JP3117223U - 液体流通部品 - Google Patents

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【課題】PEとCRRTを併用する血液浄化療法を施行する際に、PE用の血液回路とCRRT用血液回路を簡単に結合でき、安全に施行するための液体流通部品を提供する。
【解決手段】液体流通部品の代表的な構成は、二つの体外循環回路を接続する液体流通部品であって、両端に接続コネクタを有する主チューブと、該主チューブに途中に二箇所配置された分岐部と、該分岐部に接続され、該分岐部と反対の端に接続コネクタを持つ2本の分岐チューブ44,45と、を有し、前記主チューブ上流側にある前記分岐部は、前記分岐チューブと上流側の前記主チューブとを鈍角に配置させ、前記主チューブ下流側にある前記分岐部は、前記分岐チューブと下流側の前記主チューブとを鈍角に配置させる。
【選択図】図1

Description

本考案は、液体流通部品に係り、特に、(1)血漿交換療法と(2)持続的血液浄化療法(持続的血液濾過法、持続的血液透析法、持続的血液濾過透析法等)を併用する療法に好適な液体流通部品に関する。
肝不全に対する血液浄化療法として、肝が代謝、解毒する有害物質を除去すると共に、肝が合成する有用物質を補充する血漿交換療法(plasma exchange)(以下単に「PE」という)が行われてきた。しかしながら近年は膠質浸透圧の不均衡などによる合併症を発症する場合があり、また、PEでは肝性昏睡起因物質である小から中分子量物質の除去能力が低いことを補うために、持続的腎機能代替療法(continuous renal replacement therapy)(以下単に「CRRT」という)と総称される、持続的血液濾過法(continuous hemofiltration)(以下単に「CHF」という)、持続的血液透析法(continuous hemodialysis)(以下単に「CHD」という)、あるいは持続的血液濾過透析法(continuous hemodiafiltration)(以下単に「CHDF」という)の各持続的血液浄化療法とPEを併用することによって効果を上げている。
前記PEは、血漿分離膜を収容した膜型血漿分離器に血液を流し、分離膜を介して血漿成分を排出する一方で、新鮮凍結血漿あるいはアルブミン溶液を体内に補充するものである。
前記CHFは、半透膜を収容した血液浄化器に血液を流し、半透膜を介して老廃物が含まれた水分を排出する一方で、補充液を体内に補充することを持続的かつ緩徐に施行するものである。また、前記CHDは、拡散により尿毒物質の除去や酸塩基平衡等を行う透析を持続的、かつ緩徐に施行するものである。さらに、前記CHDFは、前記CHFの小分子量除去能力を改善するために、血液浄化器内のろ過液側に透析液を流し、透析効果が得られるように前記CHFと前記CHDとを複合させたものである。いずれの持続的血液浄化療法においても、通常、一回の治療に数日をかけながら、徐々に血液浄化が行われる点がこの治療の特徴である。
前記PEとCRRTの併用による血液浄化装置の好適な例として、非特許文献1によれば、株式会社ウベ循研製の血液浄化装置JUN500を2台使用して、1台目の血液浄化装置でPEを施行して、2台目の血液浄化装置でCRRTを施行することが記載されている。
図3は、上記した例の2台の装置によるPEとCRRTの併用療法を施行する一例を示す概略構成図である。PEを施行するためのPE施行用血液浄化装置31には、血液を導入するPE用動脈側血液回路21と処理後の血液を導出するPE用静脈側血液回路22が装着され、PEが施行される。一方、CRRTを施行するためのCRRT施行用血液浄化装置32には、血液を導入するCRRT用動脈側血液回路11と処理後の血液を導出するCRRT用静脈側血液回路12が装着され、CRRTが施行される。PEとCRRTを併用するためには、CRRT用動脈側血液回路11の途中を切断し、切断した血液回路の上流側11−Aと下流側11−Bに分ける。上流側11−Aの切断側に三方活栓1を接続し、三方活栓1の他端にはPE用動脈側血液回路21の先端とエクステンションチューブ3の一端をそれぞれ接続する。さらに下流側11−Bの切断側にもう一つの三方活栓2を接続し、三方活栓2の他端にはPE用静脈側血液回路22の先端と前記エクステンションチューブ3の他端をそれぞれ接続する。
患者から取り出した血液は、CRRT用動脈側血液回路11−Aを通液し、三方活栓1にて一方はPE施行用血液浄化装置31でPE処理を行うため、PE用動脈側血液回路21へ送液され、一方はエクステンションチューブ3を通して三方活栓2へ送液される。三方活栓2では、PE用静脈側血液回路22を通してPE処理後の血液が合流され、CRRT用動脈側血液回路11−Bへ送液される。CRRT用動脈側血液回路11−Bへ送られた血液は、CRRT施行用血液浄化装置32でCRRT処理され、CRRT用静脈側血液回路12を通って再び患者に戻される。
図4はPEとCRRTの併用を行う液体流通部品の概略構成図である(非特許文献2−5)。この液体流通部品は、図3に示したものと同様の、PEを施行するのと同時にCRRTを行う液体流通部品の概略構成図である。なお、図4において、図3の各構成部材と同じ機能を奏する構成部材には同じ符号を付している。
血液を送液する主チューブ41、42、43の途中に送液を分岐するためのT分岐51、52が設けられている。主チューブ41の上流側の末端は、患者に穿刺するための静脈留置針あるいはダブルル−メンカテーテルに接続するための雄型接続コネクタ61が設けられている。また、主チューブ43の下流側の末端は、CRRT用動脈側血液回路11の患者側末端のコネクタと接続するための雌型接続コネクタ62が設けられている。一方、T分岐51、52には血液を送液するための分岐チューブ44、45が接続されており、分岐チューブ44、45のそれぞれの末端には、PE用動脈側血液回路21とPE用静脈側血液回路22のそれぞれの末端にある接続コネクタと接続するための雌型接続コネクタ63、64が設けられている。主チューブ41、42、43と分岐チューブ44、45は血液を送液するチューブであり、T分岐51は送液された血液を2方向に分け、T分岐52は二方向から送液された血液を1つに合流する分岐部品である。
平澤博之著「CHDFの理論と実際―各種疾患応用編―」総合医学社出版、1999年5月25日、p43 中永士師明、浅沼義博、「劇症肝不全に対する直並列回路PE+CHDF」、日本アフェレシス学会雑誌、2003年、第22巻、第3号、p206−212 中永士師明、外5名、「急性肝不全に対する急性血液浄化法:直並列回路(PE+CHDF)の有用性」、医薬の門、2003年、第43巻、第6号、p8(700)−12(704) 中永士師明、浅沼義博、「敗血症多臓器不全に対するエンドトキシン吸着療法」、医工学治療、2003年、第15巻、第4号、p200−204 Hajime Nakae et al., "TheSeries-parallel Circuit in the Treatment of Fulminant Hepatitis"Therapeutic Apheresis and Dialysis 8(2):153-159(2004)
しかしながら、非特許文献1(図3参照)の技術では、滅菌されているCRRT用動脈側血液回路11を滅菌されたはさみなどで切断し、三方活栓1、2に接続するのは全て手作業であり、衛生管理の負担となっていた。三方活栓1、2は通液および閉塞ができる構造であり、開閉操作をするための操作レバーがある。操作レバーの操作によっては、不用意に血液の流れを閉塞してしまい、血液処理が中断し、血液回路内の圧力上昇を引き起こす要因でもあった。また、三方活栓1にはエクステンションチューブ3、PE用動脈側血液回路21が、三方活栓2にはエクステンションチューブ3、PE用静脈側血液回路22が接続されており、これらの接続が不完全な場合には、不完全部からの血液漏れ、あるいは、大気を血液回路内に混入させてしまう場合もある。
また、非特許文献1(図3参照)、非特許文献2−5(図4参照)の技術では、T分岐でPE+CHDFを施行するため、血液の主な流れがT分岐で90度に曲げられるので圧力損失が発生し、その結果、PE側では静脈圧が上昇して溶血するリスクが増大する。
本考案の目的は、PEとCRRTを併用する血液浄化療法を施行する際に、PE用の血液回路とCRRT用血液回路を簡単に結合でき、安全に施行するための液体流通部品を提供することにある。
(1)上記課題を解決するために本考案に係る液体流通部品の第一の構成は、二つの体外循環回路を接続する液体流通部品であって、
両端に接続コネクタを有する主チューブと、
該主チューブに途中に二箇所配置された分岐部と、
該分岐部に接続され、該分岐部と反対の端に接続コネクタを持つ2本の分岐チューブと、を有し、
前記主チューブ上流側にある前記分岐部は、前記分岐チューブと上流側の前記主チューブとを鈍角に配置させ、
前記主チューブ下流側にある前記分岐部は、前記分岐チューブと下流側の前記主チューブとを鈍角に配置させることを特徴とする。
(2)また、液体流通部品の第二の構成は、上記第一の構成において、前記主チューブ上流側の先端の前記接続コネクタは雄型であり、その他の前記接続コネクタは雌型であることを特徴とする。
(3)また、液体流通部品の第三の構成は、上記第一又は第二の構成において、前記分岐チューブの夫々に閉塞手段を有することを特徴とする。
本考案によれば、液体流通部品に設けられた雌型の接続コネクタにそれぞれPE用血液回路の動脈側末端、静脈側末端とCRRT用血液回路の動脈側末端を接続するだけで、PEとCRRTを併用する治療の準備ができ、操作が非常に簡便になった。また接続個所の低減により微生物による感染のリスクを軽減でき、治療の施行も安全になった。
[第一実施形態]
本考案に係る液体流通部品の第一実施形態について、図を用いて説明する。図1は本実施形態にかかる液体流通部品の概略構成図である。
図1に示すように、本実施形態の液体流通部品100は、従来の液体流通部品のT分岐(図4参照)をY分岐にしたものである。液体流通部品100は、主チューブ41、42、43、分岐チューブ44、45、分岐部であるY分岐53、54を有している。液体流通部品100は、PEとCRRTを併用するため、二つの体外循環回路であるPE施行用血液浄化装置31とCRRT施行用血液浄化装置32に接続される。
血液を送液する主チューブ41、42、43の途中に送液を分岐するためのY分岐53、54が設けられている。主チューブ41の上流側の末端は、患者に穿刺するための静脈留置針あるいはダブルル−メンカテーテルに接続するための雄型接続コネクタ61が設けられている。また、主チューブ43の下流側の末端は、CRRT用動脈側血液回路11の患者側末端のコネクタと接続するための雌型接続コネクタ62が設けられている。
一方、Y分岐53、54には血液を送液するための分岐チューブ44、45が接続されており、分岐チューブ44、45のそれぞれの末端には、PE用動脈側血液回路21とPE用静脈側血液回路22のそれぞれの末端にある接続コネクタと接続するための雌型接続コネクタ63、64が設けられている。主チューブ41、42、43と分岐チューブ44、45は血液を送液するチューブであり、Y分岐53は送液された血液を2方向に分け、Y分岐54は二方向から送液された血液を1つに合流する分岐部品である。
上流側の主チューブ41と分岐チューブ44の接続角度はY分岐53によって、鈍角に配置され、また、下流側の主チューブ43と分岐チューブ45の接続角度はY分岐54によって、鈍角に配置されている。また、Y分岐53、54の残りの口は、主チューブ42で接続されている。すなわち、分岐の形状がY字の形状になっている。
PEを施行するためのPE施行用血液浄化装置31には、血液を導入するPE用動脈側血液回路21と処理後の血液を導出するPE用静脈側血液回路22が装着され、PEが施行される。一方、CRRTを施行するためのCRRT施行用血液浄化装置32には、血液を導入するCRRT用動脈側血液回路11と処理後の血液を導出するCRRT用静脈側血液回路12が装着され、CRRTが施行される。
患者から取り出した血液は、主チューブ41を通液し、Y分岐53にて一方はPE施行用血液浄化装置31でPE処理を行うため、PE用動脈側血液回路21へ送液され、一方は主チューブ42を通してY分岐54へ送液される。Y分岐54では、PE用静脈側血液回路22を通してPE処理後の血液が合流され、CRRT用動脈側血液回路11へ送液される。CRRT用動脈側血液回路11へ送られた血液は、CRRT施行用血液浄化装置32でCRRT処理され、CRRT用静脈側血液回路12を通って再び患者に戻される。
ここで、従来のように、T分岐でPE+CHDFを施行する場合は、血液の主な流れがT分岐で90度に曲げられるので圧力損失が発生し、その結果、PE側では静脈圧が上昇して溶血するリスクが増大する。
しかし、本実施形態のように分岐の形状をT字からY字の形状にすることにより、PE+CRRTを施行した場合に、血液の主な流れがY分岐で90度以上に曲げられることがない。これにより、分岐で発生する圧力損失を低減でき、PE側での静脈圧の上昇をおさえ、溶血の発生を防止できることができる。そして、長時間の施行も安全に行える。
なお、分岐の形状は、Y字の形状に限定されるものではなく、ト字の形状等、血液の流れが90度以上に曲げられない形状であればよい。
チューブおよび分岐部の材質は、合成樹脂、金属およびガラス等の何れでも構わないが、製造コスト、加工性および操作性の観点から合成樹脂、特に熱可塑性樹脂が好ましい。熱可塑性樹脂としては、ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、弗素系樹脂、シリコン系樹脂等、さらにはABS(アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン共重合体)樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリアクリレート、ポリアセタール等を挙げることができ、何れにおいても好適に用いることができる。なかでも、軟質素材は折れ曲がりや割れ等に強く、操作時の柔軟性に優れるため好ましく、組み立て性の理由から軟質塩化ビニルが特に好ましい。
接続コネクタの材質は、合成樹脂、金属およびガラス等の何れでも構わないが、製造コスト、加工性および操作性の観点から合成樹脂、特に熱可塑性樹脂が好ましい。熱可塑性樹脂としては、ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、弗素系樹脂、シリコン系樹脂等、さらにはABS(アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン共重合体)樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリアクリレート、ポリアセタール等を挙げることができ、何れにおいても好適に用いることができる。なかでも、硬質素材は接続コネクタとしての寸法精度がよく、接続コネクタ同士の勘合性に優れるため好ましく、軟質塩化ビニルのチューブとの接着性の理由からポリカーボネートが特に好ましい。
PEを施行するPE用動脈側血液回路21の末端の接続コネクタは分岐チューブ44の末端の雌型接続コネクタ63と接続する。PE用静脈側血液回路22の末端の接続コネクタは分岐チューブ45の末端の雌型接続コネクタ64と接続する。CRRTを施行するCRRT用動脈側血液回路11の患者側末端の接続コネクタは主チューブ43の末端の雌型接続コネクタ62と接続する。液体流通部品をこのように接続するだけで、施行の実施が可能となる。
このように、予め必要な接続コネクタが設けられており、PEとCRRTの併用を施行する際、準備作業が簡便であり、操作ミスが起こり難い安全な治療を実現できる。
[第二実施形態]
次に本考案に係る液体流通部品の第二実施形態について図を用いて説明する。図2は本実施形態にかかる液体流通部品の概略構成図である。上記第一実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図2に示すように、本実施形態の液体流通部品は、上記第一実施形態の液体流通部品の分岐チューブ44と45の途中にチューブを閉塞することができる閉塞手段71と72をそれぞれ配置したものである。
PEとCRRTの併用療法において、PEとCRRTの施行開始は同時に行うが、施行の終了は同時とは限らず、通常はPEの施行が先に終了する。PEの施行だけが終了した場合は、PE用動脈側血液回路21とPE用静脈側血液回路22内に貯留された血液を生理食塩液等で置換する。PE用動脈側血液回路21とPE用静脈側血液回路22内は生理食塩液等で満たされるため、再び血液が進入してこないように閉塞手段71と72で分岐チューブを閉塞する。閉塞手段71、72で分岐チューブが閉塞された状態で、CRRTだけ施行を継続する。予め閉塞手段71と72が設置されているので、鉗子などの医療用具を用いず、簡便に操作が行える。
閉塞手段71と72は分岐チューブ44と45を通液状態と閉塞状態にすることが出来る手段であれば良い。閉塞状態にするときは、分岐チューブ44、45を機械的に潰して送液を止め、通液状態にするときはチューブを開放するクランプで良い。クランプの材質は、合成樹脂、金属等の何れでも構わないが、製造コスト及び加工性の観点から合成樹脂、特に熱可塑性樹脂が好ましい。熱可塑性樹脂としては、ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、弗素系樹脂、シリコン系樹脂等、更にはABS(アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン共重合体)樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリアクリレート、ポリアセタール等を挙げることが出来、何れにおいても好適に用いることが出来る。
本考案の液体流通部品は、予め必要な接続コネクタが設けられており、PEとCRRTの併用を施行する際、準備作業が簡便であり、操作ミスが起こり難い安全な治療を実現するための血液回路部品として利用できるので、PEとCRRTの併用療法が必要な患者の治療に有用である。
第一実施形態にかかる液体流通部品の概略構成図である。 第二実施形態にかかる液体流通部品の概略構成図である。 従来の液体流通部品の概略構成図である。 従来の液体流通部品の概略構成図である。
符号の説明
11・・・CRRT用動脈側血液回路
12・・・CRRT用静脈側血液回路
21・・・PE用動脈側血液回路
22・・・PE用静脈側血液回路
31・・・PE施行用血液浄化装置
32・・・CRRT施行用血液浄化装置
41〜43・・・主チューブ
44〜45・・・分岐チューブ
53〜54・・・Y分岐
61・・・雄型接続コネクタ
62〜64・・・雌型接続コネクタ
71、72・・・閉塞手段
100・・・流体流通部品

Claims (3)

  1. 二つの体外循環回路を接続する液体流通部品であって、
    両端に接続コネクタを有する主チューブと、
    該主チューブに途中に二箇所配置された分岐部と、
    該分岐部に接続され、該分岐部と反対の端に接続コネクタを持つ2本の分岐チューブと、を有し、
    前記主チューブ上流側にある前記分岐部は、前記分岐チューブと上流側の前記主チューブとを鈍角に配置させ、
    前記主チューブ下流側にある前記分岐部は、前記分岐チューブと下流側の前記主チューブとを鈍角に配置させることを特徴とする液体流通部品。
  2. 前記主チューブ上流側の先端の前記接続コネクタは雄型であり、その他の前記接続コネクタは雌型であることを特徴とする、請求項1記載の液体流通部品。
  3. 前記分岐チューブの夫々に閉塞手段を有することを特徴とする、請求項1又は2記載の液体流通部品。
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