JP3116867U - ボーディングブリッジ - Google Patents
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Abstract
【課題】ボーディングブリッジを直接接続することができない機体に対して、乗客がボーディングブリッジを利用しながら搭乗することができるボーディングブリッジを提供する。
【解決手段】ターミナルビルの乗降口に接続されたロタンダ1と、一端が上記ロタンダに接続された伸縮自在なトンネル部2と、前記トンネル部の他端開口部に設けた接地用スロープ6とを備えおり、ボーディングブリッジ、接地用スロープを利用して乗客はターミナルビルから機体の近くまでボーディングブリッジ内を歩いてゆくことができ、その後はエプロン上(地上)を歩行して機体エアステー8から搭乗することができる。
【選択図】図2
【解決手段】ターミナルビルの乗降口に接続されたロタンダ1と、一端が上記ロタンダに接続された伸縮自在なトンネル部2と、前記トンネル部の他端開口部に設けた接地用スロープ6とを備えおり、ボーディングブリッジ、接地用スロープを利用して乗客はターミナルビルから機体の近くまでボーディングブリッジ内を歩いてゆくことができ、その後はエプロン上(地上)を歩行して機体エアステー8から搭乗することができる。
【選択図】図2
Description
本考案は、ボーディングブリッジに関し、特に、ボーディングブリッジを直接接続することができない機体に対して、乗客がボーディングブリッジを利用しながら搭乗することができるボーディングブリッジに関するものである。
従来より、航空機の乗降装置として、ボーディングブリッジ(搭乗橋)がよく用いられている。ボーディングブリッジは空港のターミナルビルと航空機とを連絡するトンネル状の歩行通路であり、ターミナルビルと航空機との間での直接の乗り降りを可能にするものである(特許文献1)。
このボーディングブリッジは、一般に図4、図5に示すようにターミナルビルの乗降口に接続された正逆回転自在なロタンダ101と、ロタンダ101に接続された伸縮自在なトンネル部102と、トンネル部102の先端に設けられたキャブ103とを備えている。トンネル部102のやや先端側には、駆動輪104及び昇降機構(不図示)を有する支持脚としてドライブコラム105が設けられている。ドライブコラム105に設けた駆動輪104は左右走行輪がそれぞれ個々のモータ、減速機により駆動される構成となっており、これら駆動輪104及び昇降機構は、キャブ103の内部に乗り込んだ操作員によって操作される。そのため、キャブ103の内部には、上記駆動輪104及び昇降機構を操作するための操作パネル(不図示)が設置されている。
乗客の乗り降りの際には、キャブ103を航空機106のドア付近に移動させるために、ロタンダ101の回転、トンネル部102の伸縮及び昇降、並びにキャブ103の回転を行い、ボーディングブリッジを所定の待機位置から装着位置にまで移動させ、キャブ103を航空機106のドアに装着する。こうすることにより、航空機とターミナルビルとの間の直接の歩行移動が可能となる。一方、乗り降りが終了した後は、キャブ103を航空機106のドアから取り外し、ロタンダの回転、トンネル部の伸縮及び昇降、並びにキャブの回転を実行して、ボーディングブリッジを装着位置から待機位置にまで移動させる。
上記のように、ボーディングブリッジは通常ターミナルビルと機体とを直接接続できる場合に使用されるが、機体の構造上、ボーディングブリッジを直接機体に接続できない場合も多々ある。このような場合は、乗客は通常空港ビルから搭乗する飛行機まで直接エプロンを歩いてゆき、エアステーを利用して搭乗することになる(図1中の歩行経路参照)。
このため、雨天等の悪天候の場合には乗客は機体までの長い距離を傘をさしながら歩く必要があり、雨にぬれる等の問題がある上に、乗客へのサービス面でも改善の余地があった。
このため、雨天等の悪天候の場合には乗客は機体までの長い距離を傘をさしながら歩く必要があり、雨にぬれる等の問題がある上に、乗客へのサービス面でも改善の余地があった。
本考案は上記従来問題点を改善するために提案されたものであり、ボーディングブリッジを直接接続することができない機体に対して、乗客ができるだけボーディングブリッジ利用して機体ちかくまで歩行でき、またエプロン上の歩行距離をできるだけ短くしながら、機体に搭乗できる新しいタイプのボーディングブリッジを特徴としている。
このため、本考案が採用した技術解決手段は、
ターミナルビルの乗降口に接続されたロタンダと、一端が上記ロタンダに接続された伸縮自在なトンネル部と、前記トンネル部の他端開口部に設けた接地用スロープとを備えてなるボーディングブリッジである。
また、前記接地用スロープは駆動機構により、格納状態から接地状態に位置を変えることができることを特徴とするボーディングブリッジである。
また、前記伸縮自在なトンネル部は、駆動輪および昇降機構により格納状態と前方に傾斜した状態をとることができることを特徴とするボーディングブリッジである。
また、前記設置スロープは階段であることを特徴とするボーディングブリッジである。
ターミナルビルの乗降口に接続されたロタンダと、一端が上記ロタンダに接続された伸縮自在なトンネル部と、前記トンネル部の他端開口部に設けた接地用スロープとを備えてなるボーディングブリッジである。
また、前記接地用スロープは駆動機構により、格納状態から接地状態に位置を変えることができることを特徴とするボーディングブリッジである。
また、前記伸縮自在なトンネル部は、駆動輪および昇降機構により格納状態と前方に傾斜した状態をとることができることを特徴とするボーディングブリッジである。
また、前記設置スロープは階段であることを特徴とするボーディングブリッジである。
本考案によれば、ボーディングブリッジを直接接続することができない機体に対して、乗客は可能な限りボーディングブリッジを利用(ボーディングブリッジ内を歩きながら)しながら、そして屋根などのないエプロン上を歩く距離を短くしながら機体に搭乗することができるため、雨天等の場合でも雨にぬれる機会が少なくなる。また、機体とボーディングブリッジの先端部とが接近すればするほど、乗客はエプロン上を歩く距離が短くなり、雨天などでも傘をささずに搭乗することが可能となるなど、極めて優れた作用効果を奏する。
本ボーディングブリッジは、ターミナルビルの乗降口に接続されたロタンダと、一端が上記ロタンダに接続された伸縮自在なトンネル部と、前記トンネル部の他端開口部に設けた接地用スロープとを備えており、ボーディングブリッジ、接地用スロープを利用して乗客はターミナルビルから機体の近くまでボーディングブリッジ内を歩いてゆくことができ、その後はエプロン上(地上)を歩行して機体エアステーから搭乗することができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、図1は航空機とボーディングブリッジとの関係を説明する平面図、図2は同側面図、図3は図2の要部拡大図である。
図1〜図3において、ボーディングブリッジは、一般に図1、図2に示すようにターミナルビルの乗降口に接続されたロタンダ1と、ロタンダ1に接続された伸縮自在なトンネル部2を備えている。トンネル部2のやや先端側には、駆動輪4及び昇降機構(不図示)を有する支持脚としてドライブコラム3が設けられている。また、本例のボーディングブリッジは従来ボーディングブリッジが備えているキャブを省いた構造となっている。ドライブコラム3に設けた駆動輪4は左右走行輪がそれぞれ個々のモータ、減速機により駆動される構成となっており、これら駆動輪及び昇降機構は、図示せぬ適宜の操作盤からの指令により操作される。操作盤は有線または無線で駆動輪や昇降機構に接続され遠隔操作できるようになっているが、ボーディングブリッジの先端開口部近辺に小さな操作盤を配置することもできる。また、本ボーディングブリッジはキャブを省略したトンネル部の先端開口下端に、図3に示すように折り畳み自在な接地用スロープ6がヒンジ連結7されている。そしてこの接地用スロープ6は図示せぬ油圧シリンダ、電動モータ等の適宜駆動機構により、図3に示すようにスロープ収納状態とスロープ使用状態とに起倒することができる構成となっている。
上記構成からなるボーディングブリッジは以下のように使用される。
ターミタルビルの近くに駐機した機体9のエアステー8にむけて、ドライブコラム3によりボーディングブリッジを旋回、伸長操作する。この操作によりボーディングブリッジの先端をできるだけエアステーに近づけて設置する。この状態で駆動機構を操作してボーディングブリッジの先端に設けた接地用スロープ6を前方に倒し、接地させる。
ターミタルビルの近くに駐機した機体9のエアステー8にむけて、ドライブコラム3によりボーディングブリッジを旋回、伸長操作する。この操作によりボーディングブリッジの先端をできるだけエアステーに近づけて設置する。この状態で駆動機構を操作してボーディングブリッジの先端に設けた接地用スロープ6を前方に倒し、接地させる。
設置されたボーディングブリッジ、接地用スロープ6を利用して乗客はターミナルビルから機体の近くまで歩いてゆくことができ、その後はエプロン上(地上)を歩行して機体エアステー8から搭乗することになる。この結果、雨天等の悪天候であっても、エプロン上を歩く距離が短くなり乗客は雨等に濡れる機会が少なくなり、搭乗が容易となる。
なお、ボーディングブリッジの先端に設ける接地用スロープ6は階段構造でもよく、傾斜面でもよい。また、ボーディングブリッジの先端は必ずしも図2に示すように地面に近づけて設置する必要はなく、やや高いところで停止し、そこからは階段状のスロープを利用して地上に降りることができるようにしてもよい。このようにすると、従来公知のボーディングブリッジにおいて、キャブの開口部に、階段状のスロープを設けることで、上記実施例と同様の作用効果を得ることができ、この結果、キャブのあるボーディングブリッジでも本考案を実施することが可能となる。
さらに、本考案はその精神又は主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施することができ、また、前述の実施例はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。
本考案は、空港建物と航空機を連絡するボーディングブリッジに関するものであり、直接機体にボーディングブリッジに接続できないような場合に利用できる。
1 ロタンダ
2 トンネル部
3 ドライブコラム
6 接地用スロープ
7 ヒンジ連結
8 エアステー
9 機体
2 トンネル部
3 ドライブコラム
6 接地用スロープ
7 ヒンジ連結
8 エアステー
9 機体
Claims (4)
- ターミナルビルの乗降口に接続されたロタンダと、一端が上記ロタンダに接続された伸縮自在なトンネル部と、前記トンネル部の他端開口部に設けた接地用スロープとを備えてなるボーディングブリッジ。
- 前記接地用スロープは駆動機構により、格納状態から接地状態に位置を変えることができることを特徴とする請求項1に記載のボーディングブリッジ。
- 前記伸縮自在なトンネル部は、駆動輪および駆動機構により格納状態と前方に傾斜した接地状態との2状態をとることができることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のボーディングブリッジ。
- 前記設置スロープは階段であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のボーディングブリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005007699U JP3116867U (ja) | 2005-09-20 | 2005-09-20 | ボーディングブリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005007699U JP3116867U (ja) | 2005-09-20 | 2005-09-20 | ボーディングブリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3116867U true JP3116867U (ja) | 2005-12-22 |
Family
ID=43279064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005007699U Expired - Fee Related JP3116867U (ja) | 2005-09-20 | 2005-09-20 | ボーディングブリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3116867U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7900307B2 (en) | 2007-03-16 | 2011-03-08 | Mitsubishi Heavy Industries Transportation Equipment Engineering & Service Co., Ltd. | Boarding bridge |
-
2005
- 2005-09-20 JP JP2005007699U patent/JP3116867U/ja not_active Expired - Fee Related
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