JP3117357U - ゲル状パック材 - Google Patents

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Abstract

【課題】繰り返し使用可能な皮膚の改善機能を備えたゲル状パック材を提供する。
【解決手段】本考案のゲル状パック材は、人の皮膚に対して美容的又は薬用的な効能を有する成分を含有し、常温でゲル状の水溶性材料よりなり、単独で皮膚に貼着可能なシート状に成形されている。水で洗浄することにより繰り返し使用が可能であるとともに、水溶性材料が温水又は熱水により溶解し、その溶解液が美容用又は皮膚治療用の塗布液又は洗浄液として再利用できる。また水溶性材料を単独で貼着部位に適した形状に成形することができる。
パック材には水分のほか、美容的又は薬用的効能を有する成分として海洋性コラーゲン,エラスチン,ヒト成長ホルモン(Human Growth Hormone),繊維芽細胞増殖因子(Fibroblast Growth Factor),グリセリン,ビタミンE,ローズエキス,レモンエキスが1種又は2種以上含まれている。
【選択図】図1

Description

この考案は人の皮膚に貼着することによって、人の皮膚に対して美容的又は薬用的な効能を有する成分を含有したゲル状パック材に関する。
従来、目や鼻に合わせた切れ目を設け、ベースとなるシート状の基材に保湿作用のある美容成分を含む、ゲル状のパック材を塗布し、表面に離型シートを貼着した美容パックシートを、就寝中など長時間にわたり目元や口元に対して部分的に貼ることにより、シワ,タルミ,クスミ等を改善するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
登録実用新案第3110419号公報(図1)
しかし、上記の従来技術では、1回限りの使い捨てであり、ゲル状パック材の効能が残っているにもかかわらず、使用後は再利用することなく処分しなければならなかった。
また基材にゲル状パック材を塗布したものを離型シートに貼着した3層構造となっているので、製造時間やパック材料を多く必要とし、コスト高となっていた。
さらに紙,綿布,不織布,フェルト,樹脂フィルム等の材質のシートでは、小鼻等の凹凸のある箇所への適合性に乏しかった。
この考案は、これらの課題を解決又は改善したゲル状パック材を提供するものである。
上記課題を解決するための本考案のゲル状パック材は、第1に、人の皮膚に対して美容的又は薬用的な効能を有する成分を含有し、常温でゲル状の水溶性材料よりなり、単独で皮膚に貼着可能なシート状に成形されたことを特徴としている。
第2に、水で洗浄することにより繰り返し使用が可能な状態に成形されたことを特徴としている。
第3に、水溶性材料が温水又は熱水により溶解し、その溶解液が美容用又は皮膚治療用の塗布液又は洗浄液として再利用できることを特徴としている。
第4に、水溶性材料が単独で貼着部位に適した形状に成形されたことを特徴としている。
第5に、水分のほか、美容的又は薬用的効能を有する成分として海洋性コラーゲン,エラスチン,ヒト成長ホルモン(Human Growth Hormone),繊維芽細胞増殖因子(Fibroblast Growth Factor),グリセリン,ビタミンE,ローズエキス,レモンエキスを1種又は2種以上含むことを特徴としている。
第6に、成形された水溶性材料を凹部7,23を有するトレイ6,22の該凹部7,23に収容し、常温で保水・保湿性を保持した状態で袋状のカバー12,24により密封包装してなることを特徴としている。
第7に、外部よりその外観が透視可能な状態で包装されたことを特徴としている。
以上のように構成される本考案のゲル状パック材によれば、貼付部位に適合した形状に成型できるほか、顔面皮膚等への貼付状態を安定させることができる。またゲル状パック材自体が単独で貼着可能であるので、上記従来の3層構造の美容パックシートに比して、廉価に製造することができる。
また水で洗浄することにより繰り返し使用が可能なほか、一定回数使用後温水・熱水に溶解させて美容用・皮膚治療用等の塗布液又は洗浄液として再利用することができる。
さらにゲル状パック材に含まれた各種美容成分が皮膚に浸透することにより、目元,口元等の顔面皮膚に生じるシワ,タルミ,クスミを効果的に改善し、しなやかで,輝かしく,若々しい肌を維持することができる。
以下本考案のゲル状パック材の第一実施形態である顔面用のパックについて図面に基づき説明する。図1は本考案の平面図、図2は図1のA−A断面図である。顔面パック1は顔面皮膚全体を覆うことが可能な大きさ及び形状に形成されている。該顔面パック1の目,鼻,口に該当する位置には、顔面パック1を貼着後に目,鼻,口を塞ぐことがないように角丸の長方形状の孔2,2,コ字型の孔3,角丸の長方形状の孔4がそれぞれ穿設されている。また顔面パック1を構成する水溶性材料は常温でゲル状であるので、紙等の他の材料に依存することなく、それ自体単独で成形することができる。
トレイ6はPE,PP等の合成樹脂材料によって上記顔面パック1の形状に合わせて成形される。該トレイ6には顔の形状および厚みに応じた凹部7が形成され、上記孔2,2,3,4に対応する位置に突起部8,8,9,11が設けられている。該突起部8,9,11はそれぞれ目,鼻,口に対応する。トレイ6に凹部7及び突起部8,8,9,11を設けることによって、上記パック形状を保ちながら保管や保管や搬送等を行うことができる。
顔面パック1及びトレイ6はともにカバー12に収納する構成となっている。該カバー12はアルミシート13上に透明シート14を被せ、外周にはヒートシール等により接着固定するシール部16が形成されている。これにより顔面パック1を構成する水溶性材料の蒸発を防ぐことができる。また外部よりその外観が透視可能な状態で包装したので、ゲル状パック材の貼着部位も即座に判断することができる。
包装方法は、まず顔面パック1をトレイ6の凹部7内に収容する。そして顔面パック1をトレイ6に収容した状態で、3辺をヒートシールにより接着固定した袋状のカバー12に収容する。収納後に残りの1辺をヒートシールすることによって常温で保水・保湿効果を保持し、外気を遮断して密封包装する構成となっている。使用する際にはカバー12に形成された切込17よりカバー12を切り裂いて、トレイ12とともに顔面パック1を取り出し顔面皮膚に貼着させて使用する。
この例ではカバー12が幅約265mm,高さ約225mmで、トレイ6が幅約237mm,高さ約195mmで、顔面パック1が幅約220mm,高さ約170mmに形成され、人の顔面の大きさに合うように構成されている。
また顔面パック1は水分のほか、美容的又は薬用的効能を有する成分として海洋性コラーゲン,エラスチン,ヒト成長ホルモン(Human Growth Hormone=HGH),繊維芽細胞増殖因子(Fibroblast Growth Factor=FGF),グリセリン,ビタミンE,ローズエキス,レモンエキスが1種又は2種以上含まれている。
上記の顔面パック1に含有される美容的又は薬用的効能を有する成分は顔面皮膚への保水効果を高め、その皮膚の若返りを促進する作用がある。成分としては繊維芽細胞増殖因子(FGF)とヒト成長ホルモン(HGH)と天然の海洋性コラーゲンエラスチンタンパク質複合体等を含んでおり、その複合体は抗アレルゲン性があり、皮膚に簡単に吸収されるという性質がある。HGH,FGF,上記のタンパク質複合体は老化によって失われたコラーゲンを補充し、保水効果を高め、柔軟で,しなやかで,輝いた,柔らかい皮膚を保持することができる。顔面皮膚への接触時間は約30分程度良く、また加齢等によって異なる状態の顔面皮膚に対しても、美容の効果が現れるように構成されている。
また上記の美容成分による皮膚科学的効果としては以下のものが挙げられる。
(ア)生命科学的な抽出方法によって得られた海洋性コラーゲン,エラスチンタンパク質には、ヒト成長ホルモン(HGH),繊維芽細胞増殖因子(FGF)と皮膚への皮膚科学効果を最大にする酸化防止要素を有効に含んでいる。
(イ)繊維芽細胞増殖因子(FGF)は、皮膚の栄養を高め、皮膚の形成を補助し、人体の中で最も不可欠のヒト成長因子の1つであることを国際的な生命科学の研究が示されているので、しなやかで,輝いていて,柔らかく,若々しい肌を維持することができる。
(ウ)顔面パック1に含まれるヒト成長ホルモン(HGH),繊維芽細胞増殖因子(FGF)とその他の生物に影響する成分は12ヶ月間通常の室温下において有効に保存することができる。そして生物に影響する成分は37℃か又はそれ以上の温度で皮膚と接触した際に、放出され吸収される。
以上の構成による顔面パック1の使用方法としては、入浴後やリラックスしたい時に、カバー12より顔面パック1をトレイ6とともに取り出し、顔面パック1を顔面皮膚に貼着させる。この時、顔面パック1自体が単独で貼着可能であるので、顔を水平に保つ必要がなく、横向けに寝るなどして楽な姿勢を保つことができる。また顔面パック1はゲル状であるので、顔面の凹凸に沿って自由に変形して適合するので、十分にその美容効果(パック効果)を発揮することができる。
そして約30分パックをすると顔面パック1に含まれる美容成分が顔面皮膚内に浸透し美容効果をもたらす。パックは2〜3回程度まで数回繰り返すことができ、繰り返し使用した後は、その顔面パック1を50℃〜60℃程度のお湯又は熱水に浸して顔面パック1を溶解させ、美容用又は皮膚治療用の塗布液又は洗浄液として再利用する。
図3はゲル状パック材の第2実施形態の平面図であり、目元用の目元パック21(ゲル状パック材)を示している。これは顔面皮膚全体ではなく、顔面の目元を重点的にパックし、美容効果をもたらす構成となっている。目元パック21はトレイ22内の凹部23に収容され、該トレイ22とともにカバー24に収納される。そして外周のシール部26をヒートシール等により接着固定する構成となっている。またカバー24には上記のカバー12と同様に切込27が形成されている。
この例ではカバー23が幅約110mm,高さ約94mmで、トレイ22が幅約100mm,高さ約75mmであり、幅約70mm,高さ約45mmに形成された目元パック21が収納された構成となっている。
顔面パック1又は目元パック21のサイズは一種類だけであるが、上記一種類のサイズに限らず、S,M,L,Oサイズなど異なるサイズを作ることもできるほか、その形状も自由に変更可能である。また第2実施形態である目元パックは目元だけでなく額,頬,口元,顎などその他の皮膚部位に適した形状を作ることもできる。さらにゲル状パック材に含まれる美容的又は薬用的な効能を有する成分は上記例に限らず、その他の成分を含有させることもできる。
本考案のゲル状パック材は、美容目的のためのゲル状パック材だけでなく、含有する有効成分を変更することによって皮膚の再生目的の治療剤としても幅広く利用できるものである。
本考案のゲル状パック材の第1実施形態である顔面パック,顔面パックを収容するトレイ,顔面パック及びトレイを収納し密封包装するカバーを示す平面図である。 本考案のゲル状パック材の第1実施形態である顔面パックとトレイをカバーに収納した包装状態を示す図1のA−A断面図である。 本考案のゲル状パック材の第2実施形態である目元に貼着する目元パックをトレイとともにカバーに収納した状態を示す平面図である。
符号の説明
1 顔面パック(ゲル状パック材)
6 トレイ
7 凹部
8 突起部
9 突起部
11 突起部
21 目元パック(ゲル状パック材)
22 トレイ
23 凹部

Claims (7)

  1. 人の皮膚に対して美容的又は薬用的な効能を有する成分を含有し、常温でゲル状の水溶性材料よりなり、単独で皮膚に貼着可能なシート状に成形されたゲル状パック材。
  2. 水で洗浄することにより繰り返し使用が可能な状態に成形された請求項1のゲル状パック材。
  3. 水溶性材料が温水又は熱水により溶解し、その溶解液が美容用又は皮膚治療用の塗布液又は洗浄液として再利用できる請求項1又は2のゲル状パック材。
  4. 水溶性材料が単独で貼着部位に適した形状に成形された請求項1,2又は3のゲル状パック材。
  5. 水分のほか、美容的又は薬用的効能を有する成分として海洋性コラーゲン,エラスチン,ヒト成長ホルモン(Human Growth Hormone),繊維芽細胞増殖因子(Fibroblast Growth Factor),グリセリン,ビタミンE,ローズエキス,レモンエキスを1種又は2種以上含む請求項1,2,3又は4のゲル状パック材。
  6. 成形された水溶性材料を凹部(7),(23)を有するトレイ(6),(22)の該凹部(7),(23)に収容し、常温で保水・保湿性を保持した状態で袋状のカバー(12),(24)により密封包装してなる請求項4又は5のゲル状パック材。
  7. 外部よりその外観が透視可能な状態で包装された請求項6のゲル状パック材。
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JP2019089730A (ja) * 2017-11-15 2019-06-13 久光製薬株式会社 ジェルシートマスク

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