備えた時計の平面図である。
符号の説明
1……逆進時間表示機能を備えた時計
2……文字表示窓
3……逆進時間表示窓
5……入力手段

Claims (4)

  1. 液晶あるいはその他の平板表示パネルから成る窓(2,3)を備え、該窓には、少なくとも対象としている将来の特別な時点までの現時点からの時間が表示され、該時間の表示は時の経過と共に減少して行く、逆進時間表示機能を備えた時計。
  2. 請求項1に記載の時計において、メモリ及び入力手段を備えており、該メモリには人生において他の時点よりも特別な意味を有する時期あるいはイベントの文字表示データを記憶させてあり、前記入力手段を操作することにより前記時期あるいはイベントの任意のものを前記窓(2,3)に文字表示できるようになっており、該窓の上述した変化する時間の表示は当該文字表示された時期あるいはイベントの時点までの現時点からの時間を表示するようにした、逆進時間表示機能を備えた時計。
  3. 請求項2に記載の時計において、前記窓は前記特別な時期あるいはイベントを表示する文字表示窓(2)及び該時期あるいはイベントまでの残りの時間を示す逆進時間表示窓(3)とから成る、逆進時間表示機能を備えた時計。
  4. 請求項2に記載の時計において、前記窓は1つであり、該1つの窓に前記文字表示及び時間表示がなされるようになった、逆進時間表示機能を備えた時計。
JP2005008352U 2005-10-11 2005-10-11 逆進時間表示機能を備えた時計。 Expired - Lifetime JP3117488U (ja)

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